著者
コール オット
出版者
天文同好會
雑誌
天界 = The heavens
巻号頁・発行日
vol.10, no.107, pp.113-116, 1930-01-25
著者
北川 秀夫 大野 貴 三好 孝典 寺嶋 一彦
出版者
一般社団法人 日本ロボット学会
雑誌
日本ロボット学会誌 (ISSN:02891824)
巻号頁・発行日
vol.27, no.3, pp.343-349, 2009 (Released:2011-11-15)
参考文献数
14
被引用文献数
2 2

Holonomic omnidirectional mobile robot is useful with its high mobility in narrow or crowded place, and omnidirectional robot equipped with normal tires is desired for difference excess, vibration suppression and riding comfort. Caster-drive mechanism using normal tire has been developed to realize a holonomic omnidiredctional robot, however, there remains some problems. This paper presents effective systems to control the caster-drive wheels of omnidirectional mobile robot. Two kinds of Differential-Drive Steering System (DDSS) are proposed to improve the operation ratio of motors. One is using bevel pair gear and the other is using planetary gear to generate driving and steering torque effectively from two motors. Simulation results show the proposed system is effective for holonomic omnidirectional mobile robots.
著者
国史学会 編
出版者
国史学会
巻号頁・発行日
vol.第1輯, 1935
著者
小陳 左和子 矢野 恵子
出版者
国公私立大学図書館協力委員会
雑誌
大学図書館研究 (ISSN:03860507)
巻号頁・発行日
vol.109, 2018

著者が出版料を支払うことによって学術論文を出版と同時にオープンアクセスにする方式は,今やジャーナル出版社のビジネスモデルの一つとして拡大している。本稿ではまず,著者支払型のゴールド・オープンアクセスを巡る状況を概観した上で,現在欧米の大学が,従来型の電子ジャーナル購読と著者支払型のオープンアクセスについてどのように整理し対応しているのかを解説する。次に,日本の大学図書館コンソーシアム連合(JUSTICE)における,国内研究者の論文公表実態調査を中心とした取り組みについて報告し,最後に今後の展望に関しても言及する。
著者
尾城 孝一 市古 みどり
出版者
国公私立大学図書館協力委員会
雑誌
大学図書館研究 (ISSN:03860507)
巻号頁・発行日
vol.109, 2018

オープンアクセスとは査読済みの学術論文に対する障壁なきアクセスを意味する。1990年代初頭から始まった多くの運動の結果,OAは着実に進展してきた。本稿では,はじめにOAの定義,背景,小史を振り返り,次いで,近年の大規模なデータを使った調査に基づき,OAの進捗度と影響度を概観する。さらに,OAに関する最近の特筆すべき動向を踏まえつつ,今後の更なるOA推進のために,大学図書館が取り組むべきことを指摘し,最後に「OAの先にある」大学図書館の新たな使命について論じる。
著者
野村 恭彦 片山 貴嗣 斉藤研一郎 岡田 謙一
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌データベース(TOD) (ISSN:18827799)
巻号頁・発行日
vol.46, no.8, pp.72-81, 2005-06-15
参考文献数
28
被引用文献数
1

知識の共有・活用は企業の重要課題となっており,そのための情報の蓄積・検索のメカニズムや,掲示板を活用したQ&A メカニズムが提案されてきた.しかし,多くのナレッジ・マネジメントの実践を通して,知識を必要とする人と,その知識を持つ人の間の相互理解や信頼関係がなければ,知識がうまく流れないことが明らかになってきた.本論文では,今は知らない相手でも,出会ったときに「持ちつ持たれつ」あるいは「尊敬しあえる関係」になれる人同士の関係を「潜在ソシアルネットワーク」と呼び,その探索手法の提案を行う.提案手法は,各ユーザの回答可能な知識領域と,各ユーザの持つ知識ニーズを管理し,状況に応じて互恵関係を検索・提示する.プロトタイプを構築し,「私はあなたを助けられるし,あなたは私を助けられる」という関係を提示することが,パブリックに質問を投げて回答を期待する手法に比べ,回答獲得可能性が高く,質問に回答する人の多様性が増すことを示す.Sharing and utilization of knowledge is an important issue among companies. Mechanisms of information retrieval and Q&A by utilizing bulletin board were proposed for such issue. However, it was discovered through number of knowledge management practices, that successful flow of knowledge is difficult if there are no mutual understanding and relationship of trust between those who need the knowledge and those who have such knowledge. In this report, we call "potential social network" which describes the situation where strangers meet each other for the first time and can have relationship of "give and take" or "mutual trust" and will propose its method to search. This method is to manage each user's possible response of knowledge domain and their knowledge needs and search reciprocal relationship according to the condition. Compared to the method that questions the public and wait for their answers, the method that creates prototype and presents the relationship of "I can help you and you can help me," will i crease the possibility of obtaining the response as well as the diversity of the respondents.
著者
中川 将嘉 米盛 弘信
出版者
The Japan Society of Applied Electromagnetics and Mechanics
雑誌
日本AEM学会誌 (ISSN:09194452)
巻号頁・発行日
vol.26, no.1, pp.89-94, 2018 (Released:2018-05-30)
参考文献数
7

This paper describes the effect of power supply noise on the acoustic noise and pan vibration when making use of the IH (Induction Heating) cooker. Recently, due to the spread of power electronics device, noise superimposed on the AC power supply is a problem. It has been reported that the acoustic noise provides discomfort feeling when using the IH cooker. Other studies have concluded that the vibration of a pan due to the induction heating is the noise source. So, we started our study on the noise from a pan when making use the IH cooker. Furthermore, we clarify the influence of power source noise on the acoustic noise and pan’s vibration. We made an experiment to clarify this influence. As a result, we clarified that power source noise has influenced acoustic noise and pan’s vibration.
著者
倉恒 弘彦
出版者
医学書院
雑誌
公衆衛生 (ISSN:03685187)
巻号頁・発行日
vol.77, no.8, pp.666-670, 2013-08-15

疲労感,倦怠感とは 疲労感や倦怠感は,人間にとって痛みや発熱などと同じように体の異常や変調を自覚するための重要なアラーム信号の1つであり,健康な人でも,激しい運動や長時間の労作を行った場合,また過度のストレス状況に置かれた場合などに,「だるい」,「しんどい」という感覚でそれを自覚し,体を休めるきっかけとなっている. 激しい運動や長時間の作業をしていると,体の細胞レベルではたんぱく質や遺伝子に傷が増えてくる.限界以上に増えると細胞は破壊されるので,傷を修復する必要がある.しかし,活動を続けたままでは細胞内のエネルギーをタンパク質や遺伝子の修復をするために利用できない.そこで,ヒトは疲労感の助けによって休息を取り,体を元の健康な状態に戻しているのである.
著者
竹山 康宏
出版者
紙パルプ技術協会
雑誌
紙パ技協誌 (ISSN:0022815X)
巻号頁・発行日
vol.70, no.5, pp.502-504, 2016

イタリアの家庭紙加工機メーカーのFUTURA社(イタリア)は,2002年の創業以来,多数の独自技術を盛り込んだワインダーを世界各国の家庭紙製造企業に納入している。本年6月にイタリアのルッカで開催されたイベント「iT's tissue」では,これまでの技術を更に進化させ「アンドロメダコンセプト」と銘打った最新技術が紹介された。<br>コンセプトは自動化と効率化,製品の高品質化に観点が置かれている。ジャンボロールのハンドリングから始まり,エンボッサー,リワインダー,トリムカッターからログソーに至るまで,作業員の介在を極力少なくしている。<br>また革新的なレイアウトにより省スペース化も同時に実現した。新型ワインダーでは巻き始めと巻き終わりまでエンボスを潰さず均一な巻き取りが可能。これらの優れた技術は今後国内の家庭紙製造に大きく貢献できると考える。
著者
高橋 優佳
出版者
筑波大学比較・理論文学会
雑誌
文学研究論集 = Tsukuba Studies in Literature (ISSN:09158944)
巻号頁・発行日
vol.36, pp.37-52, 2018-03-30

本論文では、J・K・ローリング(1965-)の『ハリー・ポッターシリーズ(1997-2007)の主人公ハリー・ポッターと、小野不由美(1960-)の『十二国記』シリーズ(1991-)の主要人物である泰麒(高里要)について比較しながら共通点と差異を見出していく。ハリーと泰麒には、身体的特徴や背負う宿命に類似点が見受けられるが、現段階で『ハリー・ポッター』シリーズと『十二国記』シリーズの類似性に関して論じている先行研究が非常に少ない。その理由として、2人の主人公の描写に、様々な共通点をも覆すような決定的な差異が存在することが考えられる。本論文における考察は、間作品が影響を受けている、C・S・ルイスの『ナルニア国物語』などの古典作品について、イギリスと日本の作家がそれぞれの地域や文化の中でどのようにして受容し変容させていったか、ということについて考察するための具体例を提供することにもつながるだろう。
著者
山原 一輝 今野 晃市 千葉 史 佐藤 真麻
出版者
編集:日本情報考古学会 発売:勉誠出版
雑誌
情報考古学 (ISSN:13424084)
巻号頁・発行日
vol.17, no.1-2, pp.23-31, 2012-01-01

石器の接合資料は、旧石器時代と縄文時代の人々の生活を調査するための重要な資料である。石器は、石核と呼ばれる原石から剥片と呼ばれるパーツを剥離させ、その後道具として使用するために、剥片を整形したツールである。石器を作成する過程で排出される剥片を接合し、石器の加工工程を再現することで、石器製作者の製作意図や行動、技術力、生活範囲などさまざまな情報を得ることができる。石器の加工工程を再現するためには、同一の石核から製作された石器同士を接合し、隣接する石器の位置や姿勢を復元する必要がある。しかし、石器の接合資料の作成は手作業で行われているため、作業には多くの時間と労力がかかる。また、作業には石器が破損するリスクを伴うため、作業者の負担も大きい。そこで本論文では、計測点群から生成したポリゴンモデルを利用して、接合資料作成のための石器剥離面に基づく隣接関係検出法について提案する。本手法は、剥離面は滑らかな形状であり、剥離面同士の境界は、稜線を構成していることに着目して、曲率に基づいて稜線を抽出する。次に、抽出された稜線で閉領域を構成し、剥離面を抽出する。最後に、同一の母岩に属している各石器の剥離面同土でペアを作成し、ペアに含まれるポリゴンが幾何学的に一致するかどうかを評価する。その結果、石器間の隣接関係を検出することが可能となる。
雑誌
史論
巻号頁・発行日
vol.21, pp.1-9, 1970
著者
狩谷 新
雑誌
大分県立芸術文化短期大学研究紀要 (ISSN:13466437)
巻号頁・発行日
vol.53, pp.144-120, 2016-03-16