著者
瀧川 裕貴
出版者
数理社会学会
雑誌
理論と方法 (ISSN:09131442)
巻号頁・発行日
vol.33, no.1, pp.132-148, 2018 (Released:2019-02-01)
参考文献数
60
被引用文献数
1

近年の情報コミュニケーション技術の発展により,われわれの社会的世界は劇的な変容を遂げている.また,これらの発展により,社会的世界についてのデジタルデータが急速に蓄積されつつある.デジタルデータを用いて社会現象のリアリティとメカニズムの解明を試みる新しい社会科学のことを計算社会科学と呼ぶ.本稿では計算社会科学の現状と課題について,特に社会学との関係を中心に概観する.計算社会科学に対して独自の定義を試みた後,計算社会科学がなぜ社会学にとって特別な意味をもつのかを説明する.また,計算社会科学のデータの新しさがどこにあるのかを明らかにし,計算社会科学の分析手法について解説する.最後に,計算社会科学の課題について述べる.
著者
瀧川 裕貴 Hiroki TAKIKAWA
出版者
総合研究大学院大学 学融合推進センター
雑誌
科学と社会2010
巻号頁・発行日
pp.159-178, 2011-03-31

*1 本講義は盛山(2004)をテクストとして使用した。したがって、以下で論じられる社会調査の「解釈性」や調査論理等についての見解は盛山の議論に大きく依存している。特に参照が付されていないところもあるので注意されたい。
著者
永吉 希久子 瀧川 裕貴 呂 沢宇 下窪 拓也 渡辺 誓司 中村 美子
出版者
NHK放送文化研究所
雑誌
放送研究と調査 (ISSN:02880008)
巻号頁・発行日
vol.73, no.4, pp.26-43, 2023-04-01 (Released:2023-04-20)

ソーシャルメディアにおける「世論」の特徴と、それを分析するメリットを検討するため、前号では2020年の安倍首相(当時)に関するツイートの分析を例として、「教師あり機械学習」によるセンチメント分析という手法を用いて、安倍首相に対する支持と不支持の態度を推定した。分析の結果、ツイートの8割近くが安倍首相に対するネガティブな態度を表していると分類され、世論調査の内閣支持率との間に、大きな乖離がみられることが明らかになった。そこで、前号で用いたのと同じ、安倍首相に関する500万のツイートについて、ツイートの話題を抽出できるトピックモデル分析という手法を用いて詳細に分析し、Twitter「世論」の特徴と、その有用性について報告する。 トピックモデルの手法は複数存在するが、本号では短文からなる文書の分析に適したギブスサンプリングディリクレ多項ミクスチャーモデル(GSDMM)を用いた。分析の結果、25のトピックが抽出され、全体の28%程度をコロナ関連のトピックが、24%程度を政治疑惑・スキャンダルに関するトピックが構成していた。トピックごとのセンチメントの分布をみると、ほとんどのトピックで安倍首相への否定的意見が大半を占めていたが、外交や「安倍首相への批判と、そうした批判者への批判」からなるトピック、辞任報道への反応では、肯定的意見も2割程度あった。また、政治的疑惑・スキャンダルに関するトピックは短期間の盛り上がりにとどまり、相対的に少数のアカウントが繰り返しツイートをする傾向にあるのに対し、新型コロナ関連のトピックは一定期間持続し、相対的に多くのアカウントが発言に参加していることも示された。 Twitter上の安倍首相への態度の大半を不支持が占めていたが、その内部は政治的疑惑・スキャンダルを中心に、相対的に少ないアカウントが積極的にリツイートを含めた発信を行うトピックと、緊急事態宣言やアベノマスクといった、多様なアカウントが否定的意見を表明したトピックが混在していたことがわかる。 Twitterデータの分析によって、通常の質問紙調査で測定できる「聞かれたから答える」意見とは異なり、人々が関心をもち、意見を表明するほどの熱意を持って抱く「世論」を測定することができる。本研究で用いたような、トピック分析やセンチメント分析などの手法を組み合わせて分析することで、人々の関心や熱意の推移、その多様性や状況による変化を検証することができる。このような点が、Twitterで世論を分析するメリットといえるだろう。 上記のように、Twitterに現れる「世論」は通常の世論調査から把握される「世論」とは質的に異なる。重要なのは、従来の世論調査から把握される世論とツイートの分析から把握される世論の、それぞれの特徴と利点、限界をふまえ、両者を補完的に用いることである。それにより、より多面的に世論を理解することができる。 *GSDMM(ギブスサンプリングディリクレ多項ミクスチャーモデル)Gibbs Sampling Dirichlet Multinomial Mixture
著者
瀧川 裕貴
出版者
数理社会学会
雑誌
理論と方法 (ISSN:09131442)
巻号頁・発行日
vol.34, no.1, pp.47-64, 2019 (Released:2020-06-25)
参考文献数
23

分析社会学はヨーロッパを中心に普及しつつある有望な社会学研究プログラムであり,その成否の検討は,社会学的研究一般の将来にとっても重要な意味をもつ.本研究は,なかでもその理論構想の基礎にある因果メカニズムの解明という考えに焦点をあて,その因果概念をめぐって,統計的因果推論との関係において検討を進める.具体的には,分析社会学の提唱するメカニズムによる因果説明と統計的因果推論との関係について,分離モデルと連続モデルという2つの可能性を示し,後者の連続モデルを採用すべきだと論じる.その上で,行為水準における因果の解明を社会学の課題としつつ,マクロな現象のマイクロな行為への分解という分析社会学のプロジェクトは,行為の理解可能性ではなく,一般化可能で外的妥当性の高い因果推論の実施という観点から正当化されるべきだと主張する.
著者
瀧川 裕貴 定松 淳
出版者
総合研究大学院大学葉山高等研究センター / [葉山]
巻号頁・発行日
2009-10-19

太田朋子先生 (以下敬称略) は、1967年に木村資生の助手として国立遺伝学研究所に赴任された。 直後の1968年に、木村が「分子進化の中立説」を発表。太田は木村の共同研究者として中立説の洗練に努める一方で、自らの独自の説として「分子進化のほぼ中立説」を Nature誌に発表した (1973年)。その後も研究を続け、2002年には全米科学アカデミー外国人会員に選ばれている。 本インタビューは定松淳と瀧川裕貴が総合研究大学院大学の葉山高等研究センタープロジェクト「人間と科学」の課題「大学共同利用機関の成立に関する歴史資料の蒐集と我が国における巨大科学の成立史に関する研究(大学共同利用機関の歴史とアーカイブズ)」の一環として企画・実行した。 インタビューの狙いは二つある。第一に、「分子進化の中立説」および「ほぼ中立説」という生物学上きわめて重要な業績の成立過程を、その社会的背景や研究者の個人史とも関連させつつ、検討すること、そして第二に、共同利用機関としての国立遺伝学研究所の当時の状況および変遷を明らかにすること、である。 インタビューにおいては、太田と木村の間に存在する遺伝学理論に対する立場の違いや60年代後半から70年代にかけての遺伝研におけるインフォーマルな研究環境が明らかになった他、多くの興味深いエピソードが語られている。
著者
ホーンスティン ノバート 折田 奈甫 藤井 友比呂 小野 創 岡野原 大輔 瀧川 一学
出版者
岩波書店
雑誌
科学
巻号頁・発行日
vol.93, no.12, pp.1004-1014, 2023-12

[連載]人間の言語能力とは何か ― 生成文法からの問い 2
著者
瀧川 一学
雑誌
人工知能
巻号頁・発行日
vol.34, 2019-09-01
著者
瀧川 由宇登 森 勇人 関 伸吾 小松 章博 谷口 順彦
出版者
Japanese Society for Aquaculture Science
雑誌
水産増殖 (ISSN:03714217)
巻号頁・発行日
vol.42, no.3, pp.477-483, 1994-09-20 (Released:2010-03-09)
参考文献数
11

マダイにおける第一卵割阻止型雌性発生二倍体 (mitotic-G2n) 誘導のための最適条件の検討を行った。染色体の倍数化は高水圧処理法を用いた。高水圧処理の媒精後処理開始時間, 処理水圧, 処理時間の組み合わせにより条件検討を行いそれぞれの試験区でビーカー試験により孵化率, 正常二倍体孵化率, および半数体孵化率を求めた。mitotic-G2nの誘導に最適と考えられる条件は高水圧処理の媒精後処理開始時間45分, 処理水圧700kg/cm2, 処理時間5分であり, この場合の孵化率は35.06%, 正常二倍体孵化率は53.41%, 半数体孵化率は46.59%であった。しかし, 異数体と思われる個体の出現が多く変態期は大量へい死もみられたことから, さらに最適条件の検討を重ねる必要性が示唆された。
著者
瀧川 渉
出版者
日本人類学会
雑誌
Anthropological Science (Japanese Series) (ISSN:13443992)
巻号頁・発行日
vol.113, no.1, pp.43-61, 2005 (Released:2005-07-13)
参考文献数
53
被引用文献数
2 4 3

縄文人と北海道アイヌの両集団間に緊密な近縁関係があるということは,頭蓋や歯冠に見られる計測的特徴や形態小変異などに基づいた各種解析の他,古人骨から抽出されたミトコンドリアDNAの塩基配列に基づく分析からも積極的に支持されてきた。しかしながら,両者の四肢骨形態については,今まであまり十分な検討が行われてこなかった。 そこで今回,北海道,東北,関東地方を含む東日本における縄文人骨資料をふまえ,北海道アイヌと現代関東人との間で比較を行い,3集団間における四肢骨の計測的特徴について共通点と相違点を確認した。単変量の比較では,まず縄文人と北海道アイヌの遠位骨が現代関東人よりも相対的に長いということ,縄文人男性の腓骨が著しく太く3集団間で最大であること,縄文人とアイヌでは脛骨の扁平性の強さが共通するのに対し,上腕骨の扁平性や大腿骨の柱状性についてはアイヌの方が有意に弱いことが判明した。 また,3集団間で上肢骨と下肢骨の計測値に基づきマハラノビス距離を求めてみると,アイヌは縄文人と現代関東人のほぼ中間付近に位置づけられるか,やや現代関東人に近接する状況が見られた。その一方,いずれの計測項目の組み合わせでも,縄文人とアイヌの間の距離は,縄文人と現代人の間の距離よりも小さくなることが示された。近現代に至る小進化の過程において,縄文人がアイヌと現代関東人の共通の祖先であると仮定するならば,縄文人からアイヌに至る四肢骨の形質変化は,縄文人から現代関東人への変化よりも小さかったことが示唆される。このような形質変化の違いは,頭蓋計測値に基づいた距離分析の結果ともよく一致する。
著者
本多 宣裕 越智 宣昭 山根 弘路 藤井 宏美 瀧川 奈義夫
出版者
特定非営利活動法人 日本肺癌学会
雑誌
肺癌 (ISSN:03869628)
巻号頁・発行日
vol.56, no.2, pp.79-83, 2016-04-20 (Released:2016-05-18)
参考文献数
7

目的.本邦では化学療法による発熱性好中球減少症(FN)の重症化を予測するMultinational Association of Supportive Care in Cancer(MASCC)スコアが汎用されている.最近海外よりClinical Index of Stable Febrile Neutropenia(CISNE)スコアの有用性が報告され,その妥当性を検証した.方法.2011年4月から2015年3月の間に当科に入院し,化学療法によりFNを発症した症例のMASCCスコアとCISNEスコアによるFN重症化リスクを比較した.結果.対象は,肺癌38例,悪性リンパ腫16例,消化器癌5例,肉腫5例,卵巣癌4例など計72例であり,うちFNの重症化は10例に認められた.MASCCスコアによる高リスク群は28例(38.9%)で,重症化予測の感度,特異度,ROC曲線下面積はそれぞれ60%,69%,0.63であった.CISNEスコアによる高リスク群は16例(22%)であり,FN重症化予測の感度,特異度,ROC曲線下面積はそれぞれ40%,82%,0.48であった.結論.CISNEスコアはMASCCスコアよりFN重症化の予測が良好とは言えず,本邦における予測モデルを構築する必要があると考えられた.
著者
瀧川 裕貴 永吉 希久子 呂 沢宇 下窪 拓也 渡辺 誓司 中村 美子
出版者
NHK放送文化研究所
雑誌
放送研究と調査 (ISSN:02880008)
巻号頁・発行日
vol.73, no.3, pp.70-85, 2023-03-01 (Released:2023-03-30)

今日の社会におけるソーシャルメディアの社会的影響力は大きく、世論の動向を把握する際にソーシャルメディアの影響を考慮することは避けられない。他方で、従来の世論調査による世論の把握に比べて、ソーシャルメディアを用いた言論分析がどのような特徴と課題をもっているかについては検討が必要である。しかし、ソーシャルメディアの言論分析は従来の世論調査とは異なる方法が必要とされる。そこで、本論文では、ソーシャルメディアにおける「世論」に計算社会科学という社会科学の新たな分析方法を適用し、世論調査の結果と比較することで、ソーシャルメディアにおける「世論」の意味について検討する。その際、Twitterにおける安倍首相に関するツイートの分析を例として用いる。具体的には、教師あり機械学習によるセンチメント分析という手法を用いて、大規模なツイートデータから、安倍首相に対する支持と不支持の態度を推定する。機械学習のモデルは、ディープラーニングに基づく事前学習言語モデルBERTの改良モデルの一種であるRoBERTaを使用する。モデルの正解率は85.79%であり、十分な性能を発揮することが示された。 分類結果では、ツイートの8割近くが安倍首相に対するネガティブな態度を表していると分類され、観察期間を通じて不支持が支持を大幅に上回っていた。また、モデルが分類したセンチメントに特徴的な語を分析した結果,人間の目から見ても理解可能であり,分類がある程度妥当なものであることがわかった。このように、Twitterから読み取った安倍首相への支持と不支持の時系列変化と世論調査の内閣支持率の比較を行うと,両者は一致せず大きな乖離が見られることが明らかになった。これらの結果は,Twitter上での意見表明と一般世論との関係を考えるための材料となる。次号では,支持と不支持がどのようなトピックをめぐってなされたのか,トピックモデル分析という手法を用いて詳細に分析し,Twitter分析の有用性と課題について報告したい。
著者
田中 宏典 古森 哲 富田 一誠 瀧川 宗一郎 稲垣 克記
出版者
昭和大学学士会
雑誌
昭和医学会雑誌 (ISSN:00374342)
巻号頁・発行日
vol.72, no.4, pp.509-513, 2012 (Released:2013-03-14)
参考文献数
7

症例は5日前からの左下肢痛を主訴に当科を初診した67歳の男性である.合併疾患として直腸癌があり,2回の手術を受け,その後の抗癌剤治療が進行中であった.初診時所見で左第4腰椎神経根領域に疼痛を認め,腰部脊柱管狭窄症など念頭に精査,治療を開始した.初診から5日経過後に疼痛の増悪と共に左第4,5腰椎神経根領域に水疱を伴う皮疹を認めた.下肢帯状疱疹と診断し抗ウィルス薬の点滴と軟膏による治療を開始した.治療開始から1か月後に下肢痛も軽快し水泡も痂皮化した.本症例では,当初腰椎疾患を疑ったが,下肢痛の出現から10日後に皮疹が出現して初めて診断が可能となった例である.腰椎疾患が多い高齢者では下肢痛の病因としての帯状疱疹は初診時の診断が難しい.免疫能低下が考えられる高齢者の下肢痛では,帯状疱疹も念頭に置いて注意深く診察する必要があると思われた.
著者
木浦 勝行 瀧川 奈義夫 市原 英基 中村 栄三 吉野 正 高田 穣
出版者
岡山大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2011

健常雄性 Slc: Wistar ラット 10 匹に鉄およびキレート剤を腹腔内へ反復投与し,5 匹で悪性腹膜中皮腫を認めたが,コントロール群,キレート剤投与群では認めなった。免疫染色(Calretinin, CEA 染色),電子顕微鏡による観察を行い,いずれも上皮型中皮腫であることを確認した。また,DNA 酸化損傷マーカーである 8-hydroxy-2-deoxyguanosine による免疫染色は陽性であり,従来の学説は確認された。ラジウムを含む微量元素を最終解析中である。
著者
西尾 佳朋 伊藤 邦弘 加藤 三香子 瀧川 友佳子 篠邉 龍二郎 古橋 明文
出版者
特定非営利活動法人 日本睡眠歯科学会
雑誌
睡眠口腔医学 (ISSN:21886695)
巻号頁・発行日
vol.8, no.1, pp.15-20, 2022 (Released:2021-10-01)
参考文献数
27

Objective: We present a case of narcolepsy in a patient with obstructive sleep apnea (OSA) who complained of residual sleepiness without improvement in Epworth sleepiness scale (ESS) after oral appliance (OA) therapy, and who underwent the Multiple Sleep Latency Test (MSLT).Method: The patient was a 48-year-old male who had no significant past medical history and family history, and had been experiencing excessive daytime sleepiness. The initial interview at the Department of Sleep Medicine did not reveal any cataplexy, sleep paralysis, and hypnagogic hallucinations. He was diagnosed with mild OSA (apnea hypopnea index: AHI 10.5/h) based on polysomnography (PSG), and was referred to our department for OA therapy. Excessive daytime sleepiness did not improve after the initiation of OA therapy. Thereafter, follow-up sleep study with PSG and the MSLT were performed.Results: The PSG with OA showed an improvement of OSA in AHI from 10.5 to 3.6/h, and sleep-onset REM sleep period (SOREMP) was not observed. MSLT showed that the mean sleep latency was 4min 6s/five naps, and number of SOREMP was two times; therefore, the patient was diagnosed with narcolepsy type 2. Use of Modafinil 100 mg/day decreased the ESS score from 15 to 4 and improved daytime sleepiness.Conclusion: In patients with OSA and narcolepsy, it is not possible to improve excessive daytime sleepiness by providing treatment for OSA only. Patients who complain of residual sleepiness even after OA treatment should be assessed further for other sleep disorders including hypersomnia.
著者
瀧川 叡一
出版者
法制史学会
雑誌
法制史研究 (ISSN:04412508)
巻号頁・発行日
vol.1994, no.44, pp.1-41,en3, 1995-03-30 (Released:2009-11-16)

"Civilprocedure" (1885), showed to Mr. Kirkwood, said, Hikiainin (_??__??__??_) is a intervener in civil process. I found several judgements of Maebashi-Shishinsaibansho (court of first instance), from 1877 to 1882, now preserved by Maebashi-district court, gave decisions against or in favor of Hikiainin as interveners. This usual practice was not derived from French law, but from the precedent of court in Tokugawa era.This paper analyzes the grounds of the above-mentioned derivation, and explains legal character of Hikiainin in the early Meiji period.
著者
平田 光司 出口 正之 関本 美知子 柴崎 文一 安倍 尚紀 高岩 義信 伊藤 憲二 湯川 哲之 横山 広美 高岩 義信 湯川 哲之 伊藤 憲二 柴崎 文一 安倍 尚紀 瀧川 裕貴 横山 広美 加藤 直子
出版者
総合研究大学院大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2006

個人情報や第三者に関する情報も含むオーラルヒストリー記録を多数収集し、共有資産として研究者に提供するシステムについて検討し、方法を確立した。実際に高エネルギー加速器研究機構における巨大科学プロジェクト関係者に対してインタビューを実施し、記録をアーカイブし、公開した。