著者
近藤武久
雑誌
IOL
巻号頁・発行日
vol.5, pp.163-173, 1991
被引用文献数
8
著者
岩宮 眞一郎
出版者
一般社団法人日本音響学会
雑誌
日本音響学会誌 (ISSN:03694232)
巻号頁・発行日
vol.51, no.2, pp.123-129, 1995-02-01
被引用文献数
16

本研究は、画面サイズの違いが、映像や音楽再生音の印象に及ぼす影響を検討したものである。予想されるように、再生画面の大きい方が、より迫力が感じられる映像となる。ただし、映像及び音楽の印象が物足りない場合、大画面映像が物足りなさを際だたせることがある。また、同じ音量で音楽を再生した場合、画面が大きい方が、再生音の印象は物足らない傾向が強い。迫力ある大画面による映像には、それに見合った迫力のある音が必要とされるのである。画面サイズの違いは、音及び映像の総合的な評価にも影響を及ぼし、画面が大きい方が評価が高くなっている。「大画面」は、映像自体の評価のみならず、音楽再生音の評価も高める効果を持つのである。
著者
若林 満 南 隆男 佐野 勝男
出版者
慶應義塾大学産業研究所
雑誌
組織行動研究
巻号頁・発行日
no.6, pp.3-131, 1980-03

慶應義塾大学産業研究所社会心理学研究班モノグラフ ; No. 12当該研究プロジェクトの目標は, プロジェクト題目が示すごとく, わが国の大卒新入社員の組織内キャリア発達の過程を分析しそこに潜む動的なメカニズムを理解することであった。が,資料の分析はすべて, アメリカの大学(イリノイ大学労働産業関係研究所)の施設を利用しておこなわれた。残念なことではあるが, おそらく,日本の大学の研究施設に依存したならば, 文字どおリ"山" のごとくの厖大な資料から「キャリア発達過程」のメカニズムを発掘し析出していく作業は, もっともっと時間を要したことであろう。
著者
山崎 柄根
出版者
日本動物分類学会
雑誌
動物分類学会誌 (ISSN:02870223)
巻号頁・発行日
no.45, pp.45-49, 1991-12-25

1989年,国立科学博物館(東京)によって行われた台湾高山帯の動物相調査の際,従来知られたモリバッタTraulia ornataの亜種とは異なる1型を,中部の能高越えルートにおける2,000m以上の地点および南部の藤枝および鶏南山の1,550m以上の地点から得た.これまで低地から知られていたタイワンモリバッタ(モリバッタ基亜種)T.o.onataとはとくに脛節の色彩によって明瞭に区別され,また体長も安定性があるので,新亜種T.o.chuiとして記載した.本亜種は,その分布の状況から,おそらく低地の基亜種から直接に分化したものではなく,共通の祖先集団が前後2度にわたって中国大陸から台湾へ侵入し,最初に入った集団が高地型chuiとして進化を遂げ,後に入ったものが低地型ornataになったものと考えられる.
著者
佐谷戸 安好 中室 克彦 上野 仁 丈達 泰史 後藤 里花 長谷川 達也 早津 彦哉 坂本 博
出版者
公益社団法人日本薬学会
雑誌
衛生化学 (ISSN:0013273X)
巻号頁・発行日
vol.37, no.3, pp.197-204, 1991-06-30
被引用文献数
13

Several preconcentration methods for the detection of organic mutagens in water, including blue rayon and XAD-2 resin column methods, were compared. The mutagenicity test of the extracts from blue rayons hung at the six points of the Yodo river revealed similar frame-shift type mutagenicity to our previous report with the XAD-2 resin column method. For the quantitative concentration of polycyclic aromatic hydrocarbons in water, it was shown that the blue rayon column method was more efficient than the blue rayon hanging method or XAD-2 resin column method. Extracts from the Yodo river water and sewage treatment plant effluent obtained by the XAD-2 resin column and blue rayon hanging methods may contain nitroarenes and aminoarenes.
著者
佐々木 全 加藤 義男 SASAKI Zen KATOU Yoshio
出版者
岩手大学教育学部附属教育実践総合センター
雑誌
岩手大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要 (ISSN:13472216)
巻号頁・発行日
no.8, pp.245-262, 2009

高機能広汎性発達障害を含む,いわゆる発達障害児者に対する教育や福祉の制度による支援は,充実・発展に向かいつつも,開発の途上にあると思われる.そこにインフォーマルな支援グループが力を発揮する余地がある.その一例として,休日や放課後の活動の提供と支援があるだろう(佐々木,加藤2007).そして,これに当たる実践として,「適所支援教室」があり,岩手県内各地で成果を挙げている(はままき軽度発達障害児の教育と生活を考える会,2005 ; 2006 ; 2007 ; 2008).筆者らが1998年以来取組んでいる「エブリ教室」もその一つである.エブリ教室は,高機能広汎性発達障害のある小学生を対象とし,月一回第4土曜日に開催の実践である.ここでいう高機能広汎性発達障害とは,知的障害のない自閉症(いわゆる「高機能自閉症」),アスベルガー障害,特定不能の広汎性発達障害を包括する概念である. 筆者らは,エブリ教室において,参加児童にとっての豊かな休日活動をねがう.ここでいう豊かさとは,参加児童にとっての自己実現であり,自立的・主体的な活動の実現である.佐々木,加藤(2008a ; 2008b)は,その実現に向けた実践的課題として以下を指摘している.すなわち,(1) 中心活動(単元化された活動内容)に沿った「一人一人のための支援計画(通称, IEP)」の作成と活用のあり方に関する検討,(2) ねがいの実現と支援方法の機能の関係性の分析,である.
著者
宮田 恭子 上村 惠津子
出版者
信州大学教育学部附属教育実践総合センター
雑誌
信州大学教育学部附属教育実践総合センター紀要 教育実践研究
巻号頁・発行日
vol.9, pp.51-60, 2008-12-26

対象生に週1回の継続した相談活動を実施し,相談内容を逐語録に起こし経過を追った.逐語録から対象生の質問を抽出して,質問全体に対する割合から客観的に変化を捉え,アスペルガー障害の特性に合わせた相談方法を検討した.対象生に対して,感情に焦点を当てるのでなく,興味ある行動レベルに焦点を当てることが,共同注意行動を取る頻度を増加させ,気持ちの共有につながった.また,話題を共有するにあたっては,写真の視覚的な手がかりが有効であった.これらの点は,アスベルガー障害の特徴と照らし合わせて理解することができる.
著者
園田 智也 後藤 真孝 村岡 洋一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SP, 音声
巻号頁・発行日
vol.97, no.560, pp.25-32, 1998-02-19
被引用文献数
3 7

本稿では、WWW上で動作する、歌声の旋律からその曲のタイトルを検索するシステムについて述べる。歌声による検索では、入力の旋律情報(音高・音長)が正確とは限らないため、閾値によってそれらを粗い旋律情報に変換したものを検索キーとし、データベースの曲とのマッチングを行なう。しかし、このための適切な閾値の設定は難しく、特に音長情報においては、有効な検索キーを得ることが困難であった。また、粗い旋律情報では正答の絞り込みも難しい。そこで、本研究では(1)有効な検索キーを得るための最適な閾値を設定する手法、(2)データベースの曲から正答の曲の候補を精度良く絞り込むためのマッチング手法の2つを提案することで、従来手法よりも正答率の高い検索を実現し、WWW上で複数の利用者が活用できるシステムを構築できた。
著者
村岡 衛
出版者
九州歯科学会
雑誌
九州齒科學會雜誌 : Kyushu-Shika-Gakkai-zasshi (ISSN:03686833)
巻号頁・発行日
vol.62, no.5, pp.126-131, 2009-01-25

歯科領域では口腔顔面痛は避けて通れない問題である.さらに苦痛である以上,心理的な側面が表面化する場合が有る.九州歯科大麻酔科と8年にわたって病診連携を行ってきた.これらの症例の経過,予後について報告し,歯科領域でみられる精神障害に対する考察を行った.その内訳はうつ病性障害,妄想性障害,PTSD,不安性障害,疼痛性障害,身体表現性障害,恐慌性障害などであった.DSM (Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders)-IVはアメリカ精神医学会が編集した精神疾患の診断基準集であるが,上記の精神疾患の分類はこの診断基準に従った.これらの診断基準を示し,うつ病性障害,妄想性障害,PTSD,疼痛性障害の症例を提示した.病診連携の延長上に麻酔科と4年間にわたって口腔心身症の勉強会を行ってきた.この結果として,歯科医にとって理解しがたいと考えられていた心因が主である病態も診断基準に照らし合わせれば共通の認識をもちうることが解った.元来精神科領域である患者さん,二次的に起こる不安,情動の不安定さに至った患者さん達も歯科と共有できる診断基準を利用することによって症状を緩和する手段がみつかり,解決に向かいうることが解ってきた.また,薬物療法について症例を通して解説し,比較的容易にとりかかれるBrief psychotherapyについても触れてみた.
著者
衣川 健一
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05272997)
巻号頁・発行日
vol.68, no.4, pp.455-475, 1997-07-20

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