著者
西田 睦
出版者
一般社団法人 電気学会
雑誌
電気学会誌 (ISSN:13405551)
巻号頁・発行日
vol.141, no.12, pp.737, 2021

<p>人類が新型コロナウイルス感染症の大規模な拡大(コロナ・パンデミック)に立ち向かうことになって,1年半余が経った。2021年9月の段階で,世界全体の感染者は累計2億人を超え,死者数は500万人に近づいている。画期的なワクチンの開発が急ピッチで行われ,その接種が</p>
著者
神垣 良昭 南 眞一
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.71, no.9, pp.1138-1142, 2002-09-10 (Released:2009-02-05)
参考文献数
11

最近,急激な市場の立ち上げを見せているICカードは,CPU,RAM,ROMのほかに,電気的にデータの書き換えが可能な不揮発性メモリーEEPROMを搭載している.MONOS型のEEPROMメモリーセルは高信頼性,高生産性に加えて,標準の半導体製造プロセスとの整合性がよい. ロジツク混載半導体チップへの適用が比較的容易なことから,MONOS型はシステム・オン・チップ(SOC)における有望な不揮発性メモリーといえる.シリコン窒化膜内の捕獲中心に電荷を蓄える構造のMONOS型は,従来,トンネル方式プログラムを採用しているが,局所的なメモリー現象を利用するホットキャリア方式が現れ,高集積・高速を実現している.MONOS型不揮発性メモリーの開発経緯,応用,今後の展開を述べる.
著者
山本 和央 小島 博己 田中 康広 常喜 達裕 池内 聡
出版者
耳鼻咽喉科展望会
雑誌
耳鼻咽喉科展望 (ISSN:03869687)
巻号頁・発行日
vol.52, no.5, pp.294-299, 2009 (Released:2010-10-15)
参考文献数
10
被引用文献数
1

中耳真珠腫術後に発生し経乳突法と経中頭蓋窩法を併用した術式により部分切除, 摘出, 骨欠損部を整復し得た側頭骨内髄膜脳瘤の1例を経験した。症例は40歳の男性。弛緩部型中耳真珠腫の診断で, canal wall up tympanoplastyにてstaged operation (段階手術) を施行した。初回手術所見にて中頭蓋窩硬膜の広範囲な露出を認め, 真珠腫上皮と硬膜との癒着が著明であった。段階手術2回目の手術の際に硬膜を一部損傷したため, 筋膜で補修した。骨欠損部に対しては皮質骨で乳突腔側より補強し乳突腔は骨パテで充填した。1年後に外耳道後壁に拍動を伴う腫脹とdebrisを認めるようになり, CT, MRI所見より髄膜脳瘤及び真珠腫再発と診断した。まず経中頭蓋窩法により頭蓋底骨欠損部から逸脱した脳髄膜瘤を一部正常硬膜を含め切断した。硬膜の欠損部は筋膜にて形成し, 骨欠損部を骨片にて再建した。次に経乳突法により髄膜脳瘤と癒着した真珠腫上皮を摘出した。耳介軟骨にて外耳道後壁を再建し, 乳突腔側からも中頭蓋窩の骨欠損部を骨片で再建し, 乳突腔は骨パテで充填した。現在術後12ヵ月経過しているが, 再発を認めていない。本疾患は髄膜炎や脳膿瘍などの重大な合併症を引き起こすことがあり, 的確な診断と治療が必要である。
著者
しもなぺんでぃ まりあ るでぃあ 増田 美砂 ぷらせちお りりく ぶでぃ だまやんち えりん
出版者
日本森林学会
雑誌
日本森林学会大会発表データベース
巻号頁・発行日
vol.124, 2013

Community Forestry (CF) is a successful participatory approach to protect the forest in Nepal. However recently, uneven distribution of forest products among the members has been discovered. Therefore, this study aimed to re-examine the equality and equity of forest products consumption and community development.&nbsp;
著者
加藤 明彦 杉山 博之
出版者
公益社団法人 日本薬理学会
雑誌
日本薬理学雑誌 (ISSN:00155691)
巻号頁・発行日
vol.123, no.2, pp.113-122, 2004 (Released:2004-01-23)
参考文献数
52

AMPA受容体は中枢神経系での興奮性シナプス伝達を司るグルタミン酸受容体の中でも最も中心的な役割を果たす受容体である.ここではAMPA受容体がどのように形成され,シナプス部位に輸送されたのち細胞表面に出現するのか,また記憶や学習の基礎過程であるシナプス可塑性がAMPA受容体の機能発現を介してどのように制御されるのかという問題について,分子レベルでの知見をまとめる.
著者
水野 満 関矢 一郎
出版者
一般社団法人 日本臓器保存生物医学会
雑誌
Organ Biology (ISSN:13405152)
巻号頁・発行日
vol.26, no.2, pp.153-161, 2019 (Released:2019-09-26)
参考文献数
23

The wonderful discoveries in basic research are leading to practical use as “Cellular and Tissue-based Products” in Japan. However, in order to safely deliver living cells to the clinical field of medicine, development of transport and preservation technology is essential. In this review, we introduce approved products as an example, show what kind of preservation method is adopted, and report on the verification results of the preservation method of the products currently under development.
著者
田中 愛子 藤野 裕士
出版者
メディカル・サイエンス・インターナショナル
巻号頁・発行日
pp.271-284, 2018-04-01

延髄にある呼吸中枢は胎生早期に発生し,一生の間途切れることなく呼吸リズムを産生する。その中心にあるのがcentral pattern generator(CPG)であり,延髄腹側に吸息と呼息にかかわるニューロン群が縦列している。呼吸リズムは単一のニューロンから発するのではなく,CPGにある複数のニューロン活動がリズミカルに組み合わさることで,ホメオスタシスを保つための柔軟な調整を可能にしている。また,延髄には二酸化炭素とpHの変化を感知する中枢化学受容器が存在し,頸動脈小体における酸素および二酸化炭素とpHの変化に対する末梢化学受容と合わせてCPGに刺激伝達を行っている。これらのフィードバック機構は生後に発達し,環境や体内需要に合わせて呼吸を調節している。Main points●呼吸中枢は延髄にあり,腹側呼吸ニューロン群を中心としたcentral pattern generator(CPG)が呼吸リズムを産生している。●呼吸は吸息相・呼息Ⅰ/Ⅱ相の3相に分類され,少なくとも6つのニューロン群によるバーストの組み合わせでコントロールされている。●延髄には中枢化学受容器があり,PaCO2とpHの変化をCPGにフィードバックしている。●頸動脈小体にある末梢化学受容器が低酸素に反応し,PaCO2とpHの変化についても中枢化学受容器と共同してフィードバックを行っている。
著者
内多 允
出版者
学校法人滝川学園 名古屋文理大学
雑誌
名古屋文理大学紀要 (ISSN:13461982)
巻号頁・発行日
vol.5, pp.29-36, 2005-03-31 (Released:2019-07-01)

中南米各国は世界各地に,出稼ぎ労働者や移民を送り出している.その最大の受入国は,米国である.彼等の多くは母国の家族への送金を続けているが,その額は中南米における対外資金の流人源として無視できない規模に達している.本稿では,その実態と中南米への主要な送金元である米国におけるヒスパニック(中南米系)社会の経済規模を取り上げる.なお本稿では,出稼ぎ就労者や移民が母国へ送る行為を「送金」と記載している.
出版者
日経BP
雑誌
日経ビジネス = Nikkei business (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.2086, pp.34-37, 2021-04-12

3月半ばまでは、来店する子供たちにマスクを無償で配りながら時々店を開けていた。毎年花粉症に悩まされてきた村山さんはシーズン前にマスクをまとめ買いするのが慣例。世間のマスク不足を知り、少しでも子供たちの役に立ちたいとも思ったという。
著者
東京外国語学校 編
出版者
東京外国語学校
巻号頁・発行日
vol.昭和11年度, 1936

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著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1932年05月09日, 1932-05-09
著者
正木 篤三
雑誌
美術研究 = The bijutsu kenkyu : the journal of art studies
巻号頁・発行日
no.55, pp.1-10, 1936-07-30
出版者
東京外国語学校
巻号頁・発行日
vol.明治39-40年, 1911