著者
宮崎 正寿
出版者
良書普及会
雑誌
自治研究 (ISSN:02875209)
巻号頁・発行日
vol.75, no.10, pp.53-68, 1999-10
著者
池村 正道
出版者
日本大学法学会
雑誌
政経研究 (ISSN:02874903)
巻号頁・発行日
vol.41, no.4, pp.1127-1154, 2005-03
著者
見上 崇洋
出版者
立命館大学法学会
雑誌
立命館法學 (ISSN:04831330)
巻号頁・発行日
vol.2008, no.5, pp.1848-1870, 2008
著者
笹子 佳孝 木下 勝治 森川 貴博 黒土 健三 半澤 悟 峰 利之 島 明生 藤崎 芳久 守谷 浩志 高浦 則克 鳥居 和功
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MR, 磁気記録 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.222, pp.31-35, 2009-10-01
参考文献数
4

次世代の不揮発性メモリとして最も有望な相変化メモリを安価なポリシリコンダイオードと組合せたメモリセルの試作・電気特性評価を行った。低接触抵抗で駆動電流が8MA/cm^2以上と大きく、逆バイアスオフ電流が100A/cm^2以下と小さいポリシリコンダイオードを開発し、クロスポイント型相変化メモリのセル面積を4F^2(F:デザインルール)に縮小する見通しを得た。本技術により、相変化メモリチップの低コスト化が可能となる。
著者
橋爪 一光 篠崎 克己 滝口 裕一 安田 順一 半沢 儁 門山 周文
出版者
特定非営利活動法人 日本呼吸器内視鏡学会
雑誌
気管支学
巻号頁・発行日
vol.9, no.1, pp.36-40, 1987
被引用文献数
1

症例は74歳男性。発熱, 咳嗽を主訴として来院。既往歴として肺結核症と胃潰瘍あり。喫煙指数500。昭和60年4月, 胸部X線写真上, 右下肺野に肺炎像を認め, 精査のため気管支鏡検査施行, 頸部気管, 声門より4cm下方に気管ウェブと気管嚢胞を認めた。気管嚢胞の形成には気管ウェブの併存が密接な関連があると考えられた。また, 本症にみられた肺気腫と肺炎の発症にも気管嚢胞の存在が関係していると考えられた。
著者
日高 宗一郎 児玉 和也 丸山 勝巳 橋爪 宏達
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. B, 通信 (ISSN:13444697)
巻号頁・発行日
vol.86, no.3, pp.376-384, 2003-03-01
被引用文献数
1

今やほとんどのシステムはソフトウェア制御で,システムの成否をソフトウェアが握っており,システム制御プログラム開発の効率化が求められている。したがって,システム制御用に適した,要求に応じて機能拡張や変更が可能なOSが望まれる。この対策として,筆者らは,マイクロカーネル+マルチサーバ構成のOSの研究試作を進めている。このOS構成では,カーネルモードで実行されるのはマイクロカーネルのみであり,そのうえで各種のOSサービスタスクが,個々の論理空間をもちユーザモードで実行される。本方式では,拡張性,耐障害性,分散処理への適合性,制御ソフトウェア開発の容易化が図られる。また,この手法で懸念されるタスク間メッセージ転送のオーバヘッドは十分に少ないことを明らかにした。
著者
田村 和夫 半澤 徹也
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
総合論文誌 (ISSN:13476548)
巻号頁・発行日
no.6, pp.93-98, 2008-02-20
参考文献数
13

The relation between structural seismic safety and environmental load is discussed. Ten-story steel structure models are designea, and the amount of emission of CO2, used resources and industrial wastes are evaluated. The parameters of the design cases are steel type, seismic capacity, and base-isolated or not. From the evaluation results, it is found that the improvement of seismic capacity leads to physically long-lived structure, by which the wastes due to large earthquake ground motion decreases, although large amount of resources and CO2 discharge are brought about. In addition, it is pointed out that we should evaluate many items of environmental effect in parallel totally to avoid misunderstandings or bias.
著者
村松 怜
出版者
慶應義塾大学
雑誌
特別研究員奨励費
巻号頁・発行日
2010

本年度は、年度内に学位を取得できるように博士論文を提出するということを大きな目標として研究を進めた。昨年度の末から本年度の初頭にかけてはまず、占領期における法人税制の問題に関する研究を行った。今日、シャウプ税制はわずか数年のうちに「崩壊」し、戦後日本の「非シャウプ的・資本蓄積型税制」が形成されていったと評価されている。その一つの証左とされるものが、シャウプ税制以降の法人課税に関する改正であり、中でも租税特別措置ないしは引当金制度等の導入・拡大である。しかし一方で注目に値するのは、同時期に法人税率の引き上げが行われていることであり、必ずしも「非シャウプ的・資本蓄積型税制」化という視点からは捉えきれない面も持っている。そこで、占領期末に租税特別措置の拡大と法人税率の引き上げという政策がいかにして行われるに至ったかを明らかする研究を行った。それは2012年春のうちに論文としてまとめ、雑誌『証券経済研究』へ投稿した。その結果、採択が決定され、同誌の9月号に掲載された。以上の研究と同時に、これまで行ってきた研究を博士論文としてまとめる作業を進めていった。博士論文は、シャウプ税制がどのようにして当時積極的に受入れられ、そしてどのようにして「崩壊」ないしは「解体」されていったのか、という大きな問いを、豊富な一次資料を駆使した上で明らかにしようとするものである。年度内に学位を取得できるよう、秋までに博士論文「占領期日本税制史研究」をまとめ上げ、11月に慶應義塾大学へ提出した。その後、2013年1月に博士論文の口頭審査が行われた結果、年度内に学位が授与されることが正式に決定した。年度末には、今後の研究の資料収集のため、米国国立公文書館に滞在し、GHQ/SCAP資料の閲覧・収集を行った。
著者
西脇 巨記 本多 弓[ジ] 岸川 博隆 田中 宏紀 谷脇 聡 成瀬 博昭 伊藤 和子 梶 政洋
出版者
一般社団法人日本消化器外科学会
雑誌
日本消化器外科学会雑誌 (ISSN:03869768)
巻号頁・発行日
vol.30, no.3, pp.789-793, 1997-03-01
被引用文献数
19 29

症例1は75歳の男性で, 粘血下痢便を主訴として他院に入院, 潰瘍性大腸炎の診断にて諸検査施行し, 大腸に穿孔を認め緊急手術を施行した. 摘出標本よりアメーバ虫体を認め当院転院となった. 症例2は28歳の男性で, 粘血下痢便を主訴とし他院通院し潰瘍性大腸炎の診断にて投薬を受けていたが改善しなかったため, 当院を紹介され便培養にてアメーバを認め入院となった. 入院後2日目に腹痛増強し, 腹部単純写真にてfree-airを認め緊急手術を施行した. アメーバ赤痢は男性間の同性愛行為により伝播し近年増加傾向にある疾患である. いったん穿孔すると非常に予後の悪い疾患となるため粘血下痢便を主訴として来院する患者に対しては本疾患を念頭にいれる必要があると考え報告した.
著者
半澤 正四郎
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.50, no.595, pp.125-135, 1943-04-20

最近槇山次郎教授により相良油田の數地點に於て大井川層の石灰岩からNephrolepidina nippoica (HANZAWA) 及びMiogypsina kotoi HANZAWAが發見され, 大井川層は關東山地御坂層に對比された。同油田の男神山及び女神の帝釋山・蝙蝠山の石灰岩は古くから石灰藻類・軟體動物・有孔蟲其他の化石が産する事が知られて居ったが, 時代を決定する樣な有孔蟲は未だ發見された事が無かった。筆者等は今囘女神及び男神の石灰岩からも上掲有孔蟲を發見する事を得, 同石灰岩の時代を古生物學的に大井川層で御坂層に明確に對比し得可き事を立證する事を得た。且つ勝間田村小仁田から數多の遊離した有孔蟲の標本を採集しNephrolepidina nipponicaの以前の不十分な記載を補正し, 更に夫と比較研究を行った臺灣臺北州海山郡鶯歌庄山仔脚坡内坑産Nephrolepidina verbeekiの再記載を爲した。男神山其他の地點の石灰岩中にはHomotremaが含有して居るが, 夫と比較研究の爲ヤルート及びカヤンガル産現生Homotrema rubrumの内外部構造の精細な研究を行った。從來本種の内部構造の解釋に就ては先人の間に異説があったが, 本研究により從來の見解を少しく改む可きを知った。また現生種と、の比較研究阪より男神山のHomotremaは現生種と同定すべきものである事も判明した。