著者
飯田 治行 大前 潤 西村 崇
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.234, pp.41-43, 2012-10

─お二人は、RedmineとTracのどちらもよくご存じだとのことですが、飯田さんはRedmineを、大前さんはTracを選んで現場で使っている。両ツールのユーザー代表として、どんなメリットを感じているのか教えてください。飯田 私はかつてTracを使っていましたが、2008年からRedmineに乗り換えました。Redmineは標準機能が充実しているのがいいですね。
著者
畠山 里沙 杉田 克生 大上 順一 杉田 克生 スギタ カツオ Sugita Katsuo 大上 順一 オオウエ ジュンイチ Oue Junichi 下山 一郎 シモヤマ イチロウ Shimoyama Ichiro
出版者
千葉大学教育学部
雑誌
千葉大学教育学部研究紀要 (ISSN:13482084)
巻号頁・発行日
vol.55, pp.287-289, 2007-02

認知神経学の観点から,外国語として日本語を学習するイタリア人が,ひらがな・ローマ字を見てから発語するまでの読字反応時間を解析した。外国語の学習効果を客観的に評価していくためにこの検査は有用であると考えられる。We performed a test of "Hiragana" and "Romaji" reading-reaction time to Italian university students who learn Japanese. This test is simple and regarded as a useful method to evaluate their acquisition of foreign language objectively.
著者
菊池 誠
出版者
早川書房
雑誌
SFマガジン
巻号頁・発行日
vol.42, no.12, pp.102-104, 2001-12
著者
渡辺 美雄
出版者
日本文学協会
雑誌
日本文学 (ISSN:03869903)
巻号頁・発行日
vol.46, no.8, pp.37-47, 1997-08-10

金子みすずの「みんなちがって、みんないい」という詩句は僕の教室では無力のように思える。自分と異なる個性、生き方を認めるにはどのような力が必要なのか。中島らもの『お父さんのバックドロップ』の後半を子どもたち一人ひとりが創作し、原作と重ねて読むときにこの問題の答が見えてくるのではないか。そこには一人ひとりが自分の目で見、考えるという姿勢=批評の目の萌芽が見られるのではないかと期待を込めてとりくんでみました。
著者
河村 裕樹
出版者
日本保健医療社会学会
雑誌
保健医療社会学論集 (ISSN:13430203)
巻号頁・発行日
vol.30, no.1, pp.43-53, 2019

<p>本稿では、精神科診療場面において、治療の方針と治療の実施の決定権を有する医師と、そうした権利を持たない患者双方が、非対称性をどのように達成しているのかを、会話分析の観点から考察する。身体を対象とする医療においては、患者を説得するために検査結果といった生物医学的事実を用いることができるが、精神科の場合は、それだけでは患者を説得する資源として十分ではない場合が多い。そこで医師は説得の技法を駆使して、患者の同意を得なければならない。本稿では、段階的な説得を試みる際の医師の発話デザインや、患者が医師との非対称性を利用して自らの要望を伝える際に、正当ではない位置で訴えを開始するといった方法を明らかにした。これらは非対称性から生じる権力によって患者の要望を医師が聞き入れなかったり、漫然と同じ処方を続けるといった単純な医療批判を超える論点である。</p>
著者
野田 大志
出版者
日本語学会
雑誌
日本語の研究 (ISSN:13495119)
巻号頁・発行日
vol.7, no.2, pp.1-16, 2011-04-01

本稿は,現代日本語の[他動詞連用形+具体名詞]型の複合名詞を,構文理論(construction grammar)における構文であると位置づけ,その構文的意味形成について包括的,体系的に分析した。まず,考察対象とする複合名詞の多様な構成要素間の関係性を構文的な多義性と位置づけ,個々の複合名詞の意味の検討を踏まえてボトムアップ的に抽出した7つの構文的意味を認定した。次に意味形成における2つのレベルの比喩の関与について検討した。1つ目として,個々の複合名詞の意味形成への比喩の関与について明らかにした。2つ目として,構文的意味拡張(構文的多義ネットワークの形成)の動機づけとしての比喩の関与について明らかにした。
著者
吉田 邦一 上林 宏敏
出版者
社団法人 物理探査学会
雑誌
物理探査 (ISSN:09127984)
巻号頁・発行日
vol.71, pp.15-23, 2018
被引用文献数
2

<p>従来からSPAC法において用いられている二重正三角形アレイの水平成分から回転成分波形を求め,それを用いてラブ波の位相速度を推定する手法を考案した。水平面内の回転成分はラブ波のみに依存し,レイリー波の影響を受けないので,回転成分を適切に求められれば,その位相速度はラブ波の位相速度となる。ここでは回転成分を計算するために必要な空間微分を,正三角形アレイの記録を用いてテイラー展開により求めた。検証のため,全波動場を計算したものと,SH波動場のみを計算したものの2種類の理論微動アレイ記録を作成し,それらに対しこの手法を適用した。全波動場とSH波動場のアレイ記録それぞれから得られた回転成分波形は,ほぼ一致し,P-SV波動場を含む全波動場からSH波動場(ラブ波)のみによる成分を良好に取り出すことができることが確認できた。この方法をもとに,二重正三角形の中心点を除く6観測点の内の3点の組み合わせから,中心1点と円周上3点の計4点からなる正三角形アレイの回転成分波形を求めた。得られた回転成分アレイ波形に対しSPAC法あるいは<i>f</i>-<i>k</i>法などを適用することで位相速度を推定できる。ここでは回転成分アレイ波形にSPAC法を適用し,ラブ波の位相速度を推定できることを確認した。また,想定しているサイズのアレイで観測されるべき回転成分は,通常用いられる観測システムで十分求められるべき振幅を持つことを示した。</p>
著者
鈴木 創三 田中 治夫 浮田 美央 斉藤 政一 杉田 亮平 高橋 直史 古川 信雄 矢野 直樹 双胡爾 竹迫 紘 岡崎 正規 豊田 剛己 隅田 裕明 犬伏 和之
出版者
千葉大学
雑誌
千葉大学園芸学部学術報告 (ISSN:00693227)
巻号頁・発行日
vol.59, pp.9-16, 2005-03-31
被引用文献数
1

千葉大学森林環境園芸(利根高冷地)農場内の森林土壌および果樹園土壌(地点名は各TNF-3およびTNO-5)の無機成分および粘土鉱物組成を分析した結果,以下のことが明らかとなった.1.両土壌ともに,現在の表層と下層の土壌の下に過去の表層と下層の土壌が埋没し,それぞれA/Bw/2A/2Bw層およびAp/2BC/3BC/4Bw/5AB/6A層の配列であった.2.両土壌ともに可給態リン酸含量は表層(A, Ap層)が下層よりも高く,とくにTNO-5のAp層はTNF-3のA層より8倍程度も高かった.逆にリン酸吸収係数はA, Ap層が下層より低く,リン酸吸収係数とアロフェン推定含量とは高い正の相関関係が認められた.3.陽イオン交換容量はTNF-3ではA層のほうがBw, 2A, 2Bw層より高かったが,TNO-5ではAp層より5AB, 6A層のほうが高かった.交換性のカルシウム,マグネシウム,カリウム含量および塩基飽和度はTNF-3よりTNO-5が大きかった.4.両土壌ともに,A, Ap層は下層よりも粗砂の割合が大きく,粘土,シルトおよび細砂の割合が小さかった.5.両土壌ともに,A, Ap層の酸化物(OX),非晶質粘土鉱物(AC)および結晶性粘土鉱物(CC)の割合は概ね30, 40および30%であった.しかし,TNF-3の2A層,TNO-5の4Bw, 5ABおよび6A層ではOX, AC, CCの割合は約10, 30および60%で,A, Ap層よりOX, ACの割合が小さく,CCの割合が大きかった.6.両土壌ともに,結晶性粘土鉱物組成はいずれの層もアルミニウム-バーミキュライト(Al-Vt)およびクロライト(Ch)を主体とし,これにアルミニウム-スメクタイト(Al-Sm),スメクタイト(Sm)およびバーミキュライト(Vt)が含まれる組成であった.
著者
横田 恭平
出版者
環境技術学会
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.48, no.5, pp.278-283, 2019

<p> 本研究の目的は,2016年の阿蘇山噴火時に噴出した火山灰の影響を濃度と負荷量より確認する.火山灰により,河川水のAlなどの濃度が上昇したが,その影響は2ヵ月以内であった.負荷量については,噴火から5日後には影響を確認できなかった.影響の期間に差異が生じた理由は,河川の流量の違いによるものであった.火山灰の影響度は,F<sup>-</sup>で0.3%と低いが,流量が少ない時期の影響度は5.3%となり,水質基準を超過した可能性があった.</p>
著者
影山 貴彦
出版者
日本笑い学会
雑誌
笑い学研究
巻号頁・発行日
no.17, pp.91-99, 2010-07-10

映画「ディア・ドクター」。昨年、2009年に劇場公開されたこの作品は極めて高い評価を各界より受け、多くの賞を受賞している。本論文においては、「ディア・ドクター」を題材として取り上げ、作品がより優れたものになった大きな理由として「笑い」を掲げ、その仮説提起によって論を進めたものである。作品の原作・脚本・監督を手がけた西川美和、そして本作品で主演を務めた老若男女を問わず人気を博している芸人・笑福亭鶴瓶という二人をキーワードに据え、互いを具に考察するなかで、両者の出会い、キャラクターの絡み合いが、映画に独特の化学反応とも呼ぶべき相乗効果を生み出したと唱えている。また、作品における「脚本・演出の笑い」と「演者のアドリブの笑い」についても言及し、それぞれの「笑い」の存在が反発することなく融合したことにより、作品に極めて効果的な深みを生み出す結果となった、と展開させている。
著者
丁 茹
出版者
鹿児島大学
雑誌
地域政策科学研究 (ISSN:13490699)
巻号頁・発行日
no.12, pp.91-109, 2015-03

"This paper compares the Chinese translations of Hoshi Shinichi's fiction published between 1980 and 2014 with the publishing condition of the Japanese versions and discusses how the Chinese versions were received in China from three standpoints. First of all, by investigating the change or distribution type of the conditions of Hoshi Shinichi's fiction over different years, which means the given examples of the Chinese translation collection, magazines and fiction in other publications, we can deduce how his fiction was received in China. Next, we put forward two featuresof the Chinese translations, namely, the translating boom period and the sudden change in the genre of works translated. Here we see the translation and publication of Hoshi's works undergo boom and stagnation periods, and the works are categorized as either science fiction of short-short stories. Investigating the reasons behind these two features, we can put light on the characteristics of Chinese translations and their publication. In addition, the fact that Hoshi's fiction is taken up in Chinese school 2 5textbooks suggests the uniqueness of how it has been received in China. That is to say, Hoshi's fiction is highlyregarded in Chinese educational circles and his audience is becoming younger. By comparing the adoption ofHoshi's fiction in both Chinese and Japanese school textbooks, we were able to analyze the reasons why theworks were adopted and thus discuss the characteristics of his Chinese readers. To a conclusion, based on the materials which collected during 30 years from now on and produced by theChinese translation and reception condition of Hoshi Shinichi's fiction in China, this article is to interpret the3 characters: the boom of the translating, the change of the works' genera and the younger-age trend of thereception readers."本論文は1980年から2014年までに中国で出版された中国語訳の星新一小説の状況と,日本における星新一小説の出版状況とを比較し,星新一小説の中国における受容の特徴を三つの面に分けて論ずるものである。第一に,中国語訳の作品集,雑誌及びその他の出版物に収録された星新一小説の翻訳点数と出版点数を挙げ,星新一小説出版の年代による変化や類型分布などの状況の分析を行い,それを通して中国における星新一小説の出版現状を明らかにする。第二に,星新一小説の中国における翻訳時期の集中及び翻訳された作品のジャンル区分の突然の変化という二つの特徴を取りあげる。すなわち,中国における星新一小説の翻訳及び出版には明らかにブームと停滞期があり,彼の作品を「SF」に分類するか「ショートショート」に分類するかという区分の変化も中国における独特の現象である。この二つの特徴の原因を分析し,星新一小説の中国語訳出版の特徴を論ずる。第三に,星新一の小説は中国で教科書に収録されたことに見られるように,中国における星新一小説の受容対象には顕著な特徴がある。すなわち,教育界からの高い評価を受けたことで,星新一小説の受容対象もより若くなる傾向があるのである。中日両国における星新一作品の教育用図書における採用状況を比較し,その原因を分析し,中国における星新一小説受容対象の特徴を論ずる。以上,本論文は,現在までの30年間に,中国における星新一小説の中国語訳及びその受容状況には,中国社会国有の特徴,すなわち,翻訳時期の集中,作品ジャンル区分の変化,および受容対象の低年齢化という三つの顕著な特徴が存在したことについて論述したものである。
著者
サトウ タツヤ
出版者
言語文化教育研究学会
雑誌
言語文化教育研究
巻号頁・発行日
vol.16, pp.2-11, 2018

<p>ナラティブという概念の起源や,主として心理学においてナラティブという概念がどのように注目を浴びたのかについて概説する。また,ナラティブモードがもつ論理科学的モードとは異なる機能やこれら2つのモードの相補性について注意を促し,あわせて TEA(複線径路等至性アプローチ)を用いた研究の可能性についても論じていく。</p>