著者
青木 英明
出版者
公益社団法人 都市住宅学会
雑誌
都市住宅学 (ISSN:13418157)
巻号頁・発行日
vol.1999, no.28, pp.52-57, 1999-12-31 (Released:2012-08-01)
参考文献数
4
著者
金山 直樹
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.88, no.7, pp.1-40, 2015-07

論説はじめに一 履行補助者の理論から (1) 石田文次郎 (2) 松坂佐一 (3) 森田宏樹 (4) 要件・効果二 契約締結補助者の理論へ (1) 萌芽 (2) 根拠 (3) 要件 (4) 効果おわりに
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.830, pp.69-76, 2002-09-09

シャープは2002年3月,そして同8月にノート・パソコン「Mebius MURAMASA」の新シリーズを相次いで発売した。これらのノート・パソコンのウリは,厚さが16.6mmと薄いこと。これが消費者にウケている。 そして新シリーズでは新しい特徴がもう1つ,こっそりと付け加えられた。それは消費者には見えないが,他の機器メーカーには大きなインパクトを与えている。
著者
高木 博
出版者
公益社団法人 日本薬理学会
雑誌
日本薬理学雑誌 (ISSN:00155691)
巻号頁・発行日
vol.115, no.4, pp.201-207, 2000 (Released:2007-01-30)
参考文献数
31

記憶の素過程であるシナプス可塑性の実験的モデルに海馬で顕著な長期増強現 (long term potentiation, LTP) がある.この長期増強現象には最近の知見から少なくとも3種類の実体の異なるものが存在することが判ってきている.すなわち early phase LTP (E-LTP) (数時間から数日の短期記憶のモデル), late phase LTP (L-LTP) (一生保ちつづける長期記憶のモデル)および anoxic LTP (A-LTP)(虚血性神経細胞死のトリガー) である.中枢神経系に存在するサイトカイン (脳内サイトカイン) は脳血液関門により末梢組織や免疫組織の本来のサイトカインとは独立にその機能を発揮している.近年,脳内サイトカインが3種類の LTP の誘導に関与していることが示唆されている.例えば interleukin 1β(IL-1β) は E-LTP の誘導を阻害し, A-LTP を誘導する.またbrain-derived neurotrophic factor (BDNF) は L-LTP をそれ自身で誘導し,更には虚血により低下した E-LTP の誘導機能を回復する.すなわち,虚血などにより神経細胞がダメージを受けた場合,IL-1βなどのサイトカインの働きにより,神経細胞は積極的に「選択的細胞死」に追いこまれる.これと同時に BDNF などのサイトカインの働きによる L-LTP 誘導により, E-LTP の発現能力に富んだ新規のシナプス形成を積極的に行ない,消失した神経細胞の代償をしているのかもしれない.脳内サイトカインとシナプス可塑性の関係を解明することは単なる3種類の LTP 誘導メカニズムの解明にとどまらず,中枢神経系で観察される様々なシナプス可塑性の生理学的意義の時間・空間的意味付けを明らかにすることが期待される.
著者
児玉 敏一
出版者
札幌学院大学総合研究所
雑誌
札幌学院大学経営論集 = Sapporo Gakuin University Review of Business Administration (ISSN:18841589)
巻号頁・発行日
no.10, pp.47-62, 2016-09-01

かつて「企業の寿命30年説」という言葉があった。この言葉の意味するものは,生物と同様に企業にもライフサイクルがあり,30年で寿命を終え,その後は企業を取り巻く新しい企業環境に適合できる形に脱皮していくか,それとも死滅するかそのいずれかしか選択の余地はないというものである。実際にかつて成功をおさめてきた多くの企業が過去の成功にしがみつき,環境適応を怠ることで市場からの撤退を余儀なくされていった。したがってそれぞれの企業が生き残りをかけて成長してゆくためには,過去の成功に引きずられることなく,常に自らの企業環境を見きわめそれらを有効に活用するための絶え間ないイノベーションが要求されている。このことは動物園の管理・運営においても例外ではない。旭川市旭山動物園の経営改革を契機として,かつて「閑古鳥が鳴いていた」多くの動物園や水族館がその人気を回復していった。しかしながら動物園や水族館を取り巻く諸環境は必ずしも「バラ色」ではない。リニューアルされた一部の施設があらたに注目される一方で,かつて注目され人気を博していた施設がその威光を失いつつある。それでは,持続可能な動物園改革とはどのようなものなのだろうか。本稿はこのような課題について考察したものである。
出版者
日経BP社
雑誌
日経バイト (ISSN:02896508)
巻号頁・発行日
no.248, pp.46-49, 2004-01

2003年の11月から12月にかけて,ソニーの「PCG-X505」シリーズに東芝の「dynabook SS SX」,シャープの「Mebius MURAMASA PC-MM2」と,1kg未満のノートパソコンが相次いで登場した。これら軽量ノートが搭載するハードディスクは,ディスク直径が1.8インチ(1.8型)のハードディスク。
著者
滝沢 正
出版者
上智大學法學會
雑誌
上智法学論集 (ISSN:04477588)
巻号頁・発行日
vol.60, no.1, pp.1-22, 2016-11
著者
河村 美穂 高島 彩
出版者
埼玉大学教育学部
雑誌
埼玉大学教育学部附属教育実践総合センター紀要 (ISSN:13477420)
巻号頁・発行日
no.7, pp.269-277, 2008

子どもの食の乱れが叫ばれるようになって久しい。とくに近年では、食育基本法の制定などに見られるように、食育は社会全体でとりくむ重要課題と認識されている。なかでも、なにをどのように食べるかということについて、子どもたち自身が学び自立した食生活を送ることが目指されている。しかし、現実には、朝食の簡略化、孤食の問題など、子どもにとっては厳しい食生活の状況が続いている。従来食に関する教育は、学校教育のなかでは給食の時間に主として学級担任、栄養士が行ってきた。さらに、2005年からは、栄養教諭制度が実施され、その職務として食育が重要視されるようなり、給食における食の教育は一層重視されつつある。一方、家庭科教育でも戦後一貫して小学校高学年および中学校・高等学校において食に関する教育の実践を積み重ねてきている。とくに小学校高学年における食教育は人生の基礎となる食生活に関する教育として重要性が認識されてきている九さらに近年では、食教育が小学校低学年から必要との考えから、その実践を提案する研究もみられるへそこで、これまでの家庭科教育での実践の蓄積をベースとして、より早い時期から食教育を実施することを目指して、保育園児を対象とした食教育プログラムの実践を試みた。本稿では、まず、食教育プログラムの実践に先だって行った園児の食生活の実態調査の結果を示し、その結果からプログラムをどのように立案したかを詳述した上で、実践の概要、実践後の考察を示して本研究の食教育プログラムの有効性を検証する。
著者
上和野 満雄 上ノ山 周 山本 一巳
出版者
The Society of Chemical Engineers, Japan
雑誌
化学工学論文集 (ISSN:0386216X)
巻号頁・発行日
vol.21, no.4, pp.760-765, 1995-07-10
被引用文献数
5 3

本報で提示するリアルタイム多点温度計測法は測定対象物における多点の温度を同一時刻に計測しパーソナルコンピュータにて一定時間間隔で表示できるものである.すなわち, リアルタイム多点温度計測法の基本的な原理は, 多数の熱電対で検出された出力信号をアナログ信号として増幅し, 一定時間間隔毎に同一時刻にサンプル&ホールド回路に取り込み, ホールドしている間にアナログマルチプレクサによって各ホールド回路から, 順次トランジェントメモリー内でA-D変換してパソコンにより処理し表示できるものである.本測定により, 非定常的にして時々刻々と変化をする熱移動現象を詳細に捉えることができる.<BR>応用例としては, 従来から使用されている走査型測定法に比して, 本法の有用性を両者の測定法を用いた攪拌槽内の熱的混合状況の測定により明らかにすると共に, 重合時における槽内の温度分布変化の測定を試みた.