1 0 0 0 OA 劉基覆集抄

著者
明劉基撰
巻号頁・発行日
1000
著者
原田 実 鈴木 亮 南 旭瑞
出版者
一般社団法人 言語処理学会
雑誌
自然言語処理 (ISSN:13407619)
巻号頁・発行日
vol.9, no.2, pp.3-22, 2002-04-10 (Released:2011-03-01)
参考文献数
15
被引用文献数
1

意味解析を用いた情報検索の一手法を提案し, 「判例」を検索対象とし日本語文章で記述した「問い合わせ文」 を検索質問とした検索システムJCareを開発する. 本研究では'文章が表す内容を, 語が格納されたノードと語間の関係 (深層格) を表すアークからなる意味グラフとして捉え, 判例文と問い合わせ文の意味グラフ間における位相同型部分の大きさをもとに, 文章間の内容類似度を算出する. このとき検索の高速化・精度向上の目的でViewという考え方を導入する. 視点 (View) により意味グラフを分割したViewグラフの類似度を求めることで, 内容的に関連性の低い文章問の計算時間, またそこから生まれるノイズを排除する.

1 0 0 0 OA 寺社書上

出版者
巻号頁・発行日
vol.[74] 浅草寺社書上 甲二,
著者
明陳元瑞撰
巻号頁・発行日
vol.[5], 1000
著者
浦上 準之助
出版者
岐阜聖徳学園大学
雑誌
聖徳学園岐阜教育大学紀要 (ISSN:09160175)
巻号頁・発行日
vol.26, pp.143-161, 1993-09-30

The writer of present paper carried out field work research in what he calls "Kita RyuKyu (North Ryukyu)" islands in 1985 and 1986. He later intended to reconstruct, from the data collected in seven dialects of Amami Oshima islands, a language called "Proto-Amami (PA)." The purpose of reconstructing this proto-language was to find out potential evidence which could shed light on one of the most putative phonological problems of Old Japanese (OJ). The problem is what has been known as the orthographic distinction of "Ko-rui" and "Otsu-rui" syllables present in written records of Old Japanese. The present article discusses first some technical problems found in past approaches to OJ phonology, and then proposes to set up a new syllabary chart of Old Japanese, having pointed out pros and cons of the one traditionally adopted by past Japanese linguists. Finally it will formulate sound carrespondences of OJ and PA. Due to limitation in time and length of the present paper, however, the writer confines his arguments to the matter regarding the "Ko-rui/Otsu-rui" distinction of OJ "O-dan" syllables (the OJ syllbles that may have a vowel /o/.
著者
名嘉真 三成
出版者
法政大学
雑誌
沖縄文化研究
巻号頁・発行日
vol.22, pp.183-235, 1996-02-01
著者
上田 庄一
出版者
東大阪大学
雑誌
東大阪大学・東大阪大学短期大学部教育研究紀要 (ISSN:13485636)
巻号頁・発行日
vol.4, pp.15-22, 2007-03-15

近年児童相談所における児童虐待の相談件数が、顕著に増加してきている。平成17年1月に児童福祉法第10条の改正が行われた。この改正により、市町村においても児童相談の窓口が開かれることとなった。従って児童虐待の相談件数は、児童相談所の相談件数よりもはるかに多くの相談があるものと考えられる。児童虐待に対する、法の整備や、児童相談所の職員の増員等により、虐待対応が充実してきたかに思える。しかしながら、現状では児童虐待により死に至るような悲惨な例が多くみられ、児童相談所の対応がそのたびに問題にされている。児童相談所における相談の状況と児童相談所の児童虐待対応について考えてみたい。
著者
安藤 克利 大国 義弘 小松 あきな 松沼 亮 中島 啓 浅井 信博 牧野 英記 金子 教宏
出版者
一般社団法人 日本アレルギー学会
雑誌
アレルギー (ISSN:00214884)
巻号頁・発行日
vol.60, no.5, pp.604-609, 2011-05-30 (Released:2017-02-10)
参考文献数
14

症例は61歳男性.重症持続型気管支喘息にてPSL 5mg/日内服加療中であった.平成21年12月よりOmalizumabの投与を開始したところ,投与1〜2週目の臨床所見は著明に改善するも,投与後4週目より自覚症状が再燃した.さらに週単位での平均SABA使用回数も投与1-2週目の平均0.61回/日から4週目には平均0.95回/日へと増悪した.このため,平成22年4月よりOmaluzumabを3週間毎投与へと投与間隔を短縮したところ,投与間での症状再燃が消失し,ACTの平均も21.33(投与開始前9.45,4週間毎投与中15.67)まで上昇した.現在,PSL定期内服を減量,中止し,経過良好である.Omalizumabは臨床症状を改善させ,経口ステロイド使用を減少させるが,実地臨床では推奨通りの投与継続にあたって問題点も複数存在する.今回我々は推奨量の4週間毎投与で効果が不十分であったため,3週間毎投与へと投与間隔を短縮したところ,奏効し,PSLの減量,中止が可能になった症例を経験したため若干の文献的考察を踏まえて報告する.
著者
山崎 愛理沙 中村 達朗 大森 啓介 村田 幸久
出版者
公益社団法人 日本薬理学会
雑誌
日本薬理学雑誌 (ISSN:00155691)
巻号頁・発行日
vol.149, no.5, pp.204-207, 2017 (Released:2017-05-09)
参考文献数
11
被引用文献数
1

肥満細胞は免疫細胞の1つであり,顆粒を大量に含むその形態学的特徴からこの名がつけられた.この細胞は,ヒスタミンなどの炎症性物質を大量に放出(脱顆粒)することで,アレルギー性疾患の発症に関わる主な免疫細胞として長らく認識されてきた.しかし,近年研究が進み,肥満細胞は脱顆粒後に起こる種々のサイトカインやケモカイン産生・放出を通して,アレルギー性疾患以外の様々な疾患の発症や進行にも関与することが分かってきた.我々の研究室では,現在アレルギー疾患の他,創傷治癒,急性炎症,がんの発症や進行において,この肥満細胞が果たす役割の解析を進めている.特に肥満細胞が脱顆粒後に大量に産生する脂質メディエーターであるプロスタグランジンD2の役割について焦点をあてて研究を進めてきた.本稿ではその一部を紹介したい.
著者
加畑 宏樹 浅野 浩一郎
出版者
医学書院
雑誌
呼吸と循環 (ISSN:04523458)
巻号頁・発行日
vol.63, no.10, pp.944-950, 2015-10-15

はじめに 気管支喘息は,慢性的な気道炎症と可逆的な気道狭窄,気道過敏性の亢進を特徴とした呼吸器疾患である.気管支喘息の病態を解明するため,これまでに様々な喘息モデルマウスが作成されてきた.最も頻用される喘息モデルマウスとしては,卵白アルブミン(OVA)を用いた喘息モデルマウスが知られている.このモデルマウスの作成方法は,まずOVAと一緒にアジュバント(免疫反応を増強させる物質)である水酸化アルミニウム(アラム)をマウスの腹腔内に投与することにより,OVAに対する感作を成立させる.そして,この感作が成立したマウスに吸入や点鼻などの方法で気道内にOVAを投与(曝露)すると,好酸球性の気道炎症や気道上皮細胞の杯細胞過形成,気道過敏性の亢進といった喘息様の病態が生じる.この喘息モデルマウスを用いて様々な研究が行われ,喘息の病態にはTh2細胞が重要な役割を担っていることが明らかになった.また,Th2細胞が産生するIL-4やIL-5,IL-13などはTh2サイトカインと呼ばれ,IL-4はB細胞からのIgE抗体の産生,IL-5は好酸球の遊走や生存,IL-13は杯細胞過形成や気道のリモデリングに関与していることなども明らかになった.これらの喘息モデルマウスによって明らかになった知見は,実際に喘息患者の治療に応用され,Th2サイトカインを標的とした抗体治療が重症喘息に対する新しい治療薬として現在開発されている. 一方,喘息の病態は,上記のようにアレルゲンがはっきりしたアトピー型の喘息患者と,アレルゲンがはっきりしない非アトピー型の喘息患者が存在することが古くから知られていたが,非アトピー型喘息の病態はこれまでよく理解されていなかった.しかし,近年,獲得免疫やTh2細胞を介さずに,好酸球性気道炎症や気道過敏性などの喘息様病態を生じる喘息モデルマウスが作成され,そのような病態ではグループ2自然リンパ球(Group 2 innate lymphoid cell;ILC2)がTh2サイトカインの産生源として重要な役割を担っていることが明らかになった. 本稿では,ILC2に関しての概略を解説した後に,喘息モデルマウスにおけるILC2の関与と実際の喘息患者におけるILC2の役割について私見を含めて解説したい.
著者
糟谷 大河 小林 孝人 黒川 悦子 Hoang N.D. Pham 保坂 健太郎 寺嶋 芳江
出版者
日本菌学会
雑誌
日本菌学会会報 (ISSN:00290289)
巻号頁・発行日
vol.57, no.1, pp.31-45, 2016

<p>3種の日本新産のチャツムタケ属菌,<i>Gymnopilus crociphyllus </i>(オオチャツムタケ),<i>G. dilepis</i> (ムラサキチャツムタケ)および<i>G. suberis</i> (エビイロチャツムタケ)について,本州(茨城県,富山県,石川県,愛知県),鹿児島県(奄美大島)および沖縄県(西表島)で採集された標本に基づき,形態的特徴の記載と図を添えて報告した.核rDNAのITS領域を用いた分子系統解析の結果,これら3種はそれぞれ,最節約法のブートストラップ値で強く支持される単系統群を形成した.</p>
著者
駒木 泰
雑誌
研究報告音楽情報科学(MUS)
巻号頁・発行日
vol.2009, no.13(2009-MUS-79), pp.37-42, 2009-02-11

ジャズ・アドリブの単音の音高と音長の並びを時系列データとみなして時系列分析を適用し、演奏の特徴を見出した。Charlie Parker の Confirmation のテーマ、Charlie Parker と Clifford Brown のアドリブを対象に、自己相関、ガウス型と整数型の AR モデルの推定、VAR モデルの推定による Granger 因果性の検定を行った。ラグの長さ、パラメータの推定値について、いくつかの演奏の特徴が見出された。