著者
佐用 敦 梶川 嘉延 棟安 実治
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ICD, 集積回路 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.110, no.216, pp.7-12, 2010-09-28

本稿では発話に伴う口唇変化を利用した生体認証システムにおける識別器生成手法について述べる.口唇変化を利用した生体認証は口唇形状(身体的特徴)と発話に伴う口唇変化(行動的特徴)を用いて個人認証を行い,また他の生体認証のように特殊な機器を必要とせず,口唇領域を抽出するカメラのみで構築が可能である.これまで,口唇領域の小領域(セル)内から抽出した特徴量を用いて生成される識別器を用いた認証システムを提案してきた.従来システムにおける識別器は微小な口唇変化に対して頑健である.しかし,従来の識別器生成手法では認証に用いる複数の特徴量が一律に取り扱われているため,認証に有効でない特徴量が認証に悪影響を及ぼす可能性があると考えられる.そこで本稿では,AdaBoost学習から得られた信頼度によって各特徴量に重み付けを行う識別器生成手法を提案する.各特徴量に対して重み付けを行うことにより,認証に有効な特徴量ほど認証に影響を与えることができると考えられる.そして認証実験を通して,提案手法の有効性を示す.
著者
尾崎 康
出版者
慶應義塾大学
雑誌
斯道文庫論集 (ISSN:05597927)
巻号頁・発行日
vol.16, pp.315-357, 1979-12-01
著者
松岡 信夫 近藤 和子
出版者
毎日新聞社
雑誌
エコノミスト (ISSN:00130621)
巻号頁・発行日
vol.58, no.5, pp.p81-83,86〜87, 1980-02-05
著者
Keisuke Okita Shinya Yamanaka
出版者
日本炎症・再生医学会
雑誌
Inflammation and Regeneration (ISSN:18809693)
巻号頁・発行日
vol.28, no.6, pp.510-515, 2008 (Released:2009-12-28)
参考文献数
50

We have previously shown that embryonic stem (ES)-like cells can be induced from mouse fibroblasts, hepatocytes and stomach epithelial cells by introducing four factors (Oct3/4, Sox2, c-Myc, and Klf4). The cells are similar in morphology, proliferation and gene expression profile to those of ES cells, and are called induced pluripotent stem (iPS) cells. When the iPS cells are transferred into blastocyst, they can contribute to adult chimeric mice and transmit through germline to the next generation. Therefore iPS cells have almost same differentiation potential as ES cells. In 2007, we and others reported the establishment of iPS cells from human somatic cells and showed their pluripotency.These iPS cells would supply patient-specific pluripotent stem cells for cell transplantation therapies. However, iPS cells still have several problems to be overcome, especially tumorigenicity owing to the use of oncogenes and retrovirus. Recent studies revealed that c-Myc is not a crucial factor for iPS induction, albeit it greatly increases the efficiency. The improvement of reprogramming efficiency was reported with soluble factor, Wnt3a, and several small molecules that influence epigenetic modification, such as BIX-01294 and VPA. Induction of mouse iPS cells without virus vector has been reported. Through the basic researches on iPS and ES cells, molecular mechanisms underlying the reprogramming process were gradually being uncovered. Here we try to summarize current studies on iPS cells. The iPS cells will contribute to the fields ofelucidation of pathogenesis, drug discovery, toxicology study, and cell transplantation therapy in the future.
著者
町田佐熊 編
出版者
吉田書房
巻号頁・発行日
1915
著者
二宮 康司
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.158, pp.62-64, 2012-08

(二宮 康司・公益財団法人地球環境戦略研究機関・市場メカニズムグループ・ディレクター) 今年5月、ゴールデンウイークの真っ最中に重要なニュースが外電で飛び込んできた。韓国の国会で国内排出量取引制度導入法案が可決されたのである。日本の主要メディアは報じなかったが、環境に関心のある者にとっては重大なニュースである。
著者
竹林秀晃 宮本 謙三 宮本 祥子 宅間 豊 井上 佳和 岡部 孝生
出版者
土佐リハビリテーションカレッジ
雑誌
土佐リハビリテーションジャーナル (ISSN:13479261)
巻号頁・発行日
vol.1, pp.33-40, 2002
被引用文献数
1

両側同時筋出力の発揮は,片側のみの筋出力発揮に比べ数〜20%程度低下することが報告されており,両側性機能低下(bilateral deficit)として知られている。本研究の目的は,等速性運動機器を使用して角速度と筋収縮様式を変化させてのbilateral deficitへの影響を筋電図学的に検討を行なうことである。対象は,健常男性6名とした。方法は(1)一側性収縮 (2)両側同名筋同収縮 (3)両側同時同名筋異収縮 (4)両側同時拮抗筋異収縮にて,膝関節伸筋の等尺性収縮・CON・ECCを組み合わせて行なった。収縮各肢位のCON・ECCは,角速度30・90・180度/secで行った。測定には,表面筋電計とCYBEXを用いて測定した。結果は,右VM・RF・VLのおいて左膝関節90度屈曲位での膝関節伸筋等尺性収縮時の右膝伸筋ECC(角速度180度/sec)の際に有意な%IEMGの低下が認められた。また,左VM・RF・VLのおいては,膝関節伸筋等尺性収縮時の右膝関節伸筋ECC(角速度30・90度/sec)時の左膝関節90度屈曲位での膝関節伸筋等尺性収縮の際に有意な%IEMGの低下が認められた。過去の報告におけるbilateral deficitのメカニズムは,脊髄・末梢性レベルの (1)二重相反神経支配(2)両側同時発揮時に抑制されるmotor unitの特性,心理学レベルの(3)注意の分割,中枢性レベルの(4)大脳半球間抑制 (5)大脳半球内抑制などの仮説が提唱されているが,いまだ明確なものは提示されていない。今回の結果からは,二重相反神経支配を意識した方法(4)両側同時拮抗筋異収縮において方法(3)両側同時同名筋異収縮より%IEMGが高くなる傾向はあるものの統計学的に差がないことや周波数解析による%MPFにおいても有意な差がないことから脊髄・末梢性レベルの影響は少なく,日常経験の少ない筋出力より外力が打ち勝つECCの際の左VM・RF・VLに有意な%IEMGを来していることから心理学レベルの影響が大きいと思われた。メカニズムに関しては,いまだ不明な点も多く前述したメカニズムが動作方法の種類により複雑に絡み合った運動制御結果と考えられる。
著者
永富 洋文 デニス・アルトナ・ルデニャ・ロマニャ 武藏 泰雄 松葉 龍一 杉谷 賢一
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告インターネットと運用技術(IOT) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2006, no.97, pp.25-30, 2006-09-15

とある大学のDNSサーバにおけるIPv6ベースのDNSクエリパケットの流量について統計的解析を行ったところ、次の様な結果を得た。(1) IPv4ベースのセキュリティインシデントとの同期や、(2) IPv6のみを介してセキュリティスキャンの前準備をしている痕跡が見られた。これらの結果は、IPv6についてもIPv4の場合と同様に、ネットワーク流量を監視する必要があることを示している。We investigated statistically on the IPv6 source IP address-based DNS query traffic a university campus network through January 1st to December 31st, 2005. The results are summarized, as follows: (1) Several security incidents in the IPv6-based DNS query traffic can be observed in or synchronized with the IPv4-based DNS query one like a mass mailing worm (MMW)- or spamming from the bot worm (BW)-infected PC terminals, and (2) we can also find a suspicious IPv6 based PTR resource record (RR) based DNS query traffic like a typical reverse domain resolution access in preparation for the next security scanning. Therefore, it can be clear that we should pay much attention not only IPv4 address based packet traffic but also IPv6 address based one when detecting the security incident in the campus or enterprise network system.
著者
齋藤 一雄
出版者
日本特殊教育学会
雑誌
特殊教育学研究 (ISSN:03873374)
巻号頁・発行日
vol.43, no.3, pp.193-201, 2005-09-30

齋藤(1996)の記録に基づき、知的障害児11名を対象に、手拍子による4種のリズムパターンへの同期課題を設定し、同期に対する誤反応パターンを再分析した。その結果、四分音による誤反応のみが認められた児童が1人、四分音による誤反応と八分音を数多く含む誤反応の両方が認められた児童が4人、八分音を数多く含む誤反応が多かった児童が5人、反応しない割合が小さくなり同期した割合が多くなった児童が1人であった。それぞれの対応の仕方は、休符と休符の前の音だけで反応する独自な対応、八分音を四分音に置き換えてしまう対応、八分音を4つ、3つ、2つと打って合わせようとした対応、さらに、手拍子せずにリズムの聞き取りを行いながら同期していったという対応であった。さらに、速いテンポで手拍子する課題や同期しやすいリズムパターンを含んだ歌唱教材を使った課題など、指導法の工夫が望まれる。