著者
松岡 茂 阿部 卓
出版者
Yamashina Institute for Ornitology
雑誌
山階鳥類研究所研究報告 (ISSN:00440183)
巻号頁・発行日
vol.6, no.5-6, pp.569-571, 1972-12-30 (Released:2008-11-10)
参考文献数
6

We observed several flocks of the ground linnet Leucosticte arctoa at high levels of Daisetsu Mountains, central part of Hokkaido, during the summers (August) of 1970 and 1971.Some of the individuals observed had a juvenile-like plumage pattern and one of them was being fed something by an adult male (Fig. 4).Though it was not proved that the individual was a juvenile fledged in this season, this may suggest the breeding of the species in this area.
著者
北岡 茂男
出版者
日本応用動物昆虫学会
雑誌
日本応用動物昆虫学会誌 (ISSN:00214914)
巻号頁・発行日
vol.15, no.3, pp.161-167, 1971-09-25 (Released:2009-02-12)
参考文献数
22
被引用文献数
2 3

マダニ類のマダニ科成ダニの吸血成長過程,またはヒメダニ科の若・成ダニの吸血時における体液浸透圧調節機能の違いを明らかにするため,主要陰イオン成分であるCl-につき宿主血液,ダニ体液,唾液,基節液,尿,体内での各含有量を比較し,その値の浸透圧調節機能における意義につき検討した。1) マダニ科のフタトゲチマダニ,オウシマダニはその吸血過程を通じ,またヒメダニ科のツバメヒメダニ,O. moubataはそれらの発育段階や吸血条件などの著しい相違にもかかわらず,宿主のそれより常に高い100∼160meq/lのほぼ恒常の体液Cl-濃度値を保った。2) 唾液Cl-濃度は以上の種類と条件下において体液のCl-濃度に依存しほぼ同等か,それよりわずかに高めの値であった。3) マダニ類におけるマルピギー管は,昆虫類と比較してCl平衡の上では二次的器官であると言える。4) 体液浸透圧の恒常性を保つための余剰水分と塩分の処理は,マダニ科ダニでは主として唾液分泌による宿主への還元により,ヒメダニ科ダニでは基節器官からの分泌により行なっており,吸血期間の長短を主とする吸血習性や吸血機構の相違と明らかに関連性があるものと考えられる。
著者
松岡 茂樹
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.757, pp.85-87, 2003-11-10

工務店や専門工事会社の見積もりを見て、その提示額が適正価格かどうかを見極めるのは簡単ではない。どうすれば適正価格に近づけることができるのか。工事コストの透明化に取り組む埼玉・川口市の工務店、ホームビルダーの松岡茂樹代表取締役に、見積もりの見方や対処法を基本から解説してもらう。
著者
長島 善次 内山 正昭 西岡 茂美
出版者
公益社団法人 日本農芸化学会
雑誌
日本農芸化学会誌 (ISSN:00021407)
巻号頁・発行日
vol.33, no.8, pp.723-727, 1959 (Released:2008-11-21)
参考文献数
10
被引用文献数
1

(1)粉わさびの貯蔵温度,水分含量,貯蔵期間と変質との相互の関係について検討した. (2)貯蔵中の変質の原因に二つ考えられる.一つは辛味の母体である辛子油配糖体の減少であり,一つは之に作用する酵素ミロシナーゼの不活性化である.変質は主として後者によることを明かにした. (3)一旦変質して,加水しても辛味を生じなくなった粉わさびでも,之をアスコルビン酸稀水溶液でといてやると著しく辛味を生ずることを見出した. (4)ミロシナーゼはPCMBの如き-SH基阻害剤で阻害され,この阻害はシステイン等で回復する事などを見出し,ミロシナーゼが一種のSH酵素であることを知った. (5)以上(3), (4)の結果より,変質の主原因であるミロシナーゼ不活性化の機構について考察した. (6)粉わさび貯蔵中の変質防止にアスコルビン酸,或いは之とクエン酸の併用等が著しい効果のあることを認めた. (7)粉わさびと黒からし粉との安定性を比べた.
著者
波岡 茂郎
出版者
養賢堂
雑誌
畜産の研究 (ISSN:00093874)
巻号頁・発行日
vol.21, no.10, pp.1357-1358, 1967-10
著者
斎藤 綾乃 鈴木 浩明 白戸 宏明 藤浪 浩平 村越 暁子 松岡 茂樹 平井 俊江 斉藤 和彦
出版者
Japan Ergonomics Society
雑誌
人間工学 (ISSN:05494974)
巻号頁・発行日
vol.43, no.2, pp.71-80, 2007-04-15 (Released:2010-03-15)
参考文献数
13
被引用文献数
3 3

ベビーカー利用者との共用を視野に入れた車いすスペースの手すり寸法を検討した. 列車の走行振動を模擬できるシミュレータ内に設備を設置し, 振動環境下で, ベビーカー利用者46名, 一般乗客67名の評価を得た. その結果, 高さ800mmの従来の手すりより, 950mmと700mmの2本を設置するほうが, 姿勢を支える, 軽く腰掛けるという観点から使いやすいことが明らかになった. ベビーカー利用者の76.1%がベビーカー用のスペースとして従来スペースよりよいと評価した.
著者
岡 茂
出版者
東海大学
雑誌
東海大学健康科学部紀要 (ISSN:13474162)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.51-56, 2000

疾病・障害をもつ人間の生き方における課題を、一回限りの独自の生命としての価値実現、外在的ではなく内在的な価値基準に転換していくことと捉えた。そのために、同質性志向対独自性志向、競争志向対協同志向、自己肯定感、目標行動という4要因を生き方・価値観の骨格と考え、それぞれについて考察した。次に、4要因中の2要因の組合せによる座標軸をとり、各座標軸で作られる平面の構造を検討した。4要因の組合せのパターンは、今日の教育・社会状況を把握する上で有効だと考えられた。同時に個人と社会の在り方の相互関連性が推測された。
著者
二村 悟 後藤 治 髙岡 茂樹 松藤 種好 菅澤 茂
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会技術報告集 (ISSN:13419463)
巻号頁・発行日
vol.21, no.47, pp.351-354, 2015

Matsui Construction Co., Ltd. is keeping the architectural historical records which the founded Matsui possessed. The historical records of Tsukiji Honganji Hondo's of the CHUTA ITO design are also included. Until now, the historical record of the Matsui family was not open to the public. Tsukiji Honganji Hondo's historical records were open to the public when performing restoration construction. Hondo's construction historical records are A. design original drawings 483 sheet, C. color figure 25 sheet, and D. photo albums three books. The photograph of 95, the photograph of 93, and the photograph of 130 are on three albums, respectively. Moreover, it became clear that existence of the drawing of another proposal exists. Furthermore, all the persons involved in construction work also became clear. Therefore, the construction historical record of Hondo's became the research with discovery of useful new data.
著者
北岡 茂男
出版者
日本衛生動物学会
雑誌
衛生動物 (ISSN:04247086)
巻号頁・発行日
vol.45, no.1, pp.1-6, 1994

本州北部の2地点で吸血性ブユモドキの3新種が発見された。盛岡郊外で放牧牛に飛来したモリオカブユモドキF. (L.) moriokensis sp. n.は, 近似の習性で知られた中国産pungobovisと比べ著しく大きな触角比をもつ。那須の放牧草地内で採集されたマツムラブユモドキF. (L.) matsumurai sp. n.は触肢第3節の輪郭が亜三角形で壼形の感覚孔を有し, 他のナスブユモドキF. (L.) nasuensis sp. n.は既知種longicornisと雌ではごく近似し, 雄では交尾器の形態が相違している。
著者
出口 孝明 樽谷 優弥 長谷川 剛 中村 泰 田村 卓三 松田 和浩 松岡 茂登
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.114, no.477, pp.149-153, 2015-02-23

本報告では,データセンタにおける空調機とサーバヘのタスク配置の連携制御に着目し,空調機の消費電力を削減するためのデータセンタ内のサーバの排気温度の分布を平準化するためのサーバヘのタスク配置手法を提案する.提案手法では,遺伝アルゴリズムを用いて,サーバの排気温度の分散が小さくなると予測されるタスク配置を決定する.提案手法の性能評価を数値流体力学シミュレータを用いて行い,ランダムにタスクを配置した場合と比較してサーバの排気温度の偏差を平均37.4 %減少させられることを示す.
著者
出口 孝明 樽谷 優弥 長谷川 剛 中村 泰 田村 卓三 松田 和浩 松岡 茂登
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.114, no.477, pp.149-153, 2015-03-02

本報告では,データセンタにおける空調機とサーバヘのタスク配置の連携制御に着目し,空調機の消費電力を削減するためのデータセンタ内のサーバの排気温度の分布を平準化するためのサーバヘのタスク配置手法を提案する.提案手法では,遺伝アルゴリズムを用いて,サーバの排気温度の分散が小さくなると予測されるタスク配置を決定する.提案手法の性能評価を数値流体力学シミュレータを用いて行い,ランダムにタスクを配置した場合と比較してサーバの排気温度の偏差を平均37.4 %減少させられることを示す.
著者
寺内 まどか 中村 和雄 松岡 茂 宮下 直
出版者
The Ornithological Society of Japan
雑誌
(ISSN:00409480)
巻号頁・発行日
vol.34, no.1, pp.7-16, 1985-08-25 (Released:2007-09-28)
参考文献数
9

(1)1983年および1984年4月から11月にかけて,茨城県谷田部町農業研究センターの圃場およびその周辺の畑地と林で見られたキジバトの個体数を数えた.その結果,畑では,ムギ,トウモロコシ,ラッカセイなどの刈り跡やダイズ畑で多く見られる傾向があった.それに対して,林の個体数は安定していた.(2)キジノミトの〓のう内容物を分析した結果,ほとんどの餌が植物質で占められ,それも農作物の割合が高かった.(3)キジバトの餌を林床と畑からサンプリングした結果,植物質の餌は畑に集中していて,林床ではわずかしかみられなかった.(4)これらのことから,キジバトは,繁殖場所である林では密度が安定しているが,畑では採餌のために比較的広い範囲から個体が集まり,特にムギやダイズなどの刈り跡に集中して餌を得ていると思われる.
著者
小池 良典 野口 一人 田野辺 博正 松岡 茂登
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PS, 光スイッチング (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.102, no.394, pp.17-22, 2002-10-15
参考文献数
15
被引用文献数
4

北海道千歳市内に波長周回性AWG(Arrayed-waveguide grating,アレイ導波路回折格子)を用いたフルメッシュWDMネットワーク(AWG-STARネットワーク)を構築し、実フィールドにおける安定性及び機能性の検証を行った。千歳市役所、市立図書館、中心街コミュニティセンター、市民文化センター、千歳アルカディア・プラザの5拠点にWDMノードを設置し、全拠点間にフルメッシュ波長パスを設定した。2002年7月1日の運用開始後、システムは安定に動作している。また、GbE(Gigabit・Ethernet)、SDH(Synchronous Digital Hierarchy)、HD-SDI(High Definition-Serial Digital Interface)といった各種信号の伝送実験を行い、AWG-STARネットワークの機能性(プロトコル/ビットレート無依存)を実証した。
著者
松岡 茂 工藤 慈
出版者
森林総合研究所
雑誌
森林総合研究所研究報告 (ISSN:09164405)
巻号頁・発行日
vol.8, no.2, pp.149-155, 2009-06

2007年2月15日,北海道札幌市の落葉広葉樹林で,入り口が氷とざらめ雪に覆われたねぐら樹洞内で,ハシブトガラの死体を発見した。氷は透明で,その上をざらめ雪が覆っていたことから,最初に雨氷が降って木に氷が付着し,後にざらめ雪が降ったものと考えられた。ねぐら穴の入り口の方向と,氷の付着方向から,南から南南西の方向の風による着氷,着雪と考えられた。調査地近くで観測された気象データからは,着氷雪の発生は2月14-15日にかけての真夜中ごろと推察された。また,鳥類病院の検査部門に委託した病理解剖の結果は,ハシブトガラは消耗による死亡ではなく,内臓器官の状態からみて,窒息による死亡所見と矛盾しないことを示した。これらの状況証拠から,ハシブトガラが14日の夕方にねぐらに入った後に着氷雪が発生し,入り口を塞いだために通気がとまり,窒息死に至ったと推察された。
著者
松岡 茂
出版者
森林総合研究所
雑誌
森林総合研究所研究報告 (ISSN:09164405)
巻号頁・発行日
vol.6, no.1, pp.65-69, 2007-03

キバシリは、ユーラシア大陸に広く分布する種であるが、極東地域での生態研究は少ない。この報告では、北海道札幌市の落葉広葉樹林で観察された冬期間のキバシリのねぐら場所およびねぐら入り行動を記載した。キバシリは、調査地の日の入り時刻前後に、樹幹に掘られた浅い穴に体を埋めるようにねぐら入りしたが、体が隠れるような樹洞や樹皮下へのねぐら入りは観察されなかった。個体識別された個体は、観察された限りではそれぞれ同じねぐらに入った。ねぐら場所の特徴やねぐら入りの行動に大きな変異は認められなかった。