1 0 0 0 OA Urban Kubota

著者
アーバンクボタ編集室
出版者
クボタ
巻号頁・発行日
2001-03
著者
河瀬 真琴 阪本 寧男
出版者
日本育種学会
雑誌
育種學雜誌 (ISSN:05363683)
巻号頁・発行日
vol.37, no.1, pp.1-9, 1987-03-01
被引用文献数
1

ユーラシア各地から収集されたアワ83系統を供試系統(=)に選び,日本,台湾の蘭嶼,ベルギーの3系統をそれぞれテスターA,B,C(=)として交配した.交配にはピンセット乃至は吸入ポンプを用いて効率的に除雄を行たうことができた.試みた249組み合わせのうち224組み合わにおいて系統間雑種を得ることができ,その雑種第一代および供試系統の自殖個体の花粉稔性と種子稔性を調査した.雑種第一代の花粉稔性は8.2%から99,1%まで観察され様々た程度の不稔性が見られたが,同じ交配組み合わせから得られた雑種の個体間では不稔性の程度に欠きた差はなく,その不稔性の出現は遺伝的たものと考えられる.ほとんどすべての供試系統自殖個体の花粉稔性が75%以上であることから,雑種の花粉稔性においても暫定的に75%以上をもって正常と判定した.3種類すべてのテスターとの雑種を得ることのできた62系統はその花粉不稔性にもとづいて6種類の型に分類することができた.テスターA,B,Cのうち,特定のひとつのテスターとの雑種だけが正常な花粉稔性を示す系統をそれぞれA型,B型,C型と分類した.また,テスターAとの雑種もテスターCとの雑種も正常な花粉稔性を示す系統はAC型,テスターBとの雑種もテスターCとの雑種も正常なものはBC型と分類した、どのテスターとの雑種も正常な花粉稔性を示さない系統はX型と分類した.AB型あるいはABC型と分類されるようた系統は見い出されなかった.種子の不稔性にも同様の傾向が認められたが,不明瞭であり花粉不稔性の方が系統間の遺伝的分化をより直接的に反映していると考えられる.分類された冬型はそれぞれ特異的た地理的分布を示した.A型は日本,韓国,中国の系統に高い頻度で見られ,これらの地域のアワが互いに緊密な関係にあることが示唆された、B型は台湾本島山間部と日本の南西諸島の系統に,C型は特にヨーロッパの系統に,それぞれ集中して見い出された。遺伝的により未分化た段階にあると考えられるAC型とBC型の系統はそれぞれアフガニスタンとインドに分布している.X型の系統は台湾の蘭嶼やフィリピンのバタン諸島に集中して見られたほか各地に点在しており,さらにいくつかの型に分類できるかもしれない.このように冬型の分布は明瞭た地理的独白性を示し,各地域に特異的な地方品種群が成立していることが明らかとなった.冬型の地理的分布と穎果のフェノール着色反応性やエステラーゼ・アイソザイムの分布との間にいくつかの対応関係が見い出された、また,台湾から南西諸島へアワの導入された可能性がフェノール着色性の系統の分布から示唆されていたが両地域におけるB型系統の分布はそれを裏付けるものである.遺伝的により未分化と考えられるAC型とBC型の分布はアワの起原を考えるうえで非常に重要である、すたわち,アワがアフガニスタンからインドにかけての地域で起原し,遺伝的に分化しながら東西に伝播していった可能性が示唆される.この可能性はアフガニスタンの系統が草丈カミ低くきわめて旺盛に分けつし小型の穂をもっといった原始的特徴を示すこととも一致している.
著者
月村 泰治 池田 珠江
出版者
社団法人日本リハビリテーション医学会
雑誌
リハビリテーション医学 : 日本リハビリテーション医学会誌 (ISSN:0034351X)
巻号頁・発行日
vol.19, no.1, pp.25-32, 1982-01-18
被引用文献数
10 4

脳性麻痺における起立の不安定性(standing instability)を重心図により定量的に捉え, これを全体的な運動機能の評価法の一つとして採用し, その有効性については既に報告して来たが, 今回はこれらに加えて起立の安定域をCross Testにより検討してみた.正常成人にいおいてはCross Testにおける前後, 左右への体重心の動揺は足長, 足幅の60%程度であり, テスト前後の重心位置の戻り(復元能力)も極めて良好である.一方, 脳性麻痺においても起立の安定域は存在し, 機能障害の程度により, その重心動揺の拡がりと重心図のパターンは特有であり, 正常成人との比較を定量的に捉えることができた.機能的に良好なものではかなり正常に近い値を示し, 重心図におけるcrossもはっきりしているが, 機能障害の大きいものでは重心図の上では充分なcrossは描けず, 逆に前後へのshiftが逆転するものがみられた.また, これらの症例をみると, 重心図の上では起立の安定域とstanding instabilityとの差が少なく, 直立位保持のためのbody swayとCross Testの際の意図的body swayとがほとんど変わらないことを示している.このようにCross Testにおける重心動揺の拡がりとその重心図のパターンは患者の機能障害に応じていろいろな幅を示し, 単なる直立位の重心図よりも, より詳細にその機能障害の程度を表現してくれる.これらのことから機能障害の評価には単にstanding instabilityだけではなく, 起立の安定域を評価することが必要であり, これにより起立のバランス制御の様子を知り, 従来よりはより的確に機能の状態を重心図の上から捉えることが可能である.また逆にこれらを検討することにより患者の機能的予後を知り, 治療効果の判定などを定量的に行うことが可能であることを知った.今後定期的に検査を続行してフォローを重ね, 症例をふやして, よりよい評価法として確立してゆくつもりである.
著者
橘 秀幸 小野 順貴 嵯峨山 茂樹
出版者
情報処理学会
雑誌
研究報告音楽情報科学(MUS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2009, no.12, pp.1-6, 2009-07-22

本稿では,歌声と楽器音を両方含むような音楽音響信号から,歌声成分を強調,または抑圧する信号処理手法について述べる.歌声に相当する成分を検出するために,本稿ではスペクトルの時間変化に由来するスペクトログラムの特徴的な形状に着目する.歌声にはスペクトルの時間変化や旋律的な動きがあるため,スペクトルの形状が長時間一定であることはなく,またこれらの時間変化の影響で歌声のスペクトルは周波数軸方向にある程度の幅を有するという点で特徴的である.このような特徴をスペクトログラムの異方性という観点から捉えると,歌声と楽器音の滑らかさは異方的であり,異方的な信号を分離する手法を使って歌声と伴奏を分離することができる。本稿ではそのような手法を具体的に提案し,実際の音楽信号を用いた実験を行った結果,聴感上,歌声成分が強調/抑圧された信号が得られることを確認した.We address a problem of enhancing or suppressing singing voice components in music audio signals. To achieve the purpose, we focus on peculiar spectral shapes of singing voice: they are not maintained unchanged for a while, and they occupy broad bandwidth, both of them is caused by spectral fluctuations and melodic nature of singing voice. When we regard those characteristic shapes as anisotropic smoothness of spectrogram, we can separate a music into singing voice and accompaniment, by applying a method which separates a signal into anisotropic components. In this paper, we propose a signal processing algorithm to enhance/suppress singing voice, based on those natures of spectral shapes of singing voice. We also conducted an auditory evaluation to confirm the effectivenes of the method using real music audio signals.
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.11, no.7, pp.56-60, 2002-08

4月23日深夜零時。都内にある「トイザらス亀戸店」には、200人を超える人だかりができていた。時差の関係で世界で最初に発売された、映画「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」関連商品を買い求める顧客が駆けつけたからだ。同商品は国内ではトイザらスと一部の専門ショップだけが、4月23日から先行販売できた。
著者
貝沼 やす子
出版者
一般社団法人日本調理科学会
雑誌
日本調理科学会誌 (ISSN:13411535)
巻号頁・発行日
vol.36, no.2, pp.170-176, 2003-05-20
被引用文献数
1 1

1)魚・肉の購入場所はスーパーマーケットが80%以上を占めており,魚は使う日に,肉は数回分まとめて購入する場合が多かった。2)気軽に使える魚はさんか,いか,さけ,えび,さば,あじ,まぐろ,いわし,ししゃも,ぶりの10種であった。3)魚は切り身で購入して利用する場合が多く,姿のまま購入するのはさんま,いわし,いか,あじなどの小型の魚の場合であった。次いでさば,いわし,さんまはすべての購入形態での利用が万遍なく行われており,さけ,かつお,まぐろ,ぐり,たらは切り身,惣菜(刺身を含む)での利用が多い魚であった。4)魚は焼く,煮る,刺身で調理されることが多かった。いか,あじ,さけ,いわしは気軽に使われており,多様な調理法に向く魚であると考えられた。一方,たら,ぶり,まぐろ,かつお,さんまなどは料理のイメージが固定していた。5)豚肉,牛肉は厚切り,ひき肉が,鶏肉では1枚肉,ひき肉が気軽に使われていた。豚肉,牛肉は煮物,煮込み物,焼き物,鍋物などに気軽に使われており,豚肉ではフライすなわち豚カツでの利用も多く,比較的多様な調理法での利用が期待できた。鶏肉は煮物,空揚げでの利用が多く,他の調理法での利用は少なかった。
著者
山下 裕作
出版者
社団法人 農業農村工学会
雑誌
農業土木学会誌 (ISSN:03695123)
巻号頁・発行日
vol.74, no.9, pp.847-852,a3, 2006-09-01 (Released:2011-08-11)

「水土文化」は農村現場にあり, 農村の暮らしの中にある。ここでは農村生活者の「暮らし」の側面からみた「水土文化」調査の方法について紹介する。文化は安易な「客観化」「数値化」といった「素朴な科学論」で把握することは不可能である。農村生活者との協働作業としての調査, すなわち「心で理解」するための調査を通じ,「コミュニケーショナルに正しい認識」を構築する必要がある。本講座ではそのための方法論を不完全ながら紹介する。
著者
久保田 珠美 藤井 満由美 末廣 淳 廣瀬 賢明 武智 あかね
出版者
JAPANESE PHYSICAL THERAPY ASSOCIATION
雑誌
日本理学療法学術大会
巻号頁・発行日
vol.2008, pp.B2S2027-B2S2027, 2009

【はじめに】重症心身障がい児・者に対しての腹臥位の効果は染谷らが主張しており、当センターでは呼吸機能に問題を有する経管栄養の入所者に対し、数年前から積極的にその導入を試みている.その対象である10名のうち7名が、日中の数時間から睡眠時に腹臥位を導入している.今回、その中でも腹臥位の受け入れがよかった1例と慣れにくかった1例の呼吸機能と胸郭の変形について経時的変化を追ったので報告する.なお、今回の研究では保護者の了解を得ている.<BR>【方法】呼吸機能はSpO<SUB>2</SUB>、胸郭の非対称性は烏口突起から上前腸骨棘までの距離とCobb角で測定した.<BR>【症例】<U>症例1</U>: 6歳女児.インフルエンザ脳症後遺症による四肢麻痺.GMFCSレベル5で喉頭軟化症を認める.胸椎右凸Cobb角21°・胸腰椎左凸Cobb角20°の側彎を呈している.2歳時、上気道喘鳴があり、痰・唾液の量も多かった.座位保持椅子に座らせられないほど常に反り返っていたため、前傾座位から練習した.3歳時での入所に伴い病棟でも股関節を軽度屈曲位の四つ這い様姿勢で過ごすようになった.5歳時より夜間の導入もはじめ、現在一日90分を4回行っている.結果として、呼吸機能ではSpO<SUB>2</SUB>が94%以下に下がる日数は減ったが、胸郭の非対称性は若干の増悪を認めた.<U>症例2</U>:8歳女児.脳性麻痺による痙直型四肢麻痺.GMFCSレベル5.胸椎左凸Cobb角60°・胸腰椎右凸Cobb角58°の側彎を呈している.H19年よりPT場面で四つ這い様の腹臥位の検討を開始したが、感覚の過敏性があることでけいれんの頻発やSpO<SUB>2</SUB>が80%台に下がるなど拒否が強く週2回のPT場面でしか実施できなかった.しかし、下顎の後退に伴う呼吸状態の不安定性を改善するためH20年5月に本人用の腹臥位装置を完成させ2ヶ月間PT場面で使用することでSpO<SUB>2</SUB>が安定してきたため、7月より病棟での使用を開始し、現在一日40分を2回行っている.結果として、呼吸機能ではSpO<SUB>2</SUB>が94%以下に下がる日数が減り、胸郭の非対称性も減少した.<BR>【考察】重症心身障がい児・者にはバリエーションの多い姿勢をとらせることが必要であると考えられるが、腹臥位は窒息などの心配から日常生活の姿勢としては受け入れられにくい.しかし、当センターの活用状況をみると、頭部のコントロールが難しく嚥下や呼吸に課題のある場合には、気道の正中位保持や痰が従重力に排出されるなど、まず健康状態の改善が図れたことで病棟での活用の幅・時間が増えた.同時に腹臥位では、骨盤・下肢の重みからくるねじれが防止でき、本人に適した腹臥位装置で体幹の短縮部を持続的に伸張することで、変形の進行を防止する一手段になると思われる.今後もこの2症例に対し、継続的に経過を追っていきたいと考える.
著者
飛谷 謙介 饗庭 絵里子 東 祐介 相田 恭平 長田 典子
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.68, no.7, pp.J276-J284, 2014 (Released:2014-06-25)
参考文献数
26

近年,コンピュータやセンサの発達に伴って,ユニークなフィードバックやインタフェースを利用したアート表現の一つとして,メディアアートが提案されている.その中でも,光や水をテーマとしたアート作品は現実世界において体験することの難しい独特な空間を作り出す.本研究は,水の流れ等の物理的な刺激によって発光する性質を持つ「夜光虫」に注目し,夜光虫をモチーフとしたメディアアート作品”バーチャル夜光虫”を提案する.夜光虫の大きな特徴として,物理的な刺激により発光する性質が挙げられる.また,海洋性のプランクトンであるため水の流れとともに光が減衰することで,独特な発光現象を見ることができる.このような体験を流体シミュレーションと3次元レンジデータ計測を組合わせることで実現し,CGを用いて仮想的に表現する.さらに,ユーザの操作によって変化する水の流れに合わせてサウンドエフェクトと発光色を変化させる.これにより,水の流れを媒介とした光と音のアート表現を実現する.また,コンジョイント分析による印象評価実験から,本システムにおける「夜光虫らしさ」および「美しさ」の要因を明らかにする.最後に,より直感的な体験を可能にするため,多層構造の布ディスプレイを映像提示装置として使用したバーチャル夜光虫システムを作成する.
著者
境 新一
出版者
東北公益文科大学
雑誌
東北公益文科大学総合研究論集 (ISSN:18806570)
巻号頁・発行日
no.8, pp.91-123, 2004

This study argues the changes in the functions of third party allocations from a defense tool to a restructuring measure, by examining lawsuit cases during 20 years from 1984 and 2003. From 1984 to 1993, a majority of lawsuits were regarded as a defense measure by management to protect the companies from being acquired by other companies' purchasing outstanding shares. After the burst of the bubble economy, there was a rapid increase in the number of derivative actions, alleging management responsibility for not pursuing shareholders' interest. Behind these moves, there were significant changes in the Japanese economy and legal frameworks, which, as a consequence, diversified companies' financing methods. Significant changes in the economy include a fall in asset values and deterioration of business performance, followed by restructuring. In the legal framework, there were material revisions in the Commercial Code, which encouraged shareholders to file more derivative suits, diversified capital increase methods and lowered standards for capital increase by venture capitals. Examining lawsuit cases amid these changes reveals the shift of the function of the third party allocation from corporate defense to restructuring to pursuit public interest.
著者
植 朗子
出版者
日本独文学会
雑誌
ドイツ文学 : Neue Beitrage zur Germanistik (ISSN:03872831)
巻号頁・発行日
no.148, pp.296-306, 2014-03-25

In diesem Aufsatz versuche ich, die Symbolik der Baume in den "Deutschen Sagen" zu erklaren. Von der Antike an gab es eine enge Beziehung zwischen Mensch und Baum. Der Baum diente als Symbol fur Seelenwanderung und Verwandlung, um ihn ranken sich zahlreiche Sagen, Mythen und Marchen. Die Deutschen Sagen der Gebruder Grimm bestehen aus zwei Teilen. Im ersten Band (1816) befinden sich Sagen zu bestimmten Orten. Der zweite (1818) enthalt historische Sagen. Die Sage will Wirklichkeit vermitteln, ihre Stoffe beziehen sich auf tatsachliche Geschehnisse. Zu ihnen gehort die Annahme, dass sie bestimmte Ereignisse und Begebenheiten widerspiegeln. Der Inhalt einer Sage selbst ist jedoch manchmal nur unvollstandig und muss im Zusammenhang mit dem Gesamtkonzept der Deutschen Sagen gelesen werden. Auch die handschriftlichen Notizen Jacob Grimms weisen auf die Bedeutung einzelner Motive hin. Dadurch kann man zu einem besseren Verstandnis der Sagen gelangen. Was fur eine Bedeutung erkannten die Bruder Grimm nun im Motiv der Baume? Dieses Motiv basiert auf Ansichten des Heidentums, es ist Ausdruck fur Unsterblichkeit und Wachstum. Das Reisig wird als Symbol des Kosmos gesehen. So gibt es zum Beispiel die Erzahlung "Ursprung der Sachsen" (DS408) in den historischen Sagen, wo erzahlt wird, dass die Menschen aus den Baumen kamen. Auch die Deutsche Mythologie. von Jacob Grimm liefert zusatzliches Material, beispielsweise den Baum des Lebens oder Weltbaum (Yggdrasil) und den heiligen Hain. Der Baum als Motiv findet sich oft in der Nahe von Brunnen, well Brunnen und Quellen in der Mythologie in Zusammenhang mit dem Reich der Toten gesetzt waren und die Seele des Lebens beinhalteten. Vor noch alterem mythischem Hintergrund assoziierte der Volksglaube das Element Wasser auch mit dem Motiv der Metamorphose. Die Seelenwanderung ist die Vorstellung, dass alles Lebendige sich in einem Kreislauf befindet. Das aus einem Baum geborene Magdelein erscheint in neuer Gestalt wieder. Dies bedeutet keine Auferstehung, sondern eine Verwandlung. Wir konnen keine Gewissheit daruber haben, woher eine Seele kommen wird, denn die Geburt eines Lebens ist etwas Mystisches.