著者
池田 智昭
出版者
日経BP
雑誌
日経トップリーダー = Nikkei top leader
巻号頁・発行日
no.418, pp.3-5, 2019-07

Q.人手不足などによる人件費アップがもたらした二期連続の減益。コスト構造の見直しを迫られた池田社長はどう切り抜けたのか?A.調達先をシビアに見直して、コストを徹底カット当社は店内での打ちたて、ゆでたてにこだわったそばチェーン店「ゆで太郎」をフラ…
著者
岡崎 裕之 紫村 彰吾 宮本 樹 渡邊 樹 布田 裕一 村上 恭通
出版者
日本ソフトウェア科学会
雑誌
コンピュータ ソフトウェア (ISSN:02896540)
巻号頁・発行日
vol.37, no.1, pp.1_99-1_113, 2020-01-24 (Released:2020-02-22)

暗号技術は情報セキュリティを実現するための基盤要素である.暗号を専門とする研究者や技術者のみならずネットワークエンジニアや運用者等にとっても暗号技術に関する知識の習得は必須である.実際のシステムは,公開鍵暗号や電子署名等の複数の要素技術を組み合わせて構築する必要があるため,様々な攻撃について必要な対策を施しつつ安全性要件を満たすように実現しなければならない.しかしながら,システム構築を座学だけでは初学者に学ばせることは困難である.この課題を克服するために,報告者等は計算機援用による形式的暗号プロトコル安全性検証ツールを利用した暗号技術の基礎知識と利用方法を学習する教材を作成し,演習形式による授業を実践した.形式的暗号プロトコル安全性検証ツールの利用により,既存の教材では学習困難な実際の暗号技術の動作や攻撃を,学習者が設定した暗号システム上でシミュレーションしてインタラクティブに学ぶことが可能となった.本論文では,まず,実践した教育内容の概要とその成果を報告し,更に,現在進めている本教材を元とする CAI 教材開発方針の紹介と,その課題について報告する.
著者
藤村 彰夫 安部 正真 矢田 達 田中 智 加藤 學 はやぶさ試料初期 分析チーム
出版者
一般社団法人日本地球化学会
雑誌
日本地球化学会年会要旨集
巻号頁・発行日
vol.56, pp.74, 2009

宇宙航空研究開発機構に設置された惑星物質試料受け入れ設備(キュレーション設備)は今後の種々のサンプルリターンに対応したものであるが、直近の2010年6月の小惑星探査機「はやぶさ」によるサンプルリターンに備え、設備の機能性能を確認する試験運用を実施した。今回の試験運用で、はやぶさ試料の受け入れ、試料カプセルの開封、試料の取り出しと保管、秤量や分配の手順確認ができた。現時点でクリーンチャンバー内では取り扱うことができない微小なサイズの試料についてのハンドリングを可能にする対応についても今後検討すると共に、直近に迫っている「はやぶさ」試料帰還に備えて、リハーサル運用を実施する予定である。
著者
吉田 恵美子 村田 実 水谷 仁 清水 正之
出版者
公益社団法人 日本皮膚科学会
雑誌
日本皮膚科学会雑誌 (ISSN:0021499X)
巻号頁・発行日
vol.104, no.5, 1994

20歳女性の下腿にみられたM.chelonae subsp. abscessusによる難治性潰瘍を報告した.水族館勤務中にカワウソにより左下腿に咬傷をうけ消毒,抗生剤内服による治療をうけるが歯痕より皮疹は拡大し難治性潰瘍を形成.免疫不全,ステロイド投与などの既往はない.抗酸菌培養にてM. chelonae subsp.abscessus検出.抗結核剤,ミノサイクリンによる感受性検査では耐性を示したがミノサイクリン投与により潰瘍は著明に縮小し上皮化した.M. chelonae感染症は比較的希な疾患であるが,難治性外傷性潰瘍を見た場合考慮すべきものと考えられた.
著者
江間 三恵子
出版者
日本食生活学会
雑誌
日本食生活学会誌 = Journal for the integrated study of dietary habits (ISSN:13469770)
巻号頁・発行日
vol.23, no.4, pp.247-258, 2013-03-30
参考文献数
41
被引用文献数
3

&nbsp;&nbsp;In this paper, the beast, chicken and egg types as food during the Edo period were evaluated. Our results are summarized as follows:<BR>1) The habit was used to eat salted whale meat in the juice from December in Edo period.<BR>2) Deer meat and seal meat were made dry and were salted foods.<BR>3) The meats of whales and birds were salted foods, and were kept in one year. And then they were used as special event foods.<BR>4) The meat ball and soup were used with rice and vegetables, and used as a side dish.<BR>5) Wild boar meat and deer meat were cooked in their juice in a pot in winter time as &ldquo;Botan Nabe&rdquo; (boiled boar food) and &ldquo;Momizi Nabe&rdquo; (boiled deer meat food) .<BR>6) As for eating roasted meat, a person in Edo period ate dog, rabbit, otter, deer, etc. They also ate boiled swan and crane chicken.<BR>7) &ldquo;Senba cooking&rdquo; (fisherman cooked food) and roast bird were also ate by the general population.<BR>8) Eggs were used rice, called rice gruel, the porridge of rice and vegetables etc. It was used for dishes with juices, cooked food and steamed and broiled foods.
著者
齋藤 庸裕
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネスassocie (ISSN:13472844)
巻号頁・発行日
vol.9, no.21, pp.4-6, 2010-12-21

心に秘めたるものがある。プロ野球パ・リーグのクライマックスシリーズで西武、ソフトバンクを下し、日本シリーズでは落合博満率いる中日を打倒。千葉ロッテマリーンズ監督、西村徳文はプロ野球史上初となる、リーグ3位からの"下克上日本一"を完成させた。 勝ちにとことんこだわった。「試合をやるからには負けたくない」。
著者
宮本 英揮 長 裕幸 伊藤 祐二 筑紫 二郎 江口 壽彦
出版者
日本生物環境工学会
雑誌
植物環境工学 (ISSN:18802028)
巻号頁・発行日
vol.21, no.2, pp.86-91, 2009-06-01 (Released:2009-09-04)
参考文献数
14
被引用文献数
5 2

本研究では,静電容量式水分センサー・EC-5 (Decagon Devices 社)の出力電圧(V ) に及ぼす間隙水の電気伝導度(σw)の影響を実験的に評価し,任意のσw に対応し得るセンサーの校正方法を検討した.EC-5 は,従来の5 MHz 型静電容量式水分センサーに比べ,σwの影響を受けにくいセンサーである.とりわけ,θ ≤ 0.15 m3 m-3の低水分域では,σwの大小によらず,メーカーが推奨する校正式に基づき,V 値から体積含水率(θ) を決定可能である.しかし,0.15 m3 m-3を超える水分域では,同一のθを持つ土壌であっても,測定されるV 値はσwによって大きく異なるため,V 値からθを適切に評価するためには,σwに関する校正式の修正が必要であることが明らかになった.本研究では,σwの影響を考慮したセンサーの校正方法として3点校正法を提案した.同法を適用するには,σwが既知であることが前提となる.そのため,σwが大きく動的に変化する環境下では,EC-5の単独利用で高精度の水分計測を実施できないものの,σwの変化量が小さい場合に限れば,同法で算出した校正式に基づき適切に水分計測を実施可能である.飽和水分条件におけるV 値のみから,様々なσwの土壌の校正式を即座に得られる3点校正法は,θの異なる土壌に対して実施する従来の校正に比べ,はるかに簡便であると考える.本研究では,数ある土壌および静電容量式水分センサーの中の一条件における検討である.よって,今後は,他の土壌やセンサーについても3点校正法の有効性を検討するとともに,σwの動的環境下における高精度水分計測法の確立を試みる予定である.
著者
永見 智行 小宮山 悟 彼末 一之 諸星 潤 大室 康平 茶川 剛史 勝亦 陽一 氏原 洋輔 子安 大士 前川 仁
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
ジョイント・シンポジウム講演論文集:スポーツ工学シンポジウム:シンポジウム:ヒューマン・ダイナミックス
巻号頁・発行日
vol.2008, pp.108-111, 2008
被引用文献数
1 1

The authors have recently developed a system for analyzing the spin on a baseball (Koseki et al., 2007). In the present study we analyzed the spin pitched by a professional pitcher. He pitched eight different pitches, each twice, from official pitching mound. The image of ball in the period from just before to 500 ms after the ball release was taken with a high speed video camera at 1000 fps. English alphabets E, M, A, and I were marked on the ball for image processing. Feature points from the image stream were assembled into a set of linear equations that represents orientation change between consecutive two frames by rotation matrix R, and the direction of spin axis and spin rate were obtained. Both values varied considerably depending on pitches. The recording of spin was suggested to be valuable for training if the data could be combined with those of motion analysis.