著者
川島 直輝
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.89, no.6, pp.778-809, 2008-03-20

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。講義
著者
稲谷 昌之 後藤 浩之 盛川 仁 小倉 祐美子 徳江 聡 Xin-rui ZHANG 岩崎 政浩 荒木 正之 澤田 純男 ZERVA Aspasia
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集A1(構造・地震工学) (ISSN:21854653)
巻号頁・発行日
vol.69, no.4, pp.I_758-I_766, 2013 (Released:2013-06-19)
参考文献数
7
被引用文献数
1

2011年東北地方太平洋沖地震では内陸部の宮城県大崎市古川地区において地震動による構造物被害が多く発生した.古川地区の中でも一部地域に被害が集中していることから,その原因の一つとして地盤震動特性の違いが考えられる.そこで,本研究では古川地区に展開されている超高密度地震観測のデータを利用して地盤震動特性の違いを検討した,古川地区内の地盤が各点毎に構造の異なる一次元水平成層構造であると仮定して地盤モデルを推定したところ,被害が集中した地域において表層地盤が厚くなる傾向が見られた.ただし,推定した地盤モデルを用いて時刻歴観測波形の再現を試みたところ,一部の観測点には再現出来ない特徴的なフェーズが認められた.このことは,表層の地盤構造を一次元水平成層構造でモデル化するという従来の枠組みでは,古川地区の地震動を説明する上で本質的に不十分であることを示唆している.
著者
岡崎智弘解散
出版者
小学館
巻号頁・発行日
2013
著者
西 智弘 武見 綾子 吉川 幸子 荒木 亜紀子 宮森 正
出版者
日本緩和医療学会
雑誌
Palliative Care Research (ISSN:18805302)
巻号頁・発行日
vol.8, no.2, pp.341-345, 2013 (Released:2013-07-17)
参考文献数
10

【背景】がんサロン(以下, サロン)の開催の多くは日中に限られており, 夜に開催しているサロンと比較検討を行った報告はない. 【目的】昼と夜のサロン開催時間での参加人数, 参加理由の差などを比較検討し, 昼のサロンの問題点を探索的に検討する. 【方法】2012年7月~12月にサロンを, 一方は14時, 一方は18時から各2時間開催し, 参加者へのアンケートをもとに検討を行った. 【結果】延べ69名が参加し, 昼は22名(32%), 夜は47名(68%)であった(p=0.004). アンケートは55名から回収し, 回収率は80%. 60歳未満は昼8名(40%)であったのに対して, 夜は21名(60%)と多い傾向にあった. 参加時間の選択理由について昼は「特になし(55%)」が, 夜は「仕事の都合(34%)」が最多であった. 【考察】日中のサロン開催は若い働く世代が参加しにくい傾向があり, 夜のサロン開催は有用である可能性がある.

4 0 0 0 IR 島田良臣考

著者
滝川 幸司
出版者
奈良大学大学院
雑誌
奈良大学大学院研究年報 (ISSN:13420453)
巻号頁・発行日
vol.16, pp.338-354, 2011-03

『菅家文草』に道真との贈答が見られる島田良臣について、伝記考證を中心に考察を加えた。道真の交流を明らかにするとともに平安前期の儒者のあり方を追求するためである。
著者
鯨津 宏樹 河野將人 植村 匠 内村 圭一 胡振程
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告高度交通システム(ITS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2008, no.83, pp.33-38, 2008-09-03
参考文献数
5

現在,デジタル地図はカーナピゲーションシステムやインターネットなどの地図情報サービスなど様々な状況で用いられている.これらのデジタル地図は,用途によって様々な縮尺のものが用いられている.これらの尺度の異なる地図データは,詳細な地図データから人間に見やすい簡略化地図データを作成することが計算速度や精度の問題により難しいため,全て手作業で作成されている.これらの問題を解決するため,詳細な地図データから簡略化地図データを自動生成する方法の研究を行っている.本論文では,簡略化地図作成の一環として,道路や河川などの幅を持つポリゴンデータのラインデータ化,及びデータの構成点間引き手法の提案と検討を行っている.In these days, we use digital maps in various situation. For example, it is a car navigation system or map information service on internet. Then, the digital maps are different scale by those situation. However, all these maps are made with manual labor in the problem of the processing speed and inaccuracy. Therefore, we examined a method to produce a simplified map from a detailed map automatically. In this paper.we propose the method of making line data with polygon data and making a simple data from a detailed data by removing the constitution point in order to make simplified maps automatically.
著者
太田 真紀 長澤 泰子
出版者
一般社団法人 日本特殊教育学会
雑誌
特殊教育学研究 (ISSN:03873374)
巻号頁・発行日
vol.43, no.4, pp.255-265, 2005

本研究の目的は、吃音のある学齢児童の自尊感情の関連要因を明らかにすることである。対象者は小学校3〜6年の吃音児およびその養育者124組であった。対象児に4因子からなる自尊感情尺度を実施し、学業成績、運動能力、友人関係、親が吃音を話題にする経験の4要因について分析を行った。その結果、以下の2点を明らかにした。(1)学業成績が高い/ふつう、あるいは運動能力が高い吃音児は、それらが低い吃音児より4因子得点のうち自信因子得点が有意に高かった。(2)親が吃音を話題にしていない吃音児群の5、6年生は、3、4年生より4因子得点のうち自己受容得点が有意に低かった。しかし、親が吃音を話題にしている吃音児群の3、4年生と5、6年生の間に、自己受容因子得点の有意な差はみられなかった。さらに、養育者8名へのインタビューにより、親が話題にする吃音の話は、吃音を否定的に捉えさせないように吃音児を支える内容であったことを明らかにした。
著者
神屋 郁子 谷崎 文義 下川 俊彦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IA, インターネットアーキテクチャ (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.351, pp.33-37, 2009-12-11
参考文献数
7

広域負荷分散技術として、DNSを用いたリクエストナビゲーションがある。DNSのキャッシュ機能は、リクエストナビゲーションにも影響を与える。DNSの仕様上はTTLを0にすることでキャッシュ機能を無効にすることができる。しかし、TTLを0にしても、クライアントはキャッシュの影響を受け、登録されていない古いサーバへとアクセスをすることがある。そこで、本論文では、DNSの持つキャッシュ機能がクライアントへどのような影響を与えているかを調査した。
著者
小西 健太 村田 忠彦 名取 良太
出版者
Japan Society for Fuzzy Theory and Intelligent Informatics
雑誌
知能と情報 : 日本知能情報ファジィ学会誌 : journal of Japan Society for Fuzzy Theory and Intelligent Informatics (ISSN:13477986)
巻号頁・発行日
vol.22, no.2, pp.203-210, 2010-04-15
参考文献数
16
被引用文献数
3

本論文では,投票率上昇と投票所数削減のための投票シミュレーションを提案する.まず,有権者の投票と棄権の2つの効用関数を設定する.次に,区域ごとに,それらの効用関数を組み合わせる投票係数を調整する.実際の投票率を用いた調整プロセスにより,各区域の実投票率と予測投票率の差を最小化する.さらに推定された投票係数を用いて,2目的遺伝アルゴリズム(NSGA-II)による投票率最大化と投票所数最小化を行う.これにより,投票所数を維持したまま,投票率が上昇する投票区割りの最適化や,投票率を維持した投票所数の最小化を行うことが可能となる.
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.318, pp.26-29, 2002-09

「マクドナルド」の「平日65円バーガー」の中止がデフレ時代の終焉を告げたかと思った途端、「全日59円」への再値下げ。一見、デフレ時代への回帰にも思えるが、そうではない。今、消費者が外食に求めるのは、「価格の安さ」ではない。価格感覚は厳しさを増してはいるが、決め手は、納得できる「付加価値の高さ」にある。
著者
塩澤 一洋
出版者
成蹊大学
雑誌
成蹊法学 (ISSN:03888827)
巻号頁・発行日
vol.68, pp.197-226, 2008-12-25
著者
渡辺 ゆきの
出版者
社団法人情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.61, no.2, pp.76-81, 2011-02-01
参考文献数
11

参加型サービス「kumori」の紹介を行なう。kumoriとは, 本の紹介を投稿するとそれがしおりになり, 図書館で配布されるサービスである。しおりには, 投稿者からの本の紹介と所蔵情報等が載っている。しおりを投稿者と協同で作成している点が特徴である。本稿ではまず, kumoriの目的・形状・システム・作成方法・特徴等を紹介する。次にkumoriへの意見, そして課題について述べる。