23 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1889年03月29日, 1889-03-29
著者
伊崎 聡志 葉山 惟大 照井 正
出版者
日本大学医学会
雑誌
日大医学雑誌 (ISSN:00290424)
巻号頁・発行日
vol.75, no.4, pp.156-160, 2016-08-01 (Released:2016-09-16)
参考文献数
18

Malignant melanomas easily metastasize and are often resistant to conventional classical therapies, i.e., surgery, chemotherapy and radiotherapy, in patients with advanced/metastatic malignant melanoma. In recent years, rapid advances have been made in the immunotherapy of malignant melanoma. New medicines, which have been approved by Federal Drug Administration (FDA), have dramatically improved the clinical outcomes for patients with advanced/metastatic melanoma. Nivolumab is an immune checkpoint inhibitor that targets programmed cell death-1 (PD-1) receptors. PD-1 is expressed on many immune cells, including T cells, B cells and natural killer cells. Engagement of PD-1 with its ligands (PD-L1 and PD-L2) induces functional exhaustion of the cytotoxic immune response. Nivolumab inhibits the PD-1 pathway, and thus activates the cytotoxic immune response. Although the immune checkpoint inhibitor tends to take a few months until it exhibits efficacy, once established, the efficacy often lasts for a long time. However, immune checkpoint inhibitors can have many adverse effects, including autoimmune-related inflammation. In particular, relevant severe adverse effects include interstitial pneumonia, colitis, liver dysfunction, thyroid disorders, and infusion reaction. Other affected organs include the skin, eyes, kidneys and nerves. Furthermore, several cases of fulminant type 1 diabetes mellitus have been reported in 2015 and 2016. Because we cannot predict what kinds of adverse effects will occur or when they will occur, we must observe patients carefully in order to detect any adverse events early on, and initiate appropriate treatments. The development of a number of new therapies will provide benefits for patients with malignant melanoma. Dermatologists must use these new drugs appropriately after determining the correct diagnostic information and providing supporting evidence.

23 0 0 0 OA 楷林

著者
岩倉, 家具
出版者
北尾善七[ほか1名]
巻号頁・発行日
1793
著者
星 秋夫 稲葉 裕
出版者
日本体力医学会
雑誌
体力科學 (ISSN:0039906X)
巻号頁・発行日
vol.51, no.1, pp.85-92, 2002-02-01
参考文献数
24
被引用文献数
12 4

本研究では近年13年間 (1986~1998) における学校管理下での体育・スポーツ活動中における外因性死亡の発生状況について検討し, 以下のような結果を得た.<BR>1) 過去13年間における外因性死亡事故の発生は295件, 年平均22.7件であり, 全体の約52%が外傷によるものであった.いずれの外因においても女子より男子での死亡件数が多かった.<BR>2) 外傷, 熱中症はそれぞれ進学するにしたがって増加するが, 溺水は各学校で同様に発生した.高校において, 外傷と熱中症の発生は高学年時よりも低学年時で高い傾向にあった.<BR>3) 外傷, 熱中症においては大部分が運動部活動時に発生したが, 溺水では大部分が体育授業時に発生した.<BR>4) 外傷の発生は柔道が最も多く, 以下ラグビー, 野球等であった.溺水は水泳であり, 熱中症は野球, サッカー, 柔道等であった.また, 外傷による死因は約74%が頭部外傷による死亡であった.<BR>5) ICD-10による分類において, 外傷で最も多かったのは投げられ, 投げ出されまたは落下する物体による打撲 (W20) 54件であり, 以下スポーツ用具との衝突または打撲 (W21) 33件, 他人との衝突 (W51) 20件等であった.溺水では水泳プール内での溺死および溺水 (W67) 49件等, 熱中症は自然の過度の高温への暴露 (X30) 69件であった.<BR>6) 外傷による死因で最も多い柔道における外因の大部分はW20であった.また, ラグビー, アメリカンフットボールの大半はW51, 野球, サッカーの大半はW21であった.<BR>以上のことから, 発生事例の多い運動種目においては発生防止に対して十分に注意を払うとともに, 基礎練習の充実等, 予防策を講ずる必要がある.
著者
銭谷 真人
出版者
早稲田大学
巻号頁・発行日
2018

終了ページ : 180
著者
丸山 宏
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.56, no.5, pp.269-275, 2013-08-01 (Released:2013-08-01)
参考文献数
4
被引用文献数
3

ビッグデータが普及するにつれ,データの多くはデータセンターではなく,ネットワークの辺縁部(エッジ)に格納され,処理される「エッジ・ヘビー・データ」の時代がくるとわれわれは予測する。このためのコンピューター・アーキテクチャは,現在のクラウドコンピューティングとは大きく異なるものになるだろう。われわれはエッジ・ヘビー・データ向けのアーキテクチャKrillの開発を進めている。このアーキテクチャは,データ価値密度を定義するデータ価値場と,確率的プログラミングモデルからなる。われわれは,この大きな変化を千載一遇のチャンスと捉え,ITのリーダーシップを取っていかなければならない。
著者
酒居 敬一 光成 滋生 成田 剛 石田 計 藤井 寛 庄司 信利
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告. ARC,計算機アーキテクチャ研究会報告 (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.144, pp.141-146, 2001-07-25
参考文献数
12
被引用文献数
1

近年, マルチメディアアプリケーション向けの拡張命令をサポートした汎用プロセッサが入手できるようになってきた.PCMオーディオをmp3にする処理は遅いと感じていたし, 速いエンコーダが切望されていた.そこでAMDの3DNow!やIntelのSSEという拡張命令に着目し, それらの命令をエンコーダの高速化のために使用した.「午後のこ〜だ」は, 「LAME]を高速化したmp3エンコーダで, そのような命令を使うようにアセンブリ言語で書き換えたものである.さらに440BXチップセットによるIntelSMPにも着目し, マルチスレッド実行による速いmp3エンコーディングも実装してみた. 本稿では「午後のこ〜だ」に実装した高速化手法や速度向上について述べる.
著者
上田 晶美
出版者
嘉悦大学
雑誌
嘉悦大学研究論集 (ISSN:02883376)
巻号頁・発行日
vol.54, no.2, pp.137-151, 2012-03

本稿では、公的機関の行なっている以下の代表的な3つの大学生の就職率調査について検討する。1「大学等卒業予定者の就職内定状況調査」(厚生労働省・文部科学省)、2「学校基本調査」(文部科学省)、3 各都道府県労働局の就職率である。1については厚生労働省担当者に直接疑問点を尋ね、聞き取り調査を行った。世の中に官民併せ多くの就職率調査がある中で、これらの3つの調査を選び研究することとした理由は、国や都道府県の行うものとして信頼度が高く、新聞紙上などでもひときわ大きく扱われ、国民への影響力が大きいだけでなく、国の就職対策の予算の根拠となっているものが含まれているからである。 大学生の就職の現状は、1990年代のバブル崩壊後、長期間にわたって厳しい状況が続いており、我々、大学教育現場にいるものにとって、憂慮すべき課題となっている。若年者の就職難は大学だけにとどまらない大きな社会問題であり、教育現場だけで解決できるものではなく、これまで以上に官民一体となった就職支援対策を講じることが必要であると思われる。そのためには、根拠となる「現状の把握」が不可欠であり、大学生の就職率を正確に調査することが大前提になる。ところが、本稿でとりあげるこの3つの調査は、国の調査という信頼度の高いものにも関わらず、また、同じ省庁が関与しているというのに、一見したところ調査結果の数字は大きく食い違うものとなっている。調査対象の選び方やいわゆる「就職率」の計算方法、特に調査ごとに計算式の分母がそろっていないことが主たる要因であると推定できる。本稿では、これらの調査を有効活用できるものにするために、それぞれの調査の調査対象の選び方や「就職率」の計算方法の特徴を検討した上で、大学生の就職支援対策にとってより有効な調査とするための改善策を提案する。
著者
三浦 瑠麗
出版者
東京大学
雑誌
特別研究員奨励費
巻号頁・発行日
2013-04-01

本研究課題は多国籍企業の展開を通じた人々の意識の変化、そしてそれが国際関係にもたらす長期的な影響の仮説を理論的に構築し、部分的に実証することであった。そこで、昨年度は初年度の理論化の作業に続いて中国発多国籍企業のイギリスにおける進出の政治的余波とそれへの対応を調査し、先進国市場に進出したアジア発多国籍企業が直面する課題とそれへの対応が確実になされていることを確認した。また、経済的相互依存による平和仮説、いわゆるコマーシャル・ピースの例外とされる東アジア(いわゆる東アジアパラドックス)において、日中韓につきN=各2000での対外意識調査を設計し同時に実施した。それを分析した結果、人々の対外認識がビジネスの性質によって大きく異なることを実証した。一般的には東アジアでは歴史問題の存在によって厳しい政府間の対立があり、また攻撃的な世論の存在がその政府の対立姿勢を支えているとされる。しかし、東アジアパラドックスの存在を指摘しただけでは、コマーシャル・ピースのメカニズムが実際に存在しているのか、それとも存在していないのか(政治と経済は別なのか)は定かではない。したがって、本研究ではコマーシャル・ピースが機能するための段階論を定義した上で、日中、日韓の貿易構造や国内政治経済構造を分析の射程に含め、どのようにコマーシャル・ピースが十分に作用しなくなっている状態なのかを解析した。この研究成果は東京大学政策ビジョン研究センターの主催した日米中韓を主な参加者とする国際会議において発表し、高い評価を受けた。また、時事通信社のE-Worldにも短い論考ではあるが日中両国民間にしぼった分析を寄稿した。引き続き研究成果を還元するため成果を様々な媒体に公表していきたい。
著者
青木 啓二
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.60, no.4, pp.229-239, 2017-07-01 (Released:2017-07-01)
参考文献数
7

現在,大型トラックによる自動運転隊列走行システムや一般道での完全自動運転を目指した技術開発が行われている。本稿では現在国内外で研究開発されている自動運転車の現状を紹介するとともに,近年目覚ましい技術進化を遂げているディープラーニング等のAI技術や3次元デジタル道路地図とセンシング技術を融合したローカルダイナミックマッピング技術等の技術開発動向について,前回の執筆から2年以上が経過したため,2017年4月現在の最新情報を取りまとめた。
著者
五十嵐 忠孝
出版者
京都大学
雑誌
東南アジア研究 (ISSN:05638682)
巻号頁・発行日
vol.25, no.4, pp.593-624, 1988-03

この論文は国立情報学研究所の学術雑誌公開支援事業により電子化されました。This report aims to establish the socialcultural contexts of fertility behavior common to ethnic Sundanese, who predominate in the Priangan Highlands, West Java, and have long been well-known for their very young marital age and high fertility, in the hope that an understanding of fertility-related social perceptions and cultural practices of a particular ethnic group will provide a basis for explaining regional and ethnic differences in levels and patterns of fertility in Indonesia. Here I will simply describe a number of institutions and practices involving the early stage of the reproductive period in women, i. e., from the attainment of adulthood to the consummation of the first marriage, which I observed during fieldwork in a Priangan Sundanese village. To compare social-cultural contexts of fertility, I also present a brief review of data on the fertility behavior of other Indonesian ethnic groups, particularly of ethnic Javanese, of which rather reliable data is available. Fertility-related practices in Sundanese society are distinct from those in Javanese society in many ways. For example : 1. A considerable proportion of rural Sundanese girls get married before menarche, indicating that marriageability for rural Sundanese girls predates menarche, even though rural Sundanese residents state that menarche signals the attainment of marriageable age. 2. Most marriages, including those of premenarcheal girls, take place at the girl's own wish, and are not arranged by parents or relatives. Almost all women interviewed showed a strong dislike for arranged marriage including "child marriage." 3. A younger sister is strictly forbidden to marry before an elder sister. This practice naturally leads to the virtual universality of marriage at an early age. 4. Consummation of marriage, even "premenarcheal marriage, " takes place at a very early stage. This means that divorce without consummation has rarely occurred, even though many first marriages have ended in divorce.
著者
川上 泰雄
出版者
一般社団法人 日本体育学会
雑誌
日本体育学会大会予稿集 第68回(2017) (ISSN:24241946)
巻号頁・発行日
pp.37_2, 2017 (Released:2018-02-15)

トップアスリートや舞踊家、音楽家など、様々なジャンルで活躍するエリート達は、いずれも人間の身体能力を極めて高いレベルで達成している「達人」であるといえる。人々を驚嘆、感動させるこうした達人たちの動きに関して精力的に研究・実践活動を進めている4名の専門家を演者としてお招きし、本シンポジウムを企画した。「達人技」の域に達する動作の機序、音楽・リズムとの絶妙な協調を成し遂げる情報処理能力や身体制御方略、そして人々の感動を呼ぶ達人の動きのポイントなどについて、各氏より最新の研究成果をご披露いただく。会場では「達人技を科学する」というテーマのもと、各演者の話題を中心に議論を行い、領域横断的な考察を深めることを目指す。シンポジウムに割り当てられる合計時間の関係から、パネルディスカッションは最小限とし、各演者のご発表と質疑応答にできる限りの時間を充てる予定である。バイオメカニクス研究領域はもちろん、ご興味をもたれる様々な研究領域の皆様のご参加と、積極的な意見交換をお願いする次第である。芸術の域にまで高められた人間の究極の動きに迫り、身体能力の多様な可能性を探りたい。