著者
菊池 信彦
出版者
社団法人情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.65, no.4, pp.156-163, 2015-04-01

本稿では,西洋史学にとっての「古典籍」の一つ,ヨーロッパにおける中世写本をテーマに,その「最前線」としてのデジタル化と公開の現状を論じた。ここでは,ヨーロッパにおける資料デジタル化等の統計調査プロジェクトであるENUMERATEの成果や,Europeanaをはじめとする各種のオンラインデータベースからデジタル化写本の公開点数を確認した。さらに,デジタル化の「その先」にある,写本画像の利用実態を知るべく,「研究」「教育」「広報」の3つの観点から,様々なデジタルヒューマニティーズのプロジェクトを論じた。
著者
桜沢 亜伊
出版者
新潟大学大学院現代社会文化研究科
雑誌
現代社会文化研究 (ISSN:13458485)
巻号頁・発行日
no.39, pp.19-36, 2007-07

종래의 연구에서늗 '満鮮史' 라는 역사적인 틀을 '満洲' 와 朝鮮의 역사를 하나로 본것처럼 이해되어져 왔다. 그러나 '만선사' 라는 역사적인 틀은 '満洲史' 와 朝鮮史라는 역사적인 틀의 존재를 전제로 한 것이었다. '만선사' 라는 용어는 당초에는 '만주 및 조선의 역사' 의 생략형에 불과하였지만 稲葉岩吉(이나바 이와키치)는 그의 '満鮮不可分論' 을 통해 '만선사' 연구를 主唱하였다. 이나바 이와키치의 '만선불과분론' 과 '만선사' 라는 역사적인 틀과의 관련에 대해서는 검토해 볼 여지가 있다고 생각된다.
著者
長﨑 健吾
出版者
興風談所
雑誌
興風 (ISSN:13452541)
巻号頁・発行日
no.31, pp.1-18, 2019-12
著者
又吉 直樹 千野 帽子 堀本 裕樹
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネスassocie (ISSN:13472844)
巻号頁・発行日
vol.11, no.3, pp.154-157, 2012-04

千野 巻末で堀本さんと俳句連載をやっている千野です。なぜ又吉さんと鼎談をしているかというと、昨年10月に堀本さん、長嶋有さん、米光一成さんとやった公開句会イベント「東京マッハ Vol・2」に、ふらっと来てくださったのがご縁の始まりで。又吉 行ってみたら、単純にもう句会が面白かったというのと、会場が満員で、これだけ熱狂する人たちがおんのやと驚きました。
著者
藤井 久雄
出版者
Japan Society for Bioscience, Biotechnology, and Agrochemistry
雑誌
日本農芸化学会誌 (ISSN:00021407)
巻号頁・発行日
vol.37, no.8, pp.474-477, 1963
被引用文献数
1 5

(1) 納豆菌がグルタミン酸培地で生成する粘質物を純粋に分離精製し,グルタミン酸ポリペプチドであることを明らかにした.<br> (2) 培地中のグルタミン酸の約16%の収量でグルタミン酸ポリペプチドが得られたが,ペプチド構成グルタミン酸の約40%はD-グルタミン酸であった.<br> (3) 納豆菌がシュクロース培地で生成する多糖類はレバン様フラクタンであることを明らかにし,その生成の培養条件と分離精製法を示した.<br> (4) フラクタンも弱い粘性を示すが,糸引きの主体はグルタミン酸ポリペプチドであった.<br> (5) グルタミン酸+シュクロース培地では,グルタミン酸ポリペプチドとフラクタンとを生成するが,両者は単に混在するものであることを超遠心沈降により推定し,糸引納豆粘質物でもペプチドとフラクタンとは単に混在するものと考えた.
著者
粉川 一郎
出版者
武蔵社会学会
雑誌
ソシオロジスト : 武蔵社会学論集 (ISSN:13446827)
巻号頁・発行日
vol.22, no.1, pp.1-22, 2020

1998年のNPO法施行以来,評価と協働という概念は非常に注目を浴びるものであった。しかしながら,評価も協働も民間非営利セクターにとって重要な意味を持つ概念であるにもかかわらず,必ずしもその実践,研究は十分とは言えず,研究テーマとしても関心が低く留まる状況があった。一方,SIB(Social Impact Bond)という考え方が主にイギリスの取り組みを中心に紹介され着目されるようになる。SIBとは,投資家が社会的活動を行うサービス提供者に事業資金を提供し,サービス提供者が社会的なサービスを提供,その社会的サービスの成果を独立した評価機関が評価し,成果目標を達成した場合のみ,行政が投資家に成功報酬を償還するという新しい社会的事業の実施スキームであり,国内の研究者からもその可能性への期待と,日本での適用の難しさなどが指摘されている。2015年以降,SIBは日本でもいくつかの実証事業が実施されており,筆者は尼崎市での実証事業に参加している。参与観察者として実際にSIBを分析すると,SIBが評価と協働というテーマにおいて多くの課題を解決する可能性を持ちうることが見いだされた。具体的には評価ではコスト負担の問題や評価の学びの問題,協働においては市民提案型の協働事業の持つ問題や,基本的な協働原則がSIBによってクリアされることがわかった。こうしたメリットを考えた時,SIBを柔軟に日本社会で取り入れていくことが必要と考えられる。
著者
本多 倫彬
出版者
日本政治学会
雑誌
年報政治学 (ISSN:05494192)
巻号頁・発行日
vol.71, no.1, pp.1_178-1_200, 2020

<p>民主党政権の外交・安全保障政策は、一般に評判が悪い。しかし、国際平和協力について民主党政権は、ハイチと南スーダンという二つの国連PKOへの自衛隊部隊派遣、東南アジア地域での防衛省・自衛隊による能力構築支援の開始、さらにジブチでの海賊対処を目的に自衛隊初の海外拠点の整備など、従来の枠を超える積極的な試みを行っている。</p><p> それにも係わらず、2011年の自民党への政権交代後、第二次安倍政権が進めた 「積極的平和主義」 に基づく国際平和協力強化の試み、就中、平和安全法制に対して、野党民主党は強固な反対姿勢を示した。これにより、批判者としての印象が先行し、民主党政権期の国際平和協力は正面から検討されることのないままとなっている。</p><p> 本稿は、民主党政権の実施した国際平和協力について、後の自民党政権との相違と共通性に着目して検討を行うことで、国際平和協力における民主党政権の再評価を行った。分析を通じて、民主党政権の役割が、積極的平和主義に基づく国際平和協力の試みの基盤整備にあったことを示すとともに、自民・民主両党の国際平和協力政策の根本的相違は、国際平和協力の考え方にではなく、対米関係の考え方にあることを明らかにした。</p>
著者
吉田 麻子
出版者
国文学研究資料館
雑誌
国際日本文学研究集会会議録 = PROCEEDINGS OF INTERNATIONAL CONFERENCE ON JAPANESE LITERATURE (ISSN:03877280)
巻号頁・発行日
no.28, pp.77-95, 2005-03-01

A display of the enormous amounts of historical material connected with Hirata Atsutane and the Ibukinoya Juku kept by the Hirata family is to be held in October this year at the National Museum of Japanese History in Sakura. The presenter was involved in the organization of several thousand pieces, mostly connected with the publication and distribution of Hitrata Atsutane's works. I have also been researching the affect they had on society. Research until now regarding Atsutane's publications have focused on publishing during his lifetime, from Bunka 10 (1813) to Tenpou 14 (1843). This presentation, while utilizing this research, will also seek to look into publishing beyond his death.Hirata Atsutane's written works were printed and spread widely following his death, through the end of the Edo and into the Meiji period. The volume printed and sold goes beyond comparison with that during his lifetime. It is clear that the method of sales and gathering money to cover publishing costs differed before and after his death. At the same time, particularly during the Bakumatsu period, due to the nature of his writings, care had to be placed in avoiding political persecution. Among his works there were some that for a time only found their way into people's hands as hand-copied manuscripts, and some, such as the case of the second volume of Tamadasuki, were printed well after the others in the series.This presentation will examine these works of Atsutane's that were forced to drift between being distributed and simply not printed, based on new historical material.There is a connection between the problems of the need for and reception of Hirata's publications, that is, his version of Kokugaku, and the "level of education" (including that involving Japanese "classics" centered on mythology) within society from the end of the Edo through to the Meiji period, which also connects with the theme of the conference.
著者
佐藤 健一 小林 量作 計良 圭一
出版者
公益社団法人 日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学Supplement
巻号頁・発行日
vol.2008, pp.A3P3068, 2009

【目的】麓(1982,1989)の研究によると、利き足には機能的利き足(以下、機能足)と力発揮の利き足(以下、支持足)に分けられる.前者はボールをける足で右足が多く、後者は高跳びなどの踏み切り足とされ左足であることが多い.本研究の目的は、左右及び利き足の違いによって片脚立ち保持時間に影響を及ぼすか検討することである.<BR>【方法】対象は本学およびA専門学校学生588名(男性394名、女性194名、19.5±1.7歳)の内アンケートにおいて骨・関節障害の記載者を除いた463名(男性316名、女性147名、19.5±1.6歳、身長168.1±8.2cm、体重61.1±9.5kg)である.対象者に開眼・閉眼片脚立ち時間の測定およびアンケートを実施した.片脚立ち時間の測定は上限を120秒とし、開眼、閉眼において左右各2回行い最長時間を代表値とした.アンケートは、年齢、身長、体重、運動器疾患の有無、車酔いの頻度、めまいの有無、機能足(ボールをける足)、支持足(高跳びの踏み切り足)である.統計解析にはSPSS Ver.12を使用し、一元配置分散分析、対応のないt検定、有意水準5%未満とした.なお本研究は新潟医療福祉大学倫理委員会の承認を得て対象者全員から書面による同意を得た.<BR>【結果】(1)利き足の割合は支持足右42.7%、左52.9%、左右4.3%.機能足右92.6%、左5.2%、左右2.2%で、利き足の組み合わせは9通りみられ、最も多かった組み合わせは支持足左-機能足右49.5%、次いで支持足右-機能足右39.3%であった.(2)片脚立ち時間の性差は、開眼・閉眼とも認められなかった.(3)車酔い、めまいのアンケート結果と片脚立ち時間及びロンベルグ率(閉眼片脚立ち時間 / 開眼片脚立ち時間)の比較でも有意差は認められなかった.(4)左右の片脚立ち時間では、開眼(右117.3秒、左118.8秒)、閉眼(右55.8秒、左60.7秒)のいずれも左右差が認められた.(5)支持足および機能足の左右差では、支持足における閉眼片脚立ち(右50.6±38.9秒、左65.2±44.0秒)のみ有意差が認められた.(6)ロンベルグ率における支持足、機能足の左右差においても支持足(右0.4±0.3、左0.5±0.4)のみ有意差が認められた.<BR>【考察】片脚立ち保持時間については支持足が左であることが他の条件(支持足が右、機能足が左など)よりも有意に長く、特に閉眼片脚立ちで顕著であった.これは、姿勢バランスの視覚による補正が断たれることで顕在化したものと考えられる.また、閉眼では全体的に標準偏差が大きいことから、片脚立ち保持時間の測定には利き足の個人差が影響すると考えられる.

4 0 0 0 猫の写真

著者
山野 泰照
出版者
THE SOCIETY OF PHOTOGRAPHY AND IMAGING OF JAPAN
雑誌
日本写真学会誌 (ISSN:03695662)
巻号頁・発行日
vol.68, no.6, pp.491-492, 2005

猫を撮影するのは難しい. デジタルカメラの登場によって, 失敗写真を撮ることを含め, それが楽しみに変化した.