著者
恋川春町 著
出版者
米山堂
巻号頁・発行日
vol.下, 1927
著者
佐藤 郁 渡邉 英一 古田 均
出版者
Japan Society of Civil Engineers
雑誌
土木情報利用技術論文集 (ISSN:13491040)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.1-10, 2004-10-26 (Released:2011-12-20)
参考文献数
3

IPsec-VPNを用いたインターネットVPNの導入により、作業所間のブロードバンド接続が実現したが、海外、出向者、小規模現場、JV構成メンバーなど固定接続が困難な社員はブロードバンド化から取り残された。出向者やJV構成メンバーなどの相手先企業のネットワークや自宅やホテル、空港などインターネット接続より、ファイアウォールやNATなどの環境内でも安全に接続する手法としてSSL-VPNを導入した。また、不特定の場所から社内へ接続許可を与えるにあたり本人を特定する必要があるため、指紋を用いた生体認証とSSL-VPNを連携させる方法を開発した。初の商用サービス化を実現し、通信費だけで従来の約35%へのコストダウンを実現した。
著者
米地 文夫
出版者
学術雑誌目次速報データベース由来
雑誌
季刊地理学 = Quarterly journal of geography (ISSN:09167889)
巻号頁・発行日
vol.47, no.4, pp.267-284, 1995-12-01
参考文献数
40

明確な地名としての「東北」の初出を, 岩本 (1989など) は慶応4年7月の木戸孝允の建議書をその初現であるとし, 難波 (1993) は同年閏4月から太政官日記にみられるとしたが, 筆者は同年正月の久保田 (秋田) 藩主への内勅や, 2月の仙台藩主からの建白書に, 「東北」の語があることを見いだした。<br>岩本は「東北」を「東夷北秋」を約めたもので, 勝者が敗者に押し付けた地名とした。しかし「東夷北秋」の略は「夷秋」で, 当時は欧米を意味していた。また朝廷側が味方の秋田藩を「東北の雄鎮」と呼んだり, 奥羽側でも自らをも含めて「東北列藩」と呼んだりしており,「東北」に蔑視的な意味は無かった。この「東北」は, 東海, 東山, 北陸の三道全体, すなわち東日本の意味で, 現東北6~7県地域を指すものではなかった。明治初年のこの広義の「東北」は当時の歴史教科書にはみられるが, 地理教科書にはほとんど登場しなかった。
著者
田中 吉廣 実近 憲昭
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.40, pp.712-713, 1990-03-14

Common ESP(CESP)は、AI言語研究所で研究開発している実用的AIプログラミング言語である。この言語は、論理型とオブジェクト指向型を融合しており、汎用ワークステーション等で稼働する。1988年度は、言語の基本部分を枠組みとしたエミュレータ方式の暫定版CESPを作成した。1989年度は、この暫定版の機能拡張と操作性改善を行ない、マシン語生成方式の基本仕様版CESPを完成させようとしている。本稿では、この基本仕様版CESPの言語仕様と処理系の概要について述べる。
出版者
最高裁判所
巻号頁・発行日
vol.刑事 49(昭和26年7月上),
出版者
最高裁判所
巻号頁・発行日
vol.刑事 146(昭和38年1月-昭和38年3月),
出版者
最高裁判所
巻号頁・発行日
vol.刑事 160(昭和41年7月-昭和41年9月),
出版者
最高裁判所
巻号頁・発行日
vol.刑事 147(昭和38年4月-昭和38年7月),
著者
高原 利幸;TAKAHARA Toshiyuki 宮里 心一;MIYAZATO Shinichi
出版者
金沢工業大学
雑誌
工学教育研究;KIT progress (ISSN:13421662)
巻号頁・発行日
no.29, pp.51-57, 2021-03-10

新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、オンライン講義が導入された。オンラインでは、講義を何度も見返したり、チャット機能を用いた秘匿性の高い質問ができたりとこれまでにない魅力がある一方で、ネット環境等により画面の小さいスマートフォンで受講せざるを得ない学生や、デジタル環境で質問することが苦手な学生の存在も危惧された。そこで、本研究ではこれまで対面授業を受けたことのある2、3 年生、並びに1 年生の導入科目の5 科目について、講義終了時点でアンケート調査を行い、特に質問のしやすさについての学生意識を検討した。その結果、チャット機能はあるもののオンライン型では、講義後の簡単な質問ができなかったことがオンデマンド型に比べると問題となっていること、オンデマンド型では質問の時差性に問題があることが分かり、オンラインでの「質問のさせ方」を工夫する必要であることが浮かび上がってきた。;On-line lecture has many advantages, such as repeated learning or private question using chat function. However, they are assumed that some students must use their smart phone to attend on-line lectures due to their poor internet environment, and some are not good at making question through digital devices. In this study, we performed questionnaires against second and third grade students who have experiences to receive face-to-face lecture and first-year students. As a result, it is suggested that not a few students hesitate to make questions through digital environment. To improve or enrich the on-line lectures, we have to exercise ingenuity against "how to ask" of students.
著者
曽山 典子
出版者
天理大学人間学部総合教育研究センター教職課程
雑誌
天理大学教職教育研究 (ISSN:24346039)
巻号頁・発行日
no.3, pp.53-59, 2020-12

2020年度春期のコンピュータ入門はWebClassを使ったオンデマンド形態の授業を実施することになり,全クラスで同じ学修内容と成績価方法で行った。パソコンを使った演習でアプリケーションソフトの使い方を習得することも学修目的の1つである科目において,オンデマンド授業形態による学習方法にどのような問題があるのか,またその問題を解決する方法を探るため,オンライン授業に関する意識調査を行った。本稿ではその結果を報告する。
著者
菱田 慶文
出版者
一般社団法人 日本体育学会
雑誌
日本体育学会大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.70, pp.330_3, 2019

<p> 本研究は、ブラジリアン柔術(以下、BJJ)のグローバリゼーションの実態を解明するものである。BJJは1993年にアメリカで始まったUFCでホイス・グレーシーが活躍したことで世界中に広まるようになった。当初は世界の総合格闘家たちが競技力向上のためにBJJの技術を取り入れていたが、のちにその用途は多方面に広がっていった。例えば、UAEのアブダビ首長国では学校体育として採り入れられているし、日本でも「デカセギ」のコミュニティ形成やフィットネスとして行われている。一方、90年代にはBJJの全伯組織及び世界組織の形成が進み、それまでブラジル国内で道場毎に伝承されていたBJJは競技化によって統一されることになる。</p><p> 本研究では、リオデジャネイロにおける貧困層に普及されたスプービオ柔術、サンパウロにおける柔道家によるBJJの普及、ファベイラ(貧民窟)におけるソーシャルレスキュー(ボランティア)で運営されるBJJ道場、日本においては、日系ブラジル人コミュニティ、プロ総合格闘家の柔術普及などの実態を明らかにする。</p>
著者
伊藤 竜次 澤原 裕一 石崎 俊雄 粟井 郁雄
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.114, no.10, pp.85-90, 2014-04-17

結合共振器型WPTシステムの伝送効率、入力インピーダンス、共振器の無負荷Qなどの基本量には複数の測定法が存在する。ところが異なる方法による測定結果は往々にして異なった値をもたらす。それらの原因を究明することを通じて当システムの物理をより明確に理解するとともに、新しい展開の芽を探索する。

1 0 0 0 OA 開拓使布令録

著者
開拓使布令録編輯課 [編纂]
出版者
[開拓使]
巻号頁・発行日
vol.明治9年[上], 1880
著者
小田 桂吾 斉藤 秀之 沼宮内 華子 金森 毅繁 糸賀 美穂 田中 利和 小関 迪
出版者
JAPANESE PHYSICAL THERAPY ASSOCIATION
雑誌
日本理学療法学術大会
巻号頁・発行日
vol.2002, pp.491-491, 2003

【はじめに】格闘技は古代から世界各地に様々な民族の文化を反映し存在している。しかし1993年、アメリカでルールの制約がほとんどないUltimate Fighting Championshipが開催され、世界的に総合格闘技という概念の新たな競技が盛んになっており、日本でもPRIDE,修斗,パンクラスなどの興行が人気を集めている。今回総合格闘技の選手の障害,外傷に関する調査をしたのでここに報告する。【対象】プロの総合格闘技選手11名,平均年齢25.7±3歳,平均身長171.6±6cm,平均体重74.1±12kgで全員男性であった。【方法】個別にアンケートにてコンディション,外傷,障害に関する調査を実施した。【結果】対象者の練習頻度は週5.5回、練習時間は2.9時間であった。対象者全員が今までに何らかの外傷,障害を経験していた。複数回答による疾患部位は耳介(カリフラワー状耳),肩関節,腰部,肘関節が8件と最も多く以下、頸部,手指(7件),下腿(すね),足関節,足指(6件),膝関節,鼻,(5件)手関節(4件),顔面,股関節(3件),頭部,上腕,前腕,胸部,大腿部,ハムストリングス(2件)であった。医療機関で確定診断を受けたものについては腰椎分離症,鼻骨折(3件),頚椎捻挫,膝半月板損傷,膝靭帯損傷,肩関節脱臼,足関節捻挫,足関節骨折(2件),手関節脱臼,手関節骨折,肘靭帯損傷,頚椎ヘルニア,腰椎椎間板ヘルニア,肘関節脱臼,大腿肉離れ,足指骨折(1件)等であった。受傷後入院が必要であった選手は3名、手術を行った選手は2名であった。また受傷後の経過として疾患部位の痛みが残存,慢性化しているが59.3%、完治したのが40.7%であったが現在、医療機関でリハビリテーションを行っている選手はいなかった。【考察】総合格闘技は基本的に「目潰し」「噛みつき」「金的攻撃」が禁止され、投げ技,打撃技(パンチ,キック),関節技,締め技の全てが認められている。関節技を例にとれば選手は対戦相手の正常可動域を越えるように技を仕掛けようとする。すなわち外傷,障害を防ぐのは不可能に近い状態である。実際の試合で決まり手となるのは打撃によるKOを除くと、チョークスリーパー(裸締め),腕ひしぎ十字固め,三角締め,足首固め等が多く、疾患部位にダメージを受けやすい傾向にあると考えられる。またグランドでの攻防ではマウント,ガードポジションというポジショニングが重要になってくるが、これは頸部,腰部に対するストレスがかかると考えられる。今回の調査で選手は疾患部位のリハビリテーションをほとんど行っておらず、慢性的な痛みを抱えながら試合に臨んでいると考えられる。競技能力を高める意味でも今後選手の状態に合わせたアスレティックリハビリテーション及びトレーニングの指導が必要であると考えられる。
著者
Asakura Satoshi Hayano Taiji Hagino Atsushi Koyama Tsukasa
出版者
Taylor &amp; Francis
雑誌
Current medical research and opinion (ISSN:03007995)
巻号頁・発行日
vol.32, no.4, pp.749-757, 2016
被引用文献数
8

Objective: This randomised, double-blind placebo-controlled study compared the efficacy and tolerability of escitalopram (10 and 20mg/day) in Japanese patients with social anxiety disorder (SAD). Research design and methods: Patients aged 18-64 years with a primary diagnosis of DSM-IV-TR defined SAD, a Liebowitz Social Anxiety Scale Japanese version (LSAS-J) total score ≥60 and a Clinical Global Impression-Severity (CGI-S) score ≥4 at baseline were randomly assigned (1:1:1) to placebo, escitalopram 10mg or 20mg. The primary endpoint was change from baseline to Week 12 in the LSAS-J total score for both escitalopram 10mg and 20mg versus placebo (ANCOVA, FAS, LOCF), using a hierarchical testing procedure. Pre-specified secondary endpoints included LSAS-J sensitivity analyses. Clinical trial registration: This study has the www.japic.or.jp identifier: JapicCTI-121842. Results: For the primary efficacy endpoint, the difference from placebo in the LSAS-J was -3.9 (p=0.089) for escitalopram 10mg. Since the superiority of escitalopram 10mg over placebo was not confirmed, an analysis without multiplicity adjustment was made, which showed a difference for escitalopram 20mg versus placebo of -9.8 (p&lt;0.001). In pre-specified sensitivity analyses, the difference versus placebo was -4.9 (p=0.035) (ANCOVA, FAS, OC) and -5.0 (p=0.028) (MMRM, FAS) (escitalopram 10mg) and -10.1 (p&lt;0.001) (ANCOVA, FAS, OC) and -10.6 (p&lt;0.001) (MMRM, FAS) (escitalopram 20mg). Common adverse events (incidence ≥5% and significantly different from placebo) were somnolence, nausea and ejaculation disorder. Conclusion: Escitalopram was efficacious, safe and well tolerated by patients with SAD in Japan. Study limitations are discussed including patient characteristics.