著者
中村 洋介 中村 和郎
出版者
The Association of Japanese Geographers
雑誌
日本地理学会発表要旨集
巻号頁・発行日
pp.128, 2006 (Released:2006-05-18)

1.はじめに 本発表では、一本の積雲列がしばしば三浦半島から東京・世田谷方向に延びていることを発見したので報告する。関東南部の積雲列は東京環状八号線(通称「環八」)上にできる低層の積雲列「環八雲」が知られる。塚本(1990)は、夏季に形成される環八上空の積雲列を「ヒートアイランド雲」と名づけ、環八付近の高温域に東京湾と相模湾からの海風が収束し、大気汚染物質が凝結核になることで形成されると報告した。本報告での積雲列は、三浦半島の中央を南北に延びる横浜横須賀道路(通称「横横」)に沿って出現する。比較的交通量の多い横浜横須賀道路上空に一列の積雲が連なることからこの雲を仮に「横横雲」と名付けた。本発表では、「横横雲」の出現日、出現時の風向、気温、海水温、気圧配置と現段階で考察される出現の成因について報告する。分析には気象庁アメダス、神奈川県環境科学センター、神奈川県農林水産情報センター、神奈川県水産技術センターの資料を使用した。2.「横横雲」の出現 「横横雲」は低層の複数の積雲がほぼ南北方向に長く一列に並ぶ雲列である。2005年は年間20回程度の発生を確認した。観測は横浜市戸塚区小雀町の丘陵上からの目視である。積雲列を追跡すると、日平均通行台数13万台の横浜横須賀道路上空に発生していた。発生時期は3_から_9月に多くみられ、発生時の多くは移動性高気圧や太平洋高気圧に関東地方が覆われている。「横横雲」は早朝から夕方にかけて発生し、夜間は消滅する。発生時、積雲の各セルは北方向へ流れている。発生時の風向は、三浦半島の東京湾側では南東成分の風向、相模湾側では南西成分の風向を示す(図1)。冬季の北成分の風向時は発生しない。 「横横雲」発生時の2005年4月24日に積雲列を北方向に追跡すると、横浜横須賀道路から第三京浜上空に延び、川崎IC付近で世田谷(環八)方向に続いていた。一方で2005年8月4日に南方向に追跡すると逗子付近で雲が形成されていることを確認した。3.「横横雲」の成因 三浦半島のほぼ中央を南北に積雲列が並び、発生時には積雲列に向かって風が収束している。暖められた三浦半島の陸域と周りを囲む比較的低い海水温域による海風の発生が東京湾と相模湾からの風の収束を生み、「横横雲」が発生していると推察される。発生には横浜横須賀道路の交通量の関わりも考えられるが、より交通量の多い横浜新道上空には発生していないなど明瞭な交通量との因果関係は特定できなかった。4.おわりに 甲斐ほか(1995)や糸賀ほか(1998)では、「環八雲」は太平洋高気圧か移動性高気圧に覆われる南風成分の日に出現し、海風の収束とヒートアイランドによる上昇気流が成因であると報告している。「横横雲」の成因もこれらの報告と類似している点もあると推察されるが、これまでの「環八雲」の報告では東京都内のみの分析であり、本調査で「環八雲」は「横横雲」として神奈川県東部にも延びている可能性があることが分かった。中西・菅谷(2004)は、暖候期において相模湾・東京湾・鹿島灘からの海風が収束してつくられる東京湾周辺の雲列下で午後に降水がみられることを報告している。2005年7月25日には、「横横雲」出現後の17時に三浦半島から栃木県小山にかけてのレインバンドがみられた。今後は「横横雲」と降雨の関連についても検討してゆきたい。参考文献糸賀ほか 1998.環八雲が発生した日の気候学的特徴_-_1989_から_1993年8月の統計解析_-_.天気45:13‐22.甲斐ほか 1995.東京環状八号線道路付近の上空に発生する雲(環八雲)の事例解析_-_1989年8月21日の例_-_.天気42:11‐21.塚本1990.ヒートアイランド現象と雲_-_1989年夏の観測から_-_.気象34:8‐11.中西・菅谷2004.夏季の東京湾周辺に発生する雲列と局地気象および午後の降水との関係.天気52:729-73
著者
石神 暁郎 佐藤 智 中村 和正
出版者
公益社団法人 農業農村工学会
雑誌
農業農村工学会論文集 (ISSN:18822789)
巻号頁・発行日
vol.83, no.3, pp.I_49-I_61, 2015 (Released:2015-06-05)
参考文献数
25

積雪寒冷地におけるコンクリート開水路では, 近年, 凍害劣化により低下した性能の回復・向上を目的とした種々の表面保護工法の開発・適用が進められている.凍害劣化を対象とした表面保護工法は, その優れた遮水性により新たな水分の侵入を抑止・抑制し, コンクリートにおける凍結融解の作用を抑制しようとするものであるが, その性能を持続的に発揮させるためには, コンクリートに対して十分な付着性を有していることが求められる.本研究では, 新たに提案した表面保護工法の付着耐久性を評価する凍結融解試験方法を用いて, コンクリート開水路に適用されている各種表面保護工法の評価を行った.その結果, 有機系および無機系の表面被覆工法において凍結融解の作用に起因する付着性の低下が確認されること, また, 保護材料の特性の違いによりその低下の程度が異なることが分かった.
著者
森田 淳 小松 敏 光部 貴士 中村 和洋 川瀬 領治 仲谷 正史 田中 浩也
雑誌
デジタルプラクティス (ISSN:21884390)
巻号頁・発行日
vol.11, no.2, pp.434-455, 2020-04-15

従来,3Dプリンタは3次元形状の自由なデザイン性に注目されてきたが,医療分野を初めとした個別化製造への適用実現には,形状だけでなく物理特性の自由度が求められている.また,熟練設計者の勘と経験だけでなく,ユーザの感性を生かした設計が必要とされている.近年では,材料分野で形状によって物理特性を発現するArchitected Materialの研究が進められている.本報では,ウレタンエラストマを用いた周期構造(ラティス)によって3DプリンタによってArchitected Materialを作製し,インソールの形状と硬さを,装着者の感性にしたがって自由に設計するためのプラクティスについて述べる.
著者
大浦 圭一郎 中村 和寛 橋本 佳 南角 吉彦 徳田 恵一
雑誌
研究報告音声言語情報処理(SLP) (ISSN:21888663)
巻号頁・発行日
vol.2019-SLP-127, no.34, pp.1-6, 2019-06-15

本稿では,ニューラルネットワークに基づく音声ボコーダにおいて,周期信号と非周期信号を入力とする音声生成の枠組みを提案する.近年,ニューラルネットワークを用いて音声波形を直接モデル化する手法として WaveNet [1] が提案された.WaveNet は音声波形を高精度にモデル化することができ,自然な音声を直接生成することができるため,特に音声ボコーダ [2] として様々な研究で利用されている [3],[4],[5].しかし,過去の音声サンプル列から次の音声サンプルを生成する自己回帰構造を持ち,合成時に並列演算ができないことから,実時間で合成できない問題があった.また,WaveNet を学習する際のデータベースに無い音高の再現ができない問題や,補助特徴量として指定したピッチ情報の音高を再現しないことがある問題があった.これらの問題に対し,本稿では明示的に周期信号と非周期信号の列を入力として用い,対応する音声サンプルの列を一度に生成する手法を提案する.提案手法を用いることで,実時間より高速に音声を生成できること,および,学習データの範囲外のピッチを持つ音声波形を生成できることを確認した.また,自然性に関する主観評価実験を行い,WaveNet と比較して合成音声品質の向上を確認した.
著者
田中 信忠 梅田 知伸 日下部 吉男 中西 雅之 北出 幸夫 中村 和郎
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
YAKUGAKU ZASSHI (ISSN:00316903)
巻号頁・発行日
vol.133, no.5, pp.527-537, 2013 (Released:2013-05-01)
参考文献数
30
被引用文献数
4 4

The human malaria parasite Plasmodium falciparum is responsible for the death of more than a million people each year. The emergence of strains of this malaria parasite resistant to conventional drug therapy has stimulated the search for antimalarial compounds with novel modes of action. Here the structure-function relationship studies for two Plasmodium proteins are presented. One example is the structural studies for S-adenosyl-L-homocysteine hydrolase from Plasmodium falciparum (PfSAHH) and the other example is those for 1-deoxy-D-xylulose reductoisomerase from Plasmodium falciparum (PfDXR). In the former study, the clue for design of species specific PfSAHH inhibitors was obtained by the structural comparison of the active site of PfSAHH with that of human SAHH (HsSAHH). Our study revealed that the inhibitor selectivity depends on the difference of only one amino acid residue in the active site; Cys59 in PfSAHH vs. Thr60 in HsSAHH. In the latter study, the inhibition of PfDXR enzyme by fosmidomycin has proved to be efficient in the treatment of uncomplicated malaria in recent clinical trials conducted in Gabon and Thailand. Our crystal structure analyses of PfDXR/inhibitor complexes revealed the molecular basis of fosmidomycin's action in P. falciparum. We expect that the structure-function relationship studies on Plasmodium proteins are useful for developing the more effective antimalarial compounds.
著者
田村 朋美 青野 友哉 中村 和之
出版者
独立行政法人国立高等専門学校機構 函館工業高等専門学校
雑誌
函館工業高等専門学校紀要 (ISSN:02865491)
巻号頁・発行日
vol.52, pp.85-92, 2018 (Released:2018-01-31)
参考文献数
11

In this study, chemical compositions were reexamined on the glass beads excavated from the Usu-Oyakotsu site in Date City, Hokkaido. As a result, it was possible to clarify that these glass beads are composed of potash lime glass and potash lead glass. In particular, it is noteworthy that the majority was potash lime glass. In addition, it became clear that the potash lime glass is divided into two compositional types, lead - containing type and lead - free type. Especially for lead - containing type, it might be one of the features of potash lime glass distributed in the early Ainu culture period.
著者
平嶋 健太郎 中村 和矢
出版者
日本魚學振興會
雑誌
魚類学雑誌 (ISSN:00215090)
巻号頁・発行日
vol.61, no.2, pp.53-57, 2014

シマヒレヨシノボリRhinogobius sp. BFは,鈴木ほか(2010)によって近年認められたヨシノボリ属魚類である。しかし,これまで他のヨシノボリ類と混同されていたこと(明仁ほか,2013)や認識されて間もないことから基礎的な資料は少ない。本種の分布域は,瀬戸内海東岸を中心とした地域である。これは,シマヨシノボリR. nagouaeやカワヨシノボリR. flumineusなど同属のヨシノボリ類の分布域と比較して狭く(明仁ほか,2013),また,その生息環境は平野部の野池や河川下流域,わんどなどであり(鈴木・向井,2010; 平嶋,2011),人為による環境改変の影響を受けやすいと考えられる。加えて,環境省レッドリストで準絶滅危惧(環境省,2013),和歌山県版レッドデータブックで学術重要(中谷ほか,2012),愛媛県版レッドデータブックで地域個体群に指定(高橋,2003)されていることから,本種の生息地の保全が望まれる。その一方で,本種が他地域へもち込まれた場合に他種との交雑(向井ほか,2012)や競合など大きな撹乱の元となることが危惧される(鈴木ほか,2010; 鈴木・向井,2010)。また,本種個体群の分散や交流に大きく影響する仔稚魚期の生活史に関して,Tsunagawa et al. (2010)は耳石のSr/Ca比により本種が河川陸封性であることを明らかにしているが,仔稚魚が実際に沿岸や海域で生残可能かどうかは明らかでない。
著者
加藤 剣一 野口 恒行 中村 和 原 正憲 赤丸 悟士
出版者
一般社団法人 日本原子力学会
雑誌
日本原子力学会 年会・大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2010, pp.622, 2010

トリチウム使用実験設備及びグローブボックス用のトリチウム除去設備の開発を行った。分子状ならびに水の形態のトリチウムを含むガスを、常温型酸化触媒塔と水分吸着塔に循環させ酸化捕集させ、さらに水分吸着塔の低漏洩型内熱加熱再生と深冷回収、ならびに排気などの全体運転を、インターロック機能ならびにトリチウムモニタの監視状態で自動・半自動・マニュアルでトリチウム除去処理が可能な機能を有している。この設備の構成・仕様・性能などについて報告する。
著者
秋穂 裕唯 中村 和彦
出版者
一般財団法人 日本消化器病学会
雑誌
日本消化器病学会雑誌 (ISSN:04466586)
巻号頁・発行日
vol.111, no.7, pp.1353-1358, 2014-07-05 (Released:2014-07-05)
参考文献数
32

過敏性腸症候群(irritable bowel syndrome;IBS)の薬物療法について概説した.薬物療法は食事と生活習慣を指導した後に,消化管主体の治療を行う.第1選択薬としてプロバイオティクス,高分子重合体,消化管機能調整薬を使用する.症状の改善が不十分な場合は,症例ごとに優勢な症状に対して止痢薬,抗コリン薬,下剤などの薬物を追加する.また5-HT4刺激薬,抗アレルギー薬,漢方薬,抗うつ薬,抗不安薬も治療効果を有する.近年有効性の高い男性下痢型IBSに対する5-HT3拮抗薬,便秘型IBSに対するCIC-2賦活剤が登場した.IBSの病態機序のさらなる解明と治療薬の開発が期待される.
著者
斉藤 まなぶ 足立 匡基 中村 和彦 大里 絢子 栗林 理人 高橋 芳雄 吉田 恵心 安田 小響
出版者
弘前大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2016-04-01

発達障害の有病率及び併存率の推定:平成26年4月から平成28年10月までに健診に参加した全5才児3804名(月齢平均:63カ月)を解析の対象とした。一次スクリーニングは2923名(76.8%)から回答を得た。二次検診の対象児は607名(20.8%)であった。最終的に希望者31名を含む440名が二次健診に参加した。ASDの診断については、さらに補助診断検査としてASD診断を受けた対象者に後日ADI-RまたはADOSを施行した。その結果、自閉症スペクトラム障害(ASD)が3.30%、注意欠如・多動性障害(ADHD)が4.95%、発達性協調運動障害(DCD)が5.54%、知的障害/境界知能(ID/BIF)が3.33%であった。また、ASDではADHD合併が60.0%、DCDの合併が61.1%、ID/BIFの合併が40.0%であった。疫学調査における使用尺度の妥当性の検討:AD/HD-RSの内的整合性(N Takayanagi, et al. 2016)、ASSQ短縮版の5歳児適用における妥当性(足立ら、2016)を検証した。リスク因子の検討:得られた疫学データからロジスティック回帰分析を行い、ASDのリスク因子は出生体重2500g未満と父親の高齢が有意な結果となった。バイオマーカーの検討:ASD群でIGF-1、VLDL-Cho、VLDL-TGに有意な性差があった。バイオマーカーとASD、ADHD症状との関連性はIGF-1が実行機能の問題、VLDL-Choが相互的対人関係の問題、VLDL-TGが社会性、想像力、対人関係の問題と負の相関があったGazefinderを用いた注視点検査では、5歳のASD児は興味のある映像への注視は長く、興味のない映像への注視は短いことが確認された。
著者
中村 和生
出版者
関東社会学会
雑誌
年報社会学論集 (ISSN:09194363)
巻号頁・発行日
vol.2001, no.14, pp.174-186, 2001-06-05 (Released:2010-04-21)
参考文献数
40

This paper tries to demonstrate that relativism, scepticism, and anti-realism that the Sociology of (Scientific) Knowledge inevitably assumes are logically difficult and not useful for empirical investigations. First, by way of Reductio ad absurdum, the Reflexive Programme is examined. Next, a relativist-sceptist orientation is grasped in the empirical studies of Sociology of Scientific Knowledge. This orientation is criticized from the standpoint of ethnomethodological studies of scientific work. A Praxiology of knowledge is proposed.
著者
中村 和則 城村 綾子 織田 実 猪 好孝 内山 浩之 大谷 尚也 宮崎 裕行 来海 正輝 秋澤 有四郎 岡 俊範
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
YAKUGAKU ZASSHI (ISSN:00316903)
巻号頁・発行日
vol.115, no.3, pp.201-212, 1995-03-25 (Released:2008-05-30)
参考文献数
28
被引用文献数
3 7

Inhibitory activities of FUT-187 on trypsin-like serine proteases were compared using camostat mesilate (camostat), and 4-(4-guanidino benzoyloxy)-phenyl acetic acid methanesulfonate (GBPA) known as an active metabolite of camostat in the blood. Ki values of FUT-187 on the competitive inhibition mechanism were 0.097 μM for trypsin, 0.029 μM for pancreatic kallikrein, 0.61 μM for plasma kallikrein, 0.57 μM for plasmin, 2.5 μM for thrombin, 20.4 μM for factor Xa and 6.4 μM for Clr. However, FUT-187 acted as a noncompetitive inhibitor for factor XIIa and an uncompetitive inhibitor for Cls, and Ki values for these proteases were 0.021 and 0.18 μM, respectively. Ki values of camostat for these proteases were in the range of 0.037 to 96.4 μM, and those of GBPA for the above proteases except trypsin and plasma kallikrein were higher than those of FUT-187. The inhibitory activity of FUT-187 on trypsin was not reduced by the addition of the serum at 10%, whereas, that of GBPA was reduced (4.3 fold) in terms of IC50 values. The concentration of FUT-187 required to double APTT (activated partial thromboplastin time) was 1.09 μM, while GBPA, by concentrations up to 1 mM failed to double APTT. The kinin formation by glandular kallikrein in the rat plasma was inhibited by FUT-187 with IC50 value of 0.024 μM, while camostat revealed no inhibition by concentrations up to 1 μM. The complement-mediated hemolyses in the classical and alternative pathways were also inhibited by FUT-187 with IC50 values of 0.17 and 3.5 μM, respectively, the corresponding values for camostat being 350 and 150 μM, respectively. It is concluded that FUT-187 is a potent and selective inhibitor of trypsin-like serine proteases, and its inhibitory activities are stronger than those of camostat on glandular kallikrein, factor XIIa and Cls in complement pathway.
著者
中村 和彦
出版者
名古屋大学
雑誌
名古屋大學教育學部紀要. 教育心理学科 (ISSN:03874796)
巻号頁・発行日
vol.40, pp.183-202, 1993

Recent studies in attitude structure are discussed in relation to the two areas of attitude strength and cognitive/affective divergency of attitude. With regard to attitude strength, two series of studies on attitude formed by elaboration and on attitude accessibility are discussed. Issues pertaining to attitude strength are pointed out, such as the one-component attitude perspective, implications of response latency, and necessity of a theoritical viewpoint on how to relate one attitude strength's index with the other. In the area of cognitive/affective divergency of attitude, studies which have examined the independency between cognition and affect toward the attitude object, and those which have indicated the difference between affectively-based attitudes and cognitively-based attitudes, are reviewed. Following the review of attitude base, problems in this area are discussed. Specifically, definitions of cognitively/affectively-based attitudes are divided into three types, and the difference between them are discussed.国立情報学研究所で電子化したコンテンツを使用している。