著者
松島 和男 廣瀬 敏也 関根 道昭 谷口 哲夫
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集C編 (ISSN:03875016)
巻号頁・発行日
vol.75, no.751, pp.535-537, 2009
参考文献数
1

It is mandatory to apply a pressure relief device (PRD) on the Fuel cell vehicles to avoid explosion of high pressure hydrogen gas container when a vehicle explore to be on fire. Several hydrogen release tests were carried out to understand how the released hydrogen behaves in a vehicle fire. These tests are to analyze the release way of PRD as below. 1) The range of flame, flame temperature and the time of release when PRD effused hydrogen gas in upward direction, in downward direction, and in horizontal direction respectively. 2) The diffusion way of released hydrogen gas. 3) The effect of diffusion box which was assumed to decrease the hydrogen concentration and flow rate. The results showed that it should be avoided to release directly hydrogen gas into the air in the horizontal direction
著者
国周
出版者
万屋孫兵衛
雑誌
錦絵
巻号頁・発行日
1868
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.245, pp.46-48, 1999-12-10

事故の概要:98年11月27日,神戸市営地下鉄海岸線の地下車庫の建設現場で,天井部分のコンクリートを打設中に,型枠支保工が突然崩壊した。作業員14人が打設途中のコンクリートもろとも地下に墜落し,重軽傷を負った。
著者
田家 哲彦 前山 巌 山崎 堯二 大森 俊一
出版者
West-Japanese Society of Orthopedics & Traumatology
雑誌
整形外科と災害外科 (ISSN:00371033)
巻号頁・発行日
vol.25, no.1, pp.43-46, 1976-06-10 (Released:2010-02-25)
参考文献数
9

Three femoral heads with non-traumatic aseptic necrosis were excised surgically, and then investigated histologically.Case 1: 57 year-old female with aseptic necrosis of femoral head associated with osteoarthritic features.Case 2: 47 year-old female, after steroid therapy for sarcoidosisCase 3: 34 year-old male, following steroid therapy for systemic lupus erythematosus.There were no specific histological findings in three cases, which are related to the original disease.

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著者
丹波康頼撰 槇佐知子全訳精解
出版者
筑摩書房
巻号頁・発行日
1993
著者
灘野 宏正 中迫 正一 河野 正来 南 一郎 山口 博幸
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 C編 (ISSN:03875024)
巻号頁・発行日
vol.70, no.690, pp.554-559, 2004

To clarify the wear resistance and seizure resistance of the vegetable oils with anti-wear additives of Dibenzyl-Disulfide (DBDS) and Phosphonic Acid-Dibutyl (DBPo), the four-ball tests were carried out under dip-feed lubrication using Soda-type four-ball machine. The width of the wear scar on the stationary balls lubricated with the vegetable oils containing DBPo additive was smaller than that without the additive, and was smaller than that containing DBDS additive. The seizure resistance of the vegetable oils with DBDS additive increased in following order : Turbine oil<Rapeseed oil<Soybean oil<Corn oil. On the other hand, the seizure resistance of the vegetable oils with DBPo additive increased in the following order : Turbine oil<Soybean oil<Corn oil<Rapeseed oil. The DBPo additive showed significant improvements in seizure resistance compared with DBDS additive.
著者
灘野 宏正 中迫 正一 河野 正来 南 一郎 山口 博幸
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 C編 (ISSN:03875024)
巻号頁・発行日
vol.70, no.690, pp.554-559, 2004-02-25 (Released:2011-03-04)
参考文献数
7

To clarify the wear resistance and seizure resistance of the vegetable oils with anti-wear additives of Dibenzyl-Disulfide (DBDS) and Phosphonic Acid-Dibutyl (DBPo), the four-ball tests were carried out under dip-feed lubrication using Soda-type four-ball machine. The width of the wear scar on the stationary balls lubricated with the vegetable oils containing DBPo additive was smaller than that without the additive, and was smaller than that containing DBDS additive. The seizure resistance of the vegetable oils with DBDS additive increased in following order : Turbine oil<Rapeseed oil<Soybean oil<Corn oil. On the other hand, the seizure resistance of the vegetable oils with DBPo additive increased in the following order : Turbine oil<Soybean oil<Corn oil<Rapeseed oil. The DBPo additive showed significant improvements in seizure resistance compared with DBDS additive.
著者
嶋澤 雅光 井口 勇太 伊藤 保志 原 英彰
出版者
公益社団法人 日本薬理学会
雑誌
日本薬理学雑誌 (ISSN:00155691)
巻号頁・発行日
vol.129, no.6, pp.445-450, 2007 (Released:2007-06-14)
参考文献数
15

現在の主要な失明原因には,緑内障,糖尿病網膜症,加齢黄斑変性症および網膜色素変性症などがある.これらの失明性眼疾患の多くは網膜細胞の変性に起因することから,網膜細胞の変性の原因を調べ,その機序を解明することは,病気の原因を解明し治療法を確立するうえで必須要件である.これまで,これらの病態モデル動物の作製にはラット,ウサギ,サルなどの大動物が多く用いられてきた.一方,マウスを用いた病態モデルの作製については,眼球自体が小さいため手技が難しいことにより今までほとんど検討されてこなかった.しかし,マウスは多くの遺伝子改変動物を利用できることから病態解明には最も有用な動物種である.本稿ではマウスを用いた網膜障害モデルの作製法ならびにその評価法について紹介する.
著者
嶋澤 雅光 原 英彰
出版者
公益社団法人 日本薬理学会
雑誌
日本薬理学雑誌 (ISSN:00155691)
巻号頁・発行日
vol.152, no.3, pp.139-146, 2018 (Released:2018-09-06)
参考文献数
28

緑内障,糖尿病網膜症,加齢黄斑変性及び網膜色素変性症などの網膜疾患は主要な失明原因である.しかし,これらの病態の発症及び進展機構は十分解明されておらず,新規な治療薬の開発が望まれている.これまで,これらの網膜疾患の病態解明ならびに新規治療薬の開発のために,マウス及びラットを中心とした齧歯類を用いた多くの実験動物モデルが確立され,使用されてきた.しかし,齧歯類には視覚にとって最も重要な黄斑が存在しないなど網膜・視神経の組織構造がヒトと大きく異なっている.したがって,網膜疾患の病態形成機構がヒトと齧歯類では異なっている可能性が懸念され,さらに齧歯類における薬理効果をそのままヒトに外挿することは難しい.また,近年の医薬品の多くは抗体医薬を含めたバイオ医薬品に占められているが,特に抗ヒト抗体は齧歯類との交差性の問題などから薬効を齧歯類で評価すること自体ができない場合が多い.一方,非ヒト霊長類はヒトと同様に黄斑を有しており,網膜・視神経は解剖学的にヒトに類似している.したがって,アカゲザルやカニクイザルなどが網膜疾患の実験動物モデルとして広く使用されている.本稿では,非ヒト霊長類を用いた網膜疾患モデルの確立及びそれらを用いた創薬アプローチについて,著者らの最新の研究成果を中心に概説する.
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.291, pp.74-75, 2001-11-09

神戸市は2001年7月に開業した地下鉄海岸線で,地下水対策を実施した。開削工事で地下水脈が分断されないように,土留め壁にあらかじめ水を通す仕組みを取り入れた。 近くを走る地下鉄山手線の建設時の教訓を生かした。山手線の建設の際に近隣のビルの地下室が漏水するなどの被害が出た。そのため,両側の土留め壁に挿し込んだパイプで水を集め,通水管でつなぐ対策を実施した。

1 0 0 0 OA 柯則要摘 4巻

出版者
巻号頁・発行日
vol.[4],
著者
田中 智大 丸谷 靖幸 田上 雅治 綿貫 翔 池内 寛明
出版者
水文・水資源学会
雑誌
研究発表会要旨集
巻号頁・発行日
vol.30, 2017

水文水資源学若手会(以下若手会)は,主に水文・水資源学会に所属する博士課程学生・20代から30代の若手研究者を中心に構成されている研究グループである.本若手会は2009年から活動を開始しており,多分野との交流および研究面での意見交換や共同研究の議論を積極的に進めている.この活動で得られた研究者間のつながりや自身の研究に対するフィードバックは大きく,水文・水資源研究に関わる現在未参加,未加入の研究者がより魅力を感じられるように本活動を展開することが重要であると考えている.一方で,このような活動を続ける中で,水文・水資源研究をキーワードにして多分野の研究者が集まることに対し,どの程度の関心が寄せられ,どれほどの展開を見込むことができるかを知りたいという想いもあった.若手研究者による多分野交流や研究者間ネットワークの構築を基本的な活動としたうえで,その活動の根本にある本学会・学会誌の意義について現状の認識を調査することは,今後も本学会に携わっていく若手研究者として重要な活動ではないかと考える.これらの背景を踏まえ,本グループ活動では,水文・水資源研究をキーワードにした異分野交流やネットワーク構築を目指し,若手研究者が自由に議論する機会を設けること,およびアンケート調査を通して若手会の基礎である本学会・学会誌の現状を把握することを目的とする.以上の目的を踏まえ,2016年度は,1)総会・研究発表会前に研究アプローチに着目した討論会を開催するとともに,福島県の猪苗代湖に端を発する安積疏水関連施設の現場見学会を実施した.さらに, 2)水関連分野研究コミュニティによるテーマ勉強会の開催し,研究内容や今後の展望に特化して一人40分から60分程度の発表・質疑を行い,参加者の専門分野の研究について詳細まで共有した.また,3)本学会員の学会に対する認識に関するアンケート調査を実施した.以上の活動を通して,研究活動とより密接した形で研究者間ネットワークの構築を図ることができた.また,学会の現状に関するアンケート調査から,分野融合や研究者ネットワークの構築に関して,さらに精力的に,もしくは少し視点を変えた取り組みが必要であることが示唆された.今後は,これまでの活動を踏まえ,若手研究者のネットワーク構築のための活動をさらに展開したいと考えている.
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.807, pp.64-69, 2005-10-17

建築好きの経営者は珍しくないが、これだけ実際の建物を見て回っている人はまれだろう。六花亭製菓の小田豊社長(58)は、建築の専門家が舌を巻くほどの建築通。そして、時に彼らを諭す。「建物は自分たちだけのものでなく、後世に残す社会資本なのだ」と。上の写真は、美術館でもレストランでもない。六花亭製菓の中札内工場(北海道中札内村)だ。
著者
瀬口 哲夫
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.75, no.651, pp.1263-1272, 2010-05-30 (Released:2010-07-26)
被引用文献数
2

This paper deals with Architect Kichijirou NISHIHARA and reveals his biographies and his architectural works. He was born in 1868 and graduated the Technical College in Tokyo. His career is divided four stages as follows.(1) He gained architectural experiences by practice at the site of the Prince Fusiminomiya house etc as an assistant and a draftsman. (2)(3) He became a staff of the building section of the prefectural office such as Fukuoka and Aichi. His role was quite big as an In-house architect. (4) After resignation from the Aichi prefectural office he set up the first architectural design office in Nagoya in 1917. He designed many buildings for local people.
著者
唐沢 かおり 山口 裕幸 戸田山 和久
出版者
東京大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2015-04-01

本年とは次の2点に関する検討を行った。1)集団心の認知、集団への道徳的判断の関係の検討:これまでの検討により、集団心の知覚が集団実体性や凝集性の認知に影響されることが示唆される。この知見を踏まえ、集団心と道徳的判断との関係をさらに明らかにするための実験的検討を行った。具体的には、多様な組織や集団を対象とした調査と企業組織の不祥事場面での反応に関する実験である。そのなかで集団とそこに所属するメンバーの心の知覚のトレードオフ関係、また心の知覚がそれぞれに対する道徳的判断(責任帰属や処罰意図)に与える影響を検討した。心の知覚のトレードオフ関係については、一部の集団において、①実体性が高いほど関係の知覚が弱くなること ②集団実体性が高い場合には、集団だけではなく所属メンバーにもより大きな責任が帰属されることが示された。これらの関係は当初の予測とは異なっており、またそれが安定した結果であるかどうか、質問項目の改変も行いながら再検討が必要である。2)他者の態度推論が自らの判断に与える影響:他者の態度推論は自らの態度や行動に影響する。このことは従来の枠組みでは規範的影響という概念を持ちいて検討されてきたが、内集団の「心」の推論の影響という視座からも分析可能である。この点を踏まえ、他者の心的状態(態度)を内集団の「心」として認知し、それが他メンバーの行動に影響するという素朴理解過程に焦点を当て、自らの判断との関係を以下の3点から検討した。①同じ言語と概念理解を共有する文化としての集団を対象とした素朴理解の共有への影響、②企業組織におけるチーム学習活動や企業内福祉制度の利用への影響、③内集団における他者の態度推論と、裁判員制度の理解や認知の相互影響過程が参加意図に与える影響。その結果、上記1)と同様、対象とする集団や判断領域により関係が異なることが示された。