出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション = Nikkei communications (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.636, pp.32-36, 2017-01-01

昨今、ロボットタクシーやロボネコヤマトなどの自動運転プロジェクトに力を入れるDeNAもDOCOMO R&D Open House 2016で5Gの通信回線を用いて、無人運転バスからの映像を遠隔監視するデモを披露していた(次ページの図2)。 今回のデモは仏EasyMileが開発した無人運…
著者
竜田 庸平 福本 礼 橋本 俊顕 岩本 浩二 宮内 良浩 小川 哲史 藤元 麻衣子
出版者
JAPANESE PHYSICAL THERAPY ASSOCIATION
雑誌
日本理学療法学術大会
巻号頁・発行日
vol.2009, pp.A4P3012-A4P3012, 2010

【目的】<BR> 広汎性発達障害の原因説にはミラーニューロン(以下MN)障害説があり,MNは模倣と運動学習に関連している.今回,MNの存在する44野付近の運動模倣中の賦活状態を計測することを目的に光トポグラフィー(以下NIRS)を用いて測定し,広汎性発達障害児と健常児との間に差があるか検証したので報告する.<BR>【方法】<BR> 広汎性発達障害児群は20名(11.7±3.53歳) 障害別内訳(高機能自閉症10名・アスペルガー症候群10名)男児19名,女児1名であった.健常児群は,健常児10名(12.3±2.95歳),男児8名,女児2名であった.なお,対象は全員右利きであった.NIRSの測定は近赤外光イメージング装置OMM-3000シリーズ;島津製作所を使用した.測定は,Czより11cm側方3cm前方の44野付近を測定した.NIRSのプローペパッドを2枚用意し両側に貼り付けた. 課題には田中の改訂版随意運動発達検査を用いた. 30秒×3を1セット,合計2セット行った.1番目,3番目の30秒は休憩,2つ目の30秒は課題を行った.課題は健常成人の右手のb-4,b-5,b-6を動画撮影し,PC画面に呈示した.対象には動画上の運動を模倣してもらった.分析方法として,ビデオによる行動分析と,ピーク振幅を求めU検定を行った.加えて, 44野付近の平均加算を2群それぞれグラフ化し,目視にて分析を行った. <BR>【説明と同意】<BR> 対象者には十分に説明を行い,同意を得た後測定した.なお,本研究は当校倫理委員会の承認を得た.<BR>【結果】<BR> 広汎性発達障害児群には何らかの異常な模倣行動が認められ,健常児群には認められなかった. 異常な模倣行動の内訳として,課題施行中の集中力低下8例・鏡像模倣1例・左右逆模倣4例・鏡像模倣だが鏡になっていない模倣5例・動画と非同調な模倣13例であった.U検定の結果,課題の1セット目では,24個中10個のチャンネル(以下CH)で,2セット目では24個中8個のCHで広汎性発達障害児群が健常児に比べ有意に低かった. 中でも,健常児群と比較して広汎性発達障害児群は44野付近の12CHと23CHが1セット目2セット目にわたり,有意に低下していた. 44野付近の平均加算の結果,健常児群と比較して広汎性発達障害児群は,平坦なグラフとなり,44野付近の活動が確認できなかった.健常児群では課題施行中にoxy-Hbが上昇するグラフとなり,44野付近の活動が確認できた.<BR>【考察】<BR> 模倣は6歳前半に完成するとされている.模倣には身体図式が関係しているため,広汎性発達障害児群も身体図式に障害があったのではと考える.人が身体図式を利用するにはMNが関係し,広汎性発達障害児の場合,MNに障害があるために身体図式を用いたdirect matchingがうまく機能していないことが考えられた.実際に広汎性発達障害児群は,44野付近のCHで有意差が見られ,平均加算データも,健常児群と比較して平坦になっていた.このことはdirect matchingの機能をうまくコントロールできていない状態をリアルタイムに採取できたと考える.運動学習は3段階に分けられ,このなかでも初期の認知段階では教示・示唆・運動見本の提示が重要となる.この初期の認知段階には模倣を必要とし,模倣を行うことによって運動学習の見本を自己にインプットする.Meltzoff(1989)によると模倣行動は新生児より出現するとの報告があり,新生児の時期からの模倣行動の重要性が伺える.しかし,これら模倣に関連した44野を含むMNシステムに障害があるとされる広汎性発達障害児において,運動学習には不利な状況であることが今回の研究により考えられた.<BR>【理学療法学研究としての意義】<BR> 模倣とコミュニケーション能力,模倣とMNの研究,模倣と身体図式等,いろいろな方面から模倣に対する研究が盛んに行われており,模倣を理解することは,運動学習を教示する立場である私たちにとって有益なものになると考える.
著者
岡 道男 岡 道男
出版者
同志社大学
雑誌
同志社法學 (ISSN:03877612)
巻号頁・発行日
vol.20, no.3, pp.27-68, 1969-01-15

資料
著者
福永 幹彦
出版者
一般社団法人 日本心身医学会
雑誌
心身医学 (ISSN:03850307)
巻号頁・発行日
vol.53, no.12, pp.1104-1111, 2013

近年,確認できる機能性の異常に比して,強い身体症状を訴える患者を総称して「機能性身体症候群」と呼ぶことがある.これに含まれる患者は,一般外来患者の中にかなりの比率でいる.過敏性腸症候群,機能性ディスペプシア,線維筋痛症,慢性疲労症候群がその代表的なものだ.しかし,すでに機能性疾患として確立したものが多く含まれており,統合的な概念の必要性については疑問も多い.本稿では統合的な概念の意義につき,患者が重なり合う概念の,medically unexplained symptom,身体表現性障害,心身症などとの概念の違いを明らかにすることから検討した.統合的に考えることで,治療に関係するプライマリ・ケア医,各科専門医,精神科医,心療内科医に対して,症候群に共通する治療法を検討するため共通の土台を提供するということが最も大きいのではと考える.
著者
今橋 理子
出版者
学習院女子大学
雑誌
学習院女子大学紀要 (ISSN:13447378)
巻号頁・発行日
vol.3, pp.1-22, 2001
著者
松本 正美
出版者
The Association of Japanese Geographers
雑誌
地理学評論 (ISSN:00167444)
巻号頁・発行日
vol.50, no.11, pp.617-634, 1977

地図は地理学の生命であり,地図作成は地理学者が最も精魂を傾ける側面の1つである.地図は「地理学の言語」である.地理学者は1枚の白紙を地図という言語(記号系)に転化し,それを媒体として自己の主張を表現し伝達する.この転化過程は,次の2つの要件を満足しているはずである.第1に,その過程は無矛盾な記号系への転化過程でなければならない.さもなくば,地図は最も基本的な機能ですら果たすことができない.第2に,その過程は同時に地図が研究手段としての有効性を獲得していく過程でなければならない.さもなくば,地図は単なる表現・伝達の道具に終始する.しかし,この転化過程の真相,すなわち「地図を描く」ことの本質は,具体的作業の裏に隠蔽されている.もしその本質が解明できるならば,研究手段としての地図の能力は高まるであろう.本稿はその転化過程の掘り起こしを試みたものである.このような議論は,「カルトグラフィ」を超えた「メタカルトグラフィ」とみなされよう.
著者
八重樫 恵太 柳井 啓司
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告コンピュータビジョンとイメージメディア(CVIM) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2008, no.36, pp.15-22, 2008-05-01
被引用文献数
2

今日では、Web 上のデジタル写真の普及、およびマッピングサービスの高度化は目覚ましく、それに伴い位置情報付き写真も増加している。一方で、画像認識の分野においてもより高度な手法が提唱されてきた。位置情報を画像の特徴の1つとして用いることにより、画像認識の精度を向上できる可能性が考えられる。本研究では、位置情報と航空写真を対応する画像の特徴量として用いることによって、画像認識の精度向上の可能性を検討する。画像をキーワードごとに分類し、画像と航空写真からそれぞれ SIFT 特徴を抽出し、位置情報とそれらの特徴量を統合したものの組合わせについて SVM による学習と分類の実験を行う。実験の結果、いくつかのキーワードについて、分類精度の向上が見られた。Because of recent remarkable spread of digital photos and mapping service on the Web, the number of geotagged photos are increasing greatly. Meanwhile, in the research community of image recognition, research on generic object recognition has progressed greatly for these several years. Then, we propose using geolocation as one of features to recognize geotagged images. In this paper, we examine possibility of improvement on generic image recognition by using geolocation and aerial photos as features in addition to image features extracted from images. We collected geotagged images associated with several keywords from Flickr, and extracted feature vectors by the Bag-of-Keypoints method from each image and each associated aerial photo. Next, we combined feature vectors extracted from images and aerial photos into one vector, and we performed experiments on image classification using SVM. As the result, improvements of the classification rate were obtained for some keywords.
著者
亀山 隆彦
出版者
日本印度学仏教学会
雑誌
印度學佛教學研究
巻号頁・発行日
vol.65, no.3, pp.1310-1315, 2017
被引用文献数
1

<p>中国における仏典翻訳事業は,9世紀半ばに一度途絶するが,それからおよそ160年後,当時中国を治めていた宋の皇帝,太祖,太宗,あるいは真宗の手厚い援助により再興する.彼らは,当時の都に訳経院と呼ばれる施設を作り,そこに数多の梵文仏典を集積し,法天(Dharmadeva),天息災(Devaśāntika),施護(Dānapāla)といった僧をして,その翻訳にあたらせた.法天らは,11世紀半ばまでに263部573巻の仏典を翻訳したと伝えられるが,武内孝善氏によると,その47パーセント,123部は密教関連の経典ないし儀軌であった.また,それら翻訳された密教経軌の中には,『ヘーヴァジュラタントラ』や『秘密集会タントラ』といった,いわゆる後期密教に属するものも少なからず含まれていた.</p><p>先行研究でも指摘されるように,非常に多くの,極めてバラエティに富む密教経軌が,10世紀から11世紀にかけて一時に漢訳された.それらは中国のみならず,韓国や日本の仏教者にもひろく閲読されたと思われるが,本論では,これら宋代に翻訳された密教経軌の日本における受容について考察する.特に,真言密教僧がそれら経軌をどのように読み,また,いかなる影響を被ったか考えてみたい.</p><p>真言僧が,宋代翻訳経軌をいかに受容したかという問題については,既に千葉正氏が論考を試みている.千葉氏は,鎌倉・室町時代を代表する東寺の学僧,杲宝の『アキシャ鈔』『秘蔵要文集』といった著作を検討し,それら文献中の教学議論において,施護あるいは天息災訳の密教経軌が,極めて重要な役割を担っていることを指摘する.筆者も,このような千葉氏の方法論にならい,杲宝の主要著作の一つである『大日経疏演奥鈔』に確認される宋代翻訳経軌の引用および解釈を検討し,上述の問題について考察を試みる.</p>
著者
大宮 勘一郎
出版者
日本独文学会
雑誌
ドイツ文学
巻号頁・発行日
vol.152, pp.74-90, 2016

<p>Seit Aristoteles ist zwischen zwei Arten der Gerechtigkeit zu unterscheiden: der austeilenden Gerechtigkeit und der ausgleichenden. Die erstere sorgt für die „geometrische Proportion" eines Gemeinwesens im Hinblick auf den faktischen Unterschied etwa im Status, im Vermögen, in der Ehrwürdigkeit oder in den Familienverhältnissen seiner Mitglieder, während sich die letztere aufgrund der Gleichheit der wiedergutzumachenden Schäden oder der auszutauschenden Güter gemäß der „arithmetischen Proportionaliät" auf das „Mittlere" hin regulierend auswirken soll. Seitdem aber Thomas von Aquin die ausgleichende Gerechtigkeit hinsichtlich der bloßen Gleichwertigkeit, sei es bei der Kompensation, sei es beim Tausch, zusammenfassend in die „justitia commutativa" übersetzte, ist die Gerechtigkeit des Ausgleichens, welche doch die tiefe Bedachtsamkeit eines aufgrund des Gemeinwohls richtenden Dritten fordert, allmählich zum Gleichheitsprinzip des kommutativen Handels vereinfacht aufgefasst worden, späterhin sogar als die Gerechtigkeit <i>der</i> Äquivalenz, die dann als autonomer und damit einzig „gerechter" Maßstab in der modernen bürgerlichen Gesellschaft in Geltung trat. Infolge dieses Begriffsverfalls scheint heutzutage die so verstandene ausgleichende Gerechtigkeit, die sowohl politisch dem individualistischen Gleichheitsprinzip seit der „Declaration of Rights" als auch ökonomisch den bürgerlich liberalistischen Interessen entspricht, als die in der Moderne primär zu verwirklichende Gerechtigkeit angesehen zu werden, während die austeilende Gerechtigkeit, die ihrerseits als vormoderne Gerechtigkeit der ständischen Ordnung oft zur modernen Tauschgerechtigkeit ins Spannungsverhältnis gestellt wird, gerade noch die Form der sozialpolitischen sowie -investorischen Umverteilung durch den Staat und damit die Missverhältnisse „ausgleichende", sekundäre Funktion annimmt.</p><p>(View PDF for the rest of the abstract.)</p>
出版者
日経BP社
雑誌
日経トップリーダー
巻号頁・発行日
no.350, pp.40-43, 2013-11

競争が激しい外食業界にあって、5年で売上高を4・5倍に拡大。東証マザーズ上場からわずか1年で東証一部へ異例ともいえる市場変更を果たし、破竹の勢いを見せる企業がある。 その名はエー・ピーカンパニー。
著者
菊池昌弘
雑誌
日血会誌
巻号頁・発行日
vol.35, pp.379-380, 1972
被引用文献数
10
著者
宋 美玄 北原 みのり
出版者
朝日新聞出版
雑誌
Aera (ISSN:09148833)
巻号頁・発行日
vol.25, no.33, pp.69-72, 2012-08-06
著者
石川 ひろの 中尾 睦宏
出版者
一般社団法人日本心身医学会
雑誌
心身医学 (ISSN:03850307)
巻号頁・発行日
vol.47, no.3, pp.201-211, 2007-03-01
被引用文献数
4

患者-医師間のコミュニケーションは,診察の主要な構成要素であり,患者-医師関係を築き治療を進めるうえで必要な情報の共有や意思決定をしていくための,最も基本的な手段である.診察における医師,患者のコミュニケーションは,各個人の特性によって異なるだけでなく,その場での相手のコミュニケーション行動に影響を受け,それに対応して変化していく.したがって患者-医師間のコミュニケーションを分析するためには,患者-医師間の会話や行動を客観的に評価すると同時にその相互作用を明らかにする必要がある.Roterが開発した相互作用分析システムは,医療現場に特有な相互作用を評価できるツールである.本稿では,そのシステムを日本の外来癌診療場面に用いた研究を紹介し,患者-医師コミュニケーション研究の新たな可能性について展望する.