著者
永武 拓 秋本 肇 吉田 啓之 高瀬 和之
出版者
一般社団法人 日本原子力学会
雑誌
日本原子力学会 年会・大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2012, 2012

福島第一原発1号機の炉心冷却状況を把握するため、過渡解析コードTRAC-BF1を用いて原子炉及び非常用復水器を模擬した体系で圧力容器内の冷却材分布を解析し、地震発生及び津波到達後から炉心露出に至るまでの過程及び非常用復水器の炉心冷却への影響を検討している。本発表では、前報で課題とされた炉心部多次元性の影響について、Vessel Componentを用いた解析を実施することにより検討を行った。
著者
吉田 純子 石橋 隆治 西尾 眞友
出版者
金沢医科大学
雑誌
金沢医科大学雑誌 (ISSN:03855759)
巻号頁・発行日
vol.30, no.4, pp.420-426, 2005-12

細胞内Ca^<2+>イオンは筋収縮,分泌,および細胞の増殖・分化などの情報伝達において重要な二次メッセンジャーとして働いている。その細胞内濃度の恒常性は,細胞膜に存在するCa^<2+>透過性イオンチャネルやイオントランスポーターおよび細胞内Ca^<2+>貯蔵部位からの遊離や取り込み機構によって保たれる。高血圧,狭心症,不整脈の治療薬の一つであるCa^<2+>括抗薬は電位依存性L型Ca^<2+>チャネルに結合し,細胞内へのCa^<2+>流入を抑えて血管平滑筋や心筋細胞の興奮性を低下させる。しかし,近年,ある種のCa^<2+>拮抗薬がL型Ca^<2+>チャネル遮断ではなく,抗酸化作用や血管平滑筋の増殖抑制作用を介して動脈硬化や血管再狭窄に対する予防効果を示すことが明らかにされてきた。また,がん細胞に対する増殖抑制作用も報告され,ヒトがん細胞を用いた我々の基礎的研究結果からもCa^<2+>拮抗薬のがん細胞増殖抑制作用が示唆されている。本総説では,Ca^<2+>拮抗薬の多様な薬理作用,特に細胞増殖抑制作用について概説し,細胞内Ca^<2+>濃度を調節する分子群が,抗動脈硬化薬や抗腫瘍薬の新しい分子標的となる可能性を展望した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.284, pp.50-56, 2000-04

■茨城県つくば市の「とんQ」は,洋風のモダンな店舗と,ワインも提供するおしゃれなとんかつ店として,つくば市では一時代を築いた有名店。しかし,バブル崩壊後は長らく売り上げの低迷が続いていた。■それが4年前,全社一丸となって不振からの脱出作戦を敢行。改装と商品の見直しも行い,ついに以前の倍を売る大繁盛店に返り咲いた。 3月のある日曜日,午前11時。
著者
安田 聖栄 幕内 博康
出版者
日本外科系連合学会
雑誌
日本外科系連合学会誌 (ISSN:03857883)
巻号頁・発行日
vol.27, no.4, pp.598-603, 2002-08-30
被引用文献数
1

転移癌の診断で画像診断は必須である。18F-fluorodeoxyglucose (FDG) を用いるpositron emission tomography (PET) により, 糖代謝の高い癌はFDGの高集積として検出できる。転移性肺癌では肺野病巣のみでなく胸壁, 肺門・縦隔リンパ節, 骨転移も同時に検出できるのが利点である。大腸癌, 膵癌の肝転移は1cm以上あれば高率に診断できる。乳癌骨転移の診断で従来の骨スキャンより優れる。また腹膜転移を検出できるため大腸癌, 卵巣癌の腹膜転移検出で役立つ。原発不明癌にも適用される。ただし腫瘍の組織型により糖代謝の程度が異なることに注意する。またミリ単位の癌で偽陰性になり得るという画像診断としての検出限界を念頭に置く。PET装置の性能が進歩すればさらに小さな病巣が検出可能になると期待できる。
著者
杉本 貴志
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.270, pp.26-29, 1999-04

■飲食店をはじめとする商業空間のプロデューサーとして,息長く活躍している杉本貴志氏は「大繁盛させようとか,いかにしたら儲かる店にできるかと考えて店を作ったことは一度もない。それが長続きできた秘密かも知れない」と,意外とも思える発言をする。■その根拠は「大量生産・大量消費に価値を求める時代ではなくなったから」。
著者
笠原 潔
出版者
放送大学
雑誌
放送大学研究年報 (ISSN:09114505)
巻号頁・発行日
vol.26, pp.93-105, 2008

1839(天保十年)年6月、長者丸という名の難破船が太平洋でアメリカの捕鯨船に救助された。救助された7人はハワイに送られたが、そこで船頭の平四郎が死亡した。生き残った6人の乗組員はハワイで1840年まで生活した後、1843年に日本に帰還した。ハワイでの彼らの生活は、日本側(『蕃談』『時規物語』、その他)・アメリカ側(メアリー・シャルロッテ・アレクサンダ-の『ラハイナのボールドウィン博士』第10章に所収)に記されている。驚いたことに、これらの資料は遭難前の乗組員たちの日本での生活や遭難後のハワイでの生活の記述において、非常によく一致している。いくつかの記述は、双方の欠を補うものである。そこで、アレクサンダ-の書の第10章を日本語に訳して、これに日本側の資料に基づき、注を付けることにした。
著者
谷脇 満 花田 貴紀 桜井 直樹
出版者
園芸学会
雑誌
園芸学会雑誌 (ISSN:00137626)
巻号頁・発行日
vol.75, no.5, pp.410-414, 2006-09-15
被引用文献数
2

野菜などの生鮮食品の食感を数値化する方法を開発した.この方法はナイフ形プローブを食品サンプルに突き刺した際の食感信号を,圧電センサーを用いた装置で測定するものである.この際,単位時間当たりに含まれる食感信号の振幅を積算した振幅密度を計算し,これを食感指標として定義した.得られた食感信号を周波数領域で解析するためにオクターブマルチフィルタを使用し,0Hzから6400Hzまでの範囲で解析した.また,食感信号に含まれている周期的なノイズを取り除く技術も開発した.これはプローブが動き始める前のノイズのデータを,食感信号とノイズが混在している生データから差し引くことによって周期ノイズを取り除くものである.以上の方法を根深ネギに適用し,その食感の特徴を明らかにした.さらに,低周波領域(0-50Hz)の食感信号を解析することによって,根深ネギの葉鞘構造を確認することが可能であった.
著者
伊谷純一郎著
出版者
岩波書店
巻号頁・発行日
1961
著者
伊谷純一郎著
出版者
平凡社
巻号頁・発行日
1987
著者
伊谷純一郎著
出版者
光文社
巻号頁・発行日
1954
著者
伊谷純一郎著
出版者
河出書房新社
巻号頁・発行日
1964