著者
Baldwin J.F. Martin T.P. Rossiter J.M.
出版者
バイオメディカル・ファジィ・システム学会
雑誌
Biomedical fuzzy and human sciences : the official journal of the Biomedical Fuzzy Systems Association
巻号頁・発行日
vol.5, no.1, pp.73-78, 1999-09

We present a new method for modelling ordered datasets using Baldwin's mass assignment. This method generates a simplified memory-based fuzzy belief updating model. The predicted class fuzzy set naturally describes the current state of belief and the previous class fuzzy set defines how previous beliefs colour future beliefs. The model is implementaed using Fril evidential logic rules. Results are given in application to particle classification and facial feature detection. The models generated using this method are concise linguistically clear glass box models.

1 0 0 0 OA 日本経済年誌

著者
全国経済調査機関連合会 編
出版者
全国経済調査機関連合会
巻号頁・発行日
vol.昭和18年版, 1943
著者
Rattaporn Sihawong Ekalak Sitthipornvorakul Arpalak Paksaichol Prawit Janwantanakul
出版者
(公社)日本産業衛生学会
雑誌
Journal of Occupational Health (ISSN:13419145)
巻号頁・発行日
vol.58, no.1, pp.16-24, 2016 (Released:2016-02-29)
参考文献数
46
被引用文献数
2 52

Objective: All occupations expose workers to varied and unique conditions. The nature of work has been recognized as influencing the health of workers. Whether predictors for chronic neck and low back pain would be occupation-specific is unknown. This study aimed to identify predictors for chronic neck and low back pain in a cohort of office workers. Methods: A prospective study was carried out among 669 healthy office workers. At baseline, risk factors were assessed using a questionnaire and standardized physical examination. A symptomatic case was defined as an individual who reported pain greater than 30 mm on a 100-mm VAS, and chronic pain was defined as experiencing ongoing neck or low back pain for greater than 3 months over the past 6 months. Two regression models were built to analyze the risk factors for developing chronic neck and low back pain. Results: Of the sample, 17 and 27% of office workers who reported a new onset of neck or low back pain developed chronicity, respectively. Predictors for chronic neck pain were high body mass index, frequent neck extension during the work day, high initial pain intensity, and high psychological job demands. The development of chronic low back pain was associated with history of low back pain and high initial pain intensity. Conclusions: The findings suggest that predictors for chronic musculoskeletal pain in a subpopulation may be a subset of predictors identified in a general population or occupation specific. Successful management to prevent chronic musculoskeletal pain may also need to consider the patient's occupation.(J Occup Health 2016; 58: 16–24)
著者
苅谷 聡紀 片山 透 田仲 正幸 太細 孝 成瀬 一明 辻 秀一
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告情報システムと社会環境(IS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2004, no.35, pp.53-59, 2004-03-23
被引用文献数
5

近年、世界各国で地域通貨が運用されている。地域通貨は特定地域のみで使用が可能な通貨であり、これを利用することで特定地域内での個人間取引による相互扶助の活性化の効果等が期待できる。従来の地域通貨コミュニティーの運営方式に対して、より利便性の高い通貨運用を実現するためにモバイル端末による運用支援システムの導入を提案する。また、クライアント・サーバ型によるモバイル・アプリケーションの試作開発を行った。本稿では提案システム・試作システムの概要、その評価および今後の展望について述べる。Local currency is employed in present every country in the world. By using local currency, activation of the mutual help in an area is expectable. In this research, the support system for performing local currency employment using a mobile terminal is proposed. This paper describes the outline of a proposal system and a trial production development system, its evaluation, and a future view.
著者
橋本 美喜男
出版者
大分大学教育福祉科学部
雑誌
大分大学教育福祉科学部研究紀要 (ISSN:13450875)
巻号頁・発行日
vol.34, no.1, pp.101-114, 2012-04

中学の現場では今でも伝統的な5文型が使用されている。本論の目的は、5文型を認知言語学の枠組みで活用し、英語の初級学習者において、英語の語順の理解を促進させる方法を考察することである。5文型を活用するのは、現場の教員にとってなじみがあり使いやすいためであり、認知言語学の枠組みを使用するのは、プロミネンス等の認知的動機付けに基づき、日本語訳を通した文型理解から生じる問題を解決し、英語の文型の理解を深めるためである。英語の文型の理解を促すためには、守護と目的語の概念の捉えなおしと図式化が有効であることを示す。######In this paper, I will attempt to illustrate the merits of applying###insights from Cognitive Linguistics to pedagogical grammar. I do so by###examining English basic sentence patterns treated in textbooks for junior###high schools, long assumed to be one of the most difficult areas of learning###for Japanese students, and by showing some possible teaching solutions.###The solutions offer the following insights: 1) the grammatical relations (i.###e. subject and object) in English and Japanese are cognitively motivated###in nature (i. e. prominence): 2) the visualization of speaker objectification###may enable students to select appropriate subjects, which means that###they will be able to produce English sentences more fluently. I conclude###that a Cognitive Linguistics approach to basic sentence patterns in###English provides a more accurate, systematic account that, in turn, offers###the basis for a more coherent, learnable presentation of English grammar.
著者
中田 康夫 田村 由美 藤原 由佳 森下 晶代 平野 由美 石川 雄一 津田 紀子
出版者
神戸大学
雑誌
神戸大学医学部保健学科紀要 (ISSN:13413430)
巻号頁・発行日
vol.18, pp.131-136, 2002
被引用文献数
1

本研究は、基礎看護学実習Iの実習日誌として学生に課したリフレクティブジャーナル(以下、RJ)の内容を分析・検討し、RJにおけるリフレクションに必須なスキル(以下、リフレクティブなスキル)の活用の有無を明らかにするとともに、RJがリフレクティブなスキルの修得に効果があるかどうか検討することを目的とした。実習期間中に毎日提出された58名のRJにおいて、リフレクションの必須スキルと考えられている「自己への気付き」のスキルおよび「記述・描写」のスキルが活用されているかどうかについて、各々の定義をもとに詳細に分析・検討を行った。その結果、「記述・描写」のスキルの活用が、5日間のRJのうち少なくとも1日分のRJにおいてみられた学生は全員であったが、「自己への気付き」のスキルを活用のそれについては15.5%であった。以上のことから、実習日誌としてのRJはリフレクティブなスキルのうち「記述・描写」のスキルの活用・修得を促し、なおかつ「自己への気付き」のスキルの活用・修得を促進する1つの方法になり得ることが示唆された。したがって、実践的思考能力に必要不可欠であると考えられているリフレクティブなスキルの修得のために、基礎看護学実習1においてRJを導入することは意義あるものと考えられた。
著者
相澤 章仁 田中 愛子 小林 弘和 小林 達明
出版者
日本緑化工学会
雑誌
日本緑化工学会誌 (ISSN:09167439)
巻号頁・発行日
vol.40, no.4, pp.527-533, 2015
被引用文献数
4

外来種を管理・防除するためには,どの外来種が在来生態系に影響を与えているかを評価する必要がある。本研究では千葉県北西部を流れる利根運河の堤防植生を対象として,コドラートを使ったランダムサンプリングによる植生調査を行い,TWINSPANと統計モデリングを用いて外来種の在来生態系への影響評価を行った。TWINSPANの結果,対象地の植生はセイバンモロコシ・セイタカアワダチソウを指標種とした 2つの外来植物群落と 2つの在来植物群落に分かれ,統計モデリングでもこの外来種 2種が在来種の分布に影響を与えていることが示された。影響の度合いはセイバンモロコシの方が強く,個体レベルでの影響 (50 cm × 50 cm)と個体群レベルでの影響 (5m × 10 m)の両方の空間レベルで在来種に影響を与えていた。セイタカアワダチソウは個体レベルでの影響は検出されなかったため,本種の完全排除というよりは,低密度管理を行うことで在来種の回復が望める可能性があることがわかった。現地において防除活動を進める際には本研究の調査方法を用いてモニタリングを進めていくことが有用であると考えられる。
著者
Vargas Walter M. Minetti Juan L. Poblete Arnobio G.
出版者
社団法人日本気象学会
雑誌
Journal of the Meteorological Society of Japan. Ser. II (ISSN:00261165)
巻号頁・発行日
vol.73, no.5, pp.849-856, 1995-10-25

南アメリカ中緯度における北東風と西風の強さの変動に、顕著な気候ジャンプが認められた時期を、気候的シグナル-ノイズ比などの検定によって明らかにした。、このような顕著なジャンプは、10年以上の周期で起こっており、過去100年間ではおおむね北半球で見いだされた気候ジャンプの時期と一致していた。月別の西風の強さでは、、ジャンプは1年のうち6つの月(1、3、4、7、11、12、の各月)に認められ、7月では1939年(弱化)・49年(強化)・67年(強化)・77年(弱化)に、また1月では1974年(弱化)に見いだされた。北東風の気候ジャンプは月および季節単位で認められたが、年単位ではで認められなかった。北東風における主要な気候ジャンプは1950年代初頭に認められ、長周期変動ととのにその強化(弱化)は、アルゼンチンの亜熱帯地域における降水量の増加(減少)と関係していたと考えられる。
著者
各務 和彦
出版者
一般社団法人 日本統計学会
雑誌
日本統計学会誌 (ISSN:03895602)
巻号頁・発行日
vol.45, no.1, pp.59-68, 2015

線形回帰モデルにおける説明変数の被説明変数に対する限界的な効果は対応する回帰パラメータそのものであるため直感的で扱いやすい.しかしながら,空間計量経済モデルにおいては,他地域の影響が入ってくるため線形回帰モデルのように限界的な効果を容易に扱うことができない.本稿ではLeSage and Pace (2009)によって提案された説明変数の被説明変数に対する限界的な効果を自地域における直接効果と他地域からの間接効果に分解する方法を解説し,日本の道路利用についての応用例を示す.
著者
才野 慶二郎 大浦 圭一郎 橘 誠 剣持 秀紀 徳田 恵一
雑誌
研究報告音声言語情報処理(SLP)
巻号頁・発行日
vol.2012-SLP-90, no.7, pp.1-6, 2012-01-27

ラップのような短時間のうちに音高などの特徴が大きく変動するスタイルの歌い方は,それを適切に表現するための記譜法が確立されておらず,従来のように五線譜基づく合成の仕組みではユーザが直観的にそのスタイルの歌声を再現することが難しかった.本稿では,ラップスタイルの歌唱のための記譜法を定義し,それを用いて HMM 歌声合成の枠組みでラップスタイルの歌声合成を行った.その結果得られた合成音声はラップ特有のグリッサンド技法によるピッチ変動の現象を含むものになっていることが確認された.また,合成時に得られる対数基本周波数系列を素片接続型の歌声合成器に与えてラップスタイルの歌声を合成することも試みた.
著者
荻野 友範
出版者
早稲田大学
巻号頁・発行日
2011

制度:新 ; 報告番号:甲3403号 ; 学位の種類:博士(文学) ; 授与年月日:2011/7/20 ; 早大学位記番号:新5725
著者
青柳 昌宏 田宮 康臣
出版者
国立極地研究所
雑誌
南極資料 (ISSN:00857289)
巻号頁・発行日
vol.80, pp.39-46, 1983-12

クレイシ中期にアデリーペンギンの給餌行動を, 24時間連続観察し, 以下の4点についてまとめた。1) 雛が給餌される頻度, 2) 給餌のため, 親鳥がコロニーに帰る頻度, 3) 雛が出てしまった空巣を含むなわばりの識別と利用, 4) 雛の生存率と育雛行動の雛数によるちがい。
著者
青柳 昌宏
出版者
国立極地研究所
雑誌
南極資料 (ISSN:00857289)
巻号頁・発行日
vol.32, no.1, pp.85-101, 1988-03

1978-79年夏期, ロス島ケープバード, 北ルッカリーのB4コロニーにおいて, アデリーペンギン集団の経時的変化を観察した。1978年12月下旬から予備調査を行い, 1979年1月1日から1月24日までの間, 少なくとも1日1回, コロニー内の繁殖巣数, 繁殖個体数, 未繁殖個体数, 雛数, およびその位置を観察し地図上に記録した。この時期は雛のクレイシ形成期であり, 繁殖個体が巣を離れるのに従って, 雛も巣を離れクレイシを形成した。1月9日から10日の間に, 繁殖個体と雛の巣離れが完了した。同時に, これまでコロニーの外にいた未繁殖個体が繁殖個体に代わってコロニーに入った。巣を離れた雛はクレイシのところどころに密集し小集団を造ったが, その大きさ, 形, 場所は常に変化した。クレイシ形成の初期に雛は元の巣に戻って給餌を受けたが, 次第に巣の外で給餌されるようになり, 1月10日以後はコロニーの外で給餌を受けるようになった。