著者
中路 達郎
出版者
北海道大学低温科学研究所 = Institute of Low Temperature Science, Hokkaido University
雑誌
低温科学 (ISSN:18807593)
巻号頁・発行日
vol.67, pp.497-506, 2009-03-31

本節では,植物葉を対象とした分光特性研究の基礎的な知見と,野外における基本的な計測手法について解説し,葉内色素や光合成活性と関連した研究で用いられる評価指標(分光植生指標)について紹介する.
著者
Hayashi Hiroyuki Katayama Shota Komura Takahiro Hinuma Yoyo Yokoyama Tomoyasu Mibu Ko Oba Fumiyasu Tanaka Isao
出版者
John Wiley & Sons, Inc.
雑誌
Advanced Science (ISSN:21983844)
巻号頁・発行日
2016-08
被引用文献数
21

高効率スクリーニングによる新しい2価スズ酸化物系光触媒材料の発見. 京都大学プレスリリース. 2016-09-14.
著者
辻 陽
出版者
近畿大学法学会
雑誌
近畿大学法学 (ISSN:09164537)
巻号頁・発行日
vol.58, no.2, pp.289-336, 2010-12
著者
中嶋 正之
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.38, no.39, pp.33-36, 2014-09-25

本報告では、主に中嶋が所属するウプサラ大学におけるゲーム関係の教育と、スウェーデンで盛んになっているゲーム産業の一端を紹介する。ウプサラ大学のゲームデザイン学科は、スウェーデンを代表するゲーム教育に特化した大学であり、世界におけるゲーム産業への人材育成に貢献している。学科の紹介や、毎年行われる、GGC (Gotland Game Conference)と名づける、本大学独自での独自のイベント、また中嶋の所属するCML (Convergent media Laboratory)では、エンジニアリング教育と研究について紹介する。また最近大きな産業となっているスウェーデンにおけるゲーム産業の現状について紹介する。
著者
橘川 宗彦 大場 基夫 工藤 盛徳
出版者
水産増殖談話会
雑誌
水産増殖 (ISSN:03714217)
巻号頁・発行日
vol.54, no.2, pp.231-236, 2006-06-20

ワカサギ卵を水生菌の発生を抑え効率よく孵化させるため、陶土を用いて不粘着処理した受精卵を高密度で収容できる孵化器を用いる方法と従来の屋外飼育池に敷設した着卵基質に付着孵化させる方法とで孵化管理の比較試験を試みた。孵化器では屋外飼育池に比較し今回の試験では約5分の1省スペース化され、使用水量も約3分の1に節水された。発眼率では有意差は認められなかったが、飼育池で観察された卵の脱落による減耗も孵化器では防止できたことや、受精卵の収容から孵化までの死卵の分離除去が容易であり、薬剤等を使用せずに水生菌の抑制ができる等の利点があった。一度に多量の受精卵収容作業では不粘着処理に多少時間を要するが、不粘着処理した受精卵を孵化器に収容する新たなワカサギ受精卵の効率的な孵化管理法を紹介した。
著者
藤川 裕司 片山 知史 安木 茂
出版者
日本水産増殖学会
雑誌
水産増殖 (ISSN:03714217)
巻号頁・発行日
vol.62, no.1, pp.1-11, 2014-03-20 (Released:2015-04-02)
参考文献数
21
被引用文献数
1

宍道湖のワカサギは1994年漁期に激減し,その後不漁が継続している。今後,資源の増大策を検討する必要があるが,そのためには生活史を通した生息場所と回遊パターンを明らかにしておくことが基本的に重要な課題である。耳石のストロンチウム,カルシウム比の分析結果,ます網調査およびひき網調査結果から回遊パターンを調べた。その結果,主たる産卵場である宍道湖流入河川の斐伊川で孵化したワカサギは速やかに流下し,5 ~ 8 月を中心に大部分が中海かあるいは海へ降下し,産卵期の 1 ~ 2 月になると産卵のために宍道湖へ遡上するものと考えられる。その降海前の生息場としては,流入河川が重要であると推測された。以前の豊漁時代に資源の主体であった湖内残留群は,現在は低位水準にあると考えられる。
著者
伊藤龍也著
出版者
現代書館
巻号頁・発行日
2016
著者
古谷 真帆
出版者
一般社団法人中国研究所
雑誌
中国研究月報 (ISSN:09104348)
巻号頁・発行日
vol.61, no.4, pp.41-50, 2007-04

急速な経済発展を遂げる隣国中国の知的財産権侵害の実情は日本でも頻繁に報道されている。この様に知的財産保護に関し問題視される中国が,現在国家知的財産戦略制定作業を進めている。本稿は,近く発表されるであろう国家知的財産戦略の内容を既に制定されている地方知的財産戦略の内容等から予測し,中国が有効な知的財産の取扱いをどの様に捉えているかについて考え,知的財産権問題で中国が置かれている立場を探ろうと試みるものである。
著者
斎藤 亮司 藍澤 宏 北島 千寿
出版者
農村計画学会
雑誌
農村計画論文集 (ISSN:09129731)
巻号頁・発行日
vol.3, pp.1-6, 2001-12-07
被引用文献数
4

住民各人の価値観のもと、日常の生活・生産活動を通じ、目にしている集落環境に対する認識状況や評価の特徴や捉えるため、被験者にインスタントカメラを渡し、集落内の中で「大切なものと」と「みっともないもの」の双方を撮影してもらった。評価対象物と被験者との関係から以下の様な集落環境整備の課題とその方向性が求められた。住民各人の視点からプラス評価だけでなくマイナス評価についても把握することは、集落環境の現状を捉える有効な手段となり、適切な維持・保全が求められている具体的な環境要素を抽出できた。今後は、環境整備活動において多世代の住民の意見や考えを取り入れる機会を設けることが必要であることを明らかにした。
著者
小平 裕
出版者
成城大学
雑誌
経済研究所年報 (ISSN:09161023)
巻号頁・発行日
no.25, pp.123-139, 2012-04
出版者
日経BP社
雑誌
日経ニューメディア (ISSN:02885026)
巻号頁・発行日
no.1393, pp.10-11, 2013-11-11

「審決の認定は実質的証拠に基づかないもので、その判断にも誤りがあることから、審決を取り消す」──。公正取引委員会が日本音楽著作権協会(JASRAC)への排除措置命令を取り消す審決を行ったことを受けて、イーライセンス(原告)が公取委(被告)に対し審…
著者
矢野 友加里 川原崎 雅敏
出版者
電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D, 情報・システム (ISSN:18804535)
巻号頁・発行日
vol.J93-D, no.3, pp.265-281, 2010-03-01

本研究では,日本音楽著作権協会(JASRAC)等を訪問し,音楽利用に関する著作権使用料徴収・分配の現状について調査を行った.その結果,インタラクティブ配信の領域において,楽曲利用の報告が不十分なために著作権使用料の徴収・分配精度が低く,決定的な対策がとられていないことが分かった.本論文では,インタラクティブ配信の中で違法な楽曲流通が多いP2P(Peer-to-Peer)ネットワークによるユーザ間の音楽共有に対して,現在行われている不正流通の監視ではなく,著作権処理を行わせた上で,合法的にP2Pネットワークで楽曲を流通させる方式を提案する.提案方式では,P2Pネットワークでの楽曲流通を管理するために,著作権管理サーバと呼ぶサーバを置く.また,ユーザが流通させる楽曲の特定に,放送番組の利用楽曲特定に実用化されつつあるオーディオフィンガープリント(AFP)を利用する.各種のP2Pネットワークで流通する楽曲について,AFP技術を用いた著作権処理の所要機能を明らかにし,諸機能をユーザPCとサーバの連携によって実現する著作権処理プラットホームの提案と評価を行う.更に,AFPによる楽曲特定をリアルタイムで行うためのAFP照合システムについて,各種サーバ分散処理方式の性能解析を行い,AFP照合に伴うユーザ待ち時間を合理的な範囲内に抑える分散形態を明らかにする.
出版者
日経BP社
雑誌
日経ニューメディア (ISSN:02885026)
巻号頁・発行日
no.1467, 2015-06-01

放送分野での著作権管理事業を手がける日本音楽著作権協会(JASRAC)と放送事業者が締結している包括的利用許諾契約(包括契約)が岐路に立たされている。両者の包括契約については、公正取引委員会が「放送利用についての管理楽曲の利用許諾分野における競争…
出版者
日経BP社
雑誌
日経ニューメディア (ISSN:02885026)
巻号頁・発行日
no.1370, 2013-05-27

日本音楽著作権協会(JASRAC)は2013年5月22日の定例記者会見で、JASRACと契約を結ばずに楽曲を利用している山口県の有線放送事業者を相手取り損害賠償請求などを求める提訴を2013年2月に行ったことを明らかにした。質疑応答時に本誌の質問に答える形で経緯などを述…