著者
風間 武 小池 透 島田 享久 川上 明
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EA, 応用音響
巻号頁・発行日
vol.97, no.334, pp.1-6, 1997-10-23

スポーツのなかで衝突により、プレーを行う競技が数多くある。卓球もボールをラケットに衝突させ、プレーを行う競技である。選手は、相手の打ち返したボールの軌道を予測し、ラケットを振り、目的の球種及び軌道で打ち返す。使用するラケットの評価は、打ち返したときの打撃感やボールとラケットの発生音により行っている。さらに、これにより自分にあったラケットの選定や試合中の動作の確認を行っている。そこで、ラケットの衝突時の現象を把握し、これがラケットの振動及び音響特性を解析し、さらに、ラケットの設計手法を提案する。
著者
川上 徳明
出版者
札幌大学
雑誌
札幌大学総合論叢 (ISSN:1342324X)
巻号頁・発行日
vol.27, pp.266(一)-178(八九), 2009-03

1 0 0 0 OA 浦潮斯徳

著者
川上俊彦 著
出版者
大倉保五郎
巻号頁・発行日
1892
著者
川上 正浩
出版者
名古屋大学
雑誌
名古屋大学大学院教育発達科学研究科紀要. 心理発達科学 (ISSN:13461729)
巻号頁・発行日
vol.48, pp.343-358, 2001-12-27

国立情報学研究所で電子化したコンテンツを使用している。
著者
飯塚 泰 羽賀 俊行 小木曽 賢 川上 春夫 佐藤 源貞
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播
巻号頁・発行日
vol.96, no.224, pp.23-30, 1996-08-22
被引用文献数
2

本稿は, 1.5GHz帯, 垂直偏波の移動体通信基地局用アンテナとして, レドーム内に収納されたコーナーリフレクタアンテナを用いた場合を, モーメント法を用い, 水平面指向特性を計算した. その結果, アンテナの小径化に対する問題点を明らかにし, 更にその問題点の一つである狭ビーム化についての検討結果を報告する.
著者
川上 浩司 須藤 秀紹 半田 久志 塩瀬 隆之 小北 麻記子 谷口 忠大 片井 修 平岡 敏洋
出版者
京都大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2009-04-01

本研究課題は、便利の追求で見過ごされて来たが実は人を含む系においては重要であった事項を整理し、効率化や自動化に代わるシステムデザインの指針を探るものである。国内外の動向を整理すると共に、各種のデザイン領域における事例を収集・整理した結果は、学術雑誌や学会で報告するだけにとどまらず、平成23年に一般啓蒙書(不便から生まれるデザイン:DOJIN選書42)にまとめ、web でも逐次発信をしている。また、場のメカニズムデザインへの応用事例は、2013年に閣議決定された計画に盛り込まれた。日用品デザインへの応用事例は、各種メディアで採り上げられた。
著者
川上 浩司 片井 修 塩瀬 隆之 須藤 秀紹 半田 久志 谷口 忠大
出版者
京都大学
雑誌
萌芽研究
巻号頁・発行日
2006

手間いらずで効率的に要求が満たせる「便利な道具や方式」よりも、むしろ不便な道具や方式に、能動的工夫の余地・対象系の物理的理解促進・自己肯定感の醸成、などの効果がある。我々はこれらを積極的に評価する「不便益」という考え方を提唱し、この視点からの新たなシステム設計方法論の構築を試みた。最終年度にあたる2008年度に得られた成果を以下にまとめる。[不便益の総論:]初年度から継続する各種講演やOSを年に数回開催し、そこで得られた多くの知見の整理を通して不便益の輪郭を明らかにして、HI学会論文誌に総説論文としてまとめた。[不便益の各論:]システムデザインにおける「便利」を基礎づけるものとして、因果に基づく明瞭な説明・分類/分割による高いモジュラリティ・あいまいさの無い推論・中央集権的システム構成に注目し、それらが援用できない「不便」、すなわち均衡(バランス)に基づく説明・明瞭な分割ができないこと・解釈(推察)の多様性・分権的制御などから得られる益を積極的に活用する考え方を提出するとともに、それらのいくつかには具体的な活用方法や数理的基盤を与えた。[不便益の応用:]不便益に関する知見をシステムデザインに応用することによって、その有効性を検証した。適用対象としては、情報伝達に関して「見るのではなく触れることしかできない絵画」や音と画像による情報伝達におけるテロップの効用分析、解釈の多様性に関して比喩表現やピクトグラムによる非言語コミュニケーションの有効性検証と、エージェントシミュレーション、デザインの実践として月に一度のインクルーシブデザインワークショップ(塩瀬)、などを実施した。
著者
堂ヶ崎 知格 角野 洋一 川上 泰 山本 裕介
出版者
麻布大学
雑誌
麻布大学雑誌 (ISSN:13465880)
巻号頁・発行日
vol.11, pp.203-206, 2005

ヤーコンの塊根部は流通や貯蔵の過程で褐変化することによって商品価値が低下することがしばしば問題となる。これはヤーコンに含まれているポリフェノール化合物が酵素的反応によって重合体となり,褐変現象を引き起こすためである。しかしながら,この重合体はVesiculogenと呼ばれ,食品の色,香りと強く関係するのみならず,免疫賦活効果と関連することが指摘されるが,生理活性に関する研究報告は少なく,その生成機序などにも不明な点が多い。また,Vesiculogenはその生成過程で様々な要因(食品中の成分,温度,反応時間など)の影響を受けるため,食品中で既に生成したVesiculogenの構造解析や機能性の直接的な検討は困難であるため,本研究ではヤーコンに含有されるものと同等の市販のポリフェノール標準試薬を用いてVesiculogenの合成を試みるとともに,マウスリンパ細胞を用いたマイトジェン活性試験によりVesiculogenの生理活性を検討した結果,以下のとおりであった。1)ヤーコンに含まれる各種成分の分析ヤーコンを塩酸濃度が2Nになるように加えて調製された50%メタノールで抽出し,抽出物をさらに酢酸エチルで分配抽出した。抽出物はHPLC(ODS-C18カラム10.Omm×250mm,溶離液0.05%TFA/メタノールを用いた)で分離し,それぞれの分離ピークをFT-IR,LC-MS,NMR等の分析機器を用いて構造解析を行った。その結果,ヤーコン抽出液中から,フマル酸,クロロゲン酸及び3種類のジエン系化合物が検出された。フマル酸の定量値は可食部100gあたり537.2mgであった。また,ヤーコンにフマル酸が含有されることは未報告であり,ヤーコンには新たに疲労回復の効果が期待されることがわかった。ジエン系化合物については,いずれも文献等に未記載であり,新規化合物の可能性が強く示唆された。2)褐色色素群の合成と生理活性ヤーコンに含有される主なポリフェノールはクロロゲン酸のみであったことから,市販のクロロゲン酸標準品を用い,同じく西洋ワサビ由来の市販の酵素(HRP)並びに少量のH_2O_2を添加して室温で反応させ,Vesiculogenを合成した結果,クロロゲン酸50mg,HRP20mgおよびH_2O_2(市販品100倍希釈液)5mlを添加した場合に最も褐変濃度の高いVesiculogenを得た。次いで,生理活性の一つして免疫賦活効果を検討するために,マウスリンパ細胞を用いたマイトジェン活性試験を行い,リンパ球幼若化能を検討した。その結果,分子量が50kDa以上の高分子なVesiculogen画分にのみ顕著な活性が認められた。以上より,酵素的褐変色素はヤーコンをはじめとするポリフェノール含有食品において容易に生成されることが推測され,免疫賦活効果に深く関与することが示唆された。
著者
川上 晃 西岡 正泰
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育 (ISSN:03856992)
巻号頁・発行日
vol.49, no.4, pp.358-363, 2001
被引用文献数
2

ガラス製注射器とフラスコ等を利用して,実際に水汲み仕事ができるニューコメン大気圧機関の実動模型を製作し,熱効率の測定を試みた。機関部のP-V図を求めることができた。熱損失を含まない機関部の熱効率,熱損失を含む機関部の熱効率,水汲み仕事の熱効率はそれぞれ3.3%,0.33%,0.029%であった。また,ボイラー部で供給される熱量をQ_1,冷却水が吸収した熱量をQ_冷とすると,((Q_1 - Q_冷) /Q_1) × 100の値は43%であった。これらの値を考察することにより,ワットが自らの蒸気機関の発明において分離凝縮器や蒸気ジャケットを設けた根拠を明確に示すことができた。最後に教材としての価値と視点を論じる。
著者
石川 友衛 近藤 陽一 大竹 朗 川上 順子
出版者
日本体力医学会
雑誌
体力科學 (ISSN:0039906X)
巻号頁・発行日
vol.42, no.6, 1993-12-01
被引用文献数
1
著者
川上 正浩
出版者
名古屋大学
雑誌
名古屋大學教育學部紀要. 教育心理学科 (ISSN:03874796)
巻号頁・発行日
vol.43, pp.187-220, 1996-12

国立情報学研究所で電子化したコンテンツを使用している。
著者
舘 すすむ 川上 直樹 新居 英明 梶本 裕之 梶本 裕之
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2006

触るという感覚の原理を解明し、高品位な触覚ディスプレイの社会的普及を目的として研究を遂行した。触ることにより生じる皮膚の変形や内部の現象を理論的に検証し設計のための知見を得た上で、電気刺激による皮膚感覚提示デバイス、簡易で普及しやすい把持力提示デバイス及び力覚と皮膚感覚を統合した操縦型ロボットハンドシステムを実現した。さらに、視覚障害者の目を代行する額型電気触覚ディスプレイの工学的基礎を与え、社会的普及へ貢献した。
著者
川上香
雑誌
臨床精神医学
巻号頁・発行日
vol.18, pp.1647-1652, 1989
被引用文献数
1
著者
谷田 裕之 川上 綾子
出版者
鳴門教育大学
雑誌
鳴門教育大学情報教育ジャーナル (ISSN:13491016)
巻号頁・発行日
vol.3, pp.29-38, 2006-03-30

Web検索活動を取り入れた調べ学習で見られる課題を克服するために児童間の相互作用に着目し,効果的な検索活動と児童の学びに対してそれが果たす役割をまず検討した。次に,児童間の相互作用を促す手だてを組み入れた総合的な学習の時間の授業設計を行い,その効果を検証した結果,スムーズな検索活動を促す相互作用が活発化し,調べ学習の成果に対してもそれらが有効に働くことが示唆された。また児童ら自身も,自分たちの相互作用がコンピュータ操作の面だけでなくWeb検索の過程にも有用であると認識していることが示された。