著者
池田 幸弘
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.54, no.9, pp.892-893, 2018

いつの頃からか,青梅は昭和の町,レトロの町と呼ばれるようになった.昭和生まれの筆者としては,昭和という時代がもはや遠い昔になってしまったのかと寂しい思いも抱いてしまうが,平成も30年を数え,次の元号の議論が起こりつつあることを鑑みると,やむを得ないことなのかもしれない.

1 0 0 0 OA 井上でん

著者
池田俊 著
出版者
ヒマラヤ書房
巻号頁・発行日
1943
著者
池田 魯参
出版者
駒澤大学
雑誌
駒沢大学仏教学部研究紀要 (ISSN:04523628)
巻号頁・発行日
no.43, pp.p46-65, 1985-03
著者
三浦 孝次 池田 政男 大橋 冨次 岡田 いく子 五十嵐 良子
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
藥學雜誌 (ISSN:00316903)
巻号頁・発行日
vol.84, no.4, pp.341-345, 1964
被引用文献数
5

Antitumor activity of a large number of nitrofuran derivatives of quinoline was tested with mice bearing Ehrlich ascites tumor EY-33. Pure strain healthy <i>ddN</i> mice, weighing 18-22g., were intraperitoneally inoculated with this Ehrlich ascites tumor. After 24 hours, 0.2ml. of 5% glucose solution of the test compound was injected intraperitoneally, once a day for 7 days, to test antitumor activity. Normal mice inoculated with this ascites tumor generally died from accumulation of the ascites after about 10-19 days. Compounds were considered effective when the mice survived 50 days after the inoculation of the ascites. The compounds found to be effective by this test were sodium 2-[2-(5-nitro-2-furyl)vinyl]-4-quinolinecarboxylate (I), 2-[2-(5-nitro-2-furyl)-vinyl]-4-aminoquinoline lactate (II), and 4-[2-(5-nitro-2-furyl)vinyl]-2-aminoquinoline lactate (III). For the sake of comparison, panfuran hydrochloride and mitomycin-C were tested at the same time.<br>The data obtained with these compounds were as follows (given in the order of the name of compound, LD<sub>50</sub> in mg./kg., ED<sub>60</sub> in mg.&times;kg., and C. I.): I, 240, 20, 12; II, 23.8, 1, 23.8; III, 26.3, 5, 5.2; panfuran hydrochloride, 72.5, 0, 0; mitomycin-C, 5.2, 0.5, 12.4.<br>In order to clarify the action mechanism of these compounds, their action in suppressing the dehydronase of Ehrlich ascites tumor, and syntheses of nucleic acid and protein by <i>coli bacilli</i> was examined. It was presumed from its results that the antitumor action of I was due mainly to the suppression of dehydrogenase action, and that of II and III to the suppression of dehydrogenase action and DNA synthesis.
著者
川本 康博 金城 隆 池田 元彦 宮城 悦生 本郷 富士弥 古謝 瑞幸
出版者
日本草地学会
雑誌
日本草地学会誌 (ISSN:04475933)
巻号頁・発行日
vol.38, no.2, pp.141-151, 1992-07-30 (Released:2017-07-07)
被引用文献数
4

暖地型イネ科飼料作物ガットンパニック及びハイブリッドペニセタムを圃場で栽培し,4及び8週間隔の刈取間隔(以下,4週区及び8週区と略)が乾物生産,栄養価値の季節変動に及ぼす影響について明らかにし,さらに,両草種の再生機構についても検討した。試験期間の合計乾物収量は,両草種共に4週区と比較して8週区で増収したが,両草種間の差は認められなかった。季節毎の乾物収量と気象要因との関係では,ガットンパニックが気温上昇するに伴って,乾物生産を高めるのに対し,ハイブリッドペニセタムは気温が約25℃以上であれば,降雨量の多い時期に高い乾物生産を示す違いが認められた。窒素含有率及び乾物消化率は両草種共に4週区で高く,また,生育期間の気温が低下するに伴い直線的に増加した。このため,両草種の窒素収量及び可消化乾物収量における刈取間隔の影響及び季節変動は乾物収量の場合より小さくなった。刈取後における両草種の株部及び根部の乾物重及び貯蔵性炭水化物含有率は,いずれも一旦低下するが,約2週間目に再度増加に転ずる傾向を示した。この回復速度は両草種で異なり,ガットンパニックでは季節的変動は認められなかったが、ハイブリッドペニセタムでは気温が低下した場合には回復が遅延した。

1 0 0 0 OA 上海百話

著者
池田桃川 著
出版者
日本堂
巻号頁・発行日
1923
著者
岡田 浩 鈴木 渉太 西村 亜佐子 池田 裕美枝 阿部 圭子 中山 健夫
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
YAKUGAKU ZASSHI (ISSN:00316903)
巻号頁・発行日
vol.141, no.11, pp.1275-1279, 2021-11-01 (Released:2021-11-01)
参考文献数
13
被引用文献数
1

Emergency contraceptive (EC) pills are used to prevent pregnancy after unprotected sexual intercourse. Levonorgestrel is an EC pill, which has been only approved in Japan; it is more effective the sooner it is used after intercourse and safe without serious side effects. EC pills are already available at accessible community pharmacies in more than 90 countries around the world. In Japan, citizens have signed a petition calling for the sale of emergency contraceptives at community pharmacies. However, little is known about the thoughts of pharmacists who engage with patients and sell medicines at pharmacies. Therefore, we conducted a web-based cross-sectional survey to determine the level of preparation in community pharmacies and the awareness of pharmacists regarding the sale of EC pills. A total of 1338 pharmacists responded to the survey from November 7, 2020, to December 16, 2020. In terms of the level of preparation for selling EC pills at pharmacies, 1067 (83.9%) respondents cited “lack of preparation of medical questionnaires and explanatory materials”, and 975 (76.7%) respondents cited “lack of knowledge of pharmacists” as the most common reasons that were “barriers to EC pill sales at pharmacies”. In terms of confidence level, only 289 (22.7%) respondents were confident about conducting the necessary checks while administering medicine. On the other hand, 944 (74.3%) respondents agreed to be able to sell EC pills at their pharmacies. The survey revealed that most of the pharmacists who participated in the survey believe that it is possible to sell EC pills in pharmacies.
著者
池田 貴儀
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.71, no.11, pp.471, 2021-11-01 (Released:2021-11-01)

今日,私たちの生活や仕事などのあらゆる場面においてインターネットは必要不可欠な存在となっています。インターネットは匿名性の高さが特徴の一つですが,コンテンツやサービスの利用時には氏名,住所,メールアドレスなどの個人情報が求められ,他方で通信履歴,行動履歴,位置情報なども事業者に取得・蓄積されており,これらの情報が何らかの理由で紐付づいてしまうと容易に個人が特定される恐れがあります。個人情報に関する問題として,企業や組織による情報漏洩事件が大きく話題になりますが,私たちの身近でも起こりうる可能性があります。例えばブログやSNSへの何気ない投稿から個人が特定され,誹謗中傷やプライバシー侵害につながる事例も増えつつあり,近年は社会問題となっています。一度公開された情報は複製が容易なことから急速に拡散し,そして半永久的に残り続けるため後から消すことが極めて困難です。そこで本特集では,インターネット上に不本意な形で個人情報が公開されている場合,その情報は消すことができるのかという切り口から,個人情報について考えてみたいと思います。まず,石井夏生利氏(中央大学)には,検索結果の削除を巡る諸問題について,国内外の「忘れられる権利」の動向を踏まえながら概説いただきました。次に,石原友信氏(違法・有害情報相談センター)と吉武希氏(株式会社メディア開発綜研)には,総務省支援事業である違法・有害情報相談センターの相談事例から,削除依頼を自ら行う必要のある相談者への支援体制,削除依頼先ごとの特徴や問合せ方法を紹介いただきました。続いて,数藤雅彦氏(五常総合法律事務所)には,インターネット上の肖像権侵害という観点からプロバイダに裁判手続を通じて行う発信者情報開示請求事件について分析を行い,裁判所の判断傾向を解説いただきました。次に少し視点を変えて,湯淺墾道氏(明治大学)には,個人情報保護法の保護対象から外れる故人のデジタルデータについて,様々な捉え方をしている海外の法制度を概観のうえ,日本の現状を分析し,今後の法整備で必要となる要点を整理していただきました。最後に,玉田和恵氏(江戸川大学)には,生徒や学生への情報モラル問題解決力の育成という教育的側面から,あらゆる世代にも通じる知識や考え方について解説いただきました。情報通信技術の急速な発達とその普及で様々な利便性が向上し,誰もが容易に情報を発信できる時代にあるなか,本特集が,より身近な問題として個人情報を考えるための契機となれば幸いです。(会誌編集担当委員:池田貴儀(主査),青野正太,中川紗央里,野村紀匡)
著者
小林 由香 齋藤 育雄 高木 岳彦 清水 あゆ子 石井 崇之 池田 全良
出版者
日本肘関節学会
雑誌
日本肘関節学会雑誌 (ISSN:13497324)
巻号頁・発行日
vol.25, no.2, pp.59-61, 2018 (Released:2019-07-25)
参考文献数
11

はじめに:terrible triad injury(TTI)の治療戦略は,損傷形態を理解し安定性と可動性の両方を獲得することである. 対象:症例は11例,男6例,女5例,平均50.5歳.骨折型はO'Driscoll分類type I-1: 4例,I-2: 6例,type II-2: 1例.鉤状突起骨折はtype I -2から内固定し,Lasso法3例,K鋼線固定2例,HCS固定1例,type II-2は橈骨頭で再建した.LCLは全例で一次縫合かbone anchorで縫合し,8例でMCLを縫合した. 結果:平均可動域は-9.0°から130°,肘関節亜脱臼はなかった.MEPSは平均94.5点,JOA-JES scoreは平均91点. まとめ:鉤状突起および関節包を含む前方要素と靱帯性要素の両方を修復した結果は, 肘の安定性と可動性の獲得ができた.
著者
池田 徹郎
出版者
震災豫防調査會
雑誌
震災豫防調査會報告
巻号頁・発行日
vol.100, no.2, pp.97-112, 1925-03-31

付録3頁
著者
池田 欽一
出版者
北九州市立大学経済学会
雑誌
北九州市立大学商経論集 (ISSN:13472623)
巻号頁・発行日
vol.55, no.1・2・3・4合併号, pp.1-17, 2020-03

深層学習(ディープラーニング)の株式予測において、入力情報を多重化にすることにより予測精度に改善が見られるか、シミュレーションにより検証する。
著者
中谷 淳子 池田 智子
出版者
学校法人 産業医科大学
雑誌
産業医大誌 (ISSN:0387821X)
巻号頁・発行日
vol.33, no.1, pp.73-78, 2011

2010年8月産業医科大学産業保健学部は, 東京都内において「第3回国際産業看護・第2回アジア産業看護ジョイント学術集会」の特別企画として, シンポジウム-仕事とポジティブ・メンタルヘルス-を開催した. 基調講演として, オランダ・ユトレヒト大学のウィルマー・シャウフェリ教授が「ワーク・エンゲイジメント」の概念について説明された. その理論は, 仕事に対する活力・熱意・没頭の3要素が高い労働者は, 心身ともに健康状態が良好で, 組織の活性化や生産性向上にも貢献するというものである. 続いて, 心理学者, 産業医, 企業の人事担当者および内閣府審議官によるパネルディスカッションを行った. その結果, 深刻なうつ病の予防対策は職場におけるメンタルヘルス対策において必要であるが, それだけでは不十分であり, 同時に健康な労働者のさらなる健康を目指す対策も取り入れて, 職場全体の健康を増進して行くことが, 今後の課題であるという共通認識に至った.
著者
米澤 穂波 池田 朱里 高橋 亮 廣瀬 友靖 岩月 正人 大村 智 砂塚 敏明 上原 至雅 西谷 直之
雑誌
日本薬学会第140年会(京都)
巻号頁・発行日
2020-02-01

Wnt/β-catenin経路は、細胞増殖や分化を制御するシグナルである。この経路の過剰な活性化が腫瘍の発生に寄与することが知られている。我々は、ゼブラフィッシュ胚を用いた表現型スクリーニングから、低毒性なWnt/β-catenin経路阻害剤として抗寄生虫薬のイベルメクチンを同定した。イベルメクチンは、β-catenin/TCF応答配列ルシフェラーゼ活性を低下させ、Wnt/β-catenin経路の標的遺伝子産物の発現を抑制した。また、イベルメクチンは、大腸がん細胞株においてWnt/β-catenin経路を阻害し、APC変異陽性マウスモデルでは大腸腫瘍の増殖を抑制した。イベルメクチンの標的分子を明らかにするため、固定化したイベルメクチンを用いて標的分子を探索し、質量分析によってイベルメクチン結合タンパク質(IvBP)を同定した。さらに、様々なIvBP変異体を用いたin vitro結合実験により、IvBP中のイベルメクチン結合領域をつきとめた。In vitroに加え、PROTACを用いたプロテインノックダウンにより、生細胞中でのイベルメクチンとIvBPの結合も明らかにした。siRNAによるIvBP遺伝子ノックダウンの結果、Wntによるβ-cateninタンパク質レベルの上昇がキャンセルされ、IvBPはWnt/β-catenin経路をポジティブに制御する因子であることが明らかになった。これらの結果から、IvBPを新たな創薬標的分子として提案する。
著者
高田 兼則 谷中 美貴子 池田 達哉 石川 直幸
出版者
日本育種学会
巻号頁・発行日
vol.10, no.2, pp.41-48, 2008 (Released:2011-01-21)

日本の麺用小麦はオーストラリアからの輸入小麦銘柄(ASW)と比べて製麺適性が劣っている。西日本の小麦品種には高分子量グルテニンサブユニット(HMW-GS)がGlu-A1座の対立遺伝子がコードするサブユニットが欠失型(null)でGlu-B1座が7+8、Glu-D1座が2.2+12や2+12をもつ品種が多数を占める。そこで、これらの高分子量グルテニンサブユニットの小麦粉生地物性への影響を小麦品種「ふくさやか」を反復親として、8種類の準同質遺伝子系統を作出して分析した。Glu-D1座が2.2+12をコードする系統では、Glu-A1座が欠失型の場合、Glu-A1座がサブユニット1をコードする系統と比べて不溶性ポリマー含有率が有意に低く、小麦粉の生地物性も弱かった。とくに日本品種に多く見られるnull、7+8、2.2+12のサブユニット構成は最も弱い物性を示した。一方、Glu-D1座が2+12をコードする系統では、Glu-A1座のサブユニットの有無による不溶性ポリマータンパク質や生地物性への影響は小さかった。これらのことからGlu-A1座とGlu-D1座の対立遺伝子の組合せが、小麦の加工適性に大きく影響していることが明らかになった。これまでHMW-GS構成はSDS-PAGEを用いて判別するのが一般的であったが、サブユニット構成によってはGlu-A1座のサブユニットの判定が困難な場合がある。そこで、Glu-A1座のサブユニット1(Glu-A1a)、2(*)(Glu-A1b)およびnull(Glu-A1c)を判別するPCRマーカーを開発した。
著者
池田 健一
出版者
日本膜学会
雑誌
(ISSN:03851036)
巻号頁・発行日
vol.20, no.1, pp.29-38, 1995-01-01 (Released:2011-03-04)
参考文献数
25

Contamination of drinking water supplies by the harmful chemicals increases sharply, and it is important to remove harmful chemicals in drinking water supplies for keeping our health. The purpose of this study was to review the reverse osmosis membrane proesses available for removing harmful chemicals, such as agricultural chemicals, nitrates and trihalomethanes in ground water and river water, to acceptable limits for consumers.Reverse osmosis membrane processes are used practically in the U.S.A. for the removal of nitrates and the prevent of trihalomethane formation by the chlorine applied for disinfection of drinking water. Reverse osmosis membrane process is one of the useful methods for making the safe drinking water.