著者
金山 正信
出版者
同志社大学
雑誌
同志社法學 (ISSN:03877612)
巻号頁・発行日
vol.12, no.4, pp.78-84, 1960-10-30

判例研究
著者
金山 知俊 阪田 省二郎 増山 繁
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-情報処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.79, no.8, pp.1362-1373, 1996-08-25
被引用文献数
14

本論文では, さまざまな樹種に共通の分枝規則を再現し, 光, ホルモンの影響も考慮した樹木の生長モデルについて述べる. この生長モデルは, 光環境の影響による枝の枯死と屈曲, 植物ホルモンによる頂芽優勢, 休眠芽の休眠打破, 枝の短枝化, 屈光性, 屈地性などの樹木のさまざまな性質の再現, 節, 葉序などの樹木の分枝規則の正確な再現を, それぞれ光環境モデル, ホルモンモデル, 分枝モデルという三つのサブモデルを用いて実現している. これらサブモデルに与えるパラメータを変更することで, 環境の変化, 樹種の変更への対応を可能としている.
著者
近藤 金広
出版者
財務省印刷局
雑誌
時の法令 (ISSN:04934067)
巻号頁・発行日
no.877, pp.42-45, 1974-12-03
著者
近藤 金広
出版者
朝陽会
雑誌
時の法令 (ISSN:04934067)
巻号頁・発行日
no.876, pp.35-39, 1974-11-23
著者
金子 周司
出版者
公益社団法人 日本薬理学会
雑誌
日本薬理学雑誌 (ISSN:00155691)
巻号頁・発行日
vol.126, no.5, pp.306-310, 2005 (Released:2006-01-01)
参考文献数
24

イオンチャネル分子を標的とする薬物はその数こそ少ないが,これまでも優れた薬物が創出されている.しかしそれらは薬理作用の研究で作用点がたまたまイオンチャネルであることが分かってきたに過ぎず,先にイオンチャネルを標的と定めて薬物を創出してきた例は数少ない.イオンチャネルをコードする遺伝子の数の予測は,多数の薬物標的となりうるチャネル分子の存在を示唆しているが,ゲノム創薬的な手法が創薬の潮流を占めている現在においても,イオンチャネルを創薬標的とする機運は盛り上がらない.この原因として,内在性リガンドが存在しないことによる薬物設計の困難さ,細胞を用いた薬効評価が必要なためにスループットが高い評価系の開発が遅れたこと,さらに基礎研究においてイオンチャネルの機能解明が遅れてきたことを指摘することができる.しかし一方,イオンチャネルに対する薬効を詳細に検討すると,ヘテロマーやバリアントを含めた遺伝子表現型の多様性,アロステリック調節部位や細胞内調節ドメインの多様性,細胞の状態に依存した薬効強度の変化など,病態特異的に作用し,かつ多様な化学構造の薬物を設計するのに好都合な材料も見つけることができる.さらに,生細胞を用いたハイスループット評価系の中には,機能評価精度の高い電気生理学的な手法を応用する例が生まれてきており,ようやくイオンチャネル創薬を実行に移すためのインフラが整備されてきた.一例として神経薬理学領域で新しい薬理作用に基づく創薬が期待されている難治性疼痛や神経変性疾患を対象に考えてみると,最近では非常に多くの新しいイオンチャネルが創薬対象として十分な可能性を持っていることがわかってきた.薬理学研究者のもつ優れた研究手法によってイオンチャネルの創薬標的としてのバリデーションを推進する一方,製薬企業によって生み出される新しい低分子リガンドの発見によって,近い将来にイオンチャネルを標的とした多数の新薬の創出を期待したい. (注)NMDA受容体やP2X受容体のような明らかに内在性リガンドの存在するイオンチャネル共役型受容体は,ここではイオンチャネルに含めず受容体に含めているが,薬物作用点としてはチャネルポアも考えられるので各論においては含めている.また,イオンチャネルとトランスポータを合わせて膜輸送タンパク質と称しているが,イオンチャネルとトランスポータの境界も必ずしも明確でないので,ここではイオンチャネルという名称を象徴的に用いることにする.
著者
金 正彬
出版者
広島大学
雑誌
広島大学大学院教育学研究科紀要. 第二部, 文化教育開発関連領域 (ISSN:13465554)
巻号頁・発行日
vol.51, pp.283-290, 2003-03-28

The Japanese Go-on readings in the Shin-vowel group has i,o,a as main vowels, having stratified resemblance with Sino-Korean readings of Chinese characters. This has already its background in the Fan-ts'ie phenomenon! of rjindiansiunj Buddhist Transcriprions of the Liu chao period.which is problaby transferred to Japanese Go-on readings and sino-Korean readings from synchronic Chinese dialects of the Archaic period till the Liu chao period.
著者
村上 直樹 山下 暢彦 谷内 利明 金井 康通
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会総合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1996, no.2, 1996-03-11

変換周波数数百kHzで動作するフォワードコンバータ用トラシスを対象にコア外形寸法、特に横幅と高さが制限された場合にトラシスの電力損失が最小となるコアの形状、寸法を検討している。今回、ポットコアについて最小損失を与える寸法を算出したので報告する。
著者
金 貴禮
出版者
聖トマス大学
雑誌
サピエンチア : 英知大学論叢 (ISSN:02862204)
巻号頁・発行日
vol.40, pp.29-45, 2006-02-28

The purpose of this paper is to study the difficulties of bringing up a child for the mother of a oneparent family, if her mind is preoccupied unsatisfied housing conditions. Even today mothers in one-parent families have economic and mental difficulties in bringing up a child by themselves. If the mother's mind is too preoccupied with her dissatisfaction about everyday life, she will have problems in looking after her child who needs her attention. One mother attended thirty two sessions of group counselling to get advice about how to cope with her son. However, she did not learn anything from the group. She needs to have basic necessities for living first.
著者
工藤 典代 浅野 尚 内藤 準哉 金子 敏郎
出版者
千葉大学
雑誌
千葉医学雑誌 (ISSN:03035476)
巻号頁・発行日
vol.57, no.6, pp.333-337, 1981-12

We have experienced 6 patients with the psychogenic hearing impairment in the past 6 months. They were all female and their age ranged from 11 to 13 years. Hearing impairment was bilateral in 5 patients and was unilateral in one. To establish the diagnosis, standard audiometry, speech audiometry Bekesy audiometry, Evoked Response Audiometry (Auditory Brainstem Response and Slow Vertex Response), stapedius reflex test, and tympanometry were performed. The visual field test was also examined and the personality of the patients was tested using Yatabe-Guilford test. The pure tone test revealed that the degree of hearing loss ranged from 40 dB to out of scale. The degree of hearing loss obtained by the speech audiometry was better than that was obtained by the pure tone test. Bekesy audiometry in 11 ears showed type V in 5 and type I in 6. The tympanogram, ERA (ABR and SVR), stapedius reflex were normal in all patients. In two patients, the defect of the visual field was observed. The results of the tests to study the personality of the patients revealed various types of abnormalities. This abnormalities were thought to be the intrinsic factors in this disease. In 5 patients, we found the extrinsic factors in their daily lives. The prognosis of 5 out of the 6 patients was good, but in 1 patient, whose charactor showed to be in a high grade neurotic state, the hearing loss was not changed. We treated her with the co-operation of a psychiatrist.
著者
中山 彰 陸 金林 中村 哲 鹿野 清宏
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. DSP, ディジタル信号処理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.98, no.262, pp.57-62, 1998-09-11
被引用文献数
3

近年、ディジタル著作物の著作権を守る手段として電子透かし技術が開発されてきている。電子透かしは聴覚的には聴こえないということが重要であり、それを考慮した透かしアルゴリズムのひとつとしてLaurenceらの提案するMPEG心理音響モデルを用いた電子透かし法がある。ただこの方法は同時マスキングのみを考慮したものである。そこで本稿では心理音響実験の知見を用いて継時マスキングの定式化を行ない、それをLaurenceらの方法に導入し、もともとの方法との比較を行なった。その結果、両手法とも透かしの入った音楽でも高い品質を保っていることが明らかになった。また継時マスキングを組み込んだ場合の透かしの強度では、MPEGの符号化に対してLaurenceらの提案手法より、若干の改善が見られた。
著者
金 智鉉
出版者
京都大学
雑誌
京都大学生涯教育学・図書館情報学研究 (ISSN:13471562)
巻号頁・発行日
vol.4, pp.203-212, 2005-03-31

視覚障害者の情報環境が点字図書館からインターネットの視覚障害者用ウェヴページヘと大きく拡大した。この変化に点字図書館も対応してきた。初期の活字資料の加工、提供する役割に、インターネットを用いた新たな情報サービスの提供が加わり、点字図書館自ら情報を製作、提供する役割、さらには多種多様な情報の中で必要な情報へのナビゲータ的役割にまでその役割の幅が広かった。このように点字図書館は情報環境の変化に対して、点字図書館独自の役割を果たすことで、その存在意義を保っているのである。
著者
金 明蘭 樋口 孝之 宮崎 清
出版者
日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究 (ISSN:09108173)
巻号頁・発行日
vol.53, no.1, pp.59-68, 2006-05-31

韓国では1990年から地域の象徴通りとして「文化通り」での整備が進んでいる。本研究では、「文化通り」の街路空間特性の考察、ならびに、完工済みである「文化通り」の現地調査と自治体管理者へのインタビュー調査から舗装面の物理的形態と通りの利用特性について解析を行い、「文化通り」のフットスケープデザインについて総合的な考察を行った。現状では、ローリング工法であるアスファルト舗装と経済的なセメントブロック舗装が大部分を占めており、歩車共存、施工の容易性、経済性が優先されている。美的配慮や地域特性の表現、環境親和へ配慮がなされたフットスケープデザインは少ない。一方で、「文化通り」は地域の要所に設定され人通りも多く、半数の箇所でイベントも開かれていることが確認された。「文化通り」のフットスケープデザインおいては地域のアイデンティティの表現が強く求められ、ブロック舗装をはじめとした多様なパターン展開を容易とする舗装を積極的に活用することが有効である。
著者
越本 浩央 金澤 正憲 岩下 武史
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)
巻号頁・発行日
vol.2005, no.19, pp.19-24, 2005-03-07

グリッドコンピューティングの基盤を支えるミドルフレームワークが充実し,ウェブサービスとの統合による応用面が注目されている.しかし仕様の複雑さと規模の大きさが開発と利用を困難にしている.本研究ではこの二つの問題を解決するために,RESTアーキテクチャに基づいたグリッドサービスの設計を提案し,モナドベースのRESTfulウェブサービスを構築する.RESTアーキテクチャはネットワーク上のエンドポイントのステートレス化を推し進める.またモナドはデータと計算と計算戦略を切り離すことで計算結果への参照透明性を提供する.ここではモナドを利用することでの開発の効率化とRESTfulなサービスの運用の利便性を示す.With preparedness for the Grid computing by the Grid middle frameworks, a research and development of the Grid integration as the web-service are remarkable. However it seems too complicate on developing and operating, dues to a complexity and a fleshiness of the specifications. In order to solve these two problems, we proposed a efficiency of designing the Grid-service in line with the REST architecture, and composed a web-service based on Monad. The REST architecture makes endpoints on the Net stateless. Monad makes programs be decomposed into data, functions and strategies, and provides transparency of calculus. We show an efficiency of Monad for developing and a convenience of a RESTful web-service for operating.
著者
水子 学 寺嵜 正治 金光 義弘
出版者
川崎医療福祉大学
雑誌
川崎医療福祉学会誌 (ISSN:09174605)
巻号頁・発行日
vol.8, no.1, pp.65-72, 1998

大学新入生30名を対象に, 対人相互作用とポジティブおよびネガティブ感情との関連について縦断的に検討した.なお, 対人相互作用の量と性質は体験抽出法によって記録され, 感情は多面的感情状態尺度および多面的感情特性尺度を用いて測定された.その結果, 対人相互作用量や性質は, 時系列で変化しないが, 測定時期によって各対人相互作用量, 性質と感情との関連が異なることが明らかになった.4月から6月にかけての「家族」との接触は, 日常生活における新入生の適応状態に影響を及ぼす可能性が示唆された.また, 対人相互作用の性質は入学当初の4月よりも10月において感情との間に多くの関連が認められた.この結果は親密な友人との間の相互作用の質が, 開示的あるいは肯定的なものであるほど, ネガティブ感情が抑制される傾向を示している.