著者
片寄 晴弘 福地 健太郎 寺田 努 松浦 昭洋 橋田 光代
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告. EC, エンタテインメントコンピューティング (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2015, no.1, pp.1-6, 2015-02-23

エンタテインメントコンピューティングや音楽情報科学の研究領域においては多数の 「楽しい」 インタラクティブシステムが制作されてきた.本企画セッションでは,福地氏 (明治大),寺田氏 (神戸大),松浦氏 (東京電機大),橋田氏 (相愛大) を話題提供者として迎え,ショーやイベントにおいて一般聴衆に感動してもらうべく楽しんでいただく (=『魅せる』) ことを目標として,インタラクティブシステムをデザイン/使用するにあたっての課題や解決手段に焦点をあてた議論を実施する.
著者
片寄 晴弘 福地 健太郎 寺田 努 松浦 昭洋 橋田 光代
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告. [音楽情報科学]
巻号頁・発行日
vol.2015, no.1, pp.1-6, 2015-02-23

エンタテインメントコンピューティングや音楽情報科学の研究領域においては多数の 「楽しい」 インタラクティブシステムが制作されてきた.本企画セッションでは,福地氏 (明治大),寺田氏 (神戸大),松浦氏 (東京電機大),橋田氏 (相愛大) を話題提供者として迎え,ショーやイベントにおいて一般聴衆に感動してもらうべく楽しんでいただく (=『魅せる』) ことを目標として,インタラクティブシステムをデザイン/使用するにあたっての課題や解決手段に焦点をあてた議論を実施する.
著者
山本 界人 水野 竣介 ターウォンマット ラック
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.55, no.11, pp.2328-2335, 2014-11-15

本稿では,対戦型ゲームにおける戦略多様性の観点からゲームバランスの分析を自動的に行う手法を提案し,その有用性を評価した.ゲーム開発におけるゲームバランスの分析,調整は面白いゲームを作成するためには不可欠な要素である.一方で,その分析,調整のプロセスには時間的コストがかかる.開発期間に限りがあるゲーム開発の現場では,十分にゲームバランスの分析,調整を行うことができない場合も少なくない.このため,ゲームバランスを自動的に分析する手法が必要とされている.既存のゲームバランスの自動分析手法は,1つの状況を分析するために大きな計算時間を必要とする,もしくは事前に人間がゲームタイトルに依存する専門的な知識を必要とするものだった.このため,人間が知識を獲得していない,かつ多くの状況が存在するゲームへと適用する場合には大きな計算時間を必要とした.そこで,本稿では,Stochastic Genetic Algorithm(StGA)を用いて,専門的な知識なしに多くの状況を持つゲームを分析する手法を提案する.国際AI大会のプラットフォームとして利用されているFightingICEを対象にした実験から,本手法の有用性を確かめた.In this paper, we propose and evaluate an automatic analysis method for game balance from the perspective of strategic diversity in action games. Analysis and adjustment of game balance in game development are essential elements in order to create an interesting game. However, time cost is required for such analysis and adjustment. In typical game development, often with limited development time, it is not possible to adjust and analyze game balance completely. Therefore, an automatic method for analyzing the game balance is required. So far, existing automatic analysis methods need significant computational time to analyze a situation, or require specialized knowledge obtained by humans based on the game title in advance. Therefore, a large amount of computational time is required when applying those systems to games with many situations, of which knowledge is not yet acquired by humans. In this paper, we propose a method that uses Stochastic Genetic Algorithm (StGA) for analyzing that sort of games. From experiments using FightingICE, which is used as the platform for an international AI tournament, the effectiveness of our method is confirmed.
著者
石塚宏紀 AsifHossainKhanMuhammad 岩井将行 瀬崎薫
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2012, no.1, pp.507-509, 2012-03-06

現在,ネットワーク上に多種多様な写真画像が散在している.マルチメディアデータベースの分野において,写真画像の特徴から感情を抽出し,感情による写真検索の研究開発が行われてきた.しかしながら,画像処理によって抽出した感情の精度は,不十分であり,検索精度の向上が求められている.一方,メラ付き携帯電話の普及により,ソーシャルメディアには,写真付きの投稿が頻繁に発信されている.そこで,我々は,ソーシャルメディアにおける写真付き投稿から写真に対する感情情報を抽出し,より精度の高い写真感情データベースを提案する.本稿では,写真付き投稿からの感情抽出手法とその評価について述べる.
著者
村瀬 晴喜 大木 幹雄
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告. ソフトウェア工学研究会報告 (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.162, pp.17-24, 2008-11-12

上流工程作業に精通した要求定義技術者の育成が急務になっている.筆者らが所属する工科系大学では,2006年度から近隣のNPO組織や福祉施設と連携し,「実際に永続的に利用してもらえる情報システム開発を上流工程から経験する」ことを目的にして,実践的な情報システム開発の実験授業を実施している.本稿では,この実践的な実験を行う上で定義した学生の動機づけモデルと,動機づけに対する施策について説明する.ついで実践的情報システム開発の先駆的な役割を果たしたNPO組織「きらりびとみやしろ」助け合い活動管理システム開発における要求プロセス・要求仕様を紹介し,開発実験の成功要因について述べる.
著者
田中雅章 十津守宏 大森晃
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2012, no.1, pp.415-417, 2012-03-06

本研究ではWebアンケートによって教育効果を測定する試みを行った。その対象は宮崎アニメを環境倫理教育教材として有効性を試みた。スタジオジブリの作品は単なる娯楽アニメではなく環境学習教材として着目した。学生が作品中のメッセージや意図を受取ることができるのかを知るには授業アンケートが有効である。その結果、学生はこれまでの環境意識をどれだけ変化させたのかが気になるところである。その学習効果を明らかにするためにアンケートを実施し、学習効果の測定を行った。本稿ではWebの機能を活用することにより、視聴覚教材が授業改善になりえるのか、その有効性を述べる。
著者
イェ チョウトゥ 浦野 義頼
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2009, no.5, pp.15-21, 2009-01-19

ミャンマー語(ビルマ語)パソコンのキーボード配列は多数開発されてきたが、標準化はまだ行われていない。本論は、CE、Win Myanmar、Zawgyi Myanmar、MyaZedi、Myanmar3 などのなじみ深いミャンマー語キーボードの配列比較について述べるものであり、キーボードマッピング及び KSPC (1 文字入力するのに必要とされるキーストローク数)に関する実験を重点的に実施した。実験結果から、現行のミャンマー語キーボードの配列はいずれも似かよっており、かつてのミャンマー語タイプライターのキーボード配列に基づいていること、また、KSPC は記号、子音と共に表記する子音記号、下付き文字のキーの割り当てに依存することが分かった。Many PC keyboard layouts have been developed for Myanmar language (Burmese), but there is no standard keyboard layout yet. This paper reports a comparison of well-known Myanmar keyboard layouts such as CE, Win Myanmar, Zawgyi Myanmar, MyaZedi and Myanmar3 etc. The primary research focuses on examination of keyboard mapping and Keystrokes per Character (KSPC). Its result shows that all of the mappings of current Myanmar keyboards are similar and based on the old Myanmar typewriter keyboard layout. Another interesting point is that KSPC value depends on key assignments of various signs, dependent consonant signs and subscript characters.
著者
狩塚 俊和 佐藤宏介
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告コンピュータビジョンとイメージメディア(CVIM) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2003, no.88, pp.141-146, 2003-09-08
被引用文献数
5

現実環境に仮想物体をシームレスに融合する複合現実感(Mixed Reality)が新たな情報提示方法として注目され、今までに様々な形態のシステムが開発されてきた。その一例として、プロジェクタを利用し、実物体をスクリーンとするプロジェクション方式が複合現実感ディスプレイとして提案されている。 また、一方でコンピュータを身につけられるほど小型化して、常時利用を可能にするウェアラブルコンピュータの研究が行われている。複合現実感による便益をユーザの状態にかかわらず享受できるようにするため、両者を融合する「ウェアラブル複合現実感」が新たなメディア環境として注目されてきた。本発表では、小型プロジェクタを用いたウェアラブル複合現実感システムを提案する。One of methods achieving Mixed Reality (MR) displays is the texture projection method using digital projectors. Another kind of emerging information environments is a wearable information device. which realizes ubiquitous computing. It is very promising to integrate these technologies. Using this kind of fusion system, two or more users can get the same MR environments without using HMD at the same moment. In this paper, we propose a wearable MR system with an on board projector and image-based sensor, and also introduce some applications with this system.
著者
井垣 宏 福安 直樹 佐伯 幸郎 柗本 真佑 楠本 真二
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.56, no.2, pp.701-713, 2015-02-15

ソフトウェア開発教育の一環として,ScrumやXPといったアジャイルソフトウェア開発を採り入れたチームによるソフトウェア開発演習を実施する大学が増加しつつある.一方で,演習によるアジャイルソフトウェア開発教育には複数の課題が存在する.代表的なアジャイル開発フレームワークの1つとして知られるScrumでは,プロジェクトを検査し,自己組織的にプロジェクトの状況に適応し続けることが求められる.しかしながら,チームでの開発経験が少ない受講生には,プロジェクトの状況がどうであるかを検査すること自体が困難である.また,受講生によるチーム開発では,担当するタスクの種類や量が偏りがちである.我々はこれらの課題の解決を目指し,チケット駆動開発と呼ばれる開発手法とScrumフレームワークを組み合わせることにより,プロジェクトを定量的に評価する枠組みを構築した.実際に我々のプロジェクト定量評価の枠組みを用いてチームによるソフトウェア開発演習を実施し,複数の定量評価基準に基づいて,チームごとのプロジェクト評価を実施した.The universities which teach agile software development, such as Scrum and XP are increasing in number. On the other hand, there are some problems in agile software development exercise. The Scrum known as one of the leading agile software development framework requires inspection and adaptation of projects. However, it is difficult for students with few team software development experiences to inspect their projects. Moreover, the kind and quantity of the tasks which each student takes charge of tend to become imbalanced. In this paper, we propose a framework which combines a ticket management system and the Scrum for quantitative evaluation in team software development exercise. We conducted practical software development exercise with using our framework as a case study.
著者
三瀬 敏朗 新屋敷泰史 橋本 正明 鵜林尚靖 片峯 恵一 中谷 多哉子
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告ソフトウェア工学(SE) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2004, no.87, pp.113-120, 2004-08-20
被引用文献数
5

組込みソフト分野では、専任オペレータや安定した環境とは限らない状況での運用を要求される。組込みシステムの信頼性や安全性を確保するために、通常運用で想定から抜け落ちしやすい状況である非正常系に焦点を絞り、仕様分析段階で非正常系要件の抽出を行い、システムの設計要件を明確にする方法について検討を行った。このため、非正常系の分析や要因等の体系化を行い、システムにおける非正常系の連鎖から障害に至る挙動の抽出を行うために、状態とイベントのマトリクスを用いて分析を行う方法を検討し試行した。その結果、基本的な有効性を確認し、今後の課題を検討した。Embedded systems are in need of the consideration about exceptions because of the environment and requirements for running. However, in practice, the consideration about exceptions often slipped out of specifications. Thus, it is an important problem about the cost and quality of embedded systems. Therefore, we have been studying about the methodology to analyze exceptions with exception knowledge systematization and exception state/event analysis matrix. In this paper, we describe the analysis matrix, its application example, and future studies.
著者
長澤 勲 手越 義昭 牧野 稔
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.30, no.8, pp.1058-1067, 1989-08-15
被引用文献数
14

近年建築設計の分野では パーソナルコンピュータ上に実現されたCADシステムが普及し 設計作業の合理化に貢献している.しかし これらのCADシステムは 建築設計の幾っかの側面である設計図書の編集 構造計算 積算等の作業を個別的に支援しているのが現状であり 次のような問題点がある建築設計では 設計が完了した後で発注者の要求や施工上の問題点を解決するために頻繁に再設計が行われる.設計条件が変化した場合の再設計は 従来から行われている手作業と 個別作業の支援のシステムを併用する方法では 図面の変更や構造計算の基礎データを設計者自身が修正しなければならず十分な効果を上げることが因難である.本研究では 設計の個別的な支援による問題点を解決するため 次の特徴をもつCADシステムを開発した.(1)建築物の設計情報を一元的に表現した建築物モデルを中心として 意匠設計 構造設計 積算などの設計作業を支援するモジュールを醒置した・このことによって設計者は 設計データの変換にわずらわされることなく一貫して設計作業を進めることができる.(2)建築物モデルの一貫性を管理する建築物モデル管理機構を設け システムの保守を容易にした.(3)段計者が行う標準的な設計作業の流れを想定し これを一貫して支援できるように配慮した.実際の設計例に適用した結果 従来の方法に比べて設計期間を約1/20に短縮できた.
著者
市丸 夏樹 中村 貞吾 宮本 義昭 日高 達
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告自然言語処理(NL)
巻号頁・発行日
vol.1993, no.79, pp.21-28, 1993-09-16
被引用文献数
3

シソーラスを意味的な分類として利用し、コーパスから収集した用例と、確率文法を用いて派生語を解析する方法と、大量データに対する仮名漢字変換実験によるその方法の評価について述べる。派生語の語幹名詞と接尾語の連接性を大量の用例データから学習し、学習した用例に含まれていない派生語についても取り扱うことを可能とした。用例そのものを学習に使用した場合には、生成能力が不十分であることが判明したため、用例の語幹をシソーラス上の上位語で置き換えた、一般化サンプルを使用した仮名漢字変換実験を行った。その結果、用例の一般化によって十分な生成能力を得ることができ、正解率を向上させることができることを示した。We are engaged in a research on using a thesaurus to analyze Japanese derivative words, and presented Example-Based Approach with Stochastic Grammar, which gives preference to words of high frequency. Using only raw examples for learning, however, turned out to be failure to produce enough derivative words out of given examples. Our solution to this problem was to use generalized examples for learning; i.e. to propagete the suffixes to synonyms of the body of the examples. In an experiment on kana-kanji convertion, we confirmed that there was a great improvement in number of correct answers.
著者
伊理 正夫 松谷 泰行
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.8, no.2, pp.103-107, 1967-03-15
被引用文献数
1
著者
橋本 正明
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.29, no.12, pp.1141-1150, 1988-12-15
被引用文献数
6

プログラムの入出力データのあいだの構造不一致が非手続き型言語へ及ぼす影響について議論する。さらに 筆者がすでに提案したプログラム仕様記述法PSDMにおける構造不一致の取扱いについて報告する.さて 非手続き型言語には利用者が構造不一致を意識しなければならないものがある・しかし 不一致はプログラム構造の決定要因であり プログラム仕様の決定要因ではないので 利用者が不一致を意識するのは望ましくない.そこで 利用者が不一致を意識しなくてよい言語もある.ところが 不一致を意識することを不要としたのに起因して 言語の理解性や記述性の問題が指摘されている.また このような書籍からプログラムを生成するには プログラム・ジェネレータが不一致を検出して解決しなければならないところで PSDMで規定された言語でも利用者は不一致を意識しなくてよい.しかも データが表している情報に着目した仕様も記述するので 言語の理解性や記述性の問題が緩和されている.この言梧からプログラムを生成するには プログラム仕様に基づいて作成された有向グラフを解析して 構造不一致を検出し解決する.この方法は まだ構造不一致の検出対象が脈絡不一致に限定され しかも検出精度に向上の余地は残ってるが ジェネレータを作成した実験の結果 実用的な性能を持つプログラムを生成することについて見通しを得ることができた.
著者
和泉 信生 古谷洋一郎 石村 俊之 吉田 隆一
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告グラフィクスとCAD(CG) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2004, no.121, pp.97-102, 2004-11-27

我々はユーザの要求に応じて動的にビューを変化させることのできるGISシステムの研究を行っている。現在、システムの適用例として、施設におけるバリアフリーマップを取り上げ研究を行っている。これは、ユーザの障害状態に応じて的確にバリアフリー情報を提供することで、障害者の外出に対する不安を低減できるバリアフリーマップシステムの実現を目指すものである。本論文では、研究中のシステムを用いて構築した、バリアフリー情報を三次元地図として提供する方法について述べる。As an application of our study of GIS with dynamic view changing according to users' requirements, we are developing 3D spatial maps which will provide disabled people with information on barrier-free accessibility in the facilities and reduce their anxiety about their travel. This paper describes how to visualize barrier-free accessibility with a 3D spatial map.
著者
今井 むつみ
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告音声言語情報処理(SLP) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2003, no.124, pp.259-264, 2003-12-19

一般には大人がひとつひとつのことばを丁寧に繰り返し教え込むことによって子どもはことばを学習していくと、考えられているかもしれない。しかし、実際には子どもはことばがその指示対象の少数の事例(多くは一事例)と結び付けられるのを観察するだけである。一事例に対する漠然とした指差しから発話されたことばの意味を推論することは論理的には不可能なことである(Goodman 1983; Quine 1960)。それにもかかわらず,子どもは、2?6歳の間に、一日平均6語、多い時期には10語も新しいことばを覚えると言われている。本講演では名詞と動詞に焦点をあて、子どもがアクションイベントを観察中に新奇な名詞あるいは動詞を聞いたとき、子どもがイベントのどの側面に新奇語をマッピングし、どのような知識と方略を用いてそれらの語の意味を推論し、他の事例にその語を般用していくのか、その知識や方略が発達的にどのように変わるのか、などについて議論する。It is logically impossible to induce meanings of words based on the observation of a limited number of instances. In spite of this problem of induction, young children map new words to their meanings instantly, and learn new words at a rate of 6-10 words a day. In this talk, I present the results from a series of experiments that show how young children infer meanings of novel nouns and verbs. I then explore the mechanism underlying young children's lexical acquisition.
著者
Chawanat Nakasan Kohei Ichikawa Putchong Uthayopas
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
研究報告ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)
巻号頁・発行日
vol.2014, no.30, pp.1-6, 2014-07-21

This paper discusses the use of Multipath TCP (MPTCP), which is a TCP extension that allows multiple TCP flows to be associated to one application-layer logical connection, coupled with OpenFlow traffic engineering in a single stack to provide a comprehensive multipathing solution, with OpenFlow providing optimal path sets while MPTCP utilizing them. This design should be able to maximize bandwidth and network path utilization by allowing hosts to take advantage of presently-unused paths. Design of the testbed, also to be used by our research group in future projects, is also discussed in this paper. Finally, we discuss evaluation of network performance when using multiple paths, as well as concerns raised by our work. In summary, our system functioned as expected and provided feasible performance in small virtual network. This design should be scalable to benefit distributed file storage systems, data-intensive services, or any high-performance computing systems.This paper discusses the use of Multipath TCP (MPTCP), which is a TCP extension that allows multiple TCP flows to be associated to one application-layer logical connection, coupled with OpenFlow traffic engineering in a single stack to provide a comprehensive multipathing solution, with OpenFlow providing optimal path sets while MPTCP utilizing them. This design should be able to maximize bandwidth and network path utilization by allowing hosts to take advantage of presently-unused paths. Design of the testbed, also to be used by our research group in future projects, is also discussed in this paper. Finally, we discuss evaluation of network performance when using multiple paths, as well as concerns raised by our work. In summary, our system functioned as expected and provided feasible performance in small virtual network. This design should be scalable to benefit distributed file storage systems, data-intensive services, or any high-performance computing systems.
著者
中野 啓史 内藤陽介 鈴木 貴久 小高 剛 石坂 一久 木村 啓二 笠原 博徳
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告計算機アーキテクチャ(ARC) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2004, no.80, pp.115-120, 2004-07-31
被引用文献数
2

現在,次世代のマイクロプロセッサアーキテクチャとして,複数のプロセッサコアを1チップ上に集積するチップマルチプロセッサ(CMP)が大きな注目を集めている.これらのCMPアーキテクチャにおいても,従来のマルチプロセッサシステムで大きな課題となっていたキャッシュやローカルメモリ等のプロセッサコア近接メモリの有効利用に関する問題は依然存在する.筆者等はこのメモリウォールの問題に対処し,高い並列性を抽出し効果的な並列処理を実現するために,マルチグレイン並列処理との協調動作により実効性能が高く価格性能比の向上を可能にするOSCAR CMPを提案している.このOSCAR CMPは,集中共有メモリ(CSM)に加え,プロセッサのプライベートデータを格納するローカルデータメモリ(LDM),プロセッサコア間の同期やデータ転送にも使用する2ポートメモリ構成の分散共有メモリ(DSM),プロセッサコアと非同期に動作可能なデータ転送ユニット(DTU)を持つ.本稿では,FORTRAN プログラムをループ・サブルーチン・基本ブロックを粗粒度タスクとする.粗粒度タスク並列処理において,配列の生死解析情報を用いて粗粒度タスクの並び替えを行い,プログラムのデータローカリティを抽出するデータローカライゼーション手法について述べる.データ転送は,コンパイラにより自動生成したDTUによるデータ転送命令を用いてバースト転送を行う.Recently, Chip Multiprocessor (CMP) architecture has attracted much attention as a next-generation microprocessor architecture, and many kinds of CMP have widely developed. However, these CMP architectures still have the problem of effective use of memory system nearby processor cores such as cache and local memory. %This problem has also been one of the most important problems for ordinary %multiprocessors. On the other hand, the authors have proposed OSCAR CMP, which cooperatively works with multigrain parallel processing, to achieve high effective performance and good cost effectiveness. To overcome the problem of effective use of cache and local memory, OSCAR CMP has local data memory (LDM) for processor private data and distributed shared memory (DSM) having two ports for synchronization and data transfer among processor cores, centralized shared memory (CSM) to support dynamic task scheduling, and data transfer unit(DTU) for asynchronous data transfer. The multigrain parallelizing compiler uses such memory architecture of OSCAR CMP with data localization scheme that fully uses compile time information. This paper proposes a coarse grain task static scheduling scheme considering data localization using live variable analysis. Data is transferred in burst mode using automatically generated DTU instructions.
著者
森本 卓爾 橋本 健二 石原 靖哲 藤原 融
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告データベースシステム(DBS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2007, no.65, pp.109-114, 2007-07-02

本稿では XPath 部分クラスの問い合わせを、木埋め込み関係に基づいた XML スキーマ進化に応じて正しく変換する手法を提案する。正しい変換とは、進化前スキーマに従う XML 文書に対する問い合わせ結果と、進化後スキーマに従うように変換した任意の XML 文書に対する問い合わせ結果が等しい変換を言う。提案した手法が正しい変換を行っていることを証明する。A method is proposed for translating queries in a subclass of XPath according to XML schema evolution based on the tree-embedding relation. A query translation is said to be correct if the result of every query to an XML document valid against the schema before evolution is equal to the result of the translated query to the XML document valid against the schema after evolution. Correctness of that the translation method is correct is proved.