1 0 0 0 OA 群書類従

出版者
巻号頁・発行日
vol.第51-53,
著者
笹征史
雑誌
臨床精神薬理
巻号頁・発行日
vol.13, pp.1671-1683, 2010
被引用文献数
2
著者
西原 稔
出版者
美学会
雑誌
美学 (ISSN:05200962)
巻号頁・発行日
vol.31, no.3, 1980

Rhetorik gilt gewiss als eines der Hauptprinzipien der Musiktheorie im deutschen Barock. Bei dieser Anwendung auf die Musik zumal spielen die Musiktheoretiker zu Anfang des 17. Jhs., zum Beispiel S. Calvisius, J. Burmeister, J. Nucius, usw. eine wichtige Rolle. Diese Idee, welche insbesondere durch den Begriff der "musica poetica" ausgedruckt wurde, hatte in sich folgende zwei Zwecke : erstens, die Regeln der musikalischen Komposition nach gerechter Ratio aufzustellen ; zweitens, die Muster der verschiedenen Ornamente zu erstellen. Es werden namlich sowohl die Muster der Kombination der Tone als Periode und Pause, Clausula, usw. nach den Terminologien und Begriffen der Rhetorik und Grammatik bestimmt, und es werden die musikalischen Idiome, die Bedeutung des Textes lebendig auszudrucken, klassifiziert und nach den Figuren in der Rhetorik benannt. Man kann sagen, dass musica poetica die Theorie der Fabrikation war, d.h. das Wissen, die Komposition, welche suavitas und elegantia hat und den Zuhorer bewegt, kunstlich herzustellen.
著者
中村 美詠子 近藤 今子 久保田 晃生 古川 五百子 鈴木 輝康 中村 晴信 早川 徳香 尾島 俊之 青木 伸雄
出版者
Japanese Society of Public Health
雑誌
日本公衆衛生雑誌 (ISSN:05461766)
巻号頁・発行日
vol.57, no.10, pp.881-890, 2010

<b>目的</b> 本研究は,児童生徒における「学校に行きたくないとしばしば感じる気持ち」(以下,不登校傾向)の保有状況と自覚症状,生活習慣関連要因との関連を横断的に明らかにすることを目的とする。<br/><b>方法</b> 平成15年11月に小学校 2・4・6 年生,中学校 1 年生,高等学校 1 年生の5,448人と小学生の保護者1,051人を対象として実施された静岡県「子どもの生活実態調査」のデータを用いた。自記式の調査票により,児童,生徒の不登校傾向,自覚症状,生活習慣,および小学生の保護者の生活習慣を把握した。<br/><b>結果</b> 有効な回答が得られた小学生2,675人,中学生940人,高校生1,377人,小学生の保護者659人について分析を行った。不登校傾向は,男子小学生の11.4%,男子中学生の12.1%,男子高校生の25.3%,女子小学生の9.8%,女子中学生の19.6%,女子高校生の35.9%にみられた。不登校傾向を目的変数,自覚症状,生活習慣関連要因をそれぞれ説明変数として,性別,小学(学年を調整)・中学・高校別に,不登校傾向と各要因との関連を多重ロジスティック回帰分析により検討した。男女ともに,小学・中学・高校の全てでオッズ比(OR)が統計学的に有意に高かったのは,活力低下(OR: 3.68~8.22),イライラ感(OR: 3.00~6.30),疲労倦怠感(OR: 3.63~5.10),朝眠くてなかなか起きられない(OR: 1.98~2.69)であり,また強いやせ希望あり(OR: 1.83~2.97)のオッズ比は中学男子(OR: 2.09, 95%信頼区間:0.95–4.60)以外で有意に高かった。一方,小学生において保護者(女性)の生活習慣関連要因と不登校傾向との間に有意な関連はみられなかった。<br/><b>結論</b> 不登校傾向の保有状況は小学生では男女差は明らかではないものの,中高生では女子は男子より高かった。また,不登校傾向は,不登校者においてしばしば観察されるような様々な自覚症状と関連していた。
著者
飯嶋 秀治
出版者
日本宗教学会
雑誌
宗教研究 (ISSN:03873293)
巻号頁・発行日
vol.85, no.2, pp.265-292, 2011-09-30

本稿では、「宗教の教育と伝承」を考える糧として、グレゴリー・ベイトソンのメタローグを取り上げる。そこで、メタローグを、まずは(一)ベイトソンの諸テクスト内部から、その重要性を確認する。その上で、(二)次にそれを当時、彼がおかれていた歴史的コンテクストに照らして、その効果と行方を検討してゆく。ここでは特に、パールズのゲシュタルト療法との交流と、エリクソンとの催眠療法との影響関係を重視する。結論として、ベイトソンのメタローグは、「聖なるもの」それ自体を語らずに提示する表現形式であった可能性を論じる。それは「宗教の教育と伝承」をテクスト上でどのように行うのかという可能性の一端に光を投げかけてくれるであろう。
著者
新垣 公弥子 アラカキ クミコ Kumiko Arakaki
出版者
千葉大学大学院社会文化科学研究科
雑誌
千葉大学社会文化科学研究科研究プロジェクト報告書
巻号頁・発行日
vol.53, pp.63-72,

千葉大学社会文化科学研究科研究プロジェクト報告書第53集『ユーラシア諸言語の動詞論(1)』所収「水が飲みたい」と「水を飲みたい」という表現についてこれまでにも多くの研究がなされてきた。時枝誠記は「水が飲みたい」の「が」を取り上げ、これは「が」の用法の中でも「を」にも置き換えできる「が」で主格のそれとは異なるとし、「対象語」と命名した。しかし時枝はその著書『国語学原論』のなかで、日本語において主語と主語にしてしかも主語とは別の対象語とを明確に認定するのは困難であるとし、形容詞で「淋しい」「面白い」といった語が主体の感情を述べているのか客観事実を述べているのかにより主語をとるのか対象語をとるのか区別される、と述べている。これを受けて三上は『現代語法序説』の中で、「対象語という見方が国文解釈に必要な注意を与えることは確かであるが、用言個個の語義解釈に関する事柄であるために、文法上の概念とするにはなお根拠不十分である」と述べている. 確かに時枝の説明では「主格」と「対象語」とに明確な違いがあることは明確にされていない。これを文の統括の面からさらに深く考察したのは、北原の『日本語助動詞の研究』で、いわゆる対象語格と呼ばれるものをどのように捉えるか対象語の認定で問題となった形容詞的述語と構文上同じ働きをする願望の助動詞「たい」を例に、これが構文論上どのような職能を有しているか、主格展叙成分と対象格展叙成分と「たい」との関係について述べ、「たい」にかかる構文論上の職能をみると主格展叙成分と対象格展叙成分とは、何ら区別がないことを証明し、どちらも主格であると考えている。つまり「水が放しい」の「水が」を時枝は対象語格としたが、北原は「水が」もやはり主格だと考えている。本稿では両者の説を検討しながら「水が飲みたい」と「水を飲みたい」についてみた後に、動詞「飲む」 が要求するものについて考察していく。手順としては先ず、時枝の対象語ならびに対象語格とはどういうものか見ていき、次に対象語の問題点について北原の考え方を見ていく。

1 0 0 0 OA 塔中の怪

著者
押川春浪 著
出版者
博文館
巻号頁・発行日
1940
著者
田中 啓之
出版者
北海道大学大学院法学研究科
雑誌
北大法学論集 (ISSN:03855953)
巻号頁・発行日
vol.65, no.5, pp.61-86, 2015-01-30
著者
メンデンホール 著
出版者
内田芳兵衛
巻号頁・発行日
1893
著者
柴田 祐 田原 直樹 薄井 謙一 福田 忠昭
出版者
社団法人日本造園学会
雑誌
ランドスケープ研究 : 日本造園学会誌 : journal of the Japanese Institute of Landscape Architecture (ISSN:13408984)
巻号頁・発行日
vol.59, no.5, pp.233-236, 1996-03-29

本論文では,急激な都市の近代化が進むインドネシアの都市居住のあるべき姿を明らかにするため,計画的住宅地内の戸建て住宅の庭に着目して,その空間利用の実態を把握するとともに,都市居住に占める位置について考察することを目的としている。スマトラ島メダンを事例として,タイプの違う3つの戸建て住宅地において観察およびヒアリング調査を行い,住宅と庭の関係,庭の使われ方の2つの点に着目して考察を行った。その結果,庭が住居の前後に分節化されていること,前庭と後庭では住宅との空間的関係に応じて異なった役割を持つこと,前庭は公的で見せる性格が強く,後庭は私的で実用的な性格を持つことがわかった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネスassocie (ISSN:13472844)
巻号頁・発行日
vol.8, no.12, pp.36-39, 2009-06-02

リストラ旋風が吹き荒れる中、「明日は我が身か」と怯えるビジネスパーソンは少なくない。「どうかリストラ候補に自分の名前が挙がりませんように。載るならせめて後ろの方に…」と自分が見切られないことを祈るばかりだ。 これといって目立った能力も実績もない、ごく普通のビジネスパーソンには、勝つ戦略だけではなく、負けない戦略も必要である。何も一人勝ちなどしなくていい。
著者
町田 佳世子
出版者
札幌市立大学
雑誌
札幌市立大学研究論文集 = SCU journal of Design & Nursing (ISSN:18819427)
巻号頁・発行日
vol.4, no.1, pp.27-31, 2010-03-31

本稿は,これまでのポジティブ感情研究を,1)ポジティブ感情を喚起する要因,2)ポジティブ感情の測定方法,3)ポジティブ感情の認知・対人関係・身体運動への影響の3つの観点から概観した.ポジティブ感情を喚起する要因については,これまで高覚醒と低覚醒という2種類のポジティブ感情を区別した要因設定が必ずしも行われていないことを指摘した.ポジティブ感情の測定方法では心理尺度と生理反応測定の利点と問題点を述べた.ポジティブ感情の認知・対人関係・身体運動パフォーマンスに及ぼす影響については,これまでに得られた興味深い成果を概観し,対人的機能の中でも特に発話解釈への影響が着手されずに残されていることなど,今後研究の展開が期待される課題を挙げた.
著者
丸山 文裕 馬越 徹 (1985) 馬越 徹 竹花 誠児 JOE Hicks 山崎 博敏 山下 彰一 HICKS JOE E.
出版者
広島大学
雑誌
一般研究(C)
巻号頁・発行日
1985

本研究は、ドーア(Ronald P.Dore)教授の「学歴病(Diploma Disease)」仮説を、アジアの現状に即して検討することであった。すなわち、学歴獲得競争は後発工業国ほど激しく、それゆえに学校教育は本来の教育機能よりも選抜機能を強め、一種の病的症状を呈するという考え方である。われわれは東アジア(中国,韓国),東南アジア(フィリピン,インドネシア,マレーシア,タイ)の各国を対象に検討を重ね、次のような結論を得た。1.アジア各国では、教育機会は拡大しているにもかかわらず、なおそれを上回る上級学校進学要求が根強く存在している。特に大学への進学要求はますます高まっており、競争は激しさを増している。このため、学校教育のすべての段階で「試験」のための教育という圧力にさらされている。」2,国家・社会は、その経済発展政策において、大学卒のマンパワーをますます必要としており、高等教育の拡大に力を入れているが、雇用市場の方は、大卒者を十分に吸収できる条件が必ずしも整っているとはいえない。そのため、大卒失業者が出ている国もある。また、大学教育の内容(カリキュラム)が、社会の要求に合わず、大学と社会の間に不適合現象がみられることが多い。3.いわゆる「学歴病」の克服に、明確な処方箋を発見した国は今のところ見当らないが、上記のような問題を改善するために、各国とも、1)高等教育制度の多様化、2)教育内容・教授法の改革、3)教員のスタッフ・デベロップメントの強化、4)入試制度の改善、5)高等教育財源の増大、などに懸命に取組んでいる。
出版者
加太重邦
巻号頁・発行日
1931
著者
山内 稔
出版者
日本作物学会
雑誌
日本作物学会紀事 (ISSN:00111848)
巻号頁・発行日
vol.81, no.2, pp.148-159, 2012 (Released:2012-03-26)
参考文献数
116
被引用文献数
3 5

稲作の低コスト・省力化のため直播栽培の普及が求められている.本総説では最近開発された鉄コーティング種子を用いた湛水直播技術について,発案と開発の経緯を他の直播技術との関連性に基づいて論じ,技術の内容と評価を概説する.鉄コーティング種子は浸種または催芽した発芽準備期のイネ種子を還元鉄粉で造粒して酸化処理した後乾燥したものであり,手作業で,または機械化して大量に製造できる.鉄コーティング湛水直播は表面播種であることと,コーティング済みの種子を長期保存できそのまま播種できる点において,酸素発生剤を使う土中播種や欧米およびアジアで普及している催芽種子の湛水または落水表面播種とは異なる.鉄コーティング種子は浮かず,スズメによる食害を受けにくく,また種子伝染性病害虫が発生しにくい.本技術を普及させるためにはコーティング種子作製時の鉄の酸化発熱による種子の損傷問題の解決,出芽遅延の軽減,苗立ち期の水管理の改善および収量の向上が課題であり,発芽準備期の種子に関する生理学的解析,点播,条播および散播における収量向上に関する実証的研究および無代かき条件下での播種技術の開発が望まれる.
出版者
海人社
雑誌
世界の艦船
巻号頁・発行日
no.605, pp.109-116, 2003-01