著者
浅野 伸子 平井 聖
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.65, no.530, pp.215-220, 2000
参考文献数
24
被引用文献数
1 1

This study aims to clarify the state of samurai house and samurai classes residential district in the castle town Ueda at the end of Edo period, by researching historical materials, such as the plans, the regulations, the records, and the like. The results of the research are as follows; 1. Plans were drawn by black and red lines. Black-line means the official space. (That was offered from master to retainer.) And red-line means the part of addition. The extension of house was looked generally, besides it was often carried out at inhabitant's own expense. 2. The nine types of standard plan were fixed up, then those regulations were applied to a retainer's new house. 3. The influence of the regulation plans was confirmed about 70 per cent on the plans. But in almost all plans, the black-line's area was larger than standard's. As the number of regulation plans go up, the difference tend to increase.
出版者
巻号頁・発行日
vol.57 駿州久野城図,
著者
石田 克久 北原鉄朗 武田正之
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.45, no.3, pp.743-746, 2004-03-15
参考文献数
8
被引用文献数
1

本稿では,即興演奏における不自然な旋律を自動的に補正するシステムについて述べる.旋律補正の一アプローチとしてアヴェイラブルノートスケールから外れる音(アウト音)を補正対象とする方法が考えられるが,アウト音が必ずしも不自然とは限らない.本研究では,アウト音が補正されるべきか否かを,N-gramモデルを用いて決定する手法を提案する.実際の即興演奏に対して補正処理を行ったところアウト音をすべて補正する手法に比べて,適合率を約13%改善(ただし再現率は約2%低下)することができた.This paper describes a system that corrects unnatural melodies inimprovisation. It is not suitable to correct all notes out of the available note scale because these notes are not necessarily unnatural.We propose a method for determining notes to be corrected based onthe N-gram model.Experimental results show that our methodimproves the precision rate of melody correction.
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.601, pp.107-112, 2004-10

有機ELディスプレイが自動車の計器盤に進出する。近い将来,液晶やPDPを押しのけてディスプレイの主役に躍り出る可能性があるといわれる有機EL。期待が大きい割には今まで携帯電話機の子画面,自動車でもメインの計器盤でなくカーナビ程度の用途しかなかった。自動車に有機ELを使うとどんな利点があるのか,どう使いこなすのか—計器盤メーカーの取り組みを紹介する。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1644, pp.32-41, 2012-06-04

「第12回北京国際自動車ショー(北京モーターショー)」の初日となった4月23日。日産自動車の隣のブースにある、青の小型セダンを報道関係者が驚きをもって見つめていた。 日産の中国合弁会社、東風日産乗用車の新ブランド「ヴェヌーシア(中国名・啓辰)」の第1弾車種「D50」だ。 同ブランドは「日産」と一線を画し、主に中国の中間層以下に照準を絞ったもの。

1 0 0 0 OA 神田上水留

出版者
巻号頁・発行日
vol.[18] 神田上水水道橋脇掛樋其外石垣樋枡御普請一件 嘉永ニ酉年より同三戌年十月 御普請方 分冊ノ三,
出版者
日経BP社
雑誌
日経automotive technology (ISSN:18819362)
巻号頁・発行日
no.5, pp.110-115, 2008-03

2008年最初の国際展示会となるデトロイトモーターショー2008(North American International Auto Show 2008)が、1月13日から開催された(図1)。数年来、元気がなかった米ビッグ3からはハイブリッド車やプラグインHV(ハイブリッド車)、次世代の燃料電池車の出展が相次ぎ、欧州メーカーからはディーゼル車が多数登場した。 1年前のデトロイトショー。
著者
池本 幸生 松井 範惇 佐藤 宏 峯 陽一 尹 春志 寺崎 康博
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2003

本研究の課題は、アジアおよびアフリカの貧困問題にケイパビリティ(潜在能力)アプローチを応用し、経済中心の開発思想から人間中心の開発思想へと転換させることにあった。ケイパビリティとは、アマルティア・センとマーサ・ヌスバウムが人の暮らし振りのよさ(Well-being)を適切に捉える概念として提唱しているものである。ケイパビリティは日本でも多くの人が言及しているにもかかわらず、その訳語である「潜在能力」から勝手なイメージが作り上げられている。この点を明らかにするために日本でのケイパビリティの使われ方をサーベイし、どこが間違っているのかを指摘した。このような研究によってケイパビリティの誤った理解を正す一方、ケイパビリティの正しい理解を普及させるため、論文等を書いたり、セミナー等を行ったりした。ヌスバウムの『女性と人間開発』の翻訳もその活動の一環である。この理論的研究の延長として、センの正義論などについても研究を行い、貧困という「善さ」に関わる領域から「正しさ」に関わる領域へと研究を展開した。実証研究としては、ベトナム(池本)、バングラデシュ(松井・池本)、中国(佐藤)、アフリカ(峯)、韓国(尹)を取り上げ、それぞれの国に関して数多くの論文が公表された。さらに、ケイパビリティ・アプローチが先進国の問題をも適切に分析することができることを示すために日本の不平等の問題についても研究を行った。本研究における成果の発表については国際ケイパビリティ学会(HDCA)などの国際学会で毎年、発表を続ける一方、HDCAの主要メンバーやアジア・アフリカ地域の共同研究者を日本に招いて国際会議を開催した。予想を超えた反応は、経済以外の分野、例えば、公共哲学、国際保健、教育、総合人間学、幸福論、農村開発など様々な分野でケイパビリティ・アプローチに対する関心が高いことであった。今後の発展が期待できる分野である。
著者
萩原 涼太
巻号頁・発行日
2016-03

Supervisor:池田 心
著者
明程君方撰
出版者
滋蘭堂刊
巻号頁・発行日
vol.[10], 1604
著者
高橋 信行 香月 収
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
日本化学会誌 (ISSN:03694577)
巻号頁・発行日
vol.1981, no.4, pp.486-493, 1981-04-10 (Released:2011-05-30)
参考文献数
37
被引用文献数
4

水処理の観点に立ってオゾンの水溶液中での特性を把握するため,溶解度,自己分解反応および物質移動におよ峰す温度およびpHの影響を温度286.5~298.OK,PH3.1~9.0の問で検討した。送入オゾン濃度と平衡オゾン濃度の問には比例関係が成立し,その比例定数(見かけの分配係数)は温度およびpHが高くなるにつれて減少した。自己分解反応を1.0次から2.0次の間で検討したところ,1.0次反応と仮定した場合にもっとも良好に実験データを説明することができ,その分解速度定数は温度およびpHが高くなるにつれで増大し,中性からアル力リ性にかけてその傾向はとくに顕著であった。総括物質移動係数は温度およびpHのほかに送気量によっても影響を受け,気泡相互の干渉により送気量が増加するほど減少し,拡散係数の増加により温度が高くなるほど増加し,またpHが低くなるにつれ増加した。真の分配係数およびHenry定数はオゾンの自己分解を考慮に入れ見かけの分配係数から計算することができ,これらの値は従来示されてきた値と良好な一致を示すことがわかった。

1 0 0 0 OA 短信

出版者
国立国会図書館
雑誌
外国の立法 : 立法情報・翻訳・解説 (ISSN:13492071)
巻号頁・発行日
vol.(月刊版. 273-2), 2017-11