著者
國見寛通
出版者
日本政策投資銀行
雑誌
調査
巻号頁・発行日
no.83, 2005-05-25
著者
広瀬 雅一 井上 真 村上 信行 佐藤 英治 長崎 信浩 吉冨 博則
出版者
一般社団法人 日本薬学教育学会
雑誌
薬学教育 (ISSN:24324124)
巻号頁・発行日
vol.5, pp.2020-017, 2021 (Released:2021-02-19)
参考文献数
10

改訂された薬学教育モデル・コアカリキュラムの実務実習では,「代表的な8疾患」に対する実践的な臨床対応の基本を,患者との関わりを通して修得することが求められている.しかしながら,実習施設によって体験できる疾患が限られることもあるため,薬局実習から病院実習を通して,代表的な8疾患を学習できるよう配慮する必要がある.そこで,薬局実習の期間中に,より広範な疾患を体験して病院実習に引き継ぐため,実習の受入薬局では体験が困難な疾患を,他の薬局(以下,協力薬局)で体験する薬局間連携実習を試行した.協力薬局で学ぶ疾患を予め選定し,1日ずつの実習を3週間程度の間隔で計3日間行った結果,対象者(13名)全員が服薬指導と薬歴の記入を体験(のべ患者数:3–23例,中央値5例)し,患者での薬学的管理を実践することができた.この薬局間で連携する実習は,より多くの疾患を薬局実習で体験する手段の一つになり得ることが示された.

2 0 0 0 自動車産業

著者
自動車産業社
出版者
自動車産業社
巻号頁・発行日
vol.2, no.3, 1949-03

2 0 0 0 国勢グラフ

著者
矢野恒太 監修
出版者
国勢社
巻号頁・発行日
vol.3, no.3, 1934-03

2 0 0 0 自動車産業

著者
自動車産業社
出版者
自動車産業社
巻号頁・発行日
vol.2, no.8, 1949-08
著者
ウォンダラ ハルシット 鈴木 茜 竹中 大貴 磯部 裕汰 岡本 亮太 松坂 大和 真野 知也 三木 裕子 山崎 嵩拓 泉山 塁威 小泉 秀樹
出版者
公益社団法人 日本都市計画学会
雑誌
都市計画報告集 (ISSN:24364460)
巻号頁・発行日
vol.19, no.3, pp.318-323, 2020-12-04 (Released:2022-06-08)
参考文献数
6
被引用文献数
1

2020年、COVID-19流行時に生活行動が制限されている中、都市公園は運動や休息する場所として利用することができた。しかし、一部の公園では、密集状態を避けるために遊具などのパークコンテンツを封鎖する対応がとられていた。感染症蔓延の状況下において公園利用を継続するためには、公園内の密集防止措置を講じる必要がある。本研究は東京都内の7か所の公園を対象に、パークコンテンツに着目して利用実態及び密集状況を把握した。その結果として、遊具および観覧を伴う広場では密集度が高い傾向が示された。それを踏まえた密集を防ぎながら公園利用を可能とする方策を考察した。

2 0 0 0 OA 守貞謾稿

著者
喜田川季荘 編
出版者
巻号頁・発行日
vol.巻20,
著者
泉山 塁威 西田 司 石田 祐也 宋 俊煥 矢野 拓洋 濱 紗友莉 小原 拓磨
出版者
公益社団法人 日本都市計画学会
雑誌
都市計画報告集 (ISSN:24364460)
巻号頁・発行日
vol.19, no.2, pp.284-289, 2020-09-07 (Released:2022-06-08)
被引用文献数
1

本稿では,「コロナ道路占用許可」の調査による速報的考察を行うことで,路上客席の現状把握から可能性と課題を抽出することを目的とする.分析は,「コロナ道路占用許可」の枠組みの整理,30自治体の実践事例の整理,主体の分析,空間の分析を行っている.なお,「コロナ道路占用許可」に伴う路上客席は空間面・マネジメント面などウォーカブルや歩行者利便増進道路などの歩行者中心のストリートに向けた現状把握にもなることから,路上客席の先に歩行者中心のストリートへの政策への接続についても問題意識を持っている.
著者
Kei Kawada Tomoaki Ishida Kohei Jobu Tsuyoshi Ohta Hitoshi Fukuda Shumpei Morisawa Tetsushi Kawazoe Naohisa Tamura Mitsuhiko Miyamura
出版者
The Pharmaceutical Society of Japan
雑誌
Biological and Pharmaceutical Bulletin (ISSN:09186158)
巻号頁・発行日
vol.45, no.6, pp.720-723, 2022-06-01 (Released:2022-06-01)
参考文献数
24
被引用文献数
3

Aggression is the most common adverse effect of antiepileptic drugs (AEDs). This study aimed to investigate the association of aggression with AED use. The reporting odds ratio (ROR) from adverse event reports, submitted to the Japanese Adverse Drug Event Report database between 2004 and 2020, was used to calculate and investigate the association between AEDs and aggression. We also analyzed the association of aggression with the combined use of AEDs and the relationship between AED-associated aggression and patient characteristics. A total of 433 patients developed aggression. Significant aggression signals were detected for perampanel (crude ROR: 325.04, 95% confidence interval (CI): 118.48–752.58, p < 0.01), levetiracetam (crude ROR: 17.14, 95% CI: 10.33–26.90, p < 0.01), lacosamide (crude ROR: 16.90, 95% CI: 2.02–62.51, p < 0.01), lamotrigine (crude ROR: 15.98, 95% CI: 9.99–24.39, p < 0.01), valproate (crude ROR: 6.68, 95% CI: 4.27–10.02, p < 0.01), and carbamazepine (crude ROR: 2.47, 95% CI: 1.17–4.59, p < 0.01). The combined therapy with perampanel and levetiracetam had a significant aggression signal (adjusted ROR: 25.90, 95% CI: 1.14–59.10, p < 0.01). In addition, we found that aggression frequently occurred in patients <60 year (adjusted ROR: 2.88, 95% CI: 1.49–5.56, p < 0.01) treated with levetiracetam. These results may be useful for minimizing the risk of aggression during the treatment of AEDs.
著者
デイリシャト ヤ アイルトン ツ イバデト レ アイカン サ マリヤ サ 関根 道和 鏡森 定信
出版者
一般社団法人 日本温泉気候物理医学会
雑誌
日本温泉気候物理医学会雑誌 (ISSN:00290343)
巻号頁・発行日
vol.65, no.2, pp.107-113, 2002 (Released:2010-04-30)
参考文献数
12

砂療は, 中国のトルファンにおける自然条件を利用した, ウイグル医学の病気の治療方法の一つである。本研究では心拍, 血圧, 体温及び体重の砂療の効果について, 様々な患者や慢性関節リウマチ患者の症例について検討した。砂の温度が50-60℃の砂療により, 心拍, 収縮期血圧, 体温はいずれも統計的に有意に上昇した (それぞれ16.3±7.5/分, 4.1±16.6mmHg, 1.0±0.2℃)。大部分の患者では砂療終了10分後には心拍, 血圧, 体温は砂療前の状能に回した。しかし一部分の患者さんでは回復はみられなかった。したがって, 高血圧患者は砂療時に特に注意が必要である。なお, 砂療一時間後には, 体重は有意に減少した (1.5±3.8kg)。30例の慢性関節リウマチ患者では, 15日間の砂療後で, 21例 (70.0%) は関節の痛みが軽減した。しかし5例 (16.7%) では変化がなく, 4例 (13.3) は途中で関節の痛みで砂療を中止した。以上の結果から, 砂療は慢性関節リウマチ患者に効果のある可能性を示した。
著者
溝口 拓朗 伊藤 哲 山岸 極 平田 令子
出版者
森林立地学会
雑誌
森林立地 (ISSN:03888673)
巻号頁・発行日
vol.60, no.1, pp.23-29, 2018-06-25 (Released:2018-07-21)
参考文献数
26

間伐方法の違いが表土侵食に与える影響を明らかにする目的で,49年生ヒノキ人工林で2015年6月に列状間伐および定性間伐を実施し,その後約9か月間の土砂移動レートを比較した。その結果,列状間伐直後には,伐採木の搬出時に形成される伐採列内の搬出跡で局所的に土砂移動レートが増大することが明らかとなった。これは,木材を搬出する際に繰り返し同一箇所を木材が通過することによって土壌の浸透能が低下し,表面流が発生したことによると考えられた。しかし,間伐後約3か月で,搬出跡の土砂移動レートは大幅に低下した。これは,間伐後の夏季の降水によって表層の不安定土砂のほとんどが流出したためと考えられた。一方,定性間伐後の土砂移動レートは間伐前と比較して有意に増加しておらず,また列状間伐の伐採列および搬出跡と比較しても低かった。これらのことから本調査地においては,定性間伐は列状間伐よりも表土撹乱の小さい間伐手法であると示唆された。したがって,急傾斜地や火山灰土壌のように特に侵食を受けやすい地質では列状間伐はできるだけ回避し,表土へのインパクトの小さな間伐種を選択することが望ましいと考えられた。
著者
浅井 正嗣 渡辺 行雄 二谷 武
出版者
耳鼻と臨床会
雑誌
耳鼻と臨床 (ISSN:04477227)
巻号頁・発行日
vol.49, no.5, pp.351-353, 2003-09-20 (Released:2013-05-10)
参考文献数
10

哺乳時に著しい呼吸障害を来した新生児の1例を経験したので報告する。出生後に哺乳開始するも、喘鳴、チアノーゼ、鼻腔へのミルクの逆流が認められたため、経口哺乳が困難となった。胸部レントゲン、心エコー、頭頸部MRIなどでは、明らかな異常は認められなかったが、鼻咽腔ファイバースコープ検査で上咽頭がやや狭いように思われた。おそらくこのために、授乳中に努力性の鼻呼吸が行われ、下顎と舌を中心とする嚥下運動のリズムが障害されて誤飲したものと考えられた。日数の経過とともに、この障害は徐々に改善した。
著者
丹野 誠志 羽廣 敦也 林 明宏 金野 陽高 上野 敦盛 葛西 和博
出版者
一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
雑誌
日本消化器内視鏡学会雑誌 (ISSN:03871207)
巻号頁・発行日
vol.56, no.9, pp.3315-3323, 2014 (Released:2014-09-27)
参考文献数
56

膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)のコンセンサスガイドラインが2012年に改訂された.2006年初版と2012年改訂版の最大の違いは,分枝型IPMNの診療方針選択に関するアルゴリズムの変更である.初版では嚢胞径を重視したアルゴリズムが推奨された.しかし改訂版では,壁在結節や10mm以上の主膵管径といったhigh-risk stigmataの有無が重視され,さらに悪性の疑いを示す所見をworrisome featuresと定義した上で,それらを認めない場合は嚢胞径に応じた診療方針を選択するとしたアルゴリズムに変更された.一方,浸潤癌のみを悪性と定義したWHO分類にしたがってcarcinoma in situという用語を廃止し,同程度の異型を示す病変をhigh-grade dysplasiaと定めたことも大きな変更である.2012年改訂版は今後,その有用性についてさまざまな検証を受けるとともに,新たなエビデンスにもとづいてさらに改訂されていく必要がある.