著者
浦和高等学校 編
出版者
浦和高等学校
巻号頁・発行日
vol.第8年度(自昭和4年至昭和5年), 1929
著者
三木 かおり 高橋 泰
出版者
宝石学会(日本)
雑誌
宝石学会誌 (ISSN:03855090)
巻号頁・発行日
vol.24, no.1, pp.3-12, 2004
参考文献数
13

On color of gemstone, Sensitive colors and insensitive colors exist in visual sensitives to color difference. the green and light color of yellow, orange, pink, blue, violet belong to sensitive colors, while dark color of red, blue, bluish violet are classified into insensitive colors. These results indicate that general color sensation fit in with color of gemstones. Though faceted gemstones displayed several colors in own complex appearance many facets show bright colors to shadow colors, detail color sensation is analyzed by the visual test to three color difference. The result suggest that the human color sensation recognized a medium bright volume color as a gemstone color.
著者
藤島 建樹
出版者
大谷学会
雑誌
大谷学報 = THE OTANI GAKUHO (ISSN:02876027)
巻号頁・発行日
vol.52, no.4, pp.17-31, 1973-02
著者
藤島 建樹
出版者
大谷学会
雑誌
大谷学報 (ISSN:02876027)
巻号頁・発行日
vol.52, no.4, pp.17-31, 1973-02
著者
岡田英弘著
出版者
藤原書店
巻号頁・発行日
2010
著者
肴倉 宏史 成岡 朋弘
出版者
一般社団法人 廃棄物資源循環学会
雑誌
廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
巻号頁・発行日
vol.28, 2017

筆者らは、有害金属負荷を低減した焼却主灰の土木資材化について検討を行い、含有量の比較的高い落じん灰やボイラー灰等の主灰との混合回避や、エージングにより溶出抑制を図る等の提言を行ってきた<sup>2)</sup>。さらに本報告では、焼却残渣中の有害金属等の由来を探るため、厨芥類や紙・布類といった各可燃物が焼却残渣中の各元素に占める寄与率の推定を試みた。その結果、可燃物の灰化物の元素組成は調査対象施設で採取した全ての焼却残渣から求めた元素組成と良い相関が得られた。有害金属の由来として、Pbはビニール・樹脂類が68%、Cdは木・竹・わら類とゴム・皮革類がそれぞれ38%、29%を占める等の結果となった。
著者
倉島 一喜 鍵山 奈保 石黒 卓 春日 啓介 森本 康弘 小澤 亮太 高野 賢治 磯野 泰輔 西田 隆 河手 絵理子 細田 千晶 小林 洋一 高久 洋太郎 高柳 昇 柳沢 勉
出版者
一般社団法人 日本感染症学会
雑誌
感染症学雑誌 (ISSN:03875911)
巻号頁・発行日
vol.94, no.4, pp.483-489, 2020-07-20 (Released:2021-02-07)
参考文献数
19
被引用文献数
4

現在新型コロナウイルス感染症(COVID-19)では50 歳以上で低酸素血症を認めた段階で他疾患に適応のある抗ウイルス薬の投与が推奨されている.しかし治療が必要となる重症化因子についての検討は少ない.今回COVID-19 により入院した患者で抗ウイルス薬による治療を必要とした群と経過観察のみで改善した群を後方視的に検討し,抗ウイルス薬が必要となる臨床所見について検討した.まず当院に入院した49 例のCOVID-19 感染患者について,A 群:無症候性病原体保有者,B 群:症状あり,ウイルス肺炎像なし,C 群:ウイルス肺炎像あり,呼吸不全なし,D 群:ウイルス肺炎像あり,呼吸不全あり,に分類した.C 群は無治療で軽快し,D 群では抗ウイルス薬治療が行われた.重症度と相関した背景因子と症状は年齢,合併症の有無,喫煙歴,発熱,下痢であったが,治療を必要としたD 群に特徴的な所見は喫煙歴のみであった.次に重症度と相関した臨床検査値はPaO2,リンパ球数,D-dimer,AST,CK,LDH,CRP,PCT,ferritin であったが,多変量解析で治療必要群と有意に相関した検査値はリンパ球数,CRP,ferritin となった.両群を区別するカットオフ値をROC 曲線より求めると,リンパ球数1,200/μL 以下,CRP 2.38mg/dL 以上,ferritin 394ng/mL 以上となった.画像所見では,抗ウイルス薬治療を要しなかったC 群と要したD 群とを最もよく区別する所見は浸潤影の有無だった.以上よりこれらの重症化因子は呼吸不全への進展を考慮すべき臨床指標になると思われた.また喫煙歴,リンパ球数1,200/μL 以下,CRP 2.5mg/dL 以上,ferritin 400ng/mL 以上,CT 上の浸潤影の5 つをリスク因子として選ぶと発症からPCR 陰性化までの日数と強い相関を示した(p<0.0001).
著者
前之園 信也
出版者
公益社団法人 日本表面科学会
雑誌
表面科学 (ISSN:03885321)
巻号頁・発行日
vol.38, no.1, pp.35-41, 2017-01-10 (Released:2017-01-23)
参考文献数
19

Magnetic nanoparticles (MNPs) have become readily available thanks to the development of a range of synthetic techniques. In addition, various multifunctional hybrid MNPs have been recently developed for biomedical applications. We review the progress of research on biomedical multifunctional MNPs.
著者
森本 幸裕
出版者
日本景観生態学会
雑誌
景観生態学 (ISSN:18800092)
巻号頁・発行日
vol.24, no.1-2, pp.53-59, 2019 (Released:2020-06-10)
参考文献数
17

亀岡盆地の氾濫原は生物多様性から見た重要里地里山500(環境省 2015)に選定された.その特性は洪水時の遊水地となる特性と深く関連しており,生物多様性とその恵みの継承には,霞堤等の伝統的Eco-DRRが欠かせない.その氾濫原における大規模スタジアムプロジェクトは天然記念物アユモドキの生息地であるため,論争の的となり,場所変更されたものの,自然撹乱を代替する農的営みの継承が課題となっている.地方行政は未だに流域の都市化対応が課題であった時代の霞堤締切り,桂川と保津峡開削に加えて圃場整備等のグレーインフラの方針を破棄していないが,地球環境危機が深刻化し,既に人口減少時代となった今,環境省,国交省も推進するグリーンインフラ政策に転換することが望まれる.都市部のグリーンインフラとしての雨庭の提案も示した.
著者
大西 祥世
出版者
立命館大学法学会
雑誌
立命館法學 (ISSN:04831330)
巻号頁・発行日
vol.2016, no.4, pp.985-1018, 2016
著者
工藤 典代
出版者
特定非営利活動法人 日本気管食道科学会
雑誌
日本気管食道科学会会報 (ISSN:00290645)
巻号頁・発行日
vol.61, no.5, pp.438-444, 2010-10-10 (Released:2010-10-25)
参考文献数
10
被引用文献数
1

気道異物は特に乳幼児にとっては生死にかかわることのある救急疾患である。小児例の70%は2歳未満であり,気道異物の多くはピーナッツなどの豆類である。症状は,突然の咳嗽が最も多く,次いで喘鳴である。丁寧な問診と胸部X線は的確な診断に重要である。気道異物を疑った際には全身麻酔下でラリンジアルマスクを用い,摘出前に軟性内視鏡で異物の確認を行う。気道異物の95%は気管あるいは気管支の異物である。摘出術は全身麻酔下で,硬性気管直達鏡や軟性気管支鏡を用いて行う。乳幼児の気管は細く,軟性気管支鏡を用いると換気が不能になるため,主として硬性気管直達鏡を用いている。摘出後,特にピーナッツの場合には術後の管理が重要である。消化器の異物は食習慣や社会の変化とともに変化している。20年以上前は食道異物にはコインが多かったが,コインは減少傾向にあり,ボタン型の電池やプリクラなどのシール類が増えてきた。食道異物の80%が第一狭窄部に介在し,13%が第二狭窄部に異物が介在したとの報告がある。食道異物摘出術にも直達鏡や軟性内視鏡の2通りの方法がある。最近は軟性内視鏡で摘出することが多い。ただ,鋭利な異物は軟性内視鏡よりも食道直達鏡のほうがよい。異物の誤嚥や誤飲は事故であり,予防が何よりも重要である。特に保護者に対する啓蒙が重要と考える。
著者
鳥飼 宏之
出版者
日本臨床麻酔学会
雑誌
日本臨床麻酔学会誌 (ISSN:02854945)
巻号頁・発行日
vol.39, no.4, pp.460-466, 2019-07-15 (Released:2019-08-01)
参考文献数
3

手術室火災に対して病院内に消防法で設置が義務づけられているABC消火器を用いた場合,たとえ初期消火に成功したとしても,消火器から放出された微細な消火剤粉末が手術室全体に飛散し,ほとんどの医療機器が汚損する.その機器の汚損回避のためには,二酸化炭素消火器の利用が有効となるが,義務設置として導入することは難しい.ただし,消防法令に則って義務設置とされた消火設備等が適正に配置されている病院に対しては,自主設置として二酸化炭素消火器を導入することは可能である.二酸化炭素消火器を自主的に導入する場合,所轄消防に相談するとともに,使用者は消防訓練等を通してその操作法や危険性について理解することが大切となる.
著者
藤井 誠一
出版者
一般社団法人 国際P2M学会
雑誌
国際P2M学会誌 (ISSN:24320374)
巻号頁・発行日
vol.6, no.2, pp.141-151, 2012-02-25 (Released:2017-05-25)

新製品開発プロジェクトにおけるプロダクト・チャンピオンの研究は,米国,独国,韓国では進んでおり,国による比較も行われているが,日本での研究は皆無に等しい.プロダクト・チャンピオンは,プロジェクト・マネジャーと並び,新製品開発を成功に導く重要なキーマンとして取り上げられており,日本企業においてその存在を確認することは,非常に意義深いと考えられる.そこで,先行研究をレビューしてプロジェクト・マネジャーとプロダクト・チャンピオンの関係性を整理した上で,公開情報により探索的調査研究を行った.その結果,日本企業におけるプロダクト・チャンピオンの存在を確認することができたと同時に,その活動,人物像,シニアマネジメントの位置づけ,に代表されるこの分野の研究の端緒となる結果が得られた.
著者
小村 典央
出版者
大阪教育大学
雑誌
奨励研究
巻号頁・発行日
2018

連歌は、短歌を五・七・五と七・七とに分け、前の句と関連性や連想性をもたせながらも世界観を展開させるよう付句を繰り返して百句(百韻)、四十四句(世吉)などと詠みつなげる文芸である。情景や思いを乗せる言葉を自分の好きに使える短歌とは異なり、課題が設定される場所や、続けて詠んではいけない素材などといった規則(式目)が定められているため、使う言葉に制限がかかるため、語彙力が大いに試される。前に出た句をよく吟味し、先に決められた課題に向けて世界観を合わせていくように使う言葉を選ばなければならない。規則を確認し合い、規定の数まで句を詠み続ける協働作業によって、詠みつなげる楽しさの中で主体的な学びの力を育むとともに、言葉の力と豊かさやコミュニケーション力も培うことができると考え、教材開発と授業実践を試みた。授業実践では、連歌についての基本的事項の学習・鑑賞から始め、連歌会(連歌の創作)では5人1座のグループを編成して、連歌(十二調)を巻かせた。その後、巻き上げた他の座の連歌作品を相互に鑑賞・評価させるとともに、自分の座の作品や、選ばれた自分の作品についても評価させた。また、授業内容についてもふりかえらせた。授業後、生徒の作品は平野区内の連歌グループや連歌の研究者に鑑賞してもらい、コメントをいただいた。また、そのいくつかは生徒に配付した。教材開発・授業実践の成果については、「大阪市立大学教育学会」や、「附属学校園教員と大学教員との研究交流会」で報告した。また、現職教員や大学生・大学院生などを対象とした「連歌授業のための指導者講習会」を2月に開催し、連歌授業の実効性についての意見を徴した。そして、年度末には連歌授業のサブテキスト「のりおさんと連歌にチャレンジ! 」を作成・発行した。
出版者
鈴木金輔
巻号頁・発行日
1888