著者
湯浦 克彦 高田 綾子 青島 利久 安村 通晃 黒須 正明 武市 宣之
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.33, pp.475-476, 1986-10-01

自然言語解析、設計自動化、知識処理システム等の基本言語としてLispが注目されている。我々は、Lispの共通言語となりつつあるCommon Lispに準拠したHiLISP(High Performance List Processor)のインタプリタ/コンパイラの基本方式を設計し、HITAC Mシリーズ計算機上に処理系を作成した。HiLISPの設計方針としては、compiled-functionの実行速度を向上させることとインタプリタでの性能も軽視せずに高速性を維持することを取り上げた。Lisp言語では、まず、関数制御の最適化がcompiled-function/インタプリタの高速化の要となる。さらに、Common lispでは、多値の導入、インタプリタでの変数管理規則(スコープとエクステント)の厳密化のほかキーワード・パラメータの追加、引数の型の汎用化など機能が拡張されているので、これらの拡張に伴う性能の劣化を防ぐことが大きな課題となった。本稿では、多値の扱いを含む関数制御およびインタプリタでの変数管理について、HiLISPで適用した特徴的な技法と処理系の性能評価結果を報告する。
著者
小瀬 洋喜 池田 坦 田中 陽子 丹羽 早起
出版者
岐阜薬科大学
雑誌
岐阜藥科大學紀要 (ISSN:04340094)
巻号頁・発行日
vol.20, pp.9-16, 1971-06-30

Air pollution in Gifu City was obserbed by the filter paper method from 1963 to 1965. The measurement on the variation of sulfur oxid and nitrogen oxid value was performed at eight places. It was found that the mean value of sulfur oxid was 0.31mg SO_3/day/100cm^2 and the value range was 0.01-0.71mg SO_3/day/100cm^2. The mean value of nitrogen oxid was 0.063mg NO_2/day/100cm^2,and the value range was 0.017-0.192mg NO_2/day/100cm^2. In Gifu City, we measured the smog states on the 10 th and the 15 th Jun. 1963. On the 10th, SO_2 was measured more than 0.2 ppm. But on the 15 th, SO_2-concentration was very low, and CO_2-concentration was very high. It was caused by burnning the wheat straw, so we call "Rural Type Smog". These smog states were caused by calm weather.
著者
菊地 勝弘
出版者
The Japanese Society of Snow and Ice
雑誌
雪氷 (ISSN:03731006)
巻号頁・発行日
vol.69, no.6, pp.659-662, 2007-11-15
被引用文献数
1

北海道倶知安町の「風土館」に2005年12月から常設展示されているニセコ着氷観測所で実験に使用されたと思われるゼロ式艦上戦闘機(通称:ゼロ戦)の右主翼の発見に端を発した観測所の全容や,実験機の真偽については既に紹介してきた.また,実際に行われた主翼の摺動式防氷装置の実験結果や,中谷宇吉郎が主導したニセコ着氷観測所と孫野長治が主導した手稲山頂の北海道大学雲物理観測所についても考察されている.しかし,U.N.Limitedや中谷宇吉郎雪の科学館に保存されているアルバム,またその他の資料を見比べて,ニセコ観測所での転進台からの九六式の落下事故や,それに関連した九六式の左右の主翼の欠落は何を意味しているのかといった,これまで報告されてこなかった実験機のその後の疑問について検討してみた.
著者
西川 潔
出版者
日経BP社
雑誌
日経ネットビジネス (ISSN:13450328)
巻号頁・発行日
no.57, pp.198-201, 2000-04

新規のネットビジネスを次々と立ち上げ、軌道に乗せては、事業売却またはスピンオフする。「ふ化器」としての役割を果たしながら、自らも利益を上げるネット・インキュベーターの先駆けであり、ビットバレーの生みの親でもある男のフロンティア精神に迫る。(文中敬称略) 1999年4月、ネットビジネス業界が1つのニュースに揺れた。
著者
岡村 真 島崎 邦彦 中田 高 千田 昇 宮武 隆 前杢 英明 堤 浩之 中村 俊夫 山口 智香 小川 光明
出版者
日本地質学会
雑誌
地質学論集 (ISSN:03858545)
巻号頁・発行日
no.40, pp.65-74, 1992-12-15
被引用文献数
6

別府湾北西部の海底には3 kmから5 kmの長さを持つ5本の正断層が分布する。この分布の様子は, 別府-島原地溝にみられる陸上の活断層分布と類似しているが, 連続する部分は認められない。今回, 長さ2 km以上の断層セグメントを命名した。活動度はいずれもB級 (1-0.1 mm/y) である。地溝状の, 相対する南落ちと北落ちの正断層とは, 東北東-西南西の線により二分される。伊予灘の中央構造線断層系においても地溝状の形態が認められ, 別府湾まで連続するかどうか興味ある問題である。断層の活動度は, 年代が解っている反射層の変位量から求めることができる。しかし, 個々の地震の発生時や変位量を求めるためには, 断層両側のコア試料の対比が必要となる。我々は当初, 豊岡沖断層の両側で海底ポーリングを行い, 海底下20 mまでの試料をえた。しかし, ポーリングによる海底堆積物採取は, 時間と費用がかさみ, 多くの断層に対して, また継続的に行うことがむずかしい。このため以後は, ピストンコアリングにより堆積物の採取を行っている。現在, 海底下20 m以上の連続試料を一日で数本得ることができるようになった。亀川沖西断層では, 過去6000年間に3回の地震発生が認められ, その変位量と時間間隔との間には規則性がある。断層変位の分布は対称で, 断層の両端の近傍で最大となる。
著者
佐々克明著
出版者
二見書房
巻号頁・発行日
1976
著者
小林 貞一
出版者
Tokyo Geographical Society
雑誌
地学雑誌 (ISSN:0022135X)
巻号頁・発行日
vol.62, no.4, pp.167-171, 1953

1952年9月8日以降1週間に亘り, Algeriaの首都Algerで開催された第19回万国地質学会議に, 私は三土知芳・渡辺武男両氏とともに日本代表として列席する栄誉を得た。この会議前のGeneral Excursion には日本代表3名が参加した。会議後の地質巡検には3名の代表は, それぞれ別の班に加わつた。小林はモロッコの地質巡検C33に参加した。会議前のGeneral Excursion は会議前後約50班の地質巡検中最も大がかりなもので, その指揮者はM. Roubault教授で参加者約300名はChampolion号に便乗して, 8月24日にマルセイユを解纜してから9月7日朝アルゼールに投錨するまでの2週間の間, チュニス・アルゼリアの沿岸地帯を遍歴した。これは大体テルアトラスおよびカビレ海岸山脈に属する地帯で, 高アトラスはその背後に位している。<BR>Les Chaines Littorales Kabyles は主に古い地塊とその被覆層からなり Chaine Calcaire の称がある。Les Chaines telliennes は褶曲山脈である。われわれはまずこの褶曲山脈の北東端をチュニスにおいて見, それからアルゼリアにおいて海岸山脈の基盤変成岩類, その古第三紀被覆層, これを貫ぬく火成岩, 新第三紀以後の火山岩を, そしてアルゼリア西部でテルアトラスを見た。これらの巡検はTunis, Bizerte, Bone, Bougie, Oran などに寄港し, 8台の大型自動車に分乗し, 1日200~300哩を走り要所々々にはとまつて見聞する。連日の巡検は相当の体力を要するので, 老人婦人は分かれて名所見物に行くこともあつた。また時には汽車で山脈を横切り, Onenza鉄山や Constantine の旧都を訪れることもあつた。<BR>会議後のモロッコの地質巡検C33は, L. Neltzner, R. Ambroggi の両氏が指揮者で, 時にはM. Gigoux, R. Bourgin らの諸氏も案内に加わつた。参加者は英国からの3名, フランス本国からの1名, モロッコ地質調査所の婦人1名と小林を合して僅かに6名で, 一行約10数名が2台あるいは3台の自動車に分乗して, 高アトラスおよび後アトラス両山地西部地域層序と地質構造とを巡検した。万国地質学会議が終了すると翌朝早々アルゼールから汽車でオランまで, それから先きは飛行機でCasublancaに至り, 休養して9月18日からSafi, Magador, Agadirなどを経て太平洋岸を南下し, 後アトラス山地西端部を巡つてSous河中流のTaroudantにいで, 高アトラスを越えて旧都Marrakechで1日休養, 再度同山脈を越えてOuarzazateの盆地に行き, Marrakechを経て10月2日夜Rahatに帰つた。この間小林はモロッコ地質調査所および巡検班指揮者の好意によつて, Sout河の南岸後アトラス北方に位するl'Amouslek の下部寒武系層序の検討を行なうために, 案内者とともに2日間 Taroudant から族行團の一行とは別れて特別の地質調査を行つた。そして10月3日4日の両日に調査所所藏の寒武系下部三葉虫を見た。L'Amouslek丘陵地では最近, Redtichia様の三葉虫がOlenellidaeの三葉虫とともに産出するので, 極めて興味ある層序で世界の寒武系研究家間の注目の的となつている。この層序に対する私の所見は, A brief Note on the Lower Cambrian of Morocco としてモロッコ地質調査所から出版されるはずであるからここには省略し, 以下主にモロッコのアトラス山系の地質について述べる。
著者
市川 健一郎 高橋 正知 押味 和夫 溝口 秀昭
出版者
東京女子医科大学学会
雑誌
東京女子医科大学雑誌 (ISSN:00409022)
巻号頁・発行日
vol.60, no.10, pp.976-976, 1990-11-25

第4回東京女子医科大学血栓止血研究会 平成元年9月8日 第一臨床講堂