著者
松本 暁子
出版者
Japan Society of Nutrition and Food Science
雑誌
日本栄養・食糧学会誌 : Nippon eiyo shokuryo gakkaishi = Journal of Japanese Society of Nutrition and Food Science (ISSN:02873516)
巻号頁・発行日
vol.57, no.2, pp.99-104, 2004-04-10
被引用文献数
1

地上から400kmの宇宙空間に日本を含む世界15カ国が共同で建設を進めている国際宇宙ステーション: ISSがある。ISSは微少重力の宇宙空間に長期間滞在しながら未知の可能性に望む「宇宙研究所」として, 新薬や新しい素材などの開発を行う。そして, この実現のために国や人種を超えた取り組みが行われており, 宇宙飛行士は今も宇宙でISS建設を進めている。しかし, 特殊な宇宙環境下での滞在によって, 人間の身体は, 循環器系・骨代謝・筋肉系・血液免疫系の変化や放射線被曝などさまざまな宇宙医学生理学的影響を受けるため, 宇宙で活動するためには適切な栄養摂取が重要である。人間が宇宙空間に到達してから40年以上が経過しているが, その間に宇宙での栄養についても研究が進み, ISS長期滞在時の栄養摂取基準が定められている。現時点の宇宙食は米国かロシア製のみであるが, 今後は栄養学的に優れた日本食の特色を生かした宇宙日本食の導入によるISS計画への貢献が期待される。
著者
藤原 秀次郎
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.11, no.10, pp.24-27, 2002-11

●——しまむら単体は34期連続の増収で、しかも連結売上高はここ数年、2ケタ成長の好業績を続けています。その秘けつは何ですか。藤原——私たちは生活に密着した堅調な商売ということで地味な会社ですから、普通に伸びているつもりなんですよ。周りの環境がこうなっていますから、そう言っていただくとありがたいですね。 ただし、結構いろいろなことをやっていますよ。
著者
加藤 光男
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.901, pp.18-27, 2009-06-08

人口4万人の大船渡市に2008年11月に完成した複合文化施設である。1100人収容のホールと図書館、マルチスペース、展示ギャラリーなどで構成される。来館者はオープン後5カ月間で10万人を突破した。 市内の飲食店の店主に施設のことを尋ねると「市内の名所である穴通磯がモデル」と説明してくれる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.364, pp.14-15, 2004-11-26

東京・西新橋で建設中の虎ノ門法曹ビルでは,仮囲いを若手アーティストの屋外展示ギャラリーとして提供。その一部に協賛広告を募っている。繁華街の建設現場では,大きな面積を占める仮囲いは魅力的な宣伝媒体になり得る。行政区に申請して許可を受ける必要はあるが,広告を掲載すれば収益が期待できる。
著者
舩引 龍平 伊藤 善朗 石井 彰 原田 隆一郎 堀坂 宣弘
出版者
Japan Society for Bioscience, Biotechnology, and Agrochemistry
雑誌
日本農芸化学会誌 (ISSN:00021407)
巻号頁・発行日
vol.51, no.9, pp.561-567, 1977

時間制隈給与に馴らしたラットに脂肪カロリー比の異なる食餌をよえ,骨格筋,横隔膜,肝臓のグリコーゲン量,肝臓,骨格筋のホスホリラーゼ活性,血糖値,血清遊離脂肪酸濃度を測定した.肝臓,横隔膜のグリコーゲン量は食餌脂肪レベルの上昇に伴い減少したが,骨格筋のグリコーゲン量は脂肪レベル50%までは減少したがそれ以上脂肪レベルが上昇しても減少しなかった.食餌脂肪成分の筋グリコーゲン量の蓄積におよぼす効果について血清遊離脂肪酸濃度の変動を介しての血糖のとりこみ速度,ホスホリラーゼ活性,糖新生活性から考察した.<br> 本研究の一部は昭和50年度日本農芸化学会大会(札幌)で発表した.
著者
堀 洋平 片下 敏宏 坂根 広史 佐藤 証 戸田 賢二 今井 秀樹
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. RECONF, リコンフィギャラブルシステム : IEICE technical report (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.300, pp.87-92, 2008-11-10
被引用文献数
1

近年,暗号モジュールの電力波形や電磁波などから内部の情報を暴露する新たな物理攻撃であるサイドチャネル攻撃が登場しており,その対策方法や評価基準の策定が急務となっている.我々は,統一された実験環境の構築により国際標準規格の策定へ貢献する目的に,サイドチャネル攻撃に対する標準評価ボードSide-Channel Attack Evaluation Standard BOard(SASEBO)を開発し,標準実験環境として国内外の研究機関へ配布を行っている.また,実験に必要となる暗号モジュールや制御IPマクロ,およびそれらのドキュメントも配布している.本論文では,標準評価ボードによる環境を紹介し,現在開発を行っている安全性を検証するソフトウェアについて述べる.
著者
福田 友美子 田中 美郷
出版者
日本特殊教育学会
雑誌
特殊教育学研究 (ISSN:03873374)
巻号頁・発行日
vol.24, no.3, pp.17-26, 1986-12-29
被引用文献数
2

6〜11歳の聴覚障害児40名(平均聴力レベル50〜130dB)を対象にして、文のイントネーションと単語のアクセントを検査材料に用いて、発話の音声サンプルを録音した。それらの基本周波数を観測し、疑問文と平叙文の分末の音程の変化の差や単語のアクセント型による前後の音節の音程の変化の差を分析した。一方、各検査項目についての発話の品質を、聴覚的に判定して、正しい発話と誤った発話とそれらの中間の発話に分類した。そして、これらの音響的分析の結果に基づいて、標準的な発話の場合の音声の性質を参照して、正しい発話の領域を設定すると、聴覚的判定の結果と良く対応した。従って、このような音響的分析の結果から、文のイントネーションや単語のアクセントの品質を客観的に評価できることが示されたことになる。さらに、このような評価方法より得られた結果と対象児の聴力レベルの特性との関係を調べたところ、発話の声の高さの調節は低い周波数域の聴力レベルと密接に関連しており、250Hzと500Hzでの聴力レベルで境界を設定することによって、高さの調節能力を予測できることが示された。
著者
宮川 朗子
出版者
広島大学大学院文学研究科
雑誌
広島大学大学院文学研究科論集 (ISSN:13477013)
巻号頁・発行日
vol.72, pp.137-158, 2012-12

L'objectif de notre étude est de dégager, en tenant compte du déroulement de l'Affaire Dreyfus, le statut et l'éthos de l'énonciateur de La Vérité en marche, et de faire la lumière sur leur rapport. Cette analyse montrera également l'effet engendré par le style.Nous procéderons tout d'abord par l'examen des passages suggérant la profession, la situation et l'oeuvre de l'énonciateur. Celui-ci dispose de différents statuts qui sont à première vue incohérents. Ces derniers et l'évaluation sur ses propres oeuvres risquent en outre d'attribuer à l'énonciateur un caractère arrogant. Mais, le rôle principal de ces statuts est de mieux faire ressortir la différence avec l'adversaire : ils servent du combat par la plume.Nous analyserons ensuite le style pour dégager les moeurs de l'énonciateur. Dans l'ensemble, la lucidité et l'honnêteté seront repérables dans le style concis et répétitif. En outre, il est à remarquer que ce sont ces caractères qui déterminent la stratégie du combat. La répétition sert non seulement à énumérer ou à accentuer certains méfaits de l'adversaire mais aussi à renouveler le sens du mot, tandis que le portrait caricatural du personnage et la narration qui simplifie l'historique de l'Affaire, préparent le déclenchement de la colère qui suscitera le pathos du lecteur.De ce point de vue, le procédé de Zola est fidèle à la rhétorique classique. Mais cette fidélité à la tradition n'empêche pas d'apprécier la modernité du travail de cet écrivain, qui rédige son discours tout en introduisant l'opinion publique.
著者
佐野 満昭
出版者
日本調理科学会
雑誌
日本調理科学会誌 = Journal of cookery science of Japan (ISSN:13411535)
巻号頁・発行日
vol.40, no.4, pp.223-230, 2007-08-20
参考文献数
29
被引用文献数
1

2 0 0 0 OA 朝鮮の有煙炭

著者
朝鮮総督府殖産局鉱山課 編
出版者
朝鮮鉱業会
巻号頁・発行日
vol.朝鮮の無煙炭, 1933
著者
島田増平 著
出版者
文弘堂
巻号頁・発行日
1926