1 0 0 0 黒ゆりの花

著者
時雨 音羽[作詞]
出版者
ビクター
巻号頁・発行日
1929-09
著者
岩田 健太郎 北村 聖 金澤 健司 丹生 健一 苅田 典生
出版者
日本医学教育学会
雑誌
医学教育 (ISSN:03869644)
巻号頁・発行日
vol.44, no.5, pp.358-363, 2013-10-25 (Released:2015-07-06)
参考文献数
7

背景 : 指導医講習会は「能動的,主体的」であるべきだが,神戸大学病院でのそれは受動的なものであった.方法 : 参加者がより能動的,主体的になるよう,内容をより現場にあい,自由なものに変更をしてきた.この変更内容をまとめ,変更前後(平成20年度と24年度)の受講者のアンケート結果を比較した.結果 : 講習会の内容はより自由な内容となり,KJ法などは用いられなくなった.参加者の評価をスコア化すると,以前に比べて概ね評価は高まったが,研修時間に関しては有意差がなかった.考察 : 指導医講習会の質的改善が試みられ,受講者の満足度は改善した.今後も質的改善を重ねていき,その質の評価も行うべきだと考える.
著者
大西 道一
出版者
日本図学会
雑誌
図学研究 (ISSN:03875512)
巻号頁・発行日
vol.30, no.1, pp.29-34, 1996 (Released:2010-08-25)
参考文献数
1

Tadasi Seike (1891-1974), engineer-educator of mechanical engineering, wrote several books on engineering drafting which were favorably accepted by many engineers, successively played various important roles in engineering education and industrial standardization and was decorated with an order; however, there is certain question whether he had satisfaction with his own results of endeavoring on the advancement of Japanese machine industry, because almost every entrepreneur, who would be the largest beneficiary of Seike's theory of drafting aiming at the improvement in efficiency of labor at minor factories covering the major part of the industry in the first half of the present century in Japan, showed little interest in his arguments. This paper has the purpose to solve this problem through the explanation that Seike's arguments based on the scientific thought which was very rare among Japanese were not understood by the majority thinking mythically. The difference in types of thought between Seike and others was an invisible and very hard obstacle to the attainment of his promising plan.
著者
宇田川, 槐園
出版者
巻号頁・発行日
vol.[3],
出版者
福島大学経済学会
雑誌
商学論集 (ISSN:02878070)
巻号頁・発行日
vol.21, no.4, pp.229-232, 1953

1 0 0 0 OA 畠山重忠

著者
栗原勇 著
出版者
日本戦史研究会
巻号頁・発行日
1929

1 0 0 0 OA 畠山重忠

著者
埼玉県教育会 編
出版者
埼玉県教育会
巻号頁・発行日
1935
著者
石山 千代 窪田 亜矢 西村 幸夫
出版者
公益社団法人 日本都市計画学会
雑誌
都市計画論文集 (ISSN:09160647)
巻号頁・発行日
vol.51, no.3, pp.328-335, 2016-10-25 (Released:2016-10-25)
参考文献数
22
被引用文献数
1

我が国における「もっとも初期の住民憲章」であり今日まで約半世紀、運用されている「妻籠宿を守る住民憲章」の起源、すなわち地域が集落保存という新たな方向に舵を切る時に、自主規範としての住民憲章を制定することに着目する点に独自性がある。制定の背景を整理し、制定の過程自体を明らかにすることを通じて、私有財産や自らの生活・生業のあり方を左右しうる住民憲章が広域で合意形成されえた要因と自主規範の制定が集落保存初動期に果たしうる役割を考察した。集落保存の初動期に自主規範を考えることは、地域の置かれている状況を理解し、今後起こりうることを具体的に考え、地域の理念等を徹底的に話し合う重要な機会である。住民間での具体的議論の蓄積による合意形成につながり、一人一人の覚悟、「自律」につながるプロセスと捉えられる。これを促すベースをより良くつくる必要条件として、慎重かつ段階的プロセスと外部主体の活用、集落保存実施以前からの先見性ある対応、事業と計画上での部落間バランス調整と憲章制定の契機があげられる。自主規範が持続的に機能するには明解さも重要ゆえ盛り込める範囲には限界があり、運用システムの構築で補いうる。
著者
河合 伊六
出版者
一般社団法人日本認知・行動療法学会
雑誌
行動療法研究 (ISSN:09106529)
巻号頁・発行日
vol.24, no.1, pp.39-48, 1998-03-31

発達心理学ではすでに,人生の各発達段階における心身の発達に関する膨大な情報を集積しており,学習(行動)心理学では,発達を促進させる有効な原理や方法を見い出している。本稿は,伝統的な発達研究が持っているいくつかの問題点,たとえば発達研究で多く用いられている相関論的研究で個人ごとの貴重な情報が捨て去られること,発達の規定因を主として内的要因に求めること,環境を構造的に捉えるために行動と環境との機能的関係が解明できないこと,発達を促進する積極的な取り組みが示唆されにくいことなどを取りあげる。とくに両者の見解の相違点を比較考察しながら,行動分析的見解を中心に据えて発達心理学的研究の成果を取り入れ,両者の統合の可能性を探ってみたい。

1 0 0 0 OA みみずの観察

著者
小川文代 著
出版者
創元社
巻号頁・発行日
1944

1 0 0 0 OA 庶物類纂

著者
稲生, 若水
出版者
巻号頁・発行日
vol.[133],
著者
中川 祐希
出版者
一般社団法人 人文地理学会
雑誌
人文地理 (ISSN:00187216)
巻号頁・発行日
vol.69, no.3, pp.373-394, 2017 (Released:2017-10-20)
参考文献数
42

本稿は,近代期における天皇の即位大礼を契機とした京都駅前の変容過程を,「景観形成」という分析視角から検討した。大正天皇の即位大礼(大正大礼)においては,京都駅前に恒久的な建造物は建設されなかった。大正大礼後には,商業的競争を通じて京都駅前に洋風建築が建設された。昭和天皇の即位大礼(昭和大礼)では,この洋風建築の建設が進展する一方で,これと対立する風致保全という景観認識が生まれた。こうして,駅前の景観をめぐる葛藤が顕在化した。昭和大礼後では,複数の主体がこの葛藤に対処する過程を通じて,駅前の景観が形成された。以上の過程から明らかになったのは次の2点である。第1に,国家儀礼を契機とした「観光都市京都」の形成過程は,調和的なものではなく,葛藤に満ちたものであった。この過程においては様々な利害が交錯し,様々な実践が空転した。第2に,このような葛藤を通じて「観光都市京都」の特異性が形成された点が明らかになった。諸主体は,この駅前の景観をめぐる葛藤に巻き込まれながら,駅前の景観形成を進展させた。その過程で,駅前には,京都という地域ゆえの特異性と評価できる景観が形成された。