1 0 0 0 OA 走馬灯

著者
森林太郎 著
出版者
籾山書店
巻号頁・発行日
1913
著者
川西 直 川原 圭博 坂生 知子 森川 博之 青山 友紀
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告ユビキタスコンピューティングシステム(UBI) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2003, no.115, pp.73-78, 2003-11-18
被引用文献数
2

来るべきユビキタスコンピューティング環境では,センサや無線通信技術により実空間と仮想空間とが密に相互接続されることにより、実空間情報を利用したエンターテインメントアプリケーションを提供することが可能になると考えられている.我々は,このようなアプリケーションがユビキタスコンピューティング環境におけるキラーアプリケーションの一つになりうると考え,実空間情報を元に動的に構築される仮想空間上に自律分散的に生息するモンスターを,実空間を移動して収集するゲームとして,実空間指向エンターテインメントアプリケーション「ユビキタスモンスター(Ubiquitous Monster)」を提案し,適応型サービスプラットフォーム「Jack-in-the-Net(Ja-Net)」上への試作を進めている.本稿では,ユビキタスモンスターのモンスターをJa-Netの自律分散コンポーネントであるCyber-Entity(CE)として設計し,実空間情報を元に自律分散動作させる機構について述べる.Ubiquitous computing environment will converge real and virtual worlds and serve as a platform for real-world oriented, entertainment applications that use various sensor data.With this vision, we propose a new monster-collection game called "Ubiquitous Monster" where many autonomous entities called monsters live in networked computer-nodes, autonomously migrate among nodes, and interact with other monsters. Mobile users collect monsters that appear at each environment as they travel among these environments. Different monsters may appear in different environments depending on local sensor data. We have been developing Ubiquitous Monster using an adaptive networking service platform called Ja-Net where monsters are implemented as Ja Net's autonomous service components called "cyber-entities". In this paper, we describe a mechanism to achieve autonomous and distributed behavior control of monsters based on real-world sensor data.
著者
Yuji Takao Ho Chul Lee Shinya Kohra Koji Arizono
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
Journal of Health Science (ISSN:13449702)
巻号頁・発行日
vol.48, no.4, pp.331-334, 2002 (Released:2002-08-01)
参考文献数
19
被引用文献数
26 48

Nine different food cans, packed with water, were heat-treated for 30 min at 80 or 100°C in order to elucidate the trends associated with the leaching of bisphenol A (BPA) from internal coatings. Low levels of BPA were detected in water from all unheated cans, rising to 0.06 to 32 ng/cm2 after heating at 100°C. Reducing the heat-treatment temperature to 80°C was found to reduce the BPA concentration in the contained water by up to two-thirds. The cans that recorded the highest BPA concentrations in water after heating were found to have components (lid, bottom or body) with high available BPA contents.
著者
生駒 俊明 森塚 宏平
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.51, no.2, pp.205-209, 1982-02-10 (Released:2009-02-09)
参考文献数
12
被引用文献数
4

電子線超音波顕微鏡は,電子ビーム照射により発生する超音波を用いて像を得る新しい顕微鏡である.試料の弾性的性質や熱的性質がとらえられるので,電子線超音波顕微鏡は,半導体材料やデバイスの評価手段として有望である.特に集積回路等の内部構造を観察できるので,今後種々の応用が期待される.ここでは,筆者らの研究結果を基に動作原理,観察例を解説している.
著者
魚住 清彦
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.58, no.10, pp.1481-1487, 1989-10-10 (Released:2009-02-09)
参考文献数
13

走査型トンネル顕微鏡 (STM) は試料表面を実空間で原子分解能を持って観察することを可能にしたが,試料に電流が流れる必要がある.一方,非導電性試料表面をも観察可能にした原子間力顕微鏡 (AFM) も原子分解能を持つことが報告され, AIM と STM を同時に可能とする試みがなされている.われわれは, STM の課針に超音波パルスを加え,探針先端の機械的な接触を検出することにより, STM も同時に可能な新しいタイプの顕微鏡を作成できる可能性を示す実験結果を得たので紹分する.
著者
石川 潔
出版者
一般社団法人 日本生体医工学会
雑誌
BME (ISSN:09137556)
巻号頁・発行日
vol.1, no.4, pp.308-312, 1987-04-10 (Released:2011-09-21)
参考文献数
11
著者
一条諦吉 編
出版者
金物時代社
巻号頁・発行日
vol.昭12年版, 1937
著者
柴村 恵子 織田 恵子
出版者
名古屋女子大学
雑誌
名古屋女子大学紀要 (ISSN:02867397)
巻号頁・発行日
vol.27, pp.1-14, 1981-03-31

1.インドシナ半島のうちでタイ国は,永く他の民族の支配を受ける事なく,独立国家としての立場を守ってきた唯一の国であり,日本とも古くから深い関係を持ってきた.また,この国は複合国家としても広く知られているが,その中でチェンマイ,チェンライなどを中心とする西北部山地に住む諸民族は,独自の生活習慣を持ち,特有の民族服を身につけている.これについて私たちは,文献と国立民族学博物館および名古屋女子大学生活科学研究所の資料をもとに研究を行った. 2.上記の資料によると,現在タイ国にはメオ族・ヤオ族をはじめ約14の山地民族が住んでおり,これらは主として西北部の山地に分布している. 3.彼らの生活の特色を解析すると,次の様な諸点が上げられる. (1)各種族のほとんどが原始宗教を信仰しており,精霊に豚や鶏のいけにえを供える習慣がある. (2)一部の種族(メオ族・ヤオ族)には,漢字の読み書きができる者がいるが,多くは文字を使用しない. (3)彼らの多くは,焼畑農耕を営み,綿を栽培し,自ら機を織り,染色をするなど自給自足の生活を行っている.また,規模の大小はあるがたいていはケシの栽培を行い収入の道を計っている. (4)衣裳は特別の場合を除き,日常着・仕事着・晴れ着などの区別はなく,常に同じものを着用している. (5)ある種族(メオ族・ヤオ族)は,犬を彼らの祖先として崇める習慣があるが,他の種族(アカ族)では,これを好物として食用にするものもある. 4. 各種族の最も顕著な特色は,民族衣裳である.それは各種族ごとに特有の染め,織り,デザイン,アクセサリーをしており,他の種族と一見して容易に区別ができる.服装は男性の場合さほど目立たないが,女性において特に目立つ. 5.これら山地民族の生活や衣裳も,時代の変遷に伴い少しずつ変化が現われてきている.即ち平地民との交流により,彼らの生活にも永年母から子へと根気よく歳月をかけて伝承されてきたものも,金ですぐ買える安易なものに変わり,また便利さと引き換えに伝統の技術が失われていく可能性もそう遠くはないのではなかろうか.今後さらに現地調査を行い,その実態を明らかにしたいと思うが,現時点においてこれらの記録を残しておくことは有意義なことと思われる.最後に本研究に当り,その機会を与えて下さった名古屋女子大学生活科学研究所長広正義博士,また終始懇切な御指導を賜った岐阜大学教授中野刀子先生に深く感謝の意を表すると共に,親切な御助言を賜った名古屋女子大学教授栃原きみえ先生,資料を提供下さり懇切な御助言を頂いた名古屋女子大学教授佐藤正孝,平野年秋の両先生,および国立民族学博物館助教授大丸弘先生に対し厚く御礼申し上げる次第である.なおこの研究は,本学生活科学研究所の助成によって行ったものである.

1 0 0 0 OA (5)過剰血流

出版者
一般社団法人 日本透析医学会
雑誌
日本透析医学会雑誌 (ISSN:13403451)
巻号頁・発行日
vol.44, no.9, pp.917-920, 2011-09-28 (Released:2011-10-26)
参考文献数
34
著者
ソーダ リザード
出版者
産業医科大学学会
雑誌
産業医科大学雑誌 (ISSN:0387821X)
巻号頁・発行日
vol.18, no.3, pp.223-228, 1996-09-01

種々の物質を吸入することによって起こる塵肺症は肺の慢性炎症と線維化を伴い,カーボンブラックもその原因の一つとなる。労働者への曝露は製造過程の種々の段階で起り得る。ヒトの肺に対するカーボンブラックの影響については,多くの報告が1951年から1994年にかけてもなされており,典型的な塵肺症あるいは将来そうなるであろう病変について記述しており,カーボンブラックの製造や利用にかかわり曝露を受けた労働者の塵肺症は当然職業性疾患とみなすべきである。
著者
中村 仁志 中野 真志
出版者
愛知教育大学
雑誌
愛知教育大学教職キャリアセンター紀要 (ISSN:24240605)
巻号頁・発行日
vol.2, pp.1-8, 2017-03-31

本稿では、教科横断的なカリキュラムに関する議論の源流について論じるにあたり、ジョン・デューイ(Johon Dewey)を取り上げ、彼の学際的カリキュラムの思想形成に影響を与えたシカゴ大学付属小学校、通称「デューイ実験学校」での教育実践に着目する。デューイの学際的教育学の検討から導出される、断片化された知識の再接続と諸学問分野間の接続という二つの主題を分析視角とし、先行研究では十分に焦点が当てられていなかった「総合的な歴史」の具体的な学習および活動に検討を加え、その実態を明らかにする。その際、1900~1901年度のグループ8とグループ9の「実験学校ワークリポート」を分析対象とする。本稿の結論は次の2点である。第一に、デューイ実験学校における総合的な歴史の実践は、知識の起源の諸発見の再創造および諸学問分野とそれらが対象とする歴史的・社会的事象との関係から「相関」を問い直すことによる各教科内容の選択・組織化という点で意義をもっていることである。第二に、デューイ実験学校における総合的な歴史の実践は知識の起源の諸発見の再創造が強調された結果として自民族中心主義的な側面をかかえてしまっているという課題を指摘できることである。これらの結論が持つ含意は、知識の起源の諸発見の再創造と自民族中心主義的な側面の克服の両立を図りつつ、教科横断的なカリキュラム全体の知識の構造化の基盤となる歴史学習のカリキュラムをいかに創造するかを問うことである。
著者
久保田悠斗 下郡啓夫 大場みち子
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2012, no.1, pp.755-757, 2012-03-06

プログラミングに関して数学が重要であると言われている.しかし,数学学習によるプログラミング能力向上の効果を検証した研究はなく,今だ,曖昧である.本研究では,プログラミング能力と数学の力が関係しているのかを検証する.また,プログラミングと数学との間に何らかの関係が示された時,どのような問題,問題形式がプログラミング能力を伸ばしていくものとしてあり得るかを検討する.さらに,それらの問題の効果的な数学学習方式を提案する.