著者
向井泰蔵 著
出版者
瓊林館
巻号頁・発行日
vol.上巻, 1885
著者
Kazuya Nagasawa Shigehiko Urawa
出版者
The Japanese Society of Systematic Zoology
雑誌
Species Diversity (ISSN:13421670)
巻号頁・発行日
vol.22, no.2, pp.167-173, 2017-11-25 (Released:2017-12-05)
参考文献数
48
被引用文献数
2

The lernaeopodid copepod Tracheliastes sachalinensis Markevich, 1936 was found on the fins of three species of the subfamily Leuciscinae Bonaparte, 1846 (Cypriniformes: Cyprinidae): big-scaled redfin, Tribolodon hakonensis (Günther, 1877); Sakhalin redfin, Tribolodon sachalinensis (Nikolskii, 1899); and lake minnow Rhynchocypris percnurus (Pallas, 1814); collected in three lakes (Lake Tôro, Lake Shirarutoro, and Lake Abashiri) and two rivers (Mena River and Jirô-sawa River), Hokkaido, northern Japan. These findings represent the first records of Tracheliastes sachalinensis from Japan and also from outside of Russia, in which the copepod has hitherto been found. The species is specific to leuciscine fishes in the subarctic region of the Russian Far East and Japan. We also provide a review of parasitic copepods of freshwater fishes from Hokkaido.
著者
佐古 和恵 古川 諒 小出 俊夫
出版者
The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers
雑誌
電子情報通信学会論文誌 B (ISSN:13444697)
巻号頁・発行日
vol.J100-B, no.11, pp.893-900, 2017-11-01

本論文では,ブロックチェーンを履歴データを管理する台帳モデルとして切り出し,そのモデルの見地に立った際のブロックチェーン技術の分類について論じる.本モデルがブロックチェーン技術の活用を検討するサービスやシステム設計者に対して,ブロックチェーン採用の一助となるべく,各分類に対しての課題や期待されるメリットについて述べる.更に,本モデルに基づいた社会実装に対する考察について,ブロックチェーンを活用した公平性を検証可能なオンラインゲームを一例に論じる.

5 0 0 0 OA 士談

著者
山鹿素行 著
出版者
警眼社
巻号頁・発行日
1913
著者
水野 博介
出版者
埼玉大学教養学部
雑誌
埼玉大学紀要. 教養学部 (ISSN:1349824X)
巻号頁・発行日
vol.50, no.1, pp.167-174, 2014

1 問題意識2 『ガールズ&パンツァー(略称:ガルパン)』聖地巡礼①「聖地」をめぐる概要②まち歩き③「大洗町商工会」へのインタビュー3 『耳をすませば(略称:耳すま)』①「聖地」をめぐる概要②まち歩き③「せいせき観光まちづくり協議会」へのインタビュー4 結語:
著者
奥田 和子 林 香枝
出版者
一般社団法人日本調理科学会
雑誌
日本調理科学会誌 (ISSN:13411535)
巻号頁・発行日
vol.30, no.1, pp.24-30, 1997-02-20

市販の4種類の菜箸-長さの長短,箸頭の紐の有無,箸先の滑り止め加工の有無,金属製と木製-を用いて実際に調理を行いながら,両箸の機能性を10ないし11項目について評点比較した結果,次のことが判明した。1) 長(33cm)短(30cm)の箸の比較を,茹で卵,茹でそうめん,卵焼き,たまねぎ妙め,フライドポテトの調理で行った。前3者では,長い箸の評点は短い箸の評点3に比べて有意に低く,短い箸の方が使い易かった。一方,たまねぎ妙めの調理では「妙めやすさ」「油の手に飛び具合」「手の熱くなり具合」の3項目で長い箸の評点はそれぞれ3.24,3.74,3.94であり長い箸は有意に使い易かったが,その他の項目では,短い箸の方が有意に使い易かった。フライドポテトを揚げる調理では「揚げ易さ」「油の手に飛び具合」「手の熱くなり具合」の3項目で長い箸の評点はそれぞれ3.59,3.76,3191で長い箸は有意に使い易かったが,その他の項目では短い箸の方が有意に使い易かった。2)紐の有無による差を茹でそうめんの調理で比較した結果,紐の付いた箸の評点は2.33から2.76で,紐のない箸の評点3に比べて有意に使いにくかった。3)滑り止めの有無による差を茹でそうめんの調理で比較した結果,箸の持ち易さでは両者に差がなかったが,その他の項目では滑り止めの付いた箸の評点は3.24から4.19で,滑り止めのない箸の評点3に比べて有意に使い易かった。4)金属製と竹製をフライドポテトを揚げる調理で比較した結果,「油の手に飛び具合」と「手の熱くなり具合」では金属製の箸は3.31,3.22で竹製の3より良好であったが,その他の項目では,金属製の箸の評点は1.66から2.40で竹製の箸の評点3に比べて有意に使いにくかった。5)妙める,揚げるといった調理操作中には長い箸33cmの方が望ましいが,それ以外の調理では短い箸30cmで紐がなく,滑り止めの加工を施した箸の方が使いやすいことが判明した。

5 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1933年10月11日, 1933-10-11
著者
戸田 由美
出版者
西南女学院大学
雑誌
西南女学院大学紀要 (ISSN:13426354)
巻号頁・発行日
vol.10, pp.153-164, 2006-02-28

漱石作品の面白さはその「意外性」にある。この稿では特に、前期作品の共通の問題点である「主人公」不在についての考察を通して「意外性のもつ意味」、「見立てのイメージ」について論じてみようと思う。またそこから進展した「は」と「が」の問題を解明することによって作品世界に横たわるメタ・メッセージを提示したい。
著者
今村 一子
出版者
信州大学
雑誌
信州大学留学生センター紀要 (ISSN:13467433)
巻号頁・発行日
vol.3, pp.45-59, 2002-03

「は」と「が」の使い分けは言語学的にも日本語教育においても難しい分野である。現在この両者の使い分けの原理としていくつかが挙げられているがそれらは取り立て助詞としての「は」の用法から必然的に生み出されたものである。この用法からの「は」の性格に格助詞である「が」がほぼ対立的な特徴を持って対峙しこれらの原理を構成している。この時「が」は単なる格助詞としての役割を越えた特殊なニュアンスや用法を持つようになる。主題文が文型として確立している日本語では、その教育現場において「は」の主題を提示する用法を分かりやすい文型の登場に合わせて積極的に教えてゆく必要があると同時に「が」の文は基本的に情報の原理を使うことでより広く使い分けの問題に対応できるのではないか。
著者
泊 久信 平木 敬
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.55, no.2, pp.168-175, 2014-01-15

古くなった計算機は,多くは保存されることはなく,産業廃棄物として処分されている.保存される一部についても,動作する状態を維持されることはまれで,プロセッサなど代表的部品のみでの保存や,運良くシステム全体が揃っていても,長い期間通電させないことにより動作しなくなっている場合もある.本稿では,古いコンピュータを動作する状態で保存(動態保存)する取り組みについて紹介する.また,計算機の動態保存により得られる知見の一例として,新旧の計算機で性能と電力を統一した条件で測定し,比較した結果を示す.
著者
鈴木 純一
出版者
北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院
雑誌
メディア・コミュニケーション研究 (ISSN:18825303)
巻号頁・発行日
vol.68, pp.95-108, 2015-03-20

This study is based on the functional similarity of metaphor and media. On the other hand both of them connect the various meaning, and on the other hand both of them also separate the connected meaning. The first purpose of this paper is to analyze the interdependency of these two functions theoretically, and the second purpose is to make the relation between these mechanism and text interpretation clear. Several text about philosophy, thought, literature, aesthetics and criticism is analyzed here. In particular text of German sociologist LUHMANN plays the double (recursive) roles as a theory of analysis and as a target of analysis. This duality seems to be a tautology or a paradox. But it makes the function of media by metaphor and also the metaphor-like function by media possible. Though logical contradiction is included, this relation supports the paradoxical structure by metaphor and media.
著者
下川凹天著
出版者
弘文社
巻号頁・発行日
1943