著者
越田 賢一郎 高橋 毅 竹内 孝 中村 和之
出版者
函館工業高等専門学校
雑誌
函館工業高等専門学校紀要 (ISSN:02865491)
巻号頁・発行日
vol.48, pp.51-56, 2014

Many glass beads have been found at archaeological sites in Hokkaido. We performed chemical analysis of glass beads discovered in Hokkaido by using scanning electron microscope (SEM) with energy dispersive X-ray spectrometry (EDX). Some glass beads were discovered from the Washinoki Site at Mori Town. These glass beads belong to Epi-Jomon culture and these are made from soda-lime glass.
著者
中村 和生
出版者
関東社会学会
雑誌
年報社会学論集 (ISSN:09194363)
巻号頁・発行日
vol.1997, no.10, pp.181-192, 1997-06-05 (Released:2010-04-21)
参考文献数
35

It seems that social scientists somehow understand their papers despite the fact that it is impossible to decide “clear” relation between them and what is called methodological criteria. Accordingly, in this paper, theory is addressed not as something to be improved, but as phenomena embedded in our work of writing and reading within those situations where they are done. Two features -‘sign reading practice’ and ‘impression of rationality’- are examined as ways to achieve making sense of [purported] SCIENCE. It is concluded that theorizing activities are never isolated from our everyday work.
著者
三好 隆行 石原 克之 中村 和哉 古賀 秀徳
出版者
一般社団法人日本調理科学会
雑誌
日本調理科学会誌 (ISSN:13411535)
巻号頁・発行日
vol.39, no.5, pp.277-282, 2006-10-20
被引用文献数
3

フライ調理によるポテトチップス中の抗酸化成分およびその含有率の変化について検討した。1.ジャガイモをフライ調理してポテトチップスにするこ[table]とでL-アスコルビン酸,クロロゲン酸等の抗酸化化合物は乾燥重量当たりの含有量では減少し,調理による損失が確認されたが,湿重量当たりの含有量では水分が減少することによる濃縮効果により生イモ時の約2倍に高められた。2.ポテトチップスの水溶性画分を限外ろ過し,各画分のDPPHラジカル消去活性を比較したところ,分子量3,000〜20,000の中分子画分において収量は少ないが非常に高い抗酸化活性があることが確認された。褐変度が高く,メラノイジンによるものであると考えられる。3.また分子量3,000未満の低分子画分はもっとも収量が多く,総抗酸化活性の91%が認められた。分子量3,000未満の低分子画分の抗酸化活性はメラノイジンとクロロゲン酸によるものと確認された。4.市販されているジャガイモフライ製品19品種のDPPHラジカル消去活性を調査したところ,生芋タイプのポテトチップスにおいて高い活性が認められ,加工度の高い成型タイプでは低めの傾向であった。
著者
中村 和恵
出版者
明治大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010

先住民族とは誰かと問うことは、文明、民族、進化といった概念、さらに欧米中心主義と近代日本人の民族観の複雑な関係の再検討でもあった。方法としては現地調査と文学テキスト分析の両方を用いて具体的な個人の声を重視し、カリブ居留地とジーン・リースのカリブおよび日本人描写、オーストラリア先住民の「秘密の聖物」出版・展示に関する論争、アイヌ文化の現在ほか、インド、タヒチ、マルティニーク、エストニア等でも調査研究を行った。
著者
中村 和弘
雑誌
自律神経 = The Autonomic nervous system (ISSN:02889250)
巻号頁・発行日
vol.47, no.4, pp.281-286, 2010-08-15
著者
高貝 就 中村 和彦 鈴木 勝昭 岩田 泰秀 尾内 康臣 竹林 淳和 森 則夫
出版者
浜松医科大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010

高機能自閉症者にみられる「タイムスリップ現象」に代表される記憶再構築障害に果たすドパミン系の役割を、ポジトロン断層法(PET)を用いて検討した。すなわち、定常状態とタイムスリップ現象を誘発するようなcueを負荷した状態とにおいて、ドパミンD1受容体密度を特異的トレーサー[llC]SCH23390とPETで計測した。現在、その結果について解析中である。
著者
寺内 まどか 中村 和雄 松岡 茂 宮下 直
出版者
The Ornithological Society of Japan
雑誌
(ISSN:00409480)
巻号頁・発行日
vol.34, no.1, pp.7-16, 1985-08-25 (Released:2007-09-28)
参考文献数
9

(1)1983年および1984年4月から11月にかけて,茨城県谷田部町農業研究センターの圃場およびその周辺の畑地と林で見られたキジバトの個体数を数えた.その結果,畑では,ムギ,トウモロコシ,ラッカセイなどの刈り跡やダイズ畑で多く見られる傾向があった.それに対して,林の個体数は安定していた.(2)キジノミトの〓のう内容物を分析した結果,ほとんどの餌が植物質で占められ,それも農作物の割合が高かった.(3)キジバトの餌を林床と畑からサンプリングした結果,植物質の餌は畑に集中していて,林床ではわずかしかみられなかった.(4)これらのことから,キジバトは,繁殖場所である林では密度が安定しているが,畑では採餌のために比較的広い範囲から個体が集まり,特にムギやダイズなどの刈り跡に集中して餌を得ていると思われる.
著者
細川 卓也 小松 秀雄 前田 幸二 中村 和洋 吉田 徹志 福元 康文
出版者
園芸学会
雑誌
園芸学研究 (ISSN:13472658)
巻号頁・発行日
vol.5, no.1, pp.39-44, 2006-04-01
参考文献数
15
被引用文献数
2 6

有機質成型培地を用いたトマトの長段どり栽培での高糖度果実の多収生産を目的とし,有機質成型培地の水分保持特性を調査し,日射比例給液制御装置を試作してこれを用いた場合の給液量の違いが収量・品質に及ぼす影響を検討した.スギ樹皮やヤシガラとバーク堆肥の混合資材からなる有機質成型培地ではロックウールスラブに比べて排水性が優れ,高pFでの水分率が高い水分保持特性を示した.長段どり栽培では,長期間にわたって葉面積の変動が小さく,積算日射と蒸発散量の間には高い正の相関関係が認められた.ヤシガラ・バーク培地を用い積算日射で1.71MJ・m^<-2> 1.93MJ・m^<-2>, 2.13MJ・m^<-2>(第2果房下の葉を除去するまではそれぞれ1.50MJ・m^<-2>, 1.71MJ・m^<-2>, 1.93MJ・m^<-2>)ごとに100ml・株^<-1>を給液する3区を設けて収量・品質を比較した結果,可販果収量は給液量の多い区ほど多く,平均糖度は給液量の少ない区ほど高かった.高糖度果実(Brix8%以上)の収量は,1.93MJ・m^<-2>(第2果房下の葉を除去するまで1.71MJ・m^<-2>)ごとに給液する区で最も多かった.
著者
中村 和照
巻号頁・発行日
2012

筑波大学博士 (体育科学) 学位論文・平成24年3月23日授与 (甲第6191号)