著者
宮嵜 麻子 Asako Miyazaki
雑誌
国際経営・文化研究 = Cross-cultural business and cultural studies (ISSN:13431412)
巻号頁・発行日
vol.18, no.2, pp.79-92, 2014-03-01

Although there are no testimonies which present piracy as crucial menace for Romans, they had increasingly carried out the military actions against pirates by the end of the 2nd. Century B.C. That appears to be explained by two factors:1. An imperialistic tactics: Rome would have presented themselves as a protector of the mediterranean world by the suppression of pirates.2 A measure in the Roman political life: The military success gave Roman elites some political advantages.It would seem that piracy was a political issue for Romans in these two meanings. However, evidences of Roman attack against Cilician pirates in 102-100 B.C. show us that the pirates would have brought Romans into certain critical conditions. The judgment on this supposition requires us an inquiry into the situation in the following century.
著者
豊谷 純 村田 大治
雑誌
第79回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2017, no.1, pp.189-190, 2017-03-16

本研究は、情報システムのソフトウェア開発工程における品質管理において、AIを利用して早期に問題点を推定できるようにする。そして、どのような問題が生じるのかが、早期に分かるため、その対応も適切かつ迅速に出来るようにする。
著者
白幡 洋三郎
出版者
国際日本文化研究センター
雑誌
日本研究 : 国際日本文化研究センター紀要
巻号頁・発行日
vol.6, pp.57-73, 1992-03-30

福沢諭吉は慶応義塾に、それまでの日本の教育施設、寺子屋や私塾にはみられなかった校庭、つまり「運動場」や「遊園」を設けた。そしてブランコ、鉄棒、滑り台などの運動施設をつくって、塾生たちに運動をさせた。
著者
松原 繁夫 横尾 真 Shigeo Matsubara Makoto Yokoo
雑誌
人工知能学会誌 = Journal of Japanese Society for Artificial Intelligence (ISSN:09128085)
巻号頁・発行日
vol.15, no.5, pp.912-921, 2000-09-01

Internet and agent technologies have facilitated world-wide trade, but we sometimes encounter risky situation in exchange processes involving goods and money, i. e., fraud. This problem is becoming more serious with the growing popularity of person-to-person trade. One of the reasons for such fraud is that obtaining a new identifier in netwoeks is cheap. This makes it difficult to exclude malicious agents from trade. One solution is the imposition of an entry fee. However, if an entry fee is expensive, it discourages newcomers from starting deals. To resolve the conflict between safety and convenience, we have developed two kinds of exchange mechanisms that guarantee against defection from a contract. One reduces the entry fee by integrating multiple deals and controlling goods and money flows. We also show an extension of this mechanism that can reduce the entry fee more while taking a longer time to complete the exchange process. The other reduces the entry fee by incorporating a third party agent into the exchange process. We examine the lower bound of the entry fee for each mechanism and provide a calculation method that is able to obtain this value in linear time.
著者
森 哲彦
雑誌
人間文化研究 (ISSN:13480308)
巻号頁・発行日
vol.10, pp.1-14, 2008-12-23

カントの哲学フレーズに「人は哲学を学ぶことはできない...ただ哲学することを学びうるのみである」(B866)とある。カントのいうこの「哲学を学ぶ」とは、知の認識偏重に対する諫めのことで「哲学すること」とは、哲学を通しての思考を求めていることである。カントも前批判期で苦闘して道を開いたように「哲学すること」は、哲学と哲学史の相互関係問題でもある。つまり「哲学すること」にとっては、誰かの根源的なものを問う哲学や人間社会の現実を思考する思想を手掛かりとして、歴史的に対話することが問題となる。従って「哲学の過去に立ち戻ることは、常に同時に哲学的自己省察と自己反省という行為でなければならない」といえよう。さて十八世紀後半のカントが課題とする理性、人間、人格、平和、啓蒙、多元主義をめぐる諸問題は、今日的課題とある種の類似関係がある、と思われる。そうだとするとこのような問題意識を自覚するために、本論では、カント批判哲学の理性哲学、実践哲学、美学、宗教哲学、そして人間学を解明るものである。なおカントは、今日に至るまでドイツや日本のみならず世界的にも、多くの市民により、高く評価されてきている。では人々を引き付けて止まないカントの偉大な精神とはなにか。まず第一は、批判の精神といえよう。カントの批判精神は、恣意的、独断的見解や懐疑的見解を退け、厳密な思考により、対象を全体的な関連から明晰に解明する。つまり批判とは「書物や体系の批判のことではなく、理性が全ての経験に依存せずに切望するべく全ての認識に関してのことであり、従って形而上学一般の可能性もしくは不可能性の決定、この学の源泉、範囲、限界を規定」(AXII)することにより、普遍的なものを求める精神である。第二は、人格尊重の精神である。カントによれば、理性的存在者としての人格は、相対的価値しかもたないものから区別され、目的自体として絶対的価値をもつとする。つまりカントは、人間尊厳の根拠のために、普遍的な道徳的法則を立て、理性自ら立法する自律的、理性的人格を確立する。その理性的人格は、良心の声、絶対的な道徳の声、道徳的義務の声を要請する。そしてこの道徳的義務の使命を発するところの人間を尊ぶカントの人格主義が、カントの名を不朽のものにしているのである。
著者
平澤 直
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.60, no.2, pp.167, 2019-01-15
著者
高田 崚介 山田 渉 真鍋 宏幸 志築 文太郎
雑誌
研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI) (ISSN:21888760)
巻号頁・発行日
vol.2018-HCI-176, no.9, pp.1-6, 2018-01-15

ヘルメットを介してユーザの頭部に装着したドローンによる,ウェアラブルな歩行牽引デバイスを構築した.これまでの視覚や触覚等による歩行誘導と異なり,本デバイスはユーザを直接牽引できる.具体的には,ユーザに対する牽引力および牽引方向をドローンの推進力および推進方向によって制御することができ,方向については前後方向と左右方向の提示が行える.本デバイスでは人間の移動時における主体性が人ではなくドローン側にあり,かつ牽引力を生じているのもドローンである点から,歩行における自動運転デバイスになり得る.また,他の歩行における自動運転を行う手法に比べて,本デバイスは頭部装着型であることを特徴とする.
著者
奥薗 基 牟田 将史 平野 廣美 益子 宗 星野 准一
雑誌
研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)
巻号頁・発行日
vol.2015-HCI-162, no.19, pp.1-8, 2015-03-06

旅行計画時に Web 上で提供されている多くの観光に関する情報を活用して計画を立てることが多くなっている.しかし,膨大な情報から旅行計画に有益となる情報を得ることは容易ではない.さらに,旅行の 84%を占める複数人における旅行の計画は,参加者それぞれの好みといった検討事項が増えより困難となる.そこで本研究では,検索作業を伴わずに,複数人の嗜好を反映させた観光地を推薦するシステムを提案する.各参加者の嗜好を抽出し,その結果を集団意思決定手法を用いて統合し,嗜好に適した観光地を推薦する.各ユーザの嗜好の抽出は,画面に表示された観光イメージ画像群から好みのイメージ画像を選択するという簡単な作業のみで行う.また,システムの推薦性能と簡易性の評価実験を行い,5 人まで個人と同程度の推薦性能を持つこと,システムの利用により旅行計画の負担が軽減されることを確認した.
著者
藤原 雅子 今給黎 禎子 安川 千代 松山 光生 飯干 紀代子 山田 弘幸 笠井 新一郎 倉内 紀子 フジワラ マサコ イマキイレ テイコ ヤスカワ チヨ マツヤマ ミツオ イイボシ キヨコ ヤマダ ヒロユキ カサイ シンイチロウ クラウチ ノリコ Masako FUJIWARA Teiko IMAKIIRE Chiyo YASUKAWA Mitsuo MATSUYANMA Kiyoko IIBOSHI Hiroyuki YAMADA Shinichirou KASAI Noriko KURAUCHI
雑誌
九州保健福祉大学研究紀要 = Journal of Kyushu University of Health and Welfare
巻号頁・発行日
vol.6, pp.235-241, 2005-03-25

A vocabulary is used as one of the indexes of the language development, and it is pmportant meaning to grasping vocabulary development. But, there is a little research that a vocabulary in the 12-23 Month wa investigated. The purpose of this study is to investigate the vocabulary of the child in the 12-23 Month. We analyzed it about the number of average vocabularies, the part of speech atructure, the different in sex. The results is following there were two stages in the vocabulary development as that result. There were many nouns. And it was the result that preceding research was supported with a part of speech. A noun could be thought to occupy an important position in the early vocabulary development. It guessed the matter that it increased after a 24 month. A difference in sex became clearer than 22month. From now on, the vocabulary which becomes the index of the development evaluation, and the number of vocabularies will be examined.