1 0 0 0 OA PVDの最新動向

著者
小島 啓安
出版者
一般社団法人 表面技術協会
雑誌
表面技術 (ISSN:09151869)
巻号頁・発行日
vol.68, no.12, pp.654-661, 2017-12-01 (Released:2018-10-01)
参考文献数
26
被引用文献数
1 1
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1217, pp.38-41, 2003-11-17

国内繊維業と言えば、衰退産業の典型という位置づけ。イタリヤード、福助など法的整理に追い込まれた企業も少なくない。 来年で創業140周年を迎える繊維専門商社の瀧定。2001年に大阪店を分社し、瀧定名古屋と瀧定大阪として再出発した。名古屋・大阪両社を合わせた2003年1月期の売上高は1400億円強。
著者
カサグランデ シンシア マラ ジリー フェレイラ アーサー デ サ
出版者
The University of Occupational and Environmental Health, Japan
雑誌
Journal of UOEH (ISSN:0387821X)
巻号頁・発行日
vol.44, no.1, pp.25-34, 2022-03-01 (Released:2022-03-07)
参考文献数
38
被引用文献数
1

To review studies on work ability (WA) and its relationship with the biopsychosocial factors of professional drivers. We performed a scoping review of articles published until 2021, extracting location, study design, sample characteristics, transport category, WA assessment methods, and health-related factors. Eighteen studies were found in different transport categories around the world. Most of the studies were cross-sectional (15/18, 83%), in a single branch of professional drivers, and the Work Ability Index (WAI) appears as the most common assessment instrument (7/18, 39%). The characteristics of work organization, lack of physical activity, comorbidities, and psychosocial and ergonomic factors are associated with musculoskeletal symptoms and stress in professional drivers. Comparisons of WA and related factors between studies and professional drivers are limited due to the multiplicity of assessment methods.
著者
堀江 翔太 水池 千尋 水島 健太郎 三宅 崇史 稲葉 将史 久須美 雄矢 石原 康成 立原 久義 山本 昌樹
出版者
日本理学療法士協会(現 一般社団法人日本理学療法学会連合)
雑誌
理学療法学Supplement Vol.42 Suppl. No.2 (第50回日本理学療法学術大会 抄録集)
巻号頁・発行日
pp.0411, 2015 (Released:2015-04-30)

【はじめに】足部の動的アライメントの異常は,有痛性下肢疾患の原因の1つとされている。足部アライメント異常によるToe Outの蹴り出しでは,上行性運動連鎖により膝がKnee Inを呈することが知られている。このようなアライメントを呈する症例への理学療法に対して,体幹や股関節筋力の強化によって治療効果が得られた先行研究も散見される。しかし,日常診療においては,足部筋力が低下している症例を多く経験する。我々が渉猟した限りでは,足部の動的アライメント異常と母趾筋力の関係について不明な点が多い。そこで本研究の目的は,足部の動的アライメント異常と母趾筋力の関係を明らかにすることである。【方法】対象は,下肢に整形外科的疾患を有さない健常成人17人33足を,立脚後期にToe Outで蹴り出しを行う群(以下,TO群)14人14足(男性:7人7足,女性7人7足,平均年齢:33.3±5.2歳)と,立脚後期にToe Outで蹴り出しを行わない群(以下,C群)19人19足(男性:12人12足,女性:7人7足,平均年齢:29.5±5.3歳)の2群とした。これら2群は,動的アライメントで分類し,対象者の裸足歩行をデジタルビデオカメラで撮影し,立脚後期での蹴り出し時の足部の状態で判断した。除外条件は膝伸展位での足関節背屈角度が5°以下,フットプリントより外反母趾,扁平足や凹足などのアライメントを呈する者とした。筋力の測定肢位は,端坐位で股関節と膝関節を90°屈曲位とし,母趾屈曲および母趾外転筋力をハンドヘルドダイナモメーター(マイクロFET2,日本メディック社製)を用いて測定した。母趾屈曲筋力は,足関節底背屈中間位と最大底屈位での2条件とし,母趾外転筋力が足関節底背屈中間位で測定した。対象者に方法を十分に習得させた後,3秒間の最大努力で2回測定し,平均値を体重で除した値を採用した。統計処理には,足部の動的アライメントによる比較を対応のないt検定を用いて行った。なお,有意水準は危険率5%未満とした。【結果】足関節底背屈中間位での母趾屈曲筋力は,TO群が0.08±0.03kgF/kg,C群が0.11±0.03kgF/kgであり,TO群が有意に低値を示した(p<0.05)。足関節底屈位での母趾屈曲筋力は,TO群が0.04±0.01kgF/kg,C群が0.06±0.02kgF/kgであり,TO群が有意に低値を示した(p<0.05)。母趾外転筋力はTO群が0.03±0.01kgF/kg,C群が0.04±0.02kgF/kgであり,2群間に差を認めなかった。【考察】足部の動的アライメント異常の原因は,局所や全身の問題など様々な要因がある。本研究の結果,TO群の母趾屈曲筋力は,足関節底背屈中間位と足関節底屈位の両条件において低値を示した。TO群では,デジタルビデオカメラで撮影した歩行において蹴り出し時の母趾伸展が少ないことが確認できた。歩行では,蹴り出し時に強制的に母趾が伸展されるため,母趾屈筋力が必要となる。Toe Outの蹴り出しでは,母趾の伸展角度が少なくなることから,母趾屈筋群の活動が低下することが予想される。すなわち,母趾屈筋群の筋力低下がある場合,Toe Outによる代償的な蹴り出しを行う可能性がある。また,TO群における長母趾屈筋や短母趾屈筋の筋力低下は,これを反映した結果であると考えられる。母趾外転筋の筋力は,動的アライメントによる差を認めなかった。これは,Toe outによる母趾外転筋の活動に与える影響が少ないことを示唆しているものと考えられた。本研究は,母趾のみを対象とした研究であり,足趾および足部の筋力や機能,脛骨の外捻角度や体幹・股関節機能など,動的アライメント異常を呈するその他の要因との関連性は不明である。今後,これらについても検討していく予定である。【理学療法学研究としての意義】立脚後期にToe Outでの蹴り出しを行っている例では,母趾機能が低下していた。すなわち,足部の動的アライメントの異常は,足部機能の低下が原因の一つとなっている可能性が示唆された。このことから,足部の動的アライメント異常に対する理学療法において,足部の局所的な評価や治療の必要性を示したものと考えられる。

1 0 0 0 血液型の話

著者
古畑種基著
出版者
岩波書店
巻号頁・発行日
1962

1 0 0 0 OA 医箴

著者
富士川游 編
出版者
克誠堂書店
巻号頁・発行日
1935
著者
上参郷 祐康 大貫 紀子 野川 美穂子
出版者
東京芸術大学
雑誌
一般研究(C)
巻号頁・発行日
1990

名古屋の箏曲地歌演奏家団体のひとつである財団法人国風音楽会は、1893年に全国的組織の国風音楽講習所の名古屋支部として発足した。当初の会員は多くは江戸時代の盲人音楽家の組織である当道に所属していたので、国風音楽講習所では、多くの当道の制度や行事をとりいれた。これらのうちのあるものは、今日でもなお国風音楽会に伝えられ、また当道音楽のレパートリーの中でも、平曲や一部の胡弓曲のように、他には伝わらないものもある。本研究は、この国風音楽会の活動状況や活動内容を調査・記録し、その結果を、江戸時代以降の当道資料や音楽資料などと照らし合わせ、近世音楽史の重要な部分を担ってきた盲人音楽の実態を立体的に解明する事を目的としたものであり、その成果は主に以下の3点にまとめることができる。1.国風音楽会の年中行事について-年間約15種の行事を行うが、このうち室町時代に起源を持つ人康祭を含む重要な7種の行事については録音・撮影等による記録を作成し、調査検討を進めている。2.国風音楽会の教習制度について-盲人男子、盲人女子の場合、晴眼者の場合にわけて、教習上の曲の進度と弟子の側の資格取得(免状、許し等)との対応関係、盲人音楽家の資格の種類、およびその実態について戦前と戦後の変化にも留意しながら調査した。3.国風音楽会独自の伝承レパートリーについて-国風音楽会で伝承する、箏曲・地歌・胡弓曲・平曲について調査記録するとともに、国風音楽会所蔵の曲集の調査や名古屋で出版された曲集の収集も合わせて行った。
著者
平賀 章三 市川 米太
出版者
日本地質学会
雑誌
地質学論集
巻号頁・発行日
vol.29, pp.207-216, 1988-02

The pumice-tuff for the blind test is dated by the quartz inclusion method. The samples were collected in Omachi clty, Nagano Prefecture,and their ages are assumed to be O.3 to O.4 Ma geologically.The assessed TL age is O.29±0.03 Ma(11%error). If the dry condition had been continued over the geological time,the expected age is O.26±0.02 Ma (7%),otherwise for wet condition O.32±0.02 Ma(7%)is expected. In this TL dating,taking account of the propagation of error,the associated error is assessed,based on the experimental error due to the reproducibility of the TL intenslty. The method of error assessment is described in detail on each stage of TL dating. Thus it was revealed that the quartz inclusion method is useful with the sufficient precision for the age of the order of l05 year,though depending on the TL characteristic of the sample.
著者
若木 重行 川合 達也 永石 一弥 石川 剛志
出版者
国立研究開発法人海洋研究開発機構
雑誌
JAMSTEC Report of Research and Development (ISSN:18801153)
巻号頁・発行日
vol.27, pp.1-12, 2018-09-01 (Released:2018-11-06)
参考文献数
22
被引用文献数
2

本研究では,同位体分析を行うために単一の試料溶液からSr・Nd・Pbの3元素を分離する湿式化学分離法を開発した.新手法では,元素選択制の高い3種類の抽出樹脂(Sr樹脂・TRU樹脂・Ln樹脂)と陽イオン交換樹脂を用いた4段の小型カラムクロマトグラフィーを採用し,低ブランク・高時間効率のもとにこれら3元素を逐次分離することが可能になった.新手法においてTRU樹脂は,試料溶液から選択的にNdを含む希土類元素を分離するために用いられるが,TRU樹脂のNd保持率はカラムに導入された試料溶液中のFe量に依存して大きく変化することが明らかになった.本研究では,分析試料のタイプに応じて樹脂容量の異なる3種類のカラムを用意し,それぞれの樹脂容量ごとにNd保持率の低下を起こすFe量の上限値を明らかにした.適切なNd分離を行うためには,試料中のFe濃度をあらかじめ測定し,カラムに導入する試料量をコントロールすることが必要となる.新手法によって,単一試料溶液からの3元素逐次分離を低ブランク下で行うことが可能になったため,今後,掘削試料より分離した少量の有孔虫や,岩石薄片よりマイクロドリリングで分離した極微小量の珪酸塩試料などの微小量試料に対するマルチ同位体分析への応用が期待される.
著者
加藤 大輔 上南 静佳 大槻 輝 天ヶ瀬 紀久子
雑誌
日本薬学会第142年会(名古屋)
巻号頁・発行日
2022-02-01

【背景・目的】5-フルオロウラシル (5-FU) は小腸絨毛の短縮や腺窩の破壊による腸炎を発生させ下痢や体重減少を引き起こすという報告があり、がん化学療法における問題となっている。ジンセノシドRd (GRd)はニンジンに含まれるサポニンであり、大腸炎に対して抗炎症作用が報告されているが、5-FU誘起性小腸炎に対する作用は明らかではない。そこで本研究では、5-FU誘起性腸炎に対するGRdの有用性について検討した。【方法】雄性C57BL/6Nマウスに5-FU (50 mg/kg)およびGRd (60 or 100 mg/kg)を7日間投与した。投与期間中は体重および下痢の程度を経日的に測定した。腸炎の程度は、薬物投与終了後、病理組織学的検討、ミエロペルオキシダーゼ (MPO)活性の測定および炎症関連分子の発現量の測定により評価した。【結果・考察】5-FUの7日間連続投与により、経日的な体重減少および下痢の増悪が認められ、小腸絨毛の短縮、腺窩数および腺窩中の細胞数の減少が観察された。小腸粘膜のMPO活性は5-FU投与群において増大し、TNF-αのmRNA発現量は増加した。GRd併用投与群では、5-FU投与群と同様に体重減少および下痢の増悪、小腸絨毛の短縮が認められたが、腺窩数および腺窩中の細胞数の減少が有意に改善された。またMPO活性の増大を有意に抑制し、TNF-αのmRNA発現量の増加を抑制する傾向が見られた。これらの結果から、5-FU誘起性腸炎はGRdの併用投与により抑制されることが示された。GRdによる抗炎症作用はNF-κBの発現抑制に起因するという報告があることから、今回認められた腸炎の抑制はNF-κBの関与が考えられる。
著者
前澤 知輝 宮崎 由樹 松長 芳織 若杉 慶 柴田 彰 河原 純一郎
出版者
一般社団法人 日本人間工学会
雑誌
人間工学 (ISSN:05494974)
巻号頁・発行日
vol.56, no.1, pp.29-33, 2020-02-15 (Released:2021-02-18)
参考文献数
7

本研究では,花粉症対策に衛生マスクを持続的に着用する日常生活場面において,鼻の不快感に対するマスクへの着香効果を経時的に測定した.花粉症をもつ40名の被験者が2種の衛生マスク(ミント着香,または統制として無香マスク)をそれぞれ6時間着用し,携帯機器を通じて鼻の不快感について定期的に回答した.実験の結果,着香マスクは無香マスクに比べて装着直後に鼻の不快感の低減が強く生じた.しかし,香りの有無にかかわらず,マスク着用後,30分程度で不快感の低減効果は飽和状態となった.このことは,着香マスクの着用が鼻の不快感を低減させる効果は,着用を始めてから30分までの香りの印象が大きく影響することを示している.