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著者
今井 康好 佐川 穣 土田 哲平 鷺谷 喜春 大野 晶子 重田 有美 武藤 亜弓
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報プロフェッショナルシンポジウム予稿集 第13回情報プロフェッショナルシンポジウム
巻号頁・発行日
pp.1-6, 2016 (Released:2016-11-17)
参考文献数
12

近年、地方創生の手段の一つとして観光が大きくクローズアップされ、各自治体でも観光政策の充実策を打ち出している。旧来型の戦略だけでは観光客に満足してもらうことが難しい大競争時代を迎えており、インフラ、商品、サービス、PR、人材など地域の総合力を結集した戦略が必要とされている。本研究では他地域に比べ、人口、経済、観光に伸び悩みのある高知県を選定し、高知県が抱える課題の把握、多面的な視点から課題解決の検討を進め、政策提言をまとめた。この政策提言を導くために用いた、現状把握⇒成功要因分析⇒課題把握⇒仮説作成⇒仮説検証の調査分析プロセスを紹介する。本検討結果が、観光事業従事者に参考になれば幸いである。
著者
高増 広大 田原 康之 清 雄一 大須賀 昭彦
雑誌
研究報告ソフトウェア工学(SE) (ISSN:21888825)
巻号頁・発行日
vol.2016-SE-191, no.2, pp.1-8, 2016-03-07

近年,スマートフォンの普及率が世界的に増加しているのに付随してスマートフォンアプリケーションの需要が高まっており,開発が進められてきている.そのため同じ課題を解決できるアプリケーション,すなわち類似したアプリケーションが多数出現している.そこでユーザはアプリケーションを利用して目的を満たす事は最低限の条件として,アプリケーションのコンテンツや使い易さ等,自分がこだわる観点でのアプリケーションの選定を行いたくなると考えられるが,多数の中からの選定は困難である.本研究では,ユーザが目的を達成する為にアプリケーションを導入するという前提で,ユーザのこだわりを考慮した推薦システムを提案する.そのために,通常アプリケーションの入手先となるアプリストアに投稿された他のユーザのレビューコメントに自然言語処理手法を適用する.具体的には,コメントから類似アプリケーションの特徴を表すと考えられる単語を抽出し,ユーザはそこから興味を持った単語を選ぶ.アプリケーションのレビューコメントにおいて単語の評価がネガティブかポジティブかを判定することにより,アプリケーションのその単語に関する評価値を算出し,ランク付けして推薦する.算出した評価値を,実際にアプリを使用した被験者による評価と比較し,またレビュー内に出現する単語に対するネガティブ・ポジティブの判定を,人手で作成した正解データと照らし合わせる事でシステムの評価を行った.
著者
太田 高裕
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 (ISSN:21879761)
巻号頁・発行日
vol.83, no.851, pp.17-00153-17-00153, 2017 (Released:2017-07-25)
参考文献数
17
被引用文献数
3

Shot peening is widely applied in the automotive and aerospace industries in order to improve the fatigue strength of the metal components by compressive residual stress. In the case of large components, the peening process is generally performed by moving peening equipment that follows a trajectory on the component surface by means of a robot. In order to construct a robot program for the shot peening of complex components, this study aimed to obtain a functional approximation of the impact pressure distribution in the shot stream. The impact pressure distributions were measured with pressure measurement films (Prescale) and a pressure distribution mapping system. The dependence of the mean impact pressure in the shot stream on the shot mass was in good agreement with the dependence of the arc height of the Almen strip on the shot mass. The impact pressure distributions using various shot masses and standoff distances were measured and approximated by modified Gaussian distribution functions, which included the saturation curve. Three coefficients in the modified Gaussian distribution functions depended on the shot mass and the standoff distance. The modified Gaussian distribution functions were used to determine the impact pressure distributions of a twice-shot peened samples. These calculated values were in good agreement with the experimental results. However, for tilted shot peening, the impact pressure distributions were more complex because the standoff distance at each position on the film was different. The impact pressure distributions of the tilted conditions calculated by the modified Gaussian distribution function, which considered the variation in the standoff distance, were in good agreement with the experimental results for a tilt angle ranging from 30° to 90°.
著者
芳賀 登
出版者
東京家政学院大学
雑誌
東京家政学院大学紀要 (ISSN:02866277)
巻号頁・発行日
vol.35, pp.A65-A124, 1995-07-31
著者
岡部 篤行 山田 育穂
出版者
青山学院大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2012-04-01

本研究は、空間自己相関を検定する統計量として頻繁に使用されているモランのI指標の正確な使用方法を提案したものである。多くの既存研究では、研究対象地域を構成するゾーン数がせいぜい100程度であれば、モランのI指標に正規性が仮定できるとして、空間自己相関がないという帰無仮説の統計的検定が行われている。本研究は、そのような多くのゾーン数であっても正規性は仮定できないことを示し、通常の利用方法は間違いを起こしやすいことを指摘した。この欠点を克服すべく、本研究では膨大な数のモンテカルロシミュレーションを行い、帰無仮説の元での限界値の数表を作成した。この数表を使うことで正確な統計的検定が可能となった。
著者
武脇 誠
出版者
富山大学
雑誌
富山大学紀要. 富大経済論集 (ISSN:02863642)
巻号頁・発行日
vol.37, no.2, pp.273-305, 1991-11

予算の果たすべき職能のうち,非常に重要でありかつ最も困難なものは,予算の動機づけに関する職能である。すなわち,計画,調整の面でいくら優れた予算を作成しても,それによりいかに従業員を,企業目標に向けて動機づけるかについての配慮の行われていない予算は,有用なものとはなりえないであろう。そこでこれまで様々な方策が講じられてきた。そのいくつかを挙げると,予算編成への参加,リーダーシップスタイル,予算のタイトネスレベル等である。そのうち特に予算に内在する問題として,以前にタイトネスレベルに関して検討したが,それと同時に会計的意味が強くかつ重要なのが報酬に関する問題である。この点に関して企業で一般的に行われている方法は,予算を達成するか否かにより,報酬に差をつけることで予算達成を促すものである。しかしこれは解決が非常に困難な問題である。それは,報酬の種類が極めて多様であるばかりでなく,それを従業員に与える方法,基準等についても多数のやり方が考えられ,どれが最適であるかについては,恐らく解決不能な問題だからである。その理由は,報酬を受けるのは様々な性格をもった人間であり,それ故に報酬に対する感じ方が極めて多様なためである。従ってこの考察に際しては,他の動機づけの問題以上に人間の心理学的考察が不可欠となる。そこで当論文では,この極めて困難な分野についての考察の第一歩として,心理学における成果を充分参考にしつつ,これまでこの問題に関して発表されたいくつかの論文を検討し,今後のこの分野の研究の基盤とすることを目的としたい。
著者
岡藤 正広
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1612, pp.74-77, 2011-10-17

商売もプロ野球の試合みたいなもので、一つひとつが真剣勝負です。その勝敗の積み重ねが、ペナントレースの結果につながるわけですが、商売では期末の決算がそれに当たります。 プロ野球の全球団が優勝を目指すように、僕らも予算達成を最優先に、商売に突き進んでいきます。そして、期初に立てた目標を達成できれば勝ちやし、届かなければ負けということになります。
著者
冨士田 益久 木原 秀文 藤本 嘉治 吉田 裕 三吉 一子 米虫 和子
出版者
Japanese Society of Gerodontology
雑誌
老年歯科医学 (ISSN:09143866)
巻号頁・発行日
vol.10, no.3, pp.250-257, 1996

大阪市では在宅寝たきり高齢者の歯科保健対策について調査研究を行うため, 訪問診査を実施している.1993年 (平成5年) 1月から3月まで大阪市内4区 (東部-城東区, 西部-大正区, 南部-東住吉区, 北部-東淀川区) に居住する65歳以上の在宅寝たきり高齢者の歯科保健の実態とニーズを調査し, その概要を把握した.それに基づき, 大阪市東淀川区歯科医師会では1994年 (平成6年) 6月1日より大阪市からポータブル歯科診療器具の貸与を受け, 実際の訪問歯科診療を行っている.今回, 大阪市4区の訪問診査の結果を報告すると共に, 現在実施している大阪市東淀川区の在宅寝たきり高齢者訪問歯科診療について報告する.<BR>訪問診査の調査対象者は, 大阪市環境保健協会訪問指導員による訪問指導を受けている者のうち厚生省寝たきり度判定基準B, Cランクに属し, 65歳以上で, 上記4区に居住し, 訪問診査を希望する者で, 総計52名に実施した.そのうち歯科診療を希望する者が26名 (50.0%) あり, 診査に当たった歯科医師は, 29名 (55.8%) に歯科診療の必要性を認めた.また, 1994年6月1日から1995年3月31日までの間に大阪市東淀川区で実施した訪問歯科診療の件数は, 8名で, 延べ訪問回数は55回であった.<BR>これらの結果から, 在宅寝たきり高齢者の口腔内の状態の改善と向上を図り, 歯科保健指導ならびに訪問歯科診療の推進が必要であり, それらを整備し, 充実することは, 在宅寝たきり高齢者の口腔保健と福祉の向上に有意義であることが示唆された.
著者
牧野 丹奈子
出版者
桃山学院大学
雑誌
桃山学院大学経済経営論集 (ISSN:02869721)
巻号頁・発行日
vol.58, no.1, pp.21-61, 2016-07-06

In this paper, we use the term "sociality" in contrast with "economy" to indicate performance that creates value for society. To consider "sociality" in business, we require a dynamic system to describe the interactive change between agents tackling social problems and the society. Those who consider the concept of a dynamic system for sociality need to regard themselves as actual elements of the system. In other words, they need to recognize that they can change the system by their own efforts. In this paper, we found that consideration of such a system results in proactiveness, a sense of responsibility, and positive behavior in individuals through our interview research.
著者
中里見 敬
出版者
九州大学附属図書館
雑誌
九州大学附属図書館研究開発室年報 (ISSN:18813542)
巻号頁・発行日
vol.2016, pp.1-11, 2017-08

2016年に中国で出版・公開された劉承幹『求恕齋日記』および「1939年周作人日記」の中に,濱一衛に関する記述が見つかった.九州大学附属図書館濱文庫に所蔵される中国演劇資料を収集した濱一衛の中国留学・再訪に関するこれらの新資料を紹介し,あわせて「1939年周作人日記」によって由来が明らかになった濱文庫所蔵『春水』手稿本について論じる.
著者
相部 久美子 梶原 瑠衣 古賀 京子 星子 奈美 山根 泰志
出版者
九州大学附属図書館
雑誌
九州大学附属図書館研究開発室年報 (ISSN:18813542)
巻号頁・発行日
vol.2016, pp.1-12, 2017-08

九州大学附属図書館では,近年の図書館員の関心の高まりにより,所蔵資料に押印された蔵書印の画像収集や印主の調査が行われてきた.それらの成果を公開するデータベースとして「蔵書印画像」ブラウズ画面を公開している.本稿は,そうした蔵書印収集と公開による様々な成果や事例を報告し,その意義を示すものである.また,特筆すべき例として,近年発見された,医学史・デザイン上極めて価値の高い「ショイベ文庫」の蔵書票について紹介する.
著者
古賀 京子
出版者
九州大学附属図書館
雑誌
九州大学附属図書館研究開発室年報 (ISSN:18813542)
巻号頁・発行日
vol.2016, pp.1-5, 2017-08

医学図書館にある貴重古医書の中で興味をひかれた資料について報告する.