著者
小川 竹一
出版者
早稲田大学法学会
雑誌
早稲田法学会誌 (ISSN:05111951)
巻号頁・発行日
no.37, pp.p1-27, 1987
著者
八幡 ゆかり
出版者
鳴門教育大学
雑誌
鳴門教育大学研究紀要 (ISSN:18807194)
巻号頁・発行日
vol.28, pp.39-48, 2013-03-15

Activities to promote independent are areas important for disabilities. But, it is one of the practice subjects of schools for special needs education. Then, the history of activities to promote independent was analyzed and it decided to clarify the factor from which the subject arose. And it decided to examine the contemporary meaning of activities to promote independent. The history of activities to promote independent was divided roughly into the name change to activities to promote independent "care and therapeutic training" foundation front and after foundation. As a result of analyzing disabilities, the educational purpose, and an independence view about those time, it turns out that this area was set up for the severely and multiply for disabilities. Moreover, although paying one's attention not only to disabilities but to complete development was emphasized. But, since the practice which focused on the disability continued, it was thought that practical use of the individualized education program of activities to promote independent had been a subject. And "the special curriculum" was able to practice activities to promote independent in special classes after "care and therapeutic training" foundation. But, since these things were not established, activities to promote independent did not practice in special classes etc. From now on, it will be necessary to practice activities to promote independent with careful attention to the independence view and disabilities view which were raised through history.
著者
山田 陽子
出版者
広島国際学院大学現代社会学部
雑誌
現代社会学 (ISSN:13453289)
巻号頁・発行日
no.11, pp.3-14, 2010

本稿の目的は、ソーシャルネットワーキングを介した時間管理術の自主的勉強会における参与観察や参加者へのインタビュー調査をもとに、昨今の「自己啓発」の内実について明らかにすることである。調査の実施期間は2008年6月から2009年3月、インタビュー対象は大手企業勤務のシステムエンジニアやIT系の起業家である。近年、ビジネスマンの自己啓発や仕事の効率性・生産性の向上を目的とした諸々のテクニックの集積体は「時間管理術」や「ライフハック」といった名称で呼ばれることが多い。本稿では、時間管理術やライフハックとは何なのか、人々は時間管理術やライフハックに何を求め、どのような点に魅力を感じているのか、その社会的機能とはどんなものか、時間管理術やライフハックという知が人々をどのように結び付けているのか、時間管理術やライフハックという知が出てきた社会的背景はどのようなものか、時間管理術やライフハックと現代人の自己がどのように関連しているのか等について知識社会学の観点から明らかにする。In this paper, from a viewpoint of sociology of knowledge, I survey the aspects of worker's self-enlightenment today based on the qualitative research concerning the social networks of time management and life-hacks. Methods of self-enlightenment or of working with great efficiency for businessperson frequently are called "life-hacks". In this paper,I interviewed two systems engineers worked in world-wide electronic company and an entrepreneur. In this paper, the following the points at issue are examined."What is the life-hacks?,". "What are social functions of life-hacks?", "What are social backgrounds of life-hacks?", "How does the life-hacks connect people?" and so on.
著者
角田 清美
出版者
駒澤大学
雑誌
駒澤地理 (ISSN:0454241X)
巻号頁・発行日
vol.16, pp.15-41, 1980-03

武蔵野台地西端部の地形は上位から三ツ原面・藤橋面・原今井面・新町面・青梅面・竹ノ屋面・天ケ瀬面・千ケ瀬面・林泉寺面・郷土博物館面に区分され,また霞川低地に沿っては沖積低地が分布している。三ツ原面・藤橋面・原今井面は南関東の下末吉面・小原台面・三崎面にそれぞれ対比され,新町面は立川面に,青梅面は青柳面に,竹ノ屋面は拝島面にそれぞれ相当する。青梅面より上位の段丘は層厚20m以上の厚い段丘礫層からなり,関東ローム層におおわれている。竹ノ屋面より下位の段丘は多摩川に沿って分布し,規模は小さく,また段丘礫層も薄い。調査地域の地下水は霞川低地を涵養源とし,そこから南東方向へ流下し,大塚山から三ツ原へのびる地形の分水嶺を越えて流れている。地表から地下水面までの深度は三ツ原地区や青梅線に沿う地区で深く,霞川低地帯や千ケ瀬面で浅くなっている。地下水面の季節的変化についてみると,台地上では4月の測水時に最も深く,10月に浅くなっている。このような変化は降水量の年変化とほぼ一致している。霞川低地帯や千ケ瀬面では,滞水層の透水性がいいために地下水位の季節的変化は小さく,むしろ降水に伴う短期間の変動が大きい。地下水温にほぼ一致すると考えられる井水温は,関東ローム層におおわれた洪積台地と霞川低地・千ケ瀬面とでは異なっている。洪積台地での井水温は15℃前後となっており,年間を通じて変化が小さく,特に新町面・青梅面での年変化は約1℃以下である。これに比べて千ケ瀬面では12℃から18℃まで,霞川低地帯では10℃から19℃近くまで変化し,季節的変化が大きい。井水面水温と井底面水温とでは,一般に井水面水温の方が高いが,場所によっては4月に井底面水温がわずかに高くなっているところもある。これは気温の影響によるもので,関東地方ではおよそ14〜15℃とされている地中温度よりも気温が低くなり,そのために大気と接する井水面水温が下るためである。井水面水温に比べて井底面水温は気温の影響を受けにくいため季節的変化が小さいが,井戸の総深や湛水深との関係はほとんどないようである。調査地域西端付近の勝沼3丁目・南部氏宅で,1976年3月18日から1977年1月24日までの313日間にわたり,水位・井水面および井底面の水温の測水を行なった。その結果によると,水位の変化は主として数日間における降水量に大きく支配され,1回の降水量が20mm以下の場合には相関関係は認められないが,降水量が20mm以上になると,およそ降水量10mmに対して20cmの割合で水位は上昇している。井水温は井水面で15.5〜16.8℃,井底面で15.5〜16.0℃を示し,調査期間中に大きな変化は認められなかった。この報文を作成するにあたり,調査の機会を与えられた青梅市自然環境調査団(団長・米光秀雄氏),観測器具の使用を快く許可され,また御指導していただいた駒沢大学地理学教室・長沼信夫教授,気象観測資料を提供された東京都水道局水源林事務所,そして約300日間にわたる測水を快く許可された南部昇氏,以上の方々に末筆ながら厚くお礼申し上げます。なお,南部氏宅における日々の測水は,主として妻・達子が行なった。この報文を,故多田文男先生の御霊前に捧げます。
著者
水間 毅
出版者
公益社団法人 計測自動制御学会
雑誌
計測と制御 (ISSN:04534662)
巻号頁・発行日
vol.56, no.2, pp.93-98, 2017-02-10 (Released:2017-02-21)
参考文献数
9
著者
三原 茂 高場 麻理
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.59, no.9, pp.431-437, 2009
参考文献数
3

読み書き同様,いまや一般的な行動様式の地位を獲得しつつある検索。その用途はインターネットサーチからEコマース,企業内検索まで多岐に亘り,求められる要件も本来様々である。一方,キーワードに依存した結果一覧を検索とするステレオタイプ視されている現実もある。エンタープライズサーチをインフォメーション・アクセスと位置付けるFASTは,従来のステレオタイプ検索から解放されることで,検索が本来の機能を発揮し,「人・物・情報」間をつなぐ基盤として幅広く応用されている多様な実例を紹介する。同時に,エンタープライズサーチが収益向上,業務効率の改善に貢献するためのポイントを解説する。
著者
佐野 勝大
出版者
紙パルプ技術協会
雑誌
紙パ技協誌 (ISSN:0022815X)
巻号頁・発行日
vol.54, no.3, pp.319-322, 2000-03-01

近年, ITの進化は目を見張るものがあり, もはや企業の業務の根幹となりつつあり, 製造業においてもその例外ではない。<BR>従来, 日本の製造業では, 優秀な従業員の経験と技術, 勘に支えられ, 飛躍的な発展を遂げてきたが, 少品種大量生産の時代が終焉を迎え, 慢性的な景気の低迷に加えて消費者のニーズが多様化してきた今, マーケットに即した製品, サービスをいかにリアルタイムに送り出せるかがキーになってきたといえる。そのためには, 今後の製造業は永遠の命題である生産効率, 品質の向上, コスト削減というテーマを, 従来の人, もの中心からIT技術を有効に活用した業務の改革が急務であり, 今後グローバル化の中で主流となるサプライチェインを含めたヴァーチャル生産体制を完成させることが生き残りの鍵といえる。<BR>当論文では, このような環境の中, IT技術がどのように製造業にとって適用されるべきかを, マイクロソフトが展開するWindows DNA for Manufacturingを中心に解説する。
著者
鹿角 契
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.54, no.12, pp.1140-1144, 2018 (Released:2018-12-01)
参考文献数
13

グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)は、日本政府、日本の製薬企業、ビル&メリンダ・ゲイツ財団等の共同出資によって設立された、グローバルヘルスR&Dに特化した日本発の非営利・国際機関であり、途上国で蔓延する感染症に対する治療薬、ワクチン、診断薬の研究開発を支援している。これまでに74件のプロジェクトに対して総額約132億円の投資を行い、8件が既に臨床試験段階に入っている。今後日本が感染症に対抗すべく創薬開発をさらに推進し、保健医療の面から国際的貢献を果たしていく役割は極めて大きい。
著者
赤松 良久
出版者
東京工業大学
巻号頁・発行日
2003

博士論文
出版者
RIKKYO UNIVERSITY (立教大学)
巻号頁・発行日
2018

元資料の権利情報 : CC BY-NC-ND
出版者
RIKKYO UNIVERSITY (立教大学)
巻号頁・発行日
2018

元資料の権利情報 : CC BY-NC-ND
出版者
RIKKYO UNIVERSITY (立教大学)
巻号頁・発行日
2018

元資料の権利情報 : CC BY-NC-ND
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1629, pp.46-49, 2012-02-20

高層のオフィスビルが並び立つ品川シーサイド駅。平日の朝夕は出勤するビジネスパーソンで賑わう駅だが、休日は打って変わって閑散とした雰囲気が漂う。 だが、年末の気忙しさが漂い始めた昨年12月3日の土曜日だけは様相が違った。徐々に日が暮れていく中、駅に降り立つ人が少しずつ増えていく。