著者
井上 忠男 尾崎 武司
出版者
The Phytopathological Society of Japan
雑誌
日本植物病理学会報 (ISSN:00319473)
巻号頁・発行日
vol.46, no.1, pp.49-50, 1980-01-25 (Released:2009-02-19)
参考文献数
13
被引用文献数
17 22

Yellow vein of Eupatorium chinense var. simplicifolium caused by a geminivirus (Osaki and Inouye, 1979) had long been attracted attentions by some Japanese botanists and plant pathologists. A poem written by the Empress Koken on the yellow leaf of Eupatorium in the year of 752 that appeared in “Manyoshu” would be the first record in all over the world in the literature of the possible plant virus disease.
著者
井上 忠恕
出版者
日本SPF豚研究会
巻号頁・発行日
no.53, pp.25-30, 2018 (Released:2019-05-17)
著者
阿曽 三樹 島雄 周平 岩崎 和美 井上 忠典 森村 司 岡田 しのぶ 三原 基之
出版者
日本皮膚科学会西部支部
雑誌
西日本皮膚科 (ISSN:03869784)
巻号頁・発行日
vol.51, no.2, pp.352-358, 1989-04-01 (Released:2012-03-03)
参考文献数
13
被引用文献数
1 1

自家感作性皮膚炎1例, 尋常性乾癬4例, 計5例の患者に0.05% difluprednate軟膏30∼60g/dayを単純塗布し, 血清11-OHCS値, 末梢循環好酸球数, 血糖値の変動並びに臨床効果を観察した。外用中, 血清11-OHCS値は40g/day塗布3例中2例で明らかな低下が認められたが, 30g/day, 60g/day塗布各1例では低下は認められなかつた。末梢循環好酸球数は30g/day, 40g/day各1例で明らかに減少した。血糖値は40g/day 1例で一過性に上昇した。臨床効果は非常に優れていた。Difluprednate軟膏はその臨床効果と比較すると, 副腎皮質機能抑制作用は軽度であり, 臨床効果と全身作用の分離を示すコルチコステロイド外用剤と考えられた。
著者
井上 忠恕
出版者
日本SPF豚研究会
巻号頁・発行日
no.53, pp.25-30, 2018 (Released:2019-05-17)
著者
井上 忠男
出版者
日本赤十字秋田看護大学・日本赤十字秋田短期大学
雑誌
日本赤十字秋田短期大学紀要 (ISSN:13430033)
巻号頁・発行日
no.13, pp.23-37, 2008

人道主義は、いかにして今日の国際社会における普遍的な道義的価値規範として確立されるに至ったのか。本稿は、近代国際法、特に19世紀後半に急速に発展した戦時国際法の法典化の歴史を辿ることにより、人道概念の普遍化の過程を考察するとともに、特に冷戦終結後の武力紛争に伴い国連、NGO、諸国軍隊等による広範な人道支援活動が展開される今日、グローバルな枠組みの中で人道主義が直面する多様な問題とその将来展望を考察する。
著者
上城 憲司 井上 忠俊 村田 伸 小浦 誠吾 納戸 美佐子 中村 貴志
出版者
三輪書店
巻号頁・発行日
pp.376-381, 2018-04-15

Abstract:本研究では地域在住高齢者を対象に,認知課題ゲーム(以下,Pゲーム)の実施方法の違いと認知機能別の特徴について検討した.Pゲームは25マスの図案の上に数字をランダムに記し,1〜25の番号が書かれたペットボトルのキャップをできるだけ早く,対応する図案の番号の上に置いたり取り出したりするゲームである.Pゲームの実施方法の違いについて比較した結果,「取り出す」パターンは,「置く」パターンよりも遂行時間が有意に短かった.また,Trail Making Test(TMT),Pゲームを認知機能別に比較した結果,「置く」パターンはすべての群間に有意差が認められた.一方,「取り出す」パターンは,TMTが健常群と認知機能低下群,認知症疑い群,Pゲームが健常群と認知症疑い群との間に有意差が認められ,認知機能低下に伴い遂行時間が長くなる傾向が示された.本研究の結果から,Pゲームは心理的ストレスが低く,簡易に認知機能の程度を判定する評価ツールとして有用性が高いと推察する.
著者
吉川 信幸 井上 忠男 Converse Richard H.
出版者
日本植物病理學會
雑誌
日本植物病理学会報 (ISSN:00319473)
巻号頁・発行日
vol.52, no.3, pp.437-444, 1986
被引用文献数
12

イチゴから分離されたラブドウイルス様粒子の3分離株(RとH, S)について,検定植物(<i>Fragaria vesca</i> UC-4, UC-5, UC-6と<i>F. virginiana</i> UC-10, UC-11, UC12)での病徴を調べたところ, R分離株は典型的なイチゴクリンクルウイルス(SCrV), HとS分離株はstrawberry latent C virus (SLCV)と考えられた。これら3分離株の感染葉とオレゴン州立大学保存のSLCV (SLCV-O分離株)感染葉の超薄切片を電顕により比較観察すると,いずれの分離株からもほぼ同じ大きさのラブドウイルス様粒子とviroplasmが検出されたが, R分離株ではウイルス様粒子とviroplasmが主に細胞質で観察されたのに対し, HとS, SLCV-O分離株では成熟粒子は主に核膜間隙に集積し,未成熟粒子とviroplasmは核内に存在していた。以上のことから,イチゴには2種類のラブドウイルス,すなわち細胞質関連型のSCrVと核関連型のSLCVが存在することが明らかになった。

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著者
井上 忠
出版者
日本哲学会
雑誌
哲学 (ISSN:03873358)
巻号頁・発行日
vol.1966, no.16, pp.1-19, 1966-03-31 (Released:2009-07-23)

Wir wohnen in einer Welt der Tatsachen. Die Tatsachen unterscheiden sich vom Grunde, von dem Selben, und indem sie sich von ihm unterscheiden, unterscheiden sie sich auch untereinander.In dieser Welt des Unterschiedes wohnend, sind wir einsam. Die Einsamkeit reisst uns vom Grunde los und führt uns zur Verzweiflung.Die Verzweiflung ereignet sich dort, wo der Grund sich dadurch offenbart, dass er keine Tatsache ist, und uns für sich selbst in Besitz nimmt. Der Grund naht sich uns so nahe, dass er uns zu seinem Eigentum macht.Welches muss unsere Haltung sein, wenn wir dem sich nahendem Grund entsprechen wollen? Wir müssen die Tatsachen bis in die Ferne entfernen und uns selbst vor uns selbst in der Nähe des Grundes als Werk ausmeisseln.Die Formen, die uns bei dieser Werk-Tätigkeit, bei unserer Selbst-Erschaffung aufleuchten, sind die Ideen (Ideae).
著者
井上 忠
出版者
聖徳大学
雑誌
研究紀要. 第一分冊, 人文学部 (ISSN:09166653)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.1-6, 1997
著者
井上 忠
出版者
日本西洋古典学会
雑誌
西洋古典学研究 (ISSN:04479114)
巻号頁・発行日
vol.23, pp.41-54, 1975-03-29 (Released:2017-05-23)

In the Categories (1^a20-^b9, 2^a12-^b6, etc.), Aristotle makes a contrast between (1) καθ' υποκειμενου λεγεται (is said of a subject) and (2) εν υποκειμενω εστι (is in a subject). But why does he use λεγεται (is said) in (1), and εστι (is) in (2)? Aristotle is making an inquiry into the field of ordinary language, or rather actual language: while in (1) both τουνομα (the name) and ο λογο&b.sigmav; (the definition) are explicitly presented as the predicate (κατηγορειται) , in (2) neither the name nor the definition is presented as the predicate except some incidental coincidence of word formation (2^a27-34). We may adequately call (1) Predication and (2) Inherence. Later, (1) will develop to be the substantial predicate and (2)to be the accidental predicate; and Inherence ought to be present as predicate in some form in actual language. Making Inherence predicative results from παρωνυμα (the derivation from the name). That is, in (1), the name and the definition of substance are identically related, as being homonymous (ομωνυμα 1^a1-6) or synonymous (συνωνυμα 1^a6-12). On the other hand, the inherential predicate presents itself in actual language as nothing but η κατα τουνομα προσηγορια (addressing on the basis of the name). This name, however, is not set up through abstraction or induction of those addressings, but, from the view point of the actual use of language, must be preceded by the name. This name, being different from that in the case of substance, appearsonly as the classifying language in actual language, its definition showing "what it is" does not turn up in actual language. If one dares to look for that, one is to go beyond the level of actual language.
著者
井上 忠雄
出版者
安全工学会
雑誌
安全工学 (ISSN:05704480)
巻号頁・発行日
vol.55, no.6, pp.398-405, 2016-12-15 (Released:2016-12-15)
参考文献数
7

21 世紀の初頭は高度化・激化するテロの時代であると言われる.特に,最近のテロは,その発生回数において,その使用する手段において,彼らの目指す目標において以前と全く異なった脅威が生じている.これらの動向に鑑み,我が国では,平成16 年に国民保護法が成立し,国や各県で化学・生物・放射線テロ等を想定した訓練が行われるようになった. この小論では,最近のテロ攻撃の中で発生頻度は少ないが,生起すれば大量の被害者が出て,悲惨な状況を呈するCBRN テロについて,CBRN テロとは何か,なぜテロリストがこれらの兵器に関心を示すのか,これに対してどう対処すべきか等につて,我が国で生起した東京地下鉄サリン事件の教訓等を参考に概説しようとするものである.また,化学・生物・放射線・核テロの特徴やその防護対策について簡単に概説する.
著者
井上 忠男 Tadao Inoue 日本赤十字秋田看護大学
出版者
日本赤十字秋田看護大学・日本赤十字秋田短期大学紀要編集委員会
雑誌
日本赤十字秋田看護大学・日本赤十字秋田短期大学紀要 = Journal of the Japanese Red Cross Akita College of Nursing and the Japanese Red Cross Junior College of Akita (ISSN:21868263)
巻号頁・発行日
no.14, pp.79-87, 2010-03-31

赤十字標章は、武力紛争時において医療活動を行う組織、要員及び資機材を保護するために1864年のジュネーブ条約によりその使用が規定された国際特殊標章である。本研究は、同標章の使用と管理を規定する国際文書及び国内文書並びに解説書を網羅した文献集を編纂することにより、標章の使用と管理を行う関係機関がこれらの適正な運用を図ることに資することを目的にする。本稿は、標記研究の成果として平成22年3月に刊行の『赤十字標章ハンドブック~標章の使用と管理の条約・規則・解説集』([株]東信堂刊)の「はしがき」「目次」「凡例」のみを抜粋し、本研究の概要を解説したものであり、研究の全体像については同書を参照ください。The Red Cross emblem, which was first adopted as an international distinctive emblem in the Geneva Convention of 1864, has been exclusively used for protecting the medical services of military or civilian in times of armed conflicts and, after WWII, more widely used in peace time as well. This study is aimed at compiling the collective documents of international, domestic legal instruments and their major commentaries on the applied use of the Red Cross emblem. Henceforth to facilitate proper use/management of the emblem among parties concerned with helping secure a better implementation of the law governing the use of the emblem. This abstract summarizes the outline of study by extracting the "introduction," "contents" and "explanatory notes" from "The Handbook on the Red Cross emblem: documents and commentaries on its use," to be published in March 2010. As for the full contents of the study, please refer to the above Handbook.
著者
栗原 綾子 田隝 博樹 上島 健太郎 井上 忠夫
出版者
特定非営利活動法人 日本医療マネジメント学会
雑誌
日本医療マネジメント学会雑誌 (ISSN:18812503)
巻号頁・発行日
vol.11, no.3, pp.201-204, 2010

<p> 血液凝固に影響を与える薬剤(ACD:anti-coagulation drug)を服用中の患者が安全に検査・手術を受けるには、薬剤の適切な休薬が必要である。</p><p> 近年、多くのジェネリック薬が発売されており、他の医療機関での処方薬剤のチェックでは薬剤師の介入が不可欠である。</p><p> 国際医療福祉大学三田病院脊椎・脊髄センターにおける患者服用薬チェック業務は、検査・手術の入院が決定したら、外来受診の際に薬剤師がACDの鑑別と休薬期間の指導を行っている。</p><p> 今回、2009年1〜3月の3ヶ月間に脊椎・脊髄センターで検査・手術入院した患者を対象とし、薬剤師による患者服用薬チェック業務の実績調査を行った。対象患者は283名(平均年齢:60.7歳)、その内ACDを服用している患者は121名(平均年齢:69.2歳)で服用率は42.8%であった。本調査期間におけるACDの服用ミスによる検査・手術の延期や中止は1例もなく、薬剤師によるACDの患者服用薬チェック業務の意義が高いことが改めて確認できた。</p>
著者
佐古 勇 谷口 達雄 尾崎 武司 井上 忠男
出版者
The Kansai Plant Protection Society
雑誌
関西病虫害研究会報 (ISSN:03871002)
巻号頁・発行日
vol.32, pp.21-27, 1990
被引用文献数
1

ネギ属植物に潜在感染し, 広く発生分布しているGLVの発生生態解明の一環として伝染方法などについて2, 3の実験を行った.<BR>1. 鳥取県下のラッキョウ畑におけるアブラムシ類の飛来は4月中旬頃から見られ, 5月になると急激に増加し, 5月下旬までその傾向は続いた. その後の飛来は夏季をピークに9月にはしだいに減少したが, 10月下旬まで持続した. 最も飛来数の多かったのはモモアカアブラムシで, 次いでワタアブラムシであった.<BR>2. GLVはモモアカアブラムシによりワケギ, ネギ及びラッキョウの保毒株での5~60分間の獲得吸汁,ラッキョウでの10~60分間の接種吸汁により10~20%の割合で伝搬が確認された. また, ネギァブラムシによってもネギ及びラッキョウの保毒株からラッキョウに10~30%の割合で伝搬された.<BR>3. ラッキョウ畑でのGLVの株の接触による伝染及びソラマメでの種子伝染は認められなかった.<BR>4. ラッキョウ産地においてウイルスフリー株を植え付けると, 再感染株率は植え付け当年の秋季には平均26.7%, 翌春には平均50.0%と高率となったが, 寒冷紗トンネル被覆により再感染が防止された.<BR>5. 種苗伝染試験では, 当代感染した株に形成される新分球のGLVの保毒率は20~69%であったが, 当代感染株からの保毒球を種球として栽培した株に形成される新分球の保毒率は100%となった. また, 在来保毒株からの分球もGLVを100%保毒していた. <BR>6. ELISA法によりりん茎部位別のウイルス濃度を比較すると, 外部より芯部の, また下部より上部のりん葉のウイルス濃度が高かった. しかし, 当代感染株と在来保毒株では全体に前者のウイルス濃度が低い傾向があり, 種苗伝染はりん茎のウイルス濃度との関係が示唆された.

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著者
井上 忠勝
出版者
経営史学会
雑誌
経営史学 (ISSN:03869113)
巻号頁・発行日
vol.13, no.1, pp.52-57, 1978-10-25 (Released:2009-11-06)