著者
大武 美保子 前田 貴記 加藤 元一郎 淺間 一 高木 利久
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
インテリジェントシステム・シンポジウム講演論文集
巻号頁・発行日
vol.16, pp.323-324, 2006-09-25

Schizophrenic patients have abnormal sense of agency. The patients experiencing passivity phenomena believe their thoughts and actions to be those of external or alien entities. In this study, the authors propose method for simulating the cognitive deficit in schizophrenia whose data are comparable to the experimental data. We proposed the efferent copy activation and comparator inhibition model describes under-attribution and over-attribution in schizophrenic subjects. The output of this functional model is mapped onto the corresponding brain area based on Talairach atlas. The simulation results of this study well describe the experimental results of a schizophrenic cerebral pattern of activation.
著者
携帯電話アプリケーション 作成プロジェクト 新美 礼彦 高木 剛 小西 修 宮本 衛市 高橋 修
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第20回全国大会(2006)
巻号頁・発行日
pp.111, 2006 (Released:2006-12-07)

GPS携帯電話を用いたマルチベンダ対応アプリケーションを開発した。GPS機能を用いて、グループメンバの現在位置を地図上に表示し、チャットによりコミュニケーションがとれるシステムを実装した。また、グループメンバで共有できるオンラインスケジューラを実装した。今後、両機能を実装したアプリケーションを開発する予定である。
著者
高木浩光
雑誌
Internet Week
巻号頁・発行日
2002
被引用文献数
1 1
著者
大武 美保子 新井 航平 前田 貴記 加藤 元一郎 高木 利久 淺間 一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.590, pp.41-44, 2007-03-09

意志作用感(sense of agency)とは,ある動作や思考などを,他人ではなく自分の意志によって為しているという感覚をさす.統合失調症患者は,この意志作用感が障害される。ある時は,自分の動作や思考が他者の意図によるものと感じ,また逆に,自分が制御していない事柄を自分が引き起こしたと感じることがある.本稿では,意志作用感の障害を説明する認知モデルを構築し,シミュレーションを行うことにより検討を行う.
著者
マクネイリー デイヴィッド ミューレン アレクサンダー:共著 高木 和子:訳
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.46, no.8, pp.518-529, 2003 (Released:2003-11-01)
参考文献数
15

本記事では,情報の爆発的増大とヨーロッパにおける情報産業の出現を概略し,次にP-D-R(Pharma Documentation Ring)企業グループの活動を説明する中で製薬業界の情報・ナレッジマネジメントに関する昨今のトピックを深く掘り下げる。P-D-Rは,この分野における経験の交流・共有に取り組む法人組織であり,多国籍製薬企業トップ20社がそのメンバーの多数を占める。P-D-Rは,高水準の商業情報と関連サービスを追求する力強い団体であり,新規に更なる商業情報,およびサービスの導入も奨める。この目的のために,P-D-Rは保健分野の国際的情報産業にたずさわる諸機関と密着な関係を維持している。本記事では,P-D-Rの最近の活動の主な内容を述べ,それがヨーロッパおよびその他の地域の科学情報分野にどのようなインパクトを及ぼしているか,紹介する。
著者
山崎 松男 井出 明 高木 一郎
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2003, no.33, pp.73-78, 2003-03-19

政府のe-JAPAN重点計画では、2003年度中に電子政府の基盤を構築するとの予定が示されている。しかしながら電子政府・電子自治体から取り残されかねないデジタルディバイドの下位層に対してどのような対応をとるべきかという点について、政府は明確な方策を打ち出してはいない。本報告では、我々が熊本市で一般市民を対象として行った面接調査の結果を示すとともに、地方におけるデジタルディバイドの実態について述べる。この報告を基にすることで、単なるハードインフラの整備を越えたレベルで、デジタルディバイドの下位層に対するより効果的な政策立案が可能となると考えられる。Japanese Government has announced that they will lay the foundation of 'Electronic-Government' (e-Government) in the 2003 financial year in their report on e-JAPAN Plan. However, the report does not provide a clear strategy to address the lower layers of the digital divide. The lower layers of the digital divide encompass for example, users who may not receive any benefit from e-Government and local e-Government. In this paper, we will discuss the results of interviews conducted with the general residents in Kumamoto city. We also illustrate the current situation of the digital divide in the local area.The aim of this report is to contribute to efficient government policy making to address on the lower layers of the digital divide users that includes development of infrastructure for this plan.
著者
福山 峻一 羽生 誠 石田 敏浩 大野 理恵子 高木 英雄
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. KBSE, 知能ソフトウェア工学
巻号頁・発行日
vol.100, no.541, pp.45-52, 2001-01-05

ソフトウエアプロセスの改善活動のキーマンであるプロジェクトリーダPLを支援する, 一種のナレッジマネジメントシステムPLAS(A knowledge-based Project Leader Assist system for Self assessment)の開発報告である.前提とする改善活動はCMMをベースにしたもので, PLは着工時に到達目標とする成熟度レベルを設定し, 開発作業過程で諸プロセスの励行を徹底していく必要があることからその負担は小さくない.しかも, PLは多忙である上に, 活動内容の理解度や経験に個人差があり, プロジェクト間で質の揃った改善を行うことは容易ではない.PLASは, 先行プロジェクトのノウハウが詰まった各種帳票の記入例を回収し知識ベース化して, WebページによりPLに等しく提供して, プロジェクト実施計画の立案や自己診断を省力化するとともに, その内容を均質化する.本論文では, PLASに対する要求条件と, それを満たす知識ベースの構成方法が提案される.
著者
松田 憲幸 高木 佐恵子 曽我 真人 堀口 知也 平嶋 宗 瀧 寛和 吉本 富士市
出版者
The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers
雑誌
電子情報通信学会論文誌 D (ISSN:18804535)
巻号頁・発行日
vol.J91-D, no.2, pp.324-332, 2008-02-01

初心者のための鉛筆デッサンの基礎は,対象を見えたまま正確に描きとる写実であり,獲得が難しい技能である.初心者は自己の写実の誤りに気づくことができない,あるいはデッサン画全体に漠然とした違和感を感じることができても,具体的に写実の何が誤りかを判断できず,同じ誤りを繰り返す.反復練習を指導する教師は,写実の誤りを理解させるため,描く対象と異なった立体物をイメージさせるたとえ(比喩)を用いる.学習者は比喩説明を聞く過程で徐々に,明らかに異なるイメージの写実と感じるようになり,ついに自己の写実の誤りに気づくと考えられる.本論文は学習者の鉛筆デッサン画像に含まれる写実の誤りを顕在化した三次元モデルを構築する手法を検討する.本手法は誤った写実による1枚の画像から,誤りを映し出し,かつ直感的に不自然さを感じさせる三次元モデルを構築する.写実の8種の誤りを対象に,デッサン画像の誤りを特徴づける15個の特徴量を用いて三次元モデルのスケーリング変換を定義した.三次元モデルを表示する顕在化ツールを実装した.学習者が本ツールを用いることで,鉛筆デッサンに含まれる写実の誤りに気づきやすくなると期待できる.
著者
高木 岩生 山森 和彦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MVE, マルチメディア・仮想環境基礎
巻号頁・発行日
vol.95, no.553, pp.41-48, 1996-03-06

インタラクティプテレビ(ITV) では、提示された映像情報に対してユーザが所望とする対象を指定することによりハイパメディア検索等が可能となる。本資料では、ー般ユーザに馴染みのあるリモコンにポインティング機能を搭載し当該リモコンにより映像情報に対する位置の指定を行う方式に関して、操作性を評価するための基本的実験及び実験結果を踏まえた改良方式について報告する。評価実験では、被験者は、 リモコン操作は簡単に慣れると指摘しており、また、大部分の被験者は、動画像に対する操作はリモコンが良い、と指摘していた。しかし、リモコン方式では、手振れがあるので所望とする位置を正確に指定しにくい等の問題もある。そこで、この手振れを補正する機能を追加した改良方式を提案する。
著者
石井 敏章 常盤 大樹 内田 尚和 高木 朗 小西 達裕 八名 和夫
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ET, 教育工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.102, no.509, pp.19-24, 2002-12-06

学生対象のネットワーク実験において,教育効果を高めるためには学生の質問にきめ細かく対応するティーチングスタッフの存在が重要となる.計算機プログラミングや回路設計など定型的な技術の習得を目指す学習においては学習に困難をきたす箇所がほぼ決まっており定型的な質問が数多くなされることとなる.本稿では,TCP/IPネットワーキングにおける基礎事項からRIPルーティングプロトコルまでを学習する学生実験を例にとり,自然言語でなされる質問に対して,その意味を解釈し定型的な質問に対して自動的に自然言語で対応するシステムを提案する.提案システムの実現により,教師は高度な質問の対応に集中することが可能となり教育効果を高めることが期待される.