1 0 0 0 OA 花洛林泉帖

著者
碓井小三郎 編
出版者
芸艸堂
巻号頁・発行日
vol.〔上〕, 1910
著者
碓井 有三
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.812, pp.107-113, 2002-01-07
被引用文献数
2 2

本誌2001年6月18日号(no.798)の特集「バスよりシリアル,GHz伝送への決断」において,1GHzを超える高速ボード設計を実現するために解決すべき課題に触れた。最大の課題は,誘電損失である。これまでは主に導体損失の影響を考慮していればよかったが,1GHzを境に誘電損失の影響が支配的になる。この内容に対して,意外であるとの印象を受けた読者が少なくなかったという。
著者
碓井 敏正
出版者
京都大学哲学論叢刊行会
雑誌
哲学論叢 (ISSN:0914143X)
巻号頁・発行日
vol.1, pp.74-86, 1974-02-01
著者
碓井 真吾 中村 公子 齋藤 義正 山岸 由幸 海老沼 浩利 鈴木 秀和 今枝 博之 橋本 志歩 金 善惠 峰岸 一博 中塚 誠之 橋本 統 緒方 晴彦 齋藤 英胤 日比 紀文
出版者
一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部
雑誌
Progress of Digestive Endoscopy (ISSN:13489844)
巻号頁・発行日
vol.77, no.2, pp.56-57, 2010-12-10 (Released:2013-07-25)
参考文献数
3

A 34-years-old woman, who had received Kasai operation due to congenital bile duct atresia at the age of 0, was pointed out esophageal varices and liver cirrhosis at one year and a half before pregnancy. At 25 weeks pregnancy, the esophageal varices was ruptured and she received endoscopic variceal ligation after emergent admission. Although the variceal bleeding was well controlled, the fetus grew up slowly and its growth arrest was recognized by ultrasound examination at 29 weeks pregnancy. Caesarean section was performed and a boy of 842g was delivered. Genital bleeding, however, continued postoperatively because of poor uterine contraction, and a large amount of blood transfusion was necessary. Both of uterine arterial embolization was performed by interventional radiology and she was discharged on the postoperative 15th day. The newborn grew up and was also discharged on the 92nd day of his birth.
著者
小高 通夫 竜 崇正 碓井 貞仁 渡辺 義二 山本 義一 小出 義雄 山本 宏 有我 隆光 長島 通 佐藤 博
出版者
一般社団法人日本消化器外科学会
雑誌
日本消化器外科学会雑誌 (ISSN:03869768)
巻号頁・発行日
vol.17, no.9, pp.1698-1702, 1984-09-01
被引用文献数
12

肝門部胆管癌はその解剖学的位置および胆管癌の浸潤性増殖の特微から最も治療困難な疾患の1つである.われわれは以前よりたとえ非治癒切除におわっても可及的に切除するという態度で,この領域の癌に対処してきた.切除例を中心に中下部胆管癌と比較検討して肝門部胆管癌の治療上の問題点について述べてみたい.
著者
碓井 みちこ
出版者
早稲田大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2008

本研究では物語るメディアとしての写し絵の表現の特徴について考察した。まず、写し絵と西洋の幻燈との違いを明確化した。次いで、写し絵の種板を、それが車人形をいかに参照したかという観点から検討した。車人形は、仏教の法談・唱導が芸能化したされる説経節を地語りとする人形芝居である。さらに写し絵と浮世絵との密接な関わりについても検討した。本研究の成果は、論文や口頭発表だけでなく、早稲田大学坪内博士記念演劇博物館における企画展でも公表された。
著者
武田 誠郎 田邉 修 有木 政博 碓井 裕史
出版者
広島大学
雑誌
一般研究(C)
巻号頁・発行日
1993

ヒト赤血球に、当教室で新たに見い出したタイプ2Aプロテインホスファターゼはα_1β_1δ_1のサブユニット構造を持ち、α(34kDa)が触媒サブユニット、β(63kDa)とδ(74kDa)が調節サブユニットである。本年度は74kDaδサブユニットの機能解析のための基礎的実験を重点的に行った。純化したα_1β_1δ_1からδとα_1β_1をヘパリン・セファローズカラムを用いて分離した。δとα_1β_1を0.5M NaCl存在下で混合し、α_1β_1δ_1とα_1β_1を完全に分離し得る条件でスーパーデラックス200のゲル濾過を行うと、一部α_1β_1δ_1が再構成された。一方、δはA-キナーゼまたはC-キナーゼでリン酸化されることを当教室で明らかにしているので、δとα_1β_1の結合に及ぼすδのリン酸化の影響を見た。その結果、A-キナーゼによるδのリン酸化が、δのα_1β_1への結合を促進することを見い出した。現在、再構成されたα_1β_1δ_1の性質を詳細に調べている。他方、δの組織分布やcDNAクローニングのために、δに対する抗体を作製した。上述の方法で単離したδをリビ・アジュバンドシステムを用いてマウスの腹腔に投与し、δに特異的な抗体を得た。この抗体はラットの70〜72kDaのタンパク質と特異的に反応する。ウエスタンブロット法で、これらのタンパク質の組織、細胞内分布を解析中である。一方、この抗体を用いてヒト骨髄cDNAライブラリーからこの抗体と反応するタンパク部分に対応するDNA断片を含むクローンをスクリーニング中である。δのcDNAのクローニングによる一次構造の決定、δのcDNAをプローブとしたノーザンブロット法によるδのmRNAの組織分布、δとα_1β_1の解離、再構成によるδのリン酸化の意義を明らかにし、δの機能を解明する。
著者
碓井 利宣 重松 邦彦 武田 圭史 村井 純
雑誌
コンピュータセキュリティシンポジウム2011 論文集
巻号頁・発行日
vol.2011, no.3, pp.797-802, 2011-10-12

インターネット利用の普及に伴い,様々な悪意を持った新たなマルウェアが日々出現しており,これらについて効果的な対応を効率よく実施するためには,発見されたマルウェアを短時間で分析する必要がある.本研究では,静的解析手法を用いてマルウェアの挙動に関する情報を抽出し,そこで利用されるAPIの傾向によってラベル付けを行う.それらの情報を基にして機械学習であるSupport Vector Machineにより分類する.本手法によって特に挙動の類似性の高いマルウェア同士を同じグループとして分類するシステムを実装した.本システムを用いることで,分析者は分類結果から挙動の傾向を短時間で把握することができ亜種の特定や対策の立案などに活用できる.
著者
碓井 健寛 諏訪 竜夫
出版者
創価大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2009

家庭ごみ有料化は,導入後に減量効果が失われるというリバウンドが問題だと指摘されているが,実際には明らかでない.本稿は家庭ごみ有料化の減量効果,および資源ごみの代替促進効果の長期での持続性を明らかにするために,計量経済学のパネルデータ分析を用いて検証した.その際にデータ選択の恣意性を可能な限り排除し,推定結果の頑健性を保証するために複数のモデルによって確認した.その結果,ごみ排出量のリバウンドはわずかながら存在するものの,長期の減量効果はほとんど失われないことが明らかになった.また,資源ごみの長期の分別促進効果は,有料化導入後の経過年数が経つにしたがって逆に強まることがわかった.
著者
角野 康郎 碓井 信久
出版者
日本植物分類学会
雑誌
植物分類・地理 = Acta phytotaxonomica et geobotanica (ISSN:00016799)
巻号頁・発行日
vol.46, no.2, pp.131-135, 1995-12-01
被引用文献数
2

タシロカワゴケソウは, 1977年8月に鹿児島県の大隅半島にある田代町「奥花瀬」の雄川上流で新敏夫博士によって発見された(新, 1977)。新博士はこれをカワゴケソウ属の新種と考えたが, 花を得られなかったために正式の発表を控えた。新博士はその後まもなく病床に伏し1982年に逝去されたため, 正式の報告がないまま"幻の新種"となって今日に至っている。我が国におけるカワゴケソウの発見者である今村駿一郎博士も, これを新種と考え, "タシロカワゴケソウCladopus austro-osumiensis"という和名と学名を付した資料を残されている(「カワゴケソウ科分布現況略図」と題する手書きの地図で, 水草研究会会報23号の拙稿「今村駿一郎先生を悼む」に転載してある)。この名前が新博士によるものか今村博士によるものかは不明である。新博士と親交のあった土井美夫氏は, 『広島県植物目録』(1983)の末尾に「鹿児島県植物目録追加」としてタシロカワゴケソウ発見の経緯を記録し, 「在鹿の人により正式の発表」がなされることへの期待を述べている。その後, 鹿児島大学理学部ならびに水産学部の卒業研究などでカワゴケソウ科植物の現状に関する調査は幾度か進められたが, タシロカワゴケソウの記載は行なわれないままになっていた。このような状況の中で1990年12月, 筆者のうちのひとり碓井は雄川上流の田代町新田南風谷橋付近で良好に生育するタシロカワゴケソウの群落を再発見した。そして, その標本を角野に託した。今回得られた標本は, 採集時の水位の関係と思われるがつぼみの状態か既に果実になったものばかりで, 開花中のものは無かった。しかし, 幅0.4〜1mmしかない細い葉状体は他種には見られない特徴で, 花は無くとも新博士の慧眼どおり新種に間違いないと判断し, 記載の準備を開始した。一方, ほぼ同じころ, 鹿児島大学理学部堀田満教授研究室に所属する学生の谷口宏君が, 同じ場所でタシロカワゴケソウの調査を進め, 花についても詳しい観察資料を得ていたことが後日判明した。私どもは, 保全の取り組みのためにもまず種として正式に認知することが急務と考え, 手元にある標本に基づいて記載の準備を進めていたが, 今回の報告に際し堀田先生から谷口君の観察資料の一部を御提供いただくことになった。花の記載を盛り込むことができたのは, 堀田先生の寛大な御好意の賜物であり, 心より感謝する次第である。周知のように, カワゴケソウ科植物は急流にのみ産する特異な植物として注目され, 日本では鹿児島県と宮崎県の11水系の河川から2属6種が知られていた。しかし, 近年, 河川改修や水質汚濁の進行などでほとんどの種が絶滅の危機に瀕し, 保護の重要性と研究の必要性が訴えられている。タシロカワゴケソウも例外ではない。今回の新種記載を契機として, その形態についてのさらに詳しい研究が行なわれるとともに, 生態や現状についての詳しい調査が進むことを期待する。