著者
小森 雅子
出版者
西南学院大学
雑誌
西南学院大学法學論集 (ISSN:02863286)
巻号頁・発行日
vol.32, no.4, pp.47-75, 2000-03-10
著者
洪 恵子
出版者
上智大學法學會
雑誌
上智法学論集 (ISSN:04477588)
巻号頁・発行日
vol.42, no.3, pp.329-370, 1999-03

澤田壽夫教授・田村諄之輔教授・花見忠教授・松尾浩也教授退職記念号
著者
Shih-Yi Lin Cheng-Li Lin Wu-Huei Hsu I-Kuan Wang Chiz-Chung Chang Chiu-Chin Huang Chia-Hung Kao Shu-Hui Liu
出版者
(公社)日本産業衛生学会
雑誌
Journal of Occupational Health (ISSN:13419145)
巻号頁・発行日
pp.12-0263-OA, (Released:2013-04-09)
被引用文献数
1 8

Background: Physicians are frequently studied as a population that experiences extremely high stress, burnout, and prolonged working hours that might harm one’s health. However, they have sound medical knowledge and have easy access to medical resources. We studied the incidence of cancer among Taiwanese physicians using a nationwide cohort study design. Methods: Data were obtained from the National Health Insurance (NHI) system in Taiwan. The physician cohort contained 22,309 physicians, and each physician was randomly frequency-matched according to age and sex with 4 people from the general population. Results: The overall incidence ratio of cancer was 27% lower in the physician cohort than in the nonphysician comparison cohort (33.9 vs. 46.5 people per 10,000 person-years, crude hazard ratio (HR) = 0.73, 95% CI = 0.70, 0.76). The adjusted HR was 0.78 (95% CI = 0.72, 0.84). Female physicians experienced a higher incidence rate ratio of overall cancer, compared to male physicians (crude HR = 1.17, 95% CI = 1.03, 1.33 vs crude HR = 0.70, 95% CI = 0.67, 0.74, respectively). Physicians were at a significantly higher risk of thyroid cancer (HR 1.75, 95% CI = 1.14, 2.68), prostate cancer (HR = 1.54, 95% CI = 1.21, 1.97), breast cancer (HR = 1.45, 95% CI = 1.00, 2.09), and non-cervical gynecological cancer (HR = 4.03, 95% CI = 1.77, 9.17), compared with the general population. Conclusion: Physicians are at lower overall risk of cancer than the general population, apart from cancer of the thyroid, prostate, breast, and non-cervical gynecological cancer.
著者
谷澤 俊弘 増田 直紀
出版者
高知工業高等専門学校
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

次数による選択的ノード除去に対する強相関複雑ネットワーク上のパーコレーション転移を記述する解析的表式を導出し,その表式を用いてスケール・フリー・ネットワークの選択的ノード除去に対する脆弱性を著しく改善するネットワーク構造を見つけることができた。この構造はほぼ同じ次数を持つノード同士が結合し,さらにそれらの同次数ネットワークがゆるやかに相互結合するという独特な階層構造を持っている。その他にも,囚人のジレンマゲームにおいて協力者同士が形成するクラスターがパーコレーション転移を起こすことなどを含む有益な結果を数多く得ることができた。
著者
阿部 晶子 稲葉 大輔 岸 光男 相澤 文恵 米満 正美
出版者
岩手医科大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2000

う蝕原性細菌であるミュータンスレンサ球菌は生後19か月から31か月の間に主な養育者が母親である場合、母親を由来として児に定着すると報告されている。しかしながら,我が国における定着時期についての調査は少ない。そこで我々は岩手県平泉町において生後3か月時点から,児のミュータンスレンサ球菌の検出,母親の唾液中ミュータンスレンサ球菌数,齲蝕の発生および育児習慣について追跡調査を行い,これらの関連について検討中である。今回は、2歳6か月時にう蝕の認められた児と、う蝕の認められなかった児について1歳時、1歳6か月時、2歳6か月時の各時期における育児状況のアンケート結果およびミュータンスレンサ球菌の検出状況、母親の唾液中ミュータンスレンサ球菌数との関連について比較検討を行った。その結果、2歳6か月児のう蝕有病者率は21.1%、一人平均df歯数は0.93本であった。2歳6か月時におけるう蝕発症の関連要因を知る目的で、2歳6か月時のう蝕の有無を目的変数としてロジスティック回帰分析を行った結果、1歳時における哺乳瓶による含糖飲料の摂取,大人との食器の共有,2歳6か月時における毎日の仕上げ磨きの有無、1歳時および1歳6か月時におけるミュータンスレンサ球菌の検出状況が有意な関連要因であった。また、ミュータンスレンサ球菌の検出時期と2歳6か月時におけるう蝕発症との関連をみてみると、1歳時からミュータンスレンサ球菌が検出された児は、2歳6か月時に初めてミュータンスレンサ球菌が検出された児に比較して有意に高いう蝕発症率を示した。今回の調査結果から、児の口腔内のシュクロースの存在がミュータンスレンサ球菌の早期定着を促し、その早朝定着がう蝕発症要因の一つであることが示唆された。
著者
渡邉 正樹
出版者
東京学芸大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
1997

本研究の目的は,学校を中心とした効果的な歯科健康教育プログラムの開発を目指して、子どもたちの口腔保健行動の実態を明らかにし,家庭や地域との連携のありかたを検討することにある。まず最初に,現在の日本における学校歯科健康教育の実態を総括し,問題点を明らかにした.つづいて,小学生の口腔保健行動の特徴と関連要因に関する調査結果について報告した.その概要は次のとおりである.口腔保健行動には,歯口清掃行動,摂食行動,受診受療行動があり,それらには性差と共に学年ごとの特徴ある変化があるため,それぞれ別々に考えていく必要がある.歯口清掃行動は,学年が上がるにつれ,適切な行動がとれるようになる.摂食行動と受診受療行動は,学年が上がるにつれ,適切な行動がとれなくなってくる.口腔保健行動は,男子より女子の方が適切な行動がとれるという傾向がある.また口腔保健に関する自己効力・態度・意欲からも女子の方が積極性に取り組もうとする傾向がみられる.ここではさらに学年に応じた歯科健康教育の達成課題についても明らかにした.その次に養護教諭を対象とした歯科保健指導の問題点に関する調査の結果について報告した.その中で,地域・家庭・学校との連携が不可欠であること,しかし実際には多くの障害があることなどを明らかにした。特に家庭との連携の困難さは深刻であった.これらの結果に基づいて最後に,米国の包括的学校保健プログラムを参考に,新たな包括的学校歯科健康教育プログラムの提示を試みた。
著者
大渕徹之 岡村和男 木村真人 多々美滋
雑誌
デジタルプラクティス
巻号頁・発行日
vol.3, no.4, pp.246-253, 2012-10-15
被引用文献数
1

旅行・観光で役立つ機器として既存のナビゲーション機器をベースに,「旅」を主目的としたナビゲーション機器の企画・開発を行った.商品を企画・開発する過程で旅行や観光でのユーザの行動の分析を行い,情報端末としてどのような機能があれば旅や観光をより便利で楽しくできるかを議論し,試行錯誤を通じて商品として具体化していった.発売後には旅行・観光での利用促進を目的に観光旅行者のモニター使用や地域振興イベントでツールとして活用する取組みを行った.これらの事例が情報機器の観光事業への応用に活用されることを期待する.
著者
橘 一聖 田邉 幸祐 市村 匠
出版者
日本知能情報ファジィ学会
雑誌
日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集 (ISSN:18820212)
巻号頁・発行日
vol.28, pp.280-283, 2012

感情指向型インターフェイスの実現のために,対話文から感情を推定する手法として,情緒計算式(EGC)及び,心的状態遷移ネットワーク(MSTN)が知られている.EGCは単語に対し予め与えられた快・不快を示す好感度をもとに,対話文の感情の値を計算する式である.MSTNはEGCにより計算された刺激を用いることで,ある感情の状態から別の状態への遷移を表すことができる.本論文では,EGCにより求められた感情値に一致した広島観光名所を紹介するアプリケーションをAndroidスマートフォン上で開発したので,ここに報告する.
著者
蓮池 隆 松本 慎平 片桐 英樹
出版者
日本知能情報ファジィ学会
雑誌
日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集 (ISSN:18820212)
巻号頁・発行日
vol.28, pp.673-678, 2012

本研究では,観光者が能動的に観光を楽しむために,Web情報を有効活用した観光経路決定システムをスマートフォンのアプリを提案する.特に市内公共交通機関であるバスと各観光地・各施設のイベント情報に対する満足度,各観光者の観光スタイルを取り込み,その情報を利用して観光経路策定問題を数理計画の枠組みで解くことによって最適経路を求め,スマートフォンを用いて視覚的かつ個々人にとって魅力的に映る表示システムを開発する.
著者
上原 尚 嶋田 和孝 遠藤 勉
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NLC, 言語理解とコミュニケーション (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.112, no.367, pp.13-18, 2012-12-12

本論文では,Webから観光情報を抽出し,複数の特徴ベクトルから観光地間の類似性を評価することで,観光地を推薦するシステムを提案する.本システムでは,入力をユーザのお気に入りの観光地とすることにより,観光地の幅広い特徴分析に対応し,同時にユーザの嗜好解析も実現する.観光地の特徴ベクトルは,(1)知恵袋・ブログ上での共起キーワードと(2)時系列分布,(3)知恵袋上でのカテゴリ構造,(4)観光地周辺施設,(5)地図画像から生成する.これらの特徴ベクトルからベクトル空間モデルの考え方のもと,コサイン類似度の算出を行い,類似性の高い観光地を推薦する.さらにどこが特徴的なのかを明確に表現するため,差分の可視化にも取り組む.
著者
上原 尚 嶋田 和孝 遠藤 勉
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告 : 信学技報 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.112, no.367, pp.13-18, 2012-12-19

本論文では,Webから観光情報を抽出し,複数の特徴ベクトルから観光地間の類似性を評価することで,観光地を推薦するシステムを提案する.本システムでは,入力をユーザのお気に入りの観光地とすることにより,観光地の幅広い特徴分析に対応し,同時にユーザの嗜好解析も実現する.観光地の特徴ベクトルは,(1)知恵袋・ブログ上での共起キーワードと(2)時系列分布,(3)知恵袋上でのカテゴリ構造,(4)観光地周辺施設,(5)地図画像から生成する.これらの特徴ベクトルからベクトル空間モデルの考え方のもと,コサイン類似度の算出を行い,類似性の高い観光地を推薦する.さらにどこが特徴的なのかを明確に表現するため,差分の可視化にも取り組む.
著者
武兵 孫為華 村田 佳洋 安本 慶一 伊藤 実
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.54, no.3, pp.1141-1152, 2013-03-15

観光においては,ユーザの好む観光スポットをより多く回るスケジュールを立案することが望ましい.しかし各観光スポットにつき,観光方式や観光時間によって必要な体力が異なり,ユーザの体力がスケジュールを遂行できない場合がある.本論文では,観光中に休憩を適宜に行うことで体力の範囲内で最も満足度が高くなる観光スケジュールを求める問題を取り扱う.本問題はNP困難であり,問題例の規模が大きいときには,実用時間で最適解を算出することは困難である.実用時間で準最適解を得るため,ヒューリスティックな探索法である捕食法に基づいて複数の観光スポットを回る休憩なしのスケジュールを求めたうえ,局所探索を用いて適宜に休憩を差し挟むことで解を求める.提案手法を評価するため,異なる観光地候補数を有する複数のインスタンスを用いてシミュレーション実験を行った.その結果,候補数10の場合,提案手法は全探索で得られた解の95.65%の満足度を有するスケジュールを13秒で得られることを確認した.Tour schedules are required to include multiple sightseeing spots taking into account the user's preference, but the stamina of tourists may be depleted during sightseeing. In this paper, we formulate the sightseeing scheduling problem to maximize the user's satisfaction taking stamina into account. In this problem, break times are allocated in schedules to hold constraint of stamina. This problem is NP-hard, and thus it is difficult to be solved in practical time. In order to obtain a semi-optimal solution in practical time, we propose a method that derives a schedule visiting multiple sightseeing spots with no break times based on a predatory search technique and then allocates the break times in the schedule using a local search technique. To evaluate the proposed method, we compared our method with conventional methods through computer simulations for several different instances containing 10 sightseeing spots. As a result, the proposed method composed the schedule whose expected satisfaction is 95.65% of the optimum solution in 13 sec.
著者
倉島 健 岩田 具治 入江 豪 藤村 考
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. LOIS, ライフインテリジェンスとオフィス情報システム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.111, no.152, pp.7-12, 2011-07-14
参考文献数
17
被引用文献数
1

これまでに,旅行者の現在地,空き時間,興味に応じてトラベルルートを自動推薦する技術を提案してきた.本稿では,新たに,旅行者の移動手段も考慮し,空き時間内で周れるトラベルルートを生成する手法を述べる.また,写真共有サイトの画像群からランドマークの代表画像を抽出する手法も述べる.これにより,トラベルルート(ランドマークのシーケンス),旅行者の移動手段に応じて推定した旅行時間,そして,ランドマークの典型的な画像から成る"旅行プラン"を提示可能となる.