1 0 0 0 OA 書農總録

著者
清莫瑞堂輯
出版者
莫瑞堂校刊
巻号頁・発行日
vol.第19册, 1000
著者
花輪 由樹
出版者
日本家庭科教育学会
雑誌
日本家庭科教育学会大会・例会・セミナー研究発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.58, 2015

【研究背景と目的】我が国では男女共同参画社会の推進と少子高齢化等への対応から、『学習指導要領』でも家庭のあり方や子育ての意義などをより一層充実させるように改訂する動きがあり、家庭科教育における保育領域が重視されるようになっている1)。家庭科の保育領域に関する既往研究には、家庭科教師(中・高校)と保育者(幼稚園・保育所)へのインタビュー調査により教育的課題を明らかにした研究2)や、短大生の紙芝居製作において製作者の学習効果を指摘した研究3)や、保育体験学習が子どもへのイメージと自己効力感を変容させることに注目した研究4)等があるが、保育所での交流内容について究明したものはあまりみられない。そこで本研究は、高等学校家庭科の保育領域で、保育所訪問時に、食領域の五大栄養素をテーマにした紙芝居を披露させることにより、披露する生徒がどのような感想を抱くのかを明らかにし、食と保育の領域横断的な実践の可能性を探ることを目的とした。<br> <br>【方法】対象は関西圏にある某高等学校衛生看護科で、訪問日時は2015年1月末の5,6校時、訪問場所は高等学校より徒歩15分のエリアにある保育所に訪問した。紙芝居製作は、2学期の食に関する知識学習と並行して製作させ、その際、保育所訪問することを念頭に5グループに分かれて五大栄養素をテーマに取り組ませた。このような中で当日は、4,5歳児の3クラスを対象に1グループ3回の紙芝居披露を行い、その後園児達と自由に遊び、最後に園児達からピアニカ演奏の披露を受けるという内容を実施した。訪問後に行った3学期の期末テストにおいて、以下の7点の質問を行った。本稿では、紙芝居披露に関するものとして、1,2,7の回答を分析した。(1.紙芝居をつくる際に工夫した点、2.紙芝居を披露してみて感じたこと、3.子ども達と何をして遊んだか、4.子ども達と遊ぶ際に気をつけたこと、5.子ども達から演奏を披露してもらい、何を感じたか、6.もし保育園に再度訪問できるとしたら、紙芝居以外にどのような企画を実施したいか、7.今回の保育園訪問の経験を、あなたの将来の職業生活・家庭生活にどのように生かしていきたいか)<br> <br>【結果】1.紙芝居づくりで工夫した点については、主に「言葉」と「絵」をあげていた。「言葉」については、ひらがなで書いたり、なるべく難しい表現を使わないように気を使っており、「絵」については、色合いを鮮やかにしたり、ひと目で見てすぐ分かるような工夫をしていた。2.披露して感じたことは、喜んでくれて嬉しかったというように園児の反応に自分の感想を重ねている者が多く、また難しい漢字を読めていたことや静かに聞いてくれたことへの驚きを感じている者もいた。7.今後の生活への応用については、多くの生徒が子どもの接し方や触れ合い方を知ることができたと述べており、これを将来子どもが産まれた時に生かしたいと答えている者や、看護師として小児科等で子どもに接する際に絵本の読み聞かせなどをしていきたいと述べている者もみられた。今回の分析では食をテーマとした紙芝居の保育実践により生徒達の保育領域への深化が明らかになったが、食領域に関する学習効果はうかがうことができなかったため、これは今後の課題としてあげておきたい。<br> <br>1)岡野雅子,宮澤愛,赤塚みのり:高等学校家庭科「保育領域」についての現状と課題 : 長野県家庭科教員に対する調査から,信州大学教育学部紀要 114,pp.13-24,2005<br> <br>2)伊藤葉子:中・高校生の家庭科の保育体験学習の教育的課題に関する検討,日本家政学会誌,Vol.58,No.6,pp.315-326,2007<br> <br>3)芝静子:「調べてつくる」家庭科の紙芝居製作指導―5年間の実践とその評価―,広島大学教育学部紀要<br>第二部 第42号,pp.139-149,1993<br> <br>4)鎌野育代,伊藤葉子:子どものイメージと自己効力感の変容からみる保育体験学習の教育的効果, 日本家庭科教育学会誌 52(4),pp.283-290,2010.1
著者
斎藤 清二
出版者
日本箱庭療法学会
雑誌
箱庭療法学研究
巻号頁・発行日
vol.27, no.1, pp.75-82, 2014

1991年から2000年の10年間に,84名の摂食障害患者(神経性食思不振症[AN]53名,神経性過食症[BN]31名)が,心理療法セッションにおいて,自身の病いの経験と夢について語ることを勧められた。12名の女性の患者(AN8名,BN4名,14歳から28歳)が研究協力者となった。これらの患者は8ヶ月から6年間経過観察され,全例が寛解に達するか,明らかな病状の改善を認めた。322編の夢の語りが収集され,物語分析法により質的に分析され,カテゴリー化された。研究協力者から報告された夢語りのテーマと構成概念は,以下のようなキーワードによって描写することができた。「孤立/混乱/自我同一性の喪失」「旅」「試練」「異界」「自己解体」「死と再生」。比喩的に言えば,研究協力者のメタ・ナラティブは,通過儀礼,変容,死と再生といったテーマに関連しており,それを通じて真の自己が実現される一種の「探求の物語」として描写可能であった。結論として,個人レベルの人生の物語だけではなく,超個人的あるいは元型レベルの物語を共有することが,摂食障害の患者を理解し,治療的に寄り添うことを続けるために重要である。
出版者
日経BP社
雑誌
日経MAC (ISSN:09188894)
巻号頁・発行日
vol.8, no.9, pp.122-127, 2000-09

いよいよ9月に迫ったMac OS Xのパブリックベータ版の公開は,多くの人が期待を持って(一部では使い勝手の低下を心配しながら)待ち受けている。まだまだ秘密の多いMac OS Xだが,開発者向けの資料も徐々に一般公開されてきており,内部的な仕組みが少しずつ分かってきた。
出版者
日本評論社
巻号頁・発行日
vol.36(10), no.433, 1997-10
出版者
日本評論社
巻号頁・発行日
vol.36(4), no.427, 1997-04
出版者
日経BP社
雑誌
日経ニューメディア (ISSN:02885026)
巻号頁・発行日
no.1441, pp.8-9, 2014-11-10

スマートフォンなどの端末向けソーシャル経済ニュースサービスの「NewsPicks」を提供するユーザベースが2014年9月25日に独自記事の提供を開始してから1カ月あまりが経過した。独自記事を制作しているのは、同社が社内に設置した編集部である。従来から提供してい…

1 0 0 0 OA 妙法蓮華経

巻号頁・発行日
vol.巻2, 1385
著者
青山 剛 大坂谷 吉行 櫨山 知花
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会技術報告集 (ISSN:13419463)
巻号頁・発行日
no.15, pp.307-312, 2002-06

Industrial sightseeing is noteworthy in diversification of sightseeing needs. It is defined as a sightseeing course to include at least one industrial heritage. Muroran City had grown up as a heavy industrial city and a port city until 1971. The present situation and issues of industrial sightseeing in Muroran City were analyzed through the questionnaire to participants of factories sightseeing event. Experience to make something in young generation, combination of industrial heritages and sightseeing boat to see natural coastal viewpoints, watching whales or dolphins and restaurants were requested and should be considered to make program industrial sightseeing.
著者
大西 聖子 谷内 佳代 田中 英夫
出版者
Japanese Society of Public Health
雑誌
日本公衆衛生雑誌 (ISSN:05461766)
巻号頁・発行日
vol.54, no.4, pp.246-253, 2007

<b>目的</b> 喫煙歴のある入院患者に対して,郵送による退院後の喫煙状況調査を行った。すぐに返信する者と督促によって返信する者とで,退院後の断面禁煙率(以下,禁煙率という)の違いや喫煙行動関連要因の違いを調べた。これらの結果から,患者への郵送による喫煙状況調査の問題点を検討する。<br/><b>方法</b> がん(成人病)専門診療施設に入院した喫煙患者(入院当日の喫煙状況が喫煙中,あるいは禁煙後31日以内であった者)556人に,入院から12か月後の時点の喫煙状況を郵送で尋ねた(初回調査)。返信のない者には最多で 2 回の督促状を,調査用紙とともに郵送した(2 回目調査,3 回目調査)。計 3 回の喫煙状況調査の返信行動別に各調査回の禁煙率を求め,比較した。また,返信行動の違いと入院時点の喫煙行動に関連する属性との関係を多重ロジスティック回帰分析で調べた。<br/><b>結果</b> 全対象者に占める回答者の割合は,初回調査から順に53%,20%,4%であった。各調査回において返信があった者での禁煙率は,初回調査63%(184/294),2 回目調査29%(32/112),3 回目調査33%(7/21)と,2 回目,3 回目調査は,初回調査に比べて有意に禁煙者の占める割合が低かった(<i>P</i><0.01)。<br/> 対象者の属性を初回調査の返信者と 2 回または 3 回目調査の返信者とで比較すると,後者は前者に比べて女性の割合が高く(オッズ比2.1,95%信頼区間(CI):1.20-3.81),また入院当日に喫煙中であった者の割合が高かった(同2.1,95%CI:1.28-3.46)。つぎに,初回調査の返信者と最終的な未返信者との属性を比較すると,後者は前者に比べて女性(同2.4,95%CI:1.38-4.29),年齢が59歳以下の者(同1.9,95%CI:1.15-3.28),入院当日に喫煙していた者(同2.9,95%CI:1.70-4.96)の割合が高かった。<br/><b>結論</b> 退院後の郵送による喫煙状況調査において,督促によって返信した者では禁煙者の割合が低く,また,督促によって返信した者や未返信者では,初回調査で返信した者に比べて禁煙しにくい属性を有する者の割合が有意に高かった。以上の成績から,退院後の郵送による喫煙状況調査においては複数回の督促等によって未返信者の割合を最小限にすることが正確な喫煙状況の把握のために必要であると考えられる。

1 0 0 0 OA 年録

出版者
巻号頁・発行日
vol.[165],
著者
瀧上 唯夫 秋山 裕喜 朝比奈 峰之 山本 克也
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 (ISSN:21879761)
巻号頁・発行日
vol.84, no.861, pp.17-00531-17-00531, 2018 (Released:2018-05-25)
参考文献数
13
被引用文献数
1

It is one of the important issues to investigate the vibration behavior of railway bogies, since the vibration of the bogies may result in loosening bolts which fix the parts to the bogie frames or/and fatigue fracture of the parts themselves. A technique for predicting the vibration of bogie parts is proposed by which the acceleration power spectral densities (PSDs) at evaluated points are predicted with the use of frequency response functions (FRFs) between the axle boxes and the evaluated points, together with the use of measured accelerations of axle boxes. Stationary excitation tests are conducted to identify the FRFs, and the axle boxes or rails were hit with impulse hammers to excite the bogies. Alternatively, the new approach without the stationary tests is also proposed in this study. In this case, the FRFs are identified with the accelerations acquired in the preliminary running tests in car depots. The proposed technique is applied to the vibration prediction of the bogies for several types of railway vehicles including electric cars and a diesel car, and the differences or ratio between the predicted and actually measured PSDs are evaluated. It is confirmed that the preliminary running tests are preferable to stationary excitation tests for improving the prediction accuracy. It is also verified that the prediction error can be reduced in the case where not only the vertical but the lateral and longitudinal accelerations of axle boxes are considered as the excitation inputs under the conditions that the principal component regression is applied to identify the FRFs.
著者
平山 榮一
出版者
慶應義塾大学
雑誌
史学 (ISSN:03869334)
巻号頁・発行日
vol.17, no.3, pp.477-510, 1939-04

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