著者
西村 公伸 伊奈 龍慶
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EA, 応用音響 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.111, no.306, pp.43-48, 2011-11-11

これまで,オーディオ機器の音質改善手法の一つとしてインシュレーク,特に円錐型のものが多く用いられ,効果を示している.また,前報告では円錐型のインシュレータに加え,新たに指数関数型の広がりを持つインシュレータを提案し,その振動伝達特性の解析や実験的評価結果を報告した.本報告では,これらのインシュレータに高分子材料の水溶液を併用することによる再生音の雑音低減や音質改善などの効果の向上について,実験的に検討している.また,高分子材料の水溶液をディジタル音響機器などにも適用し,ディスクへのアクセス速度の改善などの実験的結果を得ているので報告する.
著者
内藤 郁之 大木 英司
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.114, no.28, pp.15-19, 2014-05-15

ネットワークを集中的に制御するOpenFlowプロトコルは,制御のためのOpenFlowコントローラと制御を受けるOpenFlowスイッチで構成される.OpenFlowの動作は,OpenFlowコントローラからのフロー処理のルールを参照することで,OpenFlowスイッチで実行される.一方,コントローラ型と呼ばれる無線LANコントローラを利用した無線LANアクセスポイントの管理は,無線LANコントローラから,さまざまな設定を無線LANアクセスポイントに行うことで,無線LANアクセスポイントの制御を行う.しかし,無線LANコントローラには,拡張性がないため,機能の制限がある.無線LANコントローラをOpenFlowコントローラとして実装し,無線LANアクセスポイントをOpnFlowスイッチとして動作させることで,拡張性のある無線LANコントローラとして提案する.
著者
川西 直 カミル アブドルハミド アマド 宮森 良昌 楠田 厚史 川原 圭博 大橋 正良 浅見 徹
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ICSS, 情報通信システムセキュリティ (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.110, no.79, pp.55-59, 2010-06-10

本稿で我々は,クラウドコンピューティングやソフトウェア無線技術といった各種仮想化技術をフル活用し,ニーズに応じて柔軟にネットワークの構築が可能な,オープンな移動通信システムの構想について述べる.我々の提案するオープンな移動通信システムでは,移動通信システムを構成するトランスポート・ストラタムやサービス・ストラタムなど全てのストラタムにわたった仮想化を想定し,事業者の需要にあわせて仮想化されたストラタムのイメージをインスタンス化することによって,柔軟なネットワークの構築を実現しようとしている.
著者
井上 博之 田代 渉 近堂 徹 西村 浩二 前田 香織
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IA, インターネットアーキテクチャ (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.74, pp.31-36, 2008-05-23
参考文献数
7
被引用文献数
2

気象情報のセンシングとその表示に関して,広島市で行っている取り組み内容を中心を報告する.特にCO2濃度については市内の数カ所で長期間に渡る測定を行っており,その表示としてWebページによる提供や高解像度ディスプレイを使用したCO2濃度表示装置を公共場所に設置している.また,広島市立大学学内には,休講情報などの学内コンテンツを同時に表示する電子掲示板を開発し,約半年間の運用で得られた結果について報告する.その結果から,数値のみのCO2表示装置を広島市立広島工業高校とともに開発した事例等を紹介する.
著者
中川 正樹 東山 孝生 山中 由紀子 澤田 伸一 レー パン トゥー 秋山 勝彦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PRU, パターン認識・理解
巻号頁・発行日
vol.95, no.278, pp.43-48, 1995-09-28
被引用文献数
32

情報処理機器のパーソナル化の流れのなかでオンライン手書き文字認識の高度化を図るには, 現実的な字体変形が加わった筆跡パターンを一人一人につき相当量収集しておく必要がある. このことを念頭に, 文章形式, 字体制限なし, などを特徴とするオンライン手書き文字パターンデータベースを作成した. 筆跡パターン採集の対象とする文章は新聞から抜き出し,頻出の 1227 字種を含む JIS 第一水準 1537 字種が出現する文章列を約1万文字で構成した. 残りの JIS 第一水準文字は最後に文字単位で書いてもらう. この対象こ対し, 当研究室で 30 人分の筆跡パターンを採集した. また, 共同利用を前提に5人分の提供をメーカ等に呼びかけ, 9社の参加を得た. そして, 我々はさらに5人分追加した. 現在, 提供分のパターンを検査し, 誤字脱字の書き直しを依頼中である.
著者
森住 哲也 木下 宏揚
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SITE, 技術と社会・倫理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.68, pp.25-34, 2005-05-13
被引用文献数
8

現代社会に潜む情報漏えいと改ざんの問題について, インターネットをツールとする情報処理システムをアクセス制御の視点から考察する.考察対象とする社会システムは, ルーマンの社会システム論をベースとし, 意味生成の過程に対してはクリステヴァのテクスト理論的な見方を導入する.ルーマンの機能分化的社会システムにあって, テクストとしての情報はCovert Channelを必然的に引き起こす性質を内包しており, これがオートポイエーシス的社会システムの瓦解に結びつくことを示す.次に, "Community Based Access Control Model"をルーマンの社会システム理論の概念的枠組みをベースとしたモデルへと発展させる.そして, 機能的に分化したコミュニティに於いて, アクセス権限の分析と制御を実行する社会装置としてのコンセプトを示す.
著者
長田 典子 岩井 大輔 津田 学 和氣 早苗 井口 征士
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. A, 基礎・境界 (ISSN:09135707)
巻号頁・発行日
vol.86, no.11, pp.1219-1230, 2003-11-01
被引用文献数
13

従来の感性情報処理では,メディアを構成するパラメータとイメージとの対応関係を,感性語を介して表現していた.これに対し感性語を介さないメディア間の直接的・感性的な対応付けをノンバーバルマッピングと呼ぶ.そして「色聴現象」(音を聴くと色が見える)に着目し,音楽における調・音高・音色のパラメータを変化させた際に色聴保持者が感じる色の対応付け(マッピング)の規則性を,色相・明度・彩度のパラメータを用いて明示的に表現した.次にこのマッピングが色聴をもたない一般人にも受容可能かどうかの検証を行った.まず一対比較法による感覚尺度化を行い,音高と音色に関するマッピングについては一般群に受容されることを明らかにした.次に調同定トレーニングを実施し,調に関するマッピングを利用する試みを行ったところ,一般群にも色聴に似た現象が観察された.この結果,一般群においても音と色のマッピングが潜在的に保有される可能性を示した.
著者
森本 淳 銅谷 賢治
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-パターン処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.82, no.11, pp.2118-2131, 1999-11-25
被引用文献数
42

人間のように多自由度の身体をもつロボットが,試行錯誤的に目的とする運動を獲得することは,ロボット学習の分野において大きな課題である.本論文では強化学習を用いて,ロボットが高次元状態空間中における運動学習を行うための手法,主に評価関数の近似方法についての考察を行う.制御タスクとしては,人間の身体の形を単純化した3リンク2関節ロボットの起き上がり運動を扱う.強化学習の一手法である,連続時間,連続状態のTemporal Difference学習則を,正規化ガウス関数を必要に応じて逐次配置する関数近似手法と組み合わせ,高次元連続状態空間中での起き上がり運動学習を行った.その結果,シミュレーション上で約2400回の試行後に起き上がり運動が獲得された.
著者
徳山 眞実 廣井 慧 山内 正人 砂原 秀樹
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IA, インターネットアーキテクチャ (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.112, no.489, pp.223-228, 2013-03-07

科学の進歩によって今まではデータとして扱うことができなかった人の感性や好みを情報化しようとする試みがなされている.本研究では「女子力」という曖昧な感性情報を数値化することを目的とし女子力の数値化手法を提案する.「女子力」という言葉は2001年に新しく作られた造語で女性ファッション誌や広告等で頻繁に使用されており,現代女性の女性らしさの尺度である.しかし,明確な定義はなく非常に曖昧なまま使用されている.そこで,これらの感性を数値化することで具体的な尺度になり,女子力を上げたいと望む女性の指標としてモチベーション維持や行動変容に繋がる可能性も考えられる.また,「女子力」だけでなく,女性らしさの尺度となっている言葉は数多く誕生している.それは女性の社会進出が進み人々が掲げる「女性像」というものが多様化してきているという背景からである.提案する数値化手法では情報の入力,処理,出力という3つのステップを行う.その為に入力情報の決定,基準値の決定,正規化を行う.そして実際に2つのケースを例にとり数値化を行う比較実験と,行動変容への可能性を探る実験の2つを行う.その結果から考察を行い,今後の課題を明らかにする.
著者
高橋 翔 今 宏史 長谷山 美紀
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D, 情報・システム (ISSN:18804535)
巻号頁・発行日
vol.92, no.4, pp.501-510, 2009-04-01
被引用文献数
11

本論文では,チームスポーツ映像からアクティブネットを用いてパス可能領域を推定する手法を提案する.チームスポーツ映像の一つであるサッカー映像の意味内容解析を行うために重要なサッカーの戦術は,選手の移動とボール運びによって表現されるため,ボール運びを実現するパスを分析することは重要である.一般にパスコースはボール保持者と味方チームの選手へとつながる緩やかな曲線で表される.提案手法では,新たなエネルギーの定義とパス可能領域を推定するための画像生成により,アクティブネットを用いて前述の曲線が存在する領域を抽出する.また,パス可能領域は守備の選手から離れるほど,パスが成功する可能性が高いという特徴をもつ.提案手法では,格子点の密度に着眼することで,パスが成功する可能性をパス可能領域の推定と同時に得る.更に,アクティブネットの収束結果は多少の選手位置の誤差を許容するため,選手の動きを用いた従来手法における,選手位置の誤差の影響を受けやすいという問題点を解決することが可能である.したがって,提案手法はカメラワークが存在し,高精度な選手位置の推定が困難であるテレビ映像に対しても,高精度にパス可能領域の推定が可能である.
著者
高橋 翠
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. HCS, ヒューマンコミュニケーション基礎 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.111, no.214, pp.27-31, 2011-09-16

本研究では、進化心理学的観点から男性の顔に対する魅力評価を検討した。先行研究では、社会的手がかり(視線方向と表情)と「男らしさ」として知覚される形態的特徴は、それぞれ魅力に影響を与える要因であることが指摘されるが、それに加えて、魅力に対して相互作用効果をもつことが指摘されている。そこで本研究では、進化心理学的観点から、男性顔の魅力評価における社会的手がかりと「男らしさ」の相互作用効果を規定すると考えられる、女性評定者側の要因(パートナーの有無)に着目し、魅力評価との関連性を検討した。その結果、仮説と整合的な結果が得られ、パートナーの有無という女性評定者側の要因は、男性顔の魅力評価における社会的手がかりと「男らしさ」の相互作用効果のあり様を規定する要因である可能性が示唆された。
著者
竹林 洋一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-情報処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.77, no.8, pp.1417-1428, 1994-08-25
被引用文献数
84

ユーザ中心の音声自由対話システムTOSBURG II(Task-Oriented dialogue System Based onspeech Understanding and Response Generation)についてメディア技術とマルチモーダルインタフェースの観点から論じる.筆者らは,「ユーザに対して何ら制約を設けない」というコンセプトのもとで,雑音免疫ワードスポッティング,キーワードに基づく自由発話理解,ユーザ主導型対話制御,マルチモーダル応答生成,音声応答キャンセル等の要素技術を開発し,それらを統合して不特定ユーザ向きの実時間音声対話システムを開発した.また,実システム上に構築した音声対話データ収集・評価システムは,実音声データと,キーワード検出,音声理解,対話処理等の対話システムの中間処理結果とを記録でき,システム性能評価のほかに音声対話コーパスの構築やヒューマンファクタの評価改良に活用できる.不特定ユーザによる実システムの試用と評価実験の結果,ユーザからの割込み機能,マルチモーダル応答,キーワードに基づく自由発話理解が対話の自然性とロバスト性の向上に有効であることを確認した.
著者
村瀬 洋 シュリー ナイヤー
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-情報処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.77, no.11, pp.2179-2187, 1994-11-25
参考文献数
18
被引用文献数
148

2次元画像から3次元物体を識別し,その物体の向きを検出する技術は,工業部品の分類など実用的な価値は高い.従来の代表的な手法としては,画像からエッジや表面形状などの3次元構造に着目する方法があるが,この枠組みでは3次元構造の抽出自体が困難であり,任意形状の物体に対して高い精度は得られていない.本論文では,2次元照合により3次元物体を認識する手法について述べる.2次元照合による手法は,3次元特徴の抽出が不要である等の特長はあるが,見る方向や光源の位置により複雑に変化する2次元画像をあらかじめ学習しておくことが記憶容量,計算量の点で困難であると考えられ,従来試みられていなかった.本手法では画像符号化を基本としたパラメトリック固有空間法の提案により,少ない記憶容量で3次元物体を2次元画像の集合体として学習することができるようになった.その結果,2次元画像例から物体を容易に学習すること,および困難な特徴抽出なしで3次元物体の認識とポーズ推定をすることが可能となった.本論文では,手法の提案と共に他の2次元照合的な手法との比較実験結果についても述べる.
著者
西村 拓一 向井 理朗 野崎 俊輔 岡 隆一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-情報処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.80, no.6, pp.1563-1570, 1997-06-25
参考文献数
12
被引用文献数
60

我々は, 動作者にデータグロープ等の接触型センサやマーカーを装着させることなく, 人間の身振り手振りをとらえた動画像からのジェスチャ認識を試みている. ここでは, 時間差分画像から特徴を抽出しているが, 衣服・背景の変化や動作の軌跡変動に影響されやすいという問題点があった. そこで, 本論文では, 時間差分画像の2値化により変化領域を求めることで前者の問題に対処し, 更に低解像度の画像特徴を用いることで後者の問題を解決できることを示す. また, 複数人物を同時にとらえるために適したカメラを用いて, 低解像度の人物のジェスチャでも本手法によりロバストに認識可能であることを実証する.
著者
市川 徹子 松原 友子 原 武史 藤田 広志 遠藤 登喜子 岩瀬 拓士
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-パターン処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.87, no.1, pp.348-352, 2004-01-01
参考文献数
15
被引用文献数
13

乳腺の集中を伴う構築の乱れ領域の検出手法を提案する.本手法の乳腺集中を伴う症例に対しての真陽性率は84% (37/44), 1画像当りの偽陽性数は1.8個(81/44)であり,提案する手法の原理的な有効性が確認できた.
著者
渡辺 哲矢 西尾 修一 小川 浩平 石黒 浩
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D, 情報・システム (ISSN:18804535)
巻号頁・発行日
vol.94, no.1, pp.86-93, 2011-01-01
被引用文献数
2

遠隔操作型アンドロイドロボットを操作する際,触覚フィードバックがないにもかかわらず,ロボットの身体に触られると自分に触られたように感じることがある.類似の現象として,身体への触覚刺激に同期して身体以外への物体に触覚刺激を与えている様子を観察させると,身体感覚の転移が生ずる「Rubber Hand Illusion」が知られているが,触覚刺激を伴わない身体感覚の転移についての研究事例は少なく,特に対象物を遠隔操作する際の転移に関する報告はこれまでない.本論文ではアンドロイドの遠隔操作時に身体感覚の転移が実際に生じているのかを検証した.その結果,アンドロイドと操作者の動きが同期した場合に,触覚刺激を与えなくても,身体感覚の転移が生ずることが分かった.
著者
中嶋 秀治 永田 昌明 浅野 久子 阿部 匡伸
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-パターン処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.88, no.3, pp.480-488, 2005-03-01
被引用文献数
1

音声合成において合成音を作るためには, 未登録語であってもそのアクセント型(アクセントの位置の情報)が必要となる.本論文では, Support Vector Machine (SVM)を使って単語の読みから未登録語のアクセント型を推定する三つの方法を提案し, 性能を比較する.第1の方法では, 未登録語の読みを構成する各モーラのトーンの高低をSVMを使って推定し, 得られたトーン変化の中で高いトーンから低いトーンへ下降する場所を探して, アクセント型を判定する.第2の方法では, 単語の長さごとに用意されたSVMを使って, 同じアクセント型をもつ単語の集合に未登録語を分類することによってアクセント型を判定する.第3の方法は, 第2の方法の変形版で, 第2の方法とは異なる方法で単語の読みとアクセント型を表現する.また, 単語の長さによらない単一のSVMを使う.未登録の日本人の姓名を対象にしたアクセント型の推定実験を行ったところ, 第2と第3の手法において決定木の精度を上回り, 最高精度で姓では86.1%, 名では96.0%という結果が得られた.また, 実際のWebのニュース記事に現れた未登録語を対象にした実験でも決定木を上回り, 姓では91%, 名では86%という高い精度が得られ, 本手法の有効性が確認された.