1 0 0 0 神道集

著者
安居院 作
出版者
大岡山書店
巻号頁・発行日
1934
著者
三島由紀夫著
出版者
新潮社
巻号頁・発行日
1966
著者
近藤 和生 松本 道明 吉田 貴司 園田 高明
出版者
The Society of Chemical Engineers, Japan
雑誌
化学工学論文集 (ISSN:0386216X)
巻号頁・発行日
vol.26, no.4, pp.542-547, 2000-07-10
被引用文献数
1 2

本研究では, リチウムに対して高い選択性を期待できる新規な抽出試薬である含フッ素フタロシアニン誘導体 (ヘキサデカ (2, 2, 2-トリフルオロエトキシ) フタロシアニンおよびヘキサデカ (2, 2, 3, 3, 3-ペンタフルオロプロポキシ) フタロシアニン) を合成した. まずこれらの抽出剤によるアルカリ金属の抽出平衡を測定した. 低pH領域ではどの金属イオンもpH依存性を示さず, イオン対の形で抽出され, またリチウムおよびカリウムについては高pH領域ではpH依存性を示し, カチオン交換型の抽出が生じているものと推察された. これらの抽出反応における抽出種および抽出平衡定数を決定した. 高pH領域では両抽出試薬ともにリチウムに対して選択性を示した. この領域でヘキサデカ (2, 2, 2-トリフルオロエトキシ) フタロシアニンによるリチウムイオンの抽出速度を平面接触型撹拌槽を用いて測定した. 抽出速度過程は, 抽出試薬の拡散過程によって律せられていることが推察された.
著者
谷口 勇仁 小田 寛貴
出版者
北海道大学大学院経済学研究科
雑誌
經濟學研究 (ISSN:04516265)
巻号頁・発行日
vol.66, no.1, pp.13-22, 2016-06-09

本稿は,大学院の理系研究室の運営を「ラボラトリーマネジメント」と位置付け,効果的なラボラトリーマネジメントを探求するために,ラボラトリーマネジメントの課題を明らかにすることを目的としている。まず,ラボラトリーマネジメントに関連する先行研究を概観した上で,先行研究では民間研究組織との比較検討の視点が欠けていることを指摘した。次に,大学院理系研究室と民間研究組織との比較検討から①小規模な組織,②高い流動性,③PIの大きな自由裁量度,④多面的な成果評価という4つの特徴を導出し,大学院研究室の運営責任者であるPI(Principal Investigator,主任研究員)は,「小規模で流動性が高い組織において,大きな裁量のもとに,多様な成果を達成することを求められている」ことを明らかにした。最後に,上記の特徴を検討し,ラボラトリーマネジメンの課題として,①先輩と後輩の経験格差が非常に小さいことを前提としたOJTの運用と,②実験研修・研究打合せ・研究発表等の制度の構築と維持を指摘した。
著者
辻井 重男 山口 浩 五太子 政史 角尾 幸保 井堀 幹夫 山本 拓真
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SITE, 技術と社会・倫理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.111, no.363, pp.19-24, 2011-12-10

先ず,電子行政を,精神構造,社会システム,技術システムの3階層として捉え,各々の階層について概説した後,現在,内閣官房を中心に政府で検討が進められている情報連携基盤について技術システムの立場から考察する.情報連携基盤は,認証機能,番号機能,情報連携機能の3機能を有するが,認証機能については,公的個人認証などの実績があるので,これらを利用すれば良く,番号機能については,個人情報保護を中心に政府で議論が深められている.しかし,情報連携機能については,考察が進んでいないように見受けられる.情報連携基盤の大きな目的は,個人情報を最大限保護しつつ,これを国民のために活用することにある.本論文では,暗号技術などの利用により,個人情報の保護と活用の間の矛盾を可能な限り超克し得る技術システムの構成法を提案する.
著者
藤田 敦
出版者
一般社団法人 日本教育心理学会
雑誌
教育心理学研究 (ISSN:00215015)
巻号頁・発行日
vol.53, no.1, pp.122-132, 2005-03-31 (Released:2013-02-19)
参考文献数
12
被引用文献数
4

概念受容学習事態において, 複数の具体的事例を提示して概念の説明を行うと, 学習した概念の般化が促進されるという知見がある。この促進効果を, 科学的な概念領域において検証し, 説明することが本研究の目的である。まず, 66名の大学生を被験者として, 具体的な実験事例を提示しながら気圧の力学的な性質について説明する実験授業を行った。その後, 被験者が, 提示された実験事例とどの程度類似する般化問題であれば, 学習した概念を適用可能であるかを調べた。その結果, 提示する事例数が少ない場合には, 表面的な特徴が提示事例と類似する問題に対しては学習した知識を適用できること, 提示事例数が増えることで, 表面的には異なるが構造的には類似しているというタイプの問題に対しても, 知識の適用範囲が拡がることが確認された。この結果に基づき, 概念受容学習事態において複数事例を提示する効果は, 学習者が, 提示される事例間の共通点を手がかりとして, 学習した概念の適用範囲を判断するための基準を再構成していくことによって生じるのではないかという考察を行った。
著者
小柳 健 川上 光彦
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.76, no.662, pp.789-797, 2011-04-30 (Released:2011-07-29)
参考文献数
17
被引用文献数
2 3

Reconstructing or repairing of damaged houses is the most important theme to revive the earthquake-damaged area, and the public support system fulfill important roll. The purpose of this study is to clarify how utilized public support system for reconstructing or repairing of damaged houses in a case of Noto Peninsula Earthquake. Repair of damaged houses was regarded as important reconstruction method for revitalization and the supporting system was formulated. Four out of ten damaged houses were repaired by utilizing the system, and they were fairy improved the quake-resistance level, barrier-free standard and other aspects. They also were repaired considered a local climate and townscape in a surrounding area.

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1894年08月28日, 1894-08-28
著者
Said Salama Moselhy 浅見 忠男 Khalid Omer Abualnaja Abdulrahman Labeed Al-Malki 山野 博之 穐山 忠大 和田 隆之介 山岸 卓矢 彦坂 政志 岩川 純也 岡田 憲典 森 昌樹 Taha Abduallah Kumosani
出版者
日本農薬学会
雑誌
Journal of Pesticide Science (ISSN:1348589X)
巻号頁・発行日
vol.41, no.3, pp.79-82, 2016-08-20 (Released:2016-08-23)
参考文献数
25
被引用文献数
11

ポリアミンは,生長,分化や形態形成といった生体内の基本的な生理過程のみならず様々な環境ストレスへの抵抗性にも関与していることが報告されている.本論文では,ポリアミンの一種であるスペルミジンのイネいもち病に対する抵抗性を高める効果について報告している.まずイネへのスペルミジン処理がイネいもち病への抵抗性を付与することを,続いてサリチル酸シグナル経由の病害抵抗性マーカー遺伝子であるPR1bとPBZ1やファイトアレキシン生合成遺伝子であるCPS4やNOMTの発現を上昇させることを明らかにした.本論文はイネ病害抵抗性におけるスペルミジンの関与を初めて示した点に意義がある.
著者
山崎 友里江 蓮見 孝
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集 日本デザイン学会 第58回研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.161, 2011 (Released:2011-06-15)

現状の病院食は、患者の症例に合わせた数百食もの食事を用意するための作業コストや配膳時の都合により、見た目が損なわれている傾向がある。充実した食事を摂ることは患者にとって精神的健康に繋がるため、どのような状況下においても、おいしいと感じながら食事を摂ることができるような仕組みづくりをデザインの観点から行うことが望まれる。本研究では、病院食の見た目を損なう原因として、ここで使われている特殊なトレーの形状によって食器の配置が乱れていることに着目した。そこで、病院食のトレーの上に、パターンを施したシートを敷くことによって、トレー上の構成を美しくし、食事をおいしそうに見せるためのパターンデザインに取り組んだ。
著者
古西 満 善本 英一郎 三笠 桂一 成田 亘啓
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.87, no.11, pp.2234-2239, 1998-11-10 (Released:2008-06-12)
参考文献数
7

敗血症の臨床像は患者の基礎疾患で異なり,ショックや播種性血管内凝固症候群(DIC)を合併した症例は予後が不良で,敗血症治療時には合併症治療も行なう必要がある.敗血症性ショックの病態は末梢血管拡張と血管透過性亢進とによる循環障害で,治療の基本は体液補正である.敗血症によるDICは線溶抑制型で,より臓器障害を起こし易いので積極的な治療が求められる.したがって感染症治療時は原因治療とともに全身管理が重要な課題となる.
著者
関 健太郎 榎本 忠儀
雑誌
研究報告オーディオビジュアル複合情報処理(AVM)
巻号頁・発行日
vol.2013-AVM-81, no.1, pp.1-6, 2013-07-12

SHV 向けに動きベクトル検出処理速度を超高速化した帯状探索窓動きベクトル検出アルゴリズムを開発した。本アルゴリズムは 0 次~ 2 次探索で構成される。0 次探索は複数の候補点より最適な探索点を得る予備探索、1 次探索は帯状探索窓探索、2 次探索はダイアモンド探索である。本アルゴリズムを H264/AVC に準拠したソフトウェアエンコーダに実装し、6 種類の HDTV(High Definition TeleVision) 画像 (“Bronze with Credits”、“Ice Hockey”、“Whale Show”、“Tractor”、“Riverbed”、“Inter-section”) に適用し、画質、探索速度を評価した。その結果、本アルゴリズムは全探索法と遜色のない高画質を維持することができた。 “Bronze with Credits” で評価した本アルゴリズムは探索速度を FS の 204.53 倍、S-UMHS の 3.346 倍、EPZS の 1.727 倍、高速化することができた。
著者
丹羽 公雄
出版者
社団法人 日本写真学会
雑誌
日本写真学会誌 (ISSN:03695662)
巻号頁・発行日
vol.67, no.6, pp.561-568, 2004-12-25 (Released:2011-08-11)
参考文献数
14

写真乾板を放射線の飛跡検出器に特化した原子核乾板は素粒子・原子核・宇宙線などの放射線を3次元的な飛跡としで記録する検出器である.最近になっで, 光学顕微鏡による観察時間の障害が自動飛跡読み取り技術によっで克服された.ミクロンの空間分解能で放射線の飛跡を捉える能力を活用した素粒子・原子核・宇宙線などの実験を紹介し, 今後の原子核乳剤自身の改良すべき課題についでも議論する.
著者
石川 智治 三井 実 熊谷 隆富 日比野 靖 宮原 誠
出版者
日本感性工学会
雑誌
日本感性工学会論文誌 (ISSN:18828930)
巻号頁・発行日
vol.8, no.4, pp.1021-1024, 2009-03-31 (Released:2016-01-25)
参考文献数
7

We have found that the sense of brilliant observed from an image is deteriorated by a digital processing of granular noise reduction. By seven grade subjective assessment tests about “sense of brilliant” removing and adding isolated impulsive dots, “sense of brilliant” was deteriorated “-2”(reduction) and improved “+1”(addition). We have found the more than 5.4% isolated impulsive dots of total pixel greatly generated “sense of brilliant”.