著者
八千代, 弦月 著
出版者
田中書店
巻号頁・発行日
1911
著者
鈴木 俊哉
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
研究報告デジタルドキュメント(DD)
巻号頁・発行日
vol.2013, no.1, pp.1-8, 2013-07-19

近年、モバイルデバイスでのセキュリティ配慮のためにアプリケーションの実行環境も仮想環境や Web ブラウザ内部に閉じられ、様々な周辺機器への利用が難しくなってきている。本稿では JavaScript インタプリタが対応していないキャラクタデバイスの制御信号を WebSocket によって受信し、Web アプリケーションのインタフェースを改善する可能性について試験実装と評価を行った。Recent mobile devices restrict the distribution and the installation of the software, and the applications are permitted to be executed under some virtualized machines or in the web browser. Thus it is difficult for the software developers to extend the user interfaces of their applications with special human interface devices (HID). Although there is a movement of a migration from all physical HID into "virtualized" HID using trackpad with multitouch features, it is not easy to realize many devices onto single trackpad, because the touch events on the web application are tightly bound to the document object models. In this report, the direct injection of the control packet from the character devices to web applications is discussed, and preliminary implementation based on WebSocket technology is evaluated.
著者
三木 雅道 高田 潤 鈴木 道隆 菊池 丈幸
出版者
兵庫県立大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2004

ウッドセラミックス(WCS)は,廃木材を原料とし,フェノール樹脂と複合化して低酸素中での熱処理によって得られる炭素系新素材であり,木質由来の易黒鉛化炭素(多くのマクロ孔を有する)とフェノール樹脂由来の難黒鉛化炭素(ミクロ孔の生成に有効)から構成される複合炭素材料である.ウッドセラミックスの製法には2種類あり,中密度繊維板(MDF)に液状フェノール樹脂を含浸させて後,焼成する「MDF法」と,木粉とフェノール樹脂粉を混合後,室温プレスして後焼成する「粉末法」とがある.本研究は,このウッドセラミックスを有害ガスや水分の吸着材として活用することを目指して,その吸着量の指標となる比表面積を上昇させるには,MDF法がよいのか?木粉法がよいのか?さらに,フェノール樹脂の量は比表面積にどのような影響をおよぼすのか?また,原料に用いる木材の種類はどのようなものがよいのか?を調べるために行なった.得られた成果を列挙すると,以下のようになる.(1)同じフェノール樹脂量の場合,粉末法の方がより高い比表面積を得られることがわかった.すなわち,700℃焼成の場合,フェノール樹脂量を30%と一定にした場合,MDF法では,280m^2・g^<-1>,木粉法では,380m^2^<-1>であった.(2)粉末怯の場合,フェノール樹脂粉の量を増加させるにつれて,比表面積も増大した.ただ,100%フェノール樹脂粉にすると,かえって比表面積は低下した.700℃焼成試料の最高の比表面積は,70%フェノーノレ量の場合で450m^2・g^<-1>であった.(3)原料木材の種類が比表面積におよぼす影響を調べた結果,嵩密度の大きいうばめ樫は比較的低温の600℃ですでに330m^2・g^<-1>を示したが,その後800℃まで昇温してもその値はほとんど変わらなかった.一方,嵩密度の小さい針葉樹(松,杉)や竹,広葉樹のアオダモは,600℃で焼成では200-280m^2^<-1>とうばめ樫より低い値を示すが,700℃焼成では330m^2^<-1>とほぼ同じ値に追いつき,800℃焼成ではうばめ樫を追い越して330-450m^2^<-1>となった.このことから,600℃のような比較的低温焼成で大きな比表面積を得るためには,うばめ樫粉末とフェノール樹脂粉末を用いるのがよく,800℃での焼成ではアオダモや杉,松の粉末とフェノール樹脂の粉末を用いれば,高い比表面積を得ることが出来ると考えられる.
著者
竹澤 邦夫 二宮 正士 吉田 康子 本郷 千春 徳井 和久 伊東 明彦 竹島 敏明
出版者
システム農学会
雑誌
システム農学 (ISSN:09137548)
巻号頁・発行日
vol.25, no.2, pp.121-127, 2009-04-10

リモートセンシングデータを用いて水稲の収量を高い精度で推定する方法として、当該年次と過去の年次のデータに異なった重みをつけることが考えられる。その際、過去の年次のデータに対する重みとして年次によって異なる値を用いることができる。その際の重みの値を最適化するために確率的な最適化手法を試みた。回帰式として重回帰式を用いた。その結果、ここで用いたデータに関しては年次によって異なる値を用いた場合はむしろ予測誤差が大きくなってしまうことが分かった。過去のデータと当該年度のデータに対する重みとして全て同じ値を用いた場合に予測誤差が最も小さくなった。これは、回帰におけるパラメータの数を多くしすぎると過剰適合によって予測誤差が大きくなる現象の一例と考えられる。しかし、最適化された重みに対して収縮手法を用いることによって全ての重みの値を等しくした場合よりも予測誤差が小さくなることも分かった。
著者
IWASAKI Taku
出版者
日本昆虫学会
雑誌
昆蟲 (ISSN:09155805)
巻号頁・発行日
vol.59, no.2, 1991-06-25
被引用文献数
1
著者
辻 悦子 辻 啓介
出版者
日本脂質栄養学会
雑誌
脂質栄養学 (ISSN:13434594)
巻号頁・発行日
vol.7, no.1, pp.56-65, 1998-03-25 (Released:2009-04-10)
参考文献数
12
被引用文献数
1 2

日本人の脂肪摂取の長期間の推移を知るために,1952年から1995年度までの44年間の国民栄養調査成績から脂肪酸摂取量や脂肪酸摂取比率を算出した。その結果,次のような知見が得られた。1 44年間で脂肪摂取量は3倍に,総脂肪酸摂取量は3.1倍に増加した。2動物性脂肪:植物性脂肪:魚類由来脂肪は,1952年は0.6:3.7:1であり,1995年には4.1:5.4:1で,摂取比率では動物性脂肪が増加し植物性脂肪は減少した。3飽和脂肪酸:一価不飽和脂肪酸:多価不飽和脂肪酸は1952年の1:1:1.5から1995年には1:1.1:1と変化した。4 44年間で飽和脂肪酸は3.5倍,一価不飽和脂肪酸は3.9倍,多価不飽和脂肪酸は2.2倍の増加で,飽和や一価不飽和脂肪酸の増加は肉類摂取の影響が大きかった。5 n-6/n-3,リノール酸/α-リノレン酸は1952年ではそれぞれ4.1,8.6で,1995年では4.7,8.8であった。6総脂肪酸量に占めるリノール酸やα-リノレン酸の割合は,1995年では1952年よりも減少していた。7 n-6系多価不飽和脂肪酸の供給源は油脂類,n-3系多価不飽和脂肪酸の供給源は魚類が1位であった。8摂取する油脂類として,植物油を各種に置換してn-6/n-3を算出すると,n-3系多価不飽和脂肪酸,特にα-リノレン酸の多い植物油ではn-6/n-3は低下した。
著者
木村 陽子
出版者
早稲田大学国文学会
雑誌
国文学研究 (ISSN:03898636)
巻号頁・発行日
vol.148, pp.155-166, 2006-03-15

1 0 0 0 OA 異国叢書

出版者
駿南社
巻号頁・発行日
vol.[第9], 1929

1 0 0 0 OA 異国叢書

出版者
駿南社
巻号頁・発行日
vol.[第5], 1928

1 0 0 0 OA 異国叢書

出版者
駿南社
巻号頁・発行日
vol.[第2], 1928
著者
喜多 千草 前島 正裕 山田 昭彦
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.54, no.7, pp.728-733, 2013-06-15

本稿は,国鉄初の座席予約システム「MARS-1」を設計し,またソフトウェア工学の分野で多くの成果を上げて活躍された大野豊氏にインタビューした内容をまとめたものである.
著者
中川 圭 鈴木 正徳 海野 倫明 遠藤 公人 片寄 友 松野 正紀
出版者
The Japan Society of Hepatology
雑誌
肝臓 (ISSN:04514203)
巻号頁・発行日
vol.41, no.12, pp.823-828, 2000-12-01
被引用文献数
2 4

著者らは骨髄異形成症候群 (myelodysplastic syndrome: MDS) による続発性造血性ヘモクロマトーシス (erythropoietic hemochromatosis) を基礎疾患とした肝細胞癌の1切除例を経験した.<BR>症例は平成元年より肝機能異常・貧血を指摘され, 平成9年肝硬変・糖尿病の診断. 平成10年胆嚢摘出術の術前精査で骨髄異形成症候群 (MDS-RA (reactory anemia) 型) の診断を受け, 平成12年経過観察中にS5, 8境界領域の高-中分化型肝細胞癌を認め手術施行した. 術後のペルシアンブルー染色でKupffer細胞が強く染色されるとともに肝細胞に鉄顆粒が認められ, 本症例が続発性ヘモクロマトーシスであることを示唆していた. MDSでは無効造血で鉄が余剰となるため合併症として本症のごときヘモクロマトーシスを発生しうる. 本症例はヘモクロマトーシスに肝癌を併発し切除されたもので, 本邦報告例としてはきわめて稀な症例である.

1 0 0 0 人の信念

著者
藤田勇 著
出版者
東洋堂
巻号頁・発行日
1941