出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.425, pp.169-173, 2004-11-01

携帯電話機を内線電話に使う「モバイル・セントレックス」。6月から携帯電話事業者各社が,相次いでサービスを発表した。今回から3号連続で,NTTドコモとKDDI,ボーダフォンのモバイル・セントレックス・サービスの特徴を詳解する。第1回は,NTTドコモの「PASSAGE DUPLE」にスポットを当てる。
著者
和泉 俊平 髙橋 さやか 大村 優太 高桑 昌幸
出版者
南江堂
巻号頁・発行日
pp.152-156, 2021-02-01

は じ め に 超高齢社会に伴い,骨粗鬆症のほか易転倒性などロコモティブシンドロームやフレイルが喫緊の問題になっている.このような現状のなか,理学療法が担う役割として,従来の治療的な取り組みだけではなく予防的な理学療法が必要である. 高齢者のロコモティブシンドロームやフレイル,円背姿勢は身体機能を低下させる.その結果,転倒リスクの増加を招き,脊椎椎体骨折など日常生活動作(ADL)障害が発生し,最終的には生活の質(QOL)の低下,健康寿命の短縮につながるとされている1).一方で体幹筋の筋力強化を図ることにより,脊柱骨盤帯が安定し,身体機能やバランス機能の改善につながるという報告があり2),高齢者が体幹筋の筋力強化を行うことは重要である.しかし,従来の体幹筋トレーニング方法では,高齢者にとって負荷が強く,また疼痛や脊椎変形によりトレーニングの実施,継続が困難となる背景がある3). われわれは,ロコモティブシンドロームに該当する高齢者5名を対象として,簡便に体幹筋力の測定が可能で,同時にトレーニングも可能な機器である体幹筋トレーニング装置(RECORE:日本シグマックス社,東京)を用いて2週間トレーニングを施行し,ロコモ度,動的バランス,Safety Walk Navi(デサントジャパン社,大阪)を用いた歩行平均加速度の変化について短期間の結果を検討し報告する.
著者
平山 哲
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.106, no.4, pp.682-689, 2017-04-10 (Released:2018-04-10)
参考文献数
12

増加する脂質異常症の診断には,血清脂質を正確に測定する臨床検査の存在が不可欠である.特に,LDL(low density lipoprotein)コレステロール測定における正確性と標準化に関する国内独自の検討もなされてきた.正確な病態評価のためには,リポ蛋白分画や脂質亜分画などの関連検査も重要になる.動脈硬化性疾患の抑制のためには,脂質に関連する臨床検査の意義と注意点を十分に理解して診療することが重要である.
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.586, pp.20-24, 2012-11-01

LTE時代からLTE-A時代にかけて、事業者の競争上のポイントの一つは、できる限りLTEのエリアを広げ、既存の3GからスムーズにLTEへと移行することだ。LTEは帯域幅を増やせば増やすほど、高いピーク速度のサービスを提供できる。さらに3Gと比べて約3倍周波数利用効率が高く、トラフィック収容の面でも効果を見込める。
著者
早崎 峯夫 勝矢 朗代 Kun-Ho SONG
出版者
公益社団法人 日本獣医師会
雑誌
日本獣医師会雑誌 (ISSN:04466454)
巻号頁・発行日
vol.61, no.7, pp.549-552, 2008-07-20 (Released:2011-06-17)
参考文献数
19

犬糸状虫抗原を用いた免疫ブロット検査により, 2000年11月から2001年8月にかけて, 山口県内で飼育されている猫315頭 (雄136頭, 雌168頭, 不明11頭) を対象に犬糸状虫の感染調査をしたところ, 19頭 (6.0%) が検査陽性と判定された. 雄 (12頭/136頭, 8.8%) は雌 (7頭/168頭, 4.2%) より陽性率が高かったが有意差は認められなかった (P=0.095). 屋内外を自由行動する猫 (11頭/199頭, 5.5%) と屋内飼育の猫 (5頭/90頭, 5.6%) との間の陽性率に有意差は認められなかった (P=0.594). 猫の年齢別では, 2歳以下 (5頭/117頭, 4.3%), 3~6歳 (6頭/86頭, 7.0%) および7歳以上 (7頭/92頭, 7.6%) の順に年齢が高くなるとともに陽性率は上昇したが有意差は認められなかった (P=0.559). 東部 (7頭/106頭, 6.6%), 中部 (6頭/123頭, 4.9%), 西部 (5頭/65頭, 7.7%) および北部 (1頭/11頭, 9.1%) の地域間の陽性率に差は認められなかった.
著者
石川県警察部 編
出版者
石川県警察部
巻号頁・発行日
vol.下巻, 1891
著者
小林 健二
出版者
法政大学能楽研究所
雑誌
能楽研究 = 能楽研究 (ISSN:03899616)
巻号頁・発行日
vol.40, pp.209-219, 2016-03-31
著者
大山 健二 富岡 幸子 高坂 知節 河本 和友 郭 安雄 沖津 卓二
出版者
Japan Audiological Society
雑誌
AUDIOLOGY JAPAN (ISSN:03038106)
巻号頁・発行日
vol.26, no.2, pp.129-132, 1983 (Released:2010-04-30)
参考文献数
7

A hundred and three ears with tinnitus were examined neurotologically and tinnitus matching tests were carefully carried out using tinnitus sythesizer (Norwest Acoustics SG-1). Then the residual inhibition (RI) was checked with one minute masking test of Vernon.RI was detected in 67% of the ears with tinnitus, and their durations were widely distributed from 3 seconds to over 2 hours, although 78% of them were within 1 minute.No correlation was observed between the “loudness of tinnitus” and the RI duration, nor between the hearing level at the tinnitus frequency and the RI duration.Mean age of the RI positive patients was 54.0 years, which was considerably higher than that of RI negative patients (47.2 years).The great majority of the RI positive patients had high frequency (>2kHz) tonal tinnitus.Further additional work seemed to be necessary to make the RI test one of the standard tests of tinnitus.
著者
小泉 洋
出版者
史学研究会 (京都大学文学部内)
雑誌
史林 (ISSN:03869369)
巻号頁・発行日
vol.73, no.3, pp.p390-420, 1990-05

個人情報保護のため削除部分あり社会大衆党は麻生久書記長ら本部主流派主導の下、しだいに国家社会主義色を強め、日中戦争が始まると、戦時体腔推進に尽力するに至った。しかし、その国家社会主義化は、党全体に一律に受容されたのではなかった。本稿は最大の地方勢力である大阪府連合会を中心に、本部方針との異同を、一九三三年の「転換期建設政策」、三四年の陸軍パンフレット評価、三六年の二・二六事件観及び人民戦線を中心に明示し、その受容が、党勢不振、有力支持労働団体の右傾化、地方議会の経験による主張の「現実化」、弾圧といった背景の下に行われた点を指摘する。さらに党の小市民的要素の拡大が、三五年以降一挙に党勢を伸張させる一要因になった反面、国家社会主義的本部方針の受容を容易にした点を、三名の小市民層党員の特徴を例に明らかにする。

1 0 0 0 ユリイカ

著者
青土社
出版者
青土社
巻号頁・発行日
vol.16(10), no.213, 1984-10