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出版者
ナウカ
巻号頁・発行日
no.99, 1996-12
著者
津川 卓也 齋藤 昭則 大塚 雄一 西岡 未知 中田 裕之 齋藤 享
出版者
独立行政法人情報通信研究機構
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2010

国内外のGPS受信機網データから、電離圏全電子数や電離圏擾乱指数、GPSロック損失率等の2次元マップを作成し、データベース化した。これらのデータを用い、伝搬性電離圏擾乱やプラズマバブル等の電離圏擾乱の統計的性質を明らかにすると共に、衛星測位への影響について調べた。日本上空については、全電子数リアルタイム2次元観測を開始し、東北地方太平洋沖地震後に津波波源から波紋状に拡がる電離圏変動の詳細を世界で始めて捉えた。
著者
長坂 行雄 山本 暁
出版者
The Japanese Respiratory Society
雑誌
日本胸部疾患学会雑誌 (ISSN:03011542)
巻号頁・発行日
vol.23, no.3, pp.348-354, 1985-03-25 (Released:2010-02-23)
参考文献数
23

著者らはすでに長期酸素療法で著効をみた原発性肺高血圧症の第1例 (Chest 74: 299) を報告しているが, この例は酸素投与開始後8年の現在も夜間のみの酸素吸入によって良好に経過している. 以下に報告する例はこの第一例と異り酸素の急性効果は認められなかったが, 長期酸素療法により同じく改善を認めた. 症例は原発性肺高血圧症の10歳男子でカテーテル中に酸素への反応はほとんど認められず, phentolamine の投与では逆に30%以上の肺動脈圧の急激な上昇を認めた. しかし, 酸素の長期投与の結果 NYHA IV°→II°へと有意の改善を認めた. EKG, 胸部レ線像では特に改善を認めなかったが, 理学所見で肺動脈, 右室の拍動は軽微となり, 右心性4音は消失した. 5ヵ月間の安定期の後, 酸素吸入時間が大幅に短縮し,「感冒」様症状の後, 急速に悪化した. この後3ヵ月で治療に反応し難い右心不全で死亡した. 剖検により典型的な原発性高血圧症の肺血管病変 (plexiform lesion), 高度の右室肥大を認めた. 左心系にはシャント, 弁膜症などの異常は認めなかった. 肺実質にも異常を認めず, 酸素による障害時にみられるような細気管支肺胞炎は認めなかった. 著者らは現在, 4症例に家庭酸素療法を行っており, 全例良好な経過をとっている. 原発性肺高血圧症における長期酸素療法は, 血管拡張剤の投与時にみられるような低血圧, 逆説的な肺動脈圧の上昇も認められず, 安全かつ有効であり, 本症に先づ試みられるべき治療と考えられる.
著者
杉本 旭
出版者
安全工学会
雑誌
安全工学 (ISSN:05704480)
巻号頁・発行日
vol.30, no.3, pp.148-155, 1991-06-15 (Released:2017-08-31)

安全性は,信頼性と似てはいるが異なる概念である.人命を預るような分野では,たとえ信頼性を下げてでも安全性の確保が優先される.しかし,一般にフェールセーフは単なる多重安全として信頼性と同じ扱いを受けており,そのためシステムの安全な構造を作るための論理が広く理解されていない.ここでは,危険要因であるエネルギーの安全制御がフェールセーフ技術によっていかに達成されるかについて,特に,フェールセーフを実現するための準備について,安全制御の論理に基づいて概説する.
著者
宮尾 秀樹 一杉 安秀 深井 清子 小野 章 川添 太郎
出版者
一般社団法人 国立医療学会
雑誌
医療 (ISSN:00211699)
巻号頁・発行日
vol.36, no.6, pp.566-569, 1982-06-20 (Released:2011-10-19)
参考文献数
12

輸血に伴う低カルシウム血症はACD血中のクエン酸が, 患者血中のイオン化カルシウムと結合することによりおこる. 今回, 我々は胃静脈瘤破裂の患者が, 急速輸血にも, 昇圧剤にも, ステロイド剤にも反応しない重篤な循環虚脱に陥り, カルシウム剤投与により, 急激な循環動態の改善及び心電図上, 心室性期外収縮の消失, ST成分の改善, Q oTc時間の改善をみた. 一般には, 輸血によるイオン化カルシウムの低下は一時的で, 輸血終了後, 次第に上昇してくるといわれている. その理由として, 血中に入つたクエン酸の細胞外液中への拡散, 肝臓によるクエン酸の代謝, 腎臓によるクエン酸の排泄などがあげられている. しかし肝硬変の患者では, クエン酸代謝が障害されているため, 大量輸血時には, 積極的にカルシウム剤を投与すべきであると考える.

1 0 0 0 日本文法

著者
草野清民 著
出版者
富山房
巻号頁・発行日
1902

1 0 0 0 歴史と旅

出版者
秋田書店
巻号頁・発行日
vol.24(14)[(373)], 1997-09

1 0 0 0 OA 日本文章史

著者
大町桂月 著
出版者
博文館
巻号頁・発行日
1907
著者
極東国際軍事裁判所 編
出版者
極東国際軍事裁判所
巻号頁・発行日
vol.第4 B部 第8章 通例の戰爭犯罪, 1948
著者
冨菜 雄介
出版者
北海道大学
雑誌
若手研究
巻号頁・発行日
2021-04-01

神経回路を構成するニューロンが複数の行動や知覚において機能する場合、これを 多機能性ニューロン(multifunctional neuron)と呼ぶ。本研究では「生理学的知見と解剖学的知見の“直接的”な融合」という視点に立ち、多機能性神経回路の機能 を支えるメカニズムを生物学的に理解を目指す。そのため、これまでに取得した大規模なヒル神経系の機能的コネクトームデータをモデルとして、 多機能性神経回路網が多様な行動を生成するための神経基盤の解明を目指す。具体的には、「多機能性ニュ ーロン群は各行動に対応したシナプス電位統合部位を有する」という仮説を検証する。
著者
南角 吉彦 橋本 佳 徳田 恵一 大浦 圭一郎
出版者
名古屋工業大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2019-04-01

本研究では従来の隠れマルコフモデルに基づく音声合成と近年の深層学習に基づくEnd-to-End音声合成を融合した次世代音声合成技術の開発を目的とする。「統計的生成モデルに基づくニューラルネットワークの構造化」および「音声合成のための中間的特徴を利用した半教師有り学習の枠組み」という2つのアイデアを核として、現状の深層学習に基づくEnd-to-End音声合成における3つの問題点、1.従来手法に比べ学習に大量のデータが必要、2.直感的に理解しやすい音声特徴に基づいた合成音声のコントロールが困難、3.入力と出力を繋ぐ中間的な特徴表現や不完全なデータを利用する枠組みが未確立、の解決を目指す。

1 0 0 0 刀剣史料

著者
南人社
出版者
南人社
巻号頁・発行日
no.8, 1959-08